英雄と共に   作:マスターM

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殴り込み

グレモリー達に自分の事を話して協力関係となった3日後。弓弦は現在ジャンヌと買い物に来ていた。

 

「今日の夕食は何にしますか?」

 

「うーんそうだな・・・オムライスにするか」

2人は食材を買い、帰ろうとしたら金髪のシスターがキョロキョロしていたので声をかけることにした。

※ここから先英語で話している所は【】です。

 

【道に迷ったのか?】

 

【え?あ、はい。そうです。私日本語をまだうまく喋れないので困っていました】

 

【何処に行きたいんだ?】

 

【この町の教会です】

 

【教会の場所は知っている。案内しよう、ついて来てくれ】

 

【ありがとうございます。私アーシア・アルジェントと言います!】

 

【神上弓弦だ】

 

【ルーラーです】

金髪のシスターはアーシアと名乗り、弓弦とジャンヌも名乗った。

 

 

 

アーシアを教会に送り届けると、アーシアがお礼にお茶でもと言い、2人はその行為に甘えることにした。

その後少し話をして、2人は歩きながら教会の事を話していた。

 

「気づいていたかジャンヌ?」

 

「はい。堕天使が数人いましたね」

 

「問題はその中にイッセーを殺した、レイナーレと言う堕天使がいた事だ」

3日前に弓弦はイッセーが悪魔になった理由を聞き、殺した堕天使の写真を見ていた。

 

「何かあるって事ですね」

 

「そうだな。ジャンヌ、メドゥーサとジャックと共に教会を見張って動きがあれば教えてくれ」

 

「分かりました。ユズルはどうするのですか?」

 

「俺は部長に報告に行く」

 

「分かりました」

弓弦はメドゥーサとジャックを呼び、ジャンヌと共に教会を監視しろと言い、グレモリーの元に向かった。

 

 

 

「・・・そう。イッセーを殺した堕天使がね」

 

「今は、ルーラーとライダー、それにアサシンが教会を監視しています。何かあれば連絡がきます」

 

「イッセーが聞いたら大変な事になりそうね」

 

「そうですね、自分を殺した相手ですから」

 

「それもあるけど、そのシスターとも知り合いなのよ。貴方と同じで赴任してきた時に教会に送って行ったの」

 

「悪魔が教会に近づくなんて無謀なことを・・・」

 

「勿論きっちりお説教したわよ。そしてその日の夜に貴方と出会ったの」

 

グレモリーと話していると携帯が鳴り、グレモリーに許可を貰い電話に出た。

 

「何かあったのか?」

 

『実はアーシアが教会から逃げ出し、ユズルが言っていたイッセーと言う方と遊んでいます』

 

「わかった。ルーラーはそのまま2人を見守って、ライダーとアサシンは引き続き教会を見張る様に言っといて」

 

『分かりました』

弓弦はグレモリーに報告をして、部室を出た。

 

(堕天使が動くなら今日だな。恐らくレイナーレと言う堕天使がイッセー達の方に行くとして、残りは教会に集まっているはずだ。人に仇すものは排除する)

弓弦はそのまま教会に向かった。

 

 

 

教会に来る途中にジャンヌから連絡があり、レイナーレが現れたと聞き、ジャンヌにイッセーとアーシアを守るように言った。

 

「メドゥーサ、ジャック」

 

「ここに」

 

「はい」

弓弦が2人の名を呼ぶと、メドゥーサとジャックは弓弦の背後に現れた。

 

「今から人に仇す輩を排除する。遠慮はいらん、徹底的にやるぞ」

 

「はっ」

 

「うん」

 

投影開始(トレース・オン)

弓弦はクー・フーリンのゲイ・ボルクを投影し、扉に向かって投げつけた。

 

「うおおお!?なんだなんだ!!?敵襲ですか!!?」

 

「どーも。人に仇す不届き者を始末に来ました、魔術師です」

白髪の神父が扉が破壊された事に驚き、臨戦態勢に入り、そんな中弓弦が干将・莫耶(かんしょう・ばくや)を持ちながら名乗りをあげた。

 

「なら死ねやぁああ!!」

 

マスター(おかあさん)はやらせない!」

神父の光の剣を、ジャックが弓弦の前にでて両手のナイフで受け止めた。

 

「ああ!テメェも仲間か!?」

 

「彼女だけではありませんよ」

更に動きを止めた神父に向かって、メドゥーサが鎖で神父の首を絞めようと、神父の後ろから仕掛けたが、神父はジャンプして避けた。

 

「アサシンとライダーは堕天使共を。こいつは俺が相手する」

 

「分かりました」

 

「うん!」

2人は堕天使達がいると思われる地下に向かった。

 

「テメェこの俺、フリード・セルゼンを舐めているのか!?」

 

「ああ、貴様程度の奴、俺一人で充分だ」

そう言い弓弦は魔術で強化した脚力でフリードとの距離を詰め、干将・莫耶で斬りかかった。フリードは急な事に反応が遅れ、わき腹を斬られた。

 

「グオオオ!早ぇ、お前なにをした」

 

「なに簡単だ。魔力で脚力を強化しただけだ」

 

「そんなアッサリ出てるもんじゃねぇ、お前何者だ?」

 

「俺の名は神上弓弦。只の魔術師だ」

 

「その名何処かで聞いたような・・・」

 

「マスター」

 

「そっちは終わったみたいだな」

 

「はい」

 

「ケッこれ以上は割に合わねぇな。俺っちはここでおさらばさしてもらうぜ」

そう言いフリードは閃光弾を使い、その場から脱出した。

 

マスター(おかあさん)追わなくっていいの?」

 

「ああ、今はジャンヌに合流すのが先決だからな」

そう言い3人はジャンヌ達がいる公園に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

時は少し遡り、ジャンヌが弓弦に電話した後、ジャンヌはイッセー達の前に姿を現した。

 

「この2人はやらせません」

 

「何者!?」

 

「サーヴァントルーラー。我がマスターの友人には、指一本触れさせません」

 

「ルーラーさん!」

 

「サーヴァントって事は弓弦の・・・」

 

「誰だって構わない、死になさい!」

レイナーレは特大の光の槍を二本作り、ジャンヌ達目がけて投げた。

しかしその槍をジャンヌは宝具である旗で叩き落した。

 

「我が真名、ジャンヌ・ダルクの名に掛けて、この2人には指一本触れさせません。

イッセーとアーシアはジャンヌの名に驚いた。

 

「今ジャンヌ・ダルクって・・・」

 

「オルレアンの聖処女様?・・・」

 

「まさかユズルに召喚されていたなんて・・・」

 

「部長!?それに朱乃さん達も!?どうしてここに!!?」

 

「結界が張られたから急いで来たのよ」

 

「ですが心配なかったようですわ」

 

「クッここは一度撤退を・・・」

 

「させると思ったか?」

レイナーレは不利だと分かり撤退しようとしたが、後ろから羽を弓弦に斬られ地面に落ちた。

 

「「「「「「「ユズル(君、さん、先輩)!!」」」」」」」

 

「協会にいた堕天使と白髪の神父以外は、全員始末した。残りはお前だけだ」

 

「人間が調子に乗るな!?」

レイナーレは光の槍を2本弓弦に向かって投げるが、メドゥーサとジャックによって破壊された。

 

「一思いに殺ってやる。突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)!」

 

「がはっ・・・」

弓弦がゲイ・ボルクを投影し投げつけ、更に炎の魔術を使い、レイナーレを燃やし尽くした。

 

「終わったな。イッセー、アーシア無事か?」

 

「はい!ジャンヌ様に助けて頂いたので大丈夫です」

 

「俺も」

 

「そうか。よくやったジャンヌ」

 

「ありがとうございます」

 

「所でユズル。後ろの2人も、ユズルのサーヴァントなの?」

 

「そうです。2人共名乗って、真名も言っていいよ」

 

「分かりました。サーヴァントライダー、真名メドゥーサです」

 

「ギリシャ神話のゴルゴン三姉妹の末妹!?」

 

「サーヴァントアサシン、真名ジャック・ザ・リッパー」

 

「切り裂きジャック!?」

グレモリー達はメドゥーサとジャックの名を聞き驚いた。

 

「今私達が知っているユズルのサーヴァントは、クー・フーリンと・・・」

 

「ジャンヌ・ダルクと」

 

「メドゥーサと」

 

「ジャック・ザ・リッパーと」

 

「青のセイバーの5人ですね」

グレモリー達は弓弦のサーヴァントの確認をした。

 

「それはそうとユズル!少し話があるわ」

 

「分かりました。ここでは何なので家に来ますか?」

 

「ええそうするわ。それとアーシアさん、貴女にも話があるから、ついて来てくれないかしら?」

 

「分かりました」

 

「じゃ今日は解散」

グレモリーの言葉でその場は解散した。

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