ダンジョンに凄腕シェフがいるのは間違っているだろうか 作:無痛
紅はロキファミリアに入団し、調理の係に配属され一週間が経ったが未だにロキから恩恵すら受けていなかった。
しかし、紅はロキファミリアの専属料理人になりたい訳ではなく冒険者になるためにオラリオに来たのだ。そこで今日こそ恩恵を貰おうとロキの部屋に向かっていた...
コンコン 「紅だ。ちょっといいか?」
「入りや〜、どしたん??」
「今日は、お願いがあってな...俺にも恩恵を刻んでくれないか?」
「えらい急やな、訳を話してくれん??」
「俺は、確かに料理をするのは生き甲斐と思ってる。だけど冒険者になるのは子供のころからの夢だったし諦められない。」
「そうだったんやね...だけどな、冒険者になるって事は今よりもっと危険な職業になるし命に関わることだってあるんやぞ?覚悟はしてるんか?」
「俺は、調理をする時には命をかけるくらいの誠意を持ってやってる。それに仲間のためならどんなことだってやってやるさ。」
「本気なんやな。ええで。紅に恩恵刻んだるわ、ちょっと上着脱いでくれ」
そして、ロキは紅に上着を脱がせると神血を垂らし恩恵を刻んだ...そして、紅のステイタスが表示され確認をしていると気になるスキルがあった。
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紅 男 20歳
Lv. 1
力: I0
耐久: I0
器用: I0
敏捷: I0
魔力: I0
≪魔法≫
【】
【】
【】
≪スキル≫
【食材の仕込みと調理】
全ての生物の調理可能。
調理中、能力高補正。
「何やこのスキル??見たことないで...」
「どうかしたのか?」
「ちっとな、レアスキル?っぽいのが発現してたんよ...っとほい」
そしてロキは、ステイタスを写した紙を紅に渡した。
「なんだこの料理人向けのスキルは...」
「でも、レアスキルはレアスキルや。
他の神どものおもちゃにならんとは思うけど穏便に済まさんといかんで?」
「ん、分かった。」
「よし、恩恵も刻んだ事やしダンジョンの手解きをリヴェリアに教えて貰ってき!」
「リヴェリアさんね、早速行ってくるわ」
そして、紅はリヴェリアの部屋に行きダンジョンについてを聞きに行った...
「ダンジョンについて...か。よし、ならば今から早速ダンジョンで実戦をするとしよう。
その方が手っ取り早いからな」
「今から???」
「あぁ、今からだ(^ν^)」
「....」
リヴェリアはいきなり紅を実戦させるべく
ダンジョンの一層に来ていた。
そして少し歩いていると二人の目の前に一匹のコボルトが現れた。
「弱いモンスターだが危なくなったら助けに入るからそれまで一人で戦ってみるといい」
「どんな動き方をしろとか指導は無いの!?
いきなり過ぎて驚きなんだが!?」
紅は、1本のナイフを持ち初めてモンスターと対峙しているとある異変に気付いた....
(あれ、、何でだろう、モンスターの筋肉の筋も魔石の位置が何となくわかるような気がする...落ち着いてみれば分かるものなのか??
とりあえず戦ってみるか。)
シャアアアアアアアアアッ
コボルトは、こちらに気付くと爪を立てて牙をむき出しにし飛びかかって来たが、紅は
コボルトの腕を左手で掴んで自分のもとに引っ張り右手に構えていたナイフを躊躇わず
コボルトの肩に突き刺し、血しぶきが顔にかかるが顔色ひとつ変えずにそのまま関節ごと切り落とした。
「右ウデの下ろしの完了。次は左。」
右腕を失ったコボルトは残った左手で決死の思いで紅にダメージを与えようとするが目にも留まらぬ速さで腕の筋のいたるところに深く切り込みを入れられ先ほどと同じように腕を切り落とされてしまった。
「やっぱりな...モンスターの事を枝肉にするようなイメージを持って戦えばなんら問題はない。この調子で戦闘(解体)を続行する。」
そして紅は、そのあと即死するような場所を狙うような事はせずに各部位を下ろしていき最後に魔石を体内から丁寧に取り除きコボルトは絶命した...戦闘?を終えてリヴェリアに評価を聞こうと居る方向を向けるとまさかのリバースをかましていた。
「リヴェリア?今の戦い方はどうだった?」
「オエェェ...´ཀ`) 紅の!!戦闘は!!二度と!!見たくないっ!!!」
最初の戦闘で自分の一番しっくりくるスタイルを見つける事が出来た紅だが、残念な事にその戦い方(⚠︎非常にグロテスク)を見た者は確実にリバースをするためダンジョンには一緒に行きたがる人が減ってしまったというのはまだ先のお話....
こうしてリヴェリアとダンジョンの4層まで探索をし、モンスターが現れると紅がナイフを片手に戦闘(解体)をしてまわり魔石を集めていたが、リヴェリアが『これ以上君の戦闘を見たら性格が変わりそうだ』と言い出した事や紅が夕食の準備をしなければいけないということもあり、早めにダンジョン探索を終えたのである...
そしてホームに帰り、厨房に入ろうとした時にロキが声をかけて来た。
「おかえり〜、初ダンジョンどうやった〜?」
「ただいま、ロキ。最初は緊張したけどもう慣れたかな。あ、夕食の後にステイタス更新したいんだけどいいか?」
「ステイタス更新やろ?先着10人やから早めにな〜。さて、今日の夕飯はどのコースにしようかなぁ〜」
...その日の夕食の準備、片付けを終えてロキの元に向かった....
「お、来た来た。紅が先着のラストやな!
まぁ、ここ座りや〜ステイタス更新したる」
「頼む。」
そして、ステイタスを更新しているとロキが
驚きの声をあげた...
「嘘やろ!?ありえへんっっ!!??」
「どうなってるんだ??見せてくれ」
ロキは、ステイタスを紙に写し紅が確認をすると...
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紅 男 20歳
Lv. 1
力: I0→H180
耐久: I0→I60
器用: I0→E310
敏捷: I0→I50
魔力: I0→I0
≪魔法≫
【】
【】
【】
≪スキル≫
【食材の仕込みと調理】
全ての生物の調理可能。
調理中、早熟、能力高補正。
「へぇ、結構上がったな」
「そ、そうやな...」
(ステイタスって...こんな簡単に上がるもんやっけ??一気に500も上がりおったで...
これは、他の神には知られたらマズいな)
ロキは、紅のスキルで他の神におもちゃにされるのではないかと悩みの種が増えるのであった...
今回は料理シーンは無いです;;(-.-)
オリ主の戦闘シーンはグロめに書こうと思ってます。
↑グロめと言っても軽めのですから安心して下さいね^_^