英雄と共に   作:マスターM

7 / 16
お気に入り登録が100件突破しました!!ありがとうございます!!


フェニックス襲来

グレモリーが夜這いに来た翌日、授業が終わり部室に向かおうとしたら、昨日のメイド・グレイフィアの魔力を部室に感じた。

迎えに来た木場とイッセー、アーシアと部室に向かっている途中に弓弦は木場にグレモリーの事を聞いたが、木場も分からないと言い、姫島なら知っているのではないかと聞き、機会があれば聞こうと思った。

部室の扉前に到着した時に木場もグレイフィアの存在に気付いた。そして扉を開けると機嫌の悪いグレモリー。ニコニコ顔だが、どこか冷たいオーラを漂わせている姫島。塔城は部室の隅で椅子に座っている。そして、昨日弓弦が出会ったグレイフィアがいた。

その後グレイフィアがイッセーとアーシアに自己紹介し、2人も自己紹介した。

 

「部活を始める前に少し話があるの」

 

「お嬢様、私がお話ししましょうか?

 

「いいえ、いらないわ。実はねー」

グレモリーが話そうとしたら、部室の床の魔法陣が光りだし、グレモリーの紋章が変化して見知らぬ形に変わった。

 

「-フェニックス」

近くにいた木場がそう口から漏らした。

魔法陣から人影と炎が出て来て、その炎を振り払いホスト風の男が現れた。

 

「ふぅ、人間界は久しぶりだ。愛しのリアス。会いに来たぜ」

男はグレモリーを捉えるとそう言った。

弓弦は部屋の隅で事の成り行きを見守っていた。グレイフィアの説明でホスト風の男はライザー・フェニックスと言い、グレモリーの婚約者だと理解した。

 

その後のやり取りでライザーは威嚇として、殺意と敵意を室内全体に広げた。弓弦は流石に不味いと思い、炎吸収魔術で炎を吸収し、干将・莫耶を構えた。

 

「あまり調子に乗るなよ?」

 

「人間が隅で大人しくしてればいいものを」

 

「流石に見過ごせないから、介入しただけだ」

 

「ライザー様、弓弦様、落ち着いてください。これ以上やるのでしたら、私も黙って見ているわけにもいかなくなります。私はサーゼクス様の名誉の為にも遠慮などしないつもりです」

静かで迫力のある言葉でグレイフィアが言い、ライザーと弓弦は大人しく引いた。そして『レーティングゲーム』にて決着をつけると提案してきた。

グレモリーはこの提案に乗ることにした。これに対しライザーはグレモリーを挑発するように、自身の下僕を呼び自慢した。

ライザーの眷属を見てイッセーは大号泣した。その理由はライザーの眷属全員が美少女、美女だからだ。

そしてイッセーと弓弦に見せつける様に下僕とディープキスを始めた。弓弦は素早くアーシアの目を塞ぎ、耳の周りに風を纏わせキスの音が聞こえないようにした。

 

「お前達じゃ、こんな事一生出来まい。下級悪魔くんに人間」

 

「俺が思っていることを、そのまんま言うな!ちくしょう! 赤龍帝の籠手(ブースト・ギア)!」

そうイッセーの 神器(セイクリッド・ギア) 神滅具(ロンギヌス)の一つ、赤龍帝ドライグが宿っている 赤龍帝の籠手(ブースト・ギア)だとこの前分かったのだ。

 

「お前みたいな女誑しと部長は不釣り合いだ!」

 

「はぁ?お前その女誑しの俺に憧れているんだろう?」

 

「うっ、うるせぇ!それと部長の事は別だ!その調子じゃ部長と結婚した後も他の女の子とイチャイチャしまくるんだろう?」

イッセーは勢いよく言うが、相手の言葉で痛い所を突かれたが更に言い返した。

そして次に言った言葉で弓弦の逆鱗に触れた。

 

「英雄、色を好む。確か、人間界のことわざだよな?」

 

「あぁ?自分が英雄だと?」

 

「その通りだ」

 

プチッ

 

「ふざけんじゃねぇ!!貴様が英雄だと!?英雄を汚すんじゃねぇ!!」

 

「そうだ!お前なんかただの種まき鳥野郎じゃねぇか!ゲームなんざ必要ねぇ!俺がこの場で全員倒してやらぁ!」

 

Boost(ブースト)!!』

弓弦に乗る形でイッセーも言い、ライザーに向かって倍増して仕掛けようとした。

 

「ミラ。やれ」

 

「はい、ライザー様」

ライザーの命を受け、棍を持ったミラと言う少女はイッセーに認知する間もなく、イッセーの腹に一撃入れた。アーシアは素早くイッセーの元に駆け寄りアーシアの神器、聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)で治療した。

 

「ミラ次はあの人間だ」

 

「はい」

次の標的を弓弦にし、ライザーはミラに指示した。

ミラの棍が弓弦に迫るが、弓弦はその場でただ立ち止まっていた。ミラは獲った!と思ったが・・・

 

「我がマスターに触れるな」

アルトリアが弓弦の前に現れ、ミラの棍を風王結界(インビジブル・エア)で薙ぎ払った。

 

「昨日の魔力の他に強力な魔力があると思い来てみれば・・・死にたいみたいですね」

そう言いアルトリアは剣に魔力を集め始めた。

 

「待てセイバー!」

 

「しかし!?」

 

「今はまだその時ではない。それを使えばお前の正体がバレるぞ」

 

「しかし・・・ユズルに手を出そうとしました!!」

 

「その決着の方法を思いついたから、ここは引け」

 

「・・・はい」

弓弦の言葉を受けアルトリアは渋々引き下がった。

 

「グレイフィアさん。俺もゲームに参加出来ますか?」

 

「今回は非公式なので可能でございます。勿論ライザー様の認証があればですが」

 

「俺は別にいい。貴様にはゲームにて倒してやる」

 

「決まりだな。だがこちらは初心者だ、十日の猶予と俺の仲間も参加させてもらうぞ」

 

「いいだろう。精々あがくのだな」

 

「言質を取ったぞ」

 

「では十日後にレーティングゲームを開始します。ライザー様もお嬢様もよろしいですね?」

 

「ああ」

 

「ええ」

こうして十日後にレーティングゲームをする事になった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。