完璧男と美少女   作:sylvi

2 / 66
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、sylviです。
最近は寒すぎて布団から中々出られませんよね~。
さて、今回ですがいよいよ愛菜ちゃんの登場です!
それではどうぞ!


2話 入学式

零「ここか。高度聖導高校。」

東京都内にある最大規模の大きさを誇るここ、高度聖導高校

今、桐生零は校門に立っている

零「よし。」

歩みだす

 

「なあなあ、あれって桐生零じゃね?」

「うわ、ほんとだ!」

「うわ~まさか同じ学校とは。」

男女がひそひそ話をしながら俺の方を見てくる

 

零「、、、はぁ。」

桐生は歩くスピードを速め、下駄箱へと向かう

「おい、あれって!」

「きゃー、桐生君よ!」

「かっこいい!!」

 

零「、、、。」

 

桐生零は中学2年からバレーボールを始め、急成長。

3年生引退後チームのキャプテンとなり、一年後は優勝。帝星中学はバレーボール強豪校であり、桐生の世代で全国優勝3連覇を成す。2年生ながらチームのエースである桐生はそのセンスと頭脳派プレーにより、全国でも有名人。

〈バレーボールの貴公子〉とまで呼ばれた

全国の強豪高校から推薦が来たが、全て断り、自由を求めてここにいる。

 

零「俺のクラスはっと、、、1の2か。」

学校用の靴に履き替え教室へ

ガラガラ

「おいおい、まじかよ!」

「貴公子様だぜ!」

「イケメンだし。」

零(流石にもう見慣れたな。)

俺の席は廊下側

零(まだ時間あるし、トイレ行こ。)

 

零「ふぅ、、。」

零(どこへ行ってもあの反応。)

 

「はっは、そんな顔すんなよ、まだ初日だぜ?」

零「君誰?」

横を見ると、背は俺ほど高くないが、170後半はあるだろう。顔立ちもそこそこ良い。

「俺の名は風間龍也。お前さんの前の席だ。」

零「俺の名は桐生零。」

風間「知ってる。バレーボールの貴公子。」

零「そうか。」

風間「俺ボッチでよ、同じくボッチかと思われるお前と友達になろうかと。」

零「本当か!?」

風間「え!?どうしたいきなり大きな声出して!?」

零「だってよ、こんな俺に近づくやつなんていないと思ってたから。」

風間「まあ確かにお前話しかけづらい感じしてるしな。」

零「お前みたいな奴がいて良かった。」

風間「、、、零って呼んでいいか?」

零「じゃあ俺は龍也でいいのか?」

龍也「っ!あ、ああ!」

 

こうして俺は学校初日でどうやらボッチを回避した

龍也「さて、そろそろ教室戻るか。」

零「ああ。」

 

            

「えー、俺が1の2の担任の皐月正嗣《さつき まさつぐ》だ。」

担任の自己紹介が終わり体育館へ

式は順調に進められ、生徒会長の挨拶も終わり、次は新入生代表の挨拶だ。

 

「新入生代表、柊愛菜。」

「はい。」

挨拶は入試で一番の成績の人が行う

どうやら俺のクラスの子だ

 

龍也「おい零、あの子可愛くね?」

零「、、別に。」

龍也「つれねーなあ。」

零(周りの人もひそひそ話してる。みんなあの子のことかな。)

 

柊「高校生活、嬉しいこと、悲しいこと、苦しいこと、沢山あると思います。ですが、どのような困難も仲間と乗り越えていけたらと思います。本日はこのような素晴らしい式を行っていただきありがとうございます。新入生代表、柊愛菜。」

 

龍也「おお、美少女は声も可愛いねぇ。俺惚れたわ。」

零「美少女にワンパンされる風間龍也ってか。」

龍也「そうそう。」

 

 

式が終わり下校の時間

俺は寮への道を行くと

 

 

 

「やめて、、、ください。」

「いいじゃんか。」

「そうそう。どっか遊び行こうぜ?奢るぜ?」

「結構です。」

男二人が女子をナンパしている

 

零(、、はあ。)

 

零「離してやれよ、嫌がってるだろ?」

「あ?何お前?」

「あー!俺こいつ知ってるわ!バレーボールの貴公子!」

「ふ〜ん。」

男が一人こちらに近づいてくる

「お前1年だろ?3年の俺様に何言ってくれちゃってんの?」

零「困っている人を助けるのは当然だろ?学年なんて関係ない。」

「ヒーロー気取りもウゼえんだよ!」

男が殴ってくる

「やめて。」

女子は腕で顔を隠す

 

零「大丈夫。」

「え?」

女子は腕をどける

そこには、男の拳を手のひらで受け止めている桐生零の姿がある

「おらおらおらおら!!」

男の猛烈なパンチのラッシュ

俺は全て躱し足を男の足に引っ掛ける

「うおっ!?」

男は転びこちらを睨むもすぐにニヤつく

「きゃっ!?」

零「っ!?」

もう一人の男が女子の腕を掴む

零「、、、。」

「はっは、さあどうする、貴公子様よ?」

零(もうすぐか。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君、手を離しなさい。」

「あ?」

男が声の方を見る

そこには俺の担任である皐月先生がいる

 

「皐月ぃ、、ちっ、行こうぜ。」

「あ、ああ。」

男たちは去る

 

皐月「君たち、大丈夫かい?」

零「ええ。」

「はい。」

皐月「まったく、3年は困ったもんだ。、、それじゃ、気をつけて。」

皐月先生は校舎へ戻ろうとする

俺の横を通り過ぎる時に、女子に聞こえないようにボソボソと話しかけてきた

皐月「よく殴り返さなかったね。」

零「ええ、先生の誰かはくると思ってましたから。」

皐月「なぜ?」

零「男の拳を躱しつつ誘導してましたから。」

皐月「誘導?」

零「俺たちのいる場所は校舎からは見えづらい。なので男の拳を躱しつつ見えやすい方に誘導しました。先生が気付かなくても他の生徒の誰かが先生に状況を伝えてくれると思いましたから。」

皐月「、、ぷっ、はははは!!」

皐月先生は急に笑い出す

女子は首を傾げている

皐月「いやぁ、流石だよ。貴公子。」

零「その呼び名、止めてくださいよ。」

皐月「はっは、、、じゃあ入試で全教科60点ってのもわざとかい?」

零「偶然ですよ。」

皐月「ふ、そういう事にしておくよ。それじゃあ。」

皐月先生が去る

 

「あの、、。」

零「ん?」

「助けていただいて、ありがとうございました!」

零「気にしないで。それより大丈夫?」

「はい!大丈夫です!」

零「そっか、それじゃあ。」

俺は男子寮へと向かう

「あ、あの!」

零「ん?」

「良かったら名前、教えてもらえませんか?」

零「桐生零。俺の名前。」

「ありがとうございます!私の名前はーーー」

この後俺は衝撃を受ける

「柊愛菜です!」

零「え、、」

柊「はい?どうかしました?」

零「確か、同じクラスだったよな?」

柊「え!?そうなんですか!?良かった〜。初日で誰も友達出来なかったから、、。」

零(確かにこんな美少女に近づくやつなんてそうそういないよな。)

柊「これから宜しくお願いします!」

柊さんは笑顔で手を差し出す

零「、、こちらこそ。」

俺は手を握り返す

 

 

これが完璧男と美少女の出会い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柊「はぁ、、、。」

桐生と別れ、寮の自室で私はベッドにダイブする

柊(まさか、こんなところで会えるなんて。)

 

一年前

愛菜「いけえ!結衣!」

私は妹のバレーボールの応援に来ていた。妹は東京代表のチームで2年ながらレギュラー。

結果としては優勝した

愛菜「やった、、。」

私は妹の優勝を見た後、隣のコートを見る

愛菜(帝、、星?)

コートを見ると、一人だけ違う輝きを放つ人がいる。

他のメンバーが下手というわけではない。しかし、その人だけ違うと明らかにわかる。

 

観客席はほとんどが帝星のその人を見ている

 

「ねーねー、今の凄かったよね!」

「サーブもスパイクもレシーブも完璧だったよね!」

「しかもカッコイイ〜。」

 

柊「すごい、、、。」

(かっこいいな。、、でも、何で悲しそうなんだろ、、、。)

 

 

そして現在

柊「あの時の桐生君。すごかったなぁ。それに、カッコよかったし。」

(明日、早く来ないかなぁ。)

私は明日を楽しみにお風呂へ入る

 

 

 

同時刻

 

零「はぁ。」

(流石美少女。龍也が惚れるわけだ。)

「風呂入ろ。」

 

 

 

 

これは、桐生零の心境の変化の第一歩なのだ

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?
前回と比べると頑張りました笑
これから二人はどうなるんでしょうかねぇ笑
とりあえず日常編を書いて、次は、、夏休み編かな?
ということで、次回をお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。