完璧男と美少女   作:sylvi

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ポケモンクリスタルしてて昨日は投稿できませんでした。
すいませんんん!!


23話 桐生朱里の思い

零「う……。」

目が覚めると、部屋は真っ暗だ。

ベッドの側にある机に手探りでリモコンを探す。

零(あった……。)

ピッ

スイッチを入れ、部屋の明かりを付ける。

そして壁に付けてある時計を見る

零(6時43分…。3、4時間は寝てたか。)

ゆっくりと立ち上がり、部屋を出ようとする。

零(ん?)

妙に背中に違和感を感じる

首を傾け後ろを見ると、そこには姉である桐生朱里が気持ちよさそうに寝ている。しかも、寝ているだけでなく、両手で俺を抱いている。

それによって朱里の豊かな2つのメロン(比喩)が俺の背中に当たっている。

零「何やってんだあ!!」

朱里「ん…ん、零?おはよ…。」

零「姉さん部屋出てったはずだろ!?何でまた居るんだよ!?」

朱里「だってぇ…もうすぐご飯だよって言いに来たら返事無いし、部屋入ったら可愛い顔して寝てるから久しぶりに一緒に寝ようと思って☆」

零「てことは寝始めたのはさっきか。」

朱里「今何時?」

零「6時43分。」

朱里「30分くらい寝てたか〜。」

零「起こしてくれれば良かったのに。何でわざわざ一緒に寝るんだよ。」

朱里「いーじゃん別に。兄弟は仲良くするもんでしょ?」

零「...。」

この馬鹿アイドルにはついていけない

これが世界の歌姫様の正体だ

零「ご飯食べるか。」

俺はブラコンを置いて部屋を出て行く

朱里「ま、待ってよぉ〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

零(こういうご飯は久しぶりだ。)

綺麗な皿の上に乗せられた一流シェフ達による料理

普段見慣れていない者なら即座に箸を動かすだろう

食欲そそる料理だ

朱里「いただきま〜す。」

零「いただきます。」

親二人は俺らが寝てる間に食べたらしい。姉さんと二人だ。

 

「お味はどうですかい?」

朱里「さいっこうだよ!」

零「久しぶりに食べたが、相変わらずの腕だな。ゼル。」

ゼル「ありがたきお言葉ですね。」

食事を始めたばかりの俺らに話しかけてきたこの男はゼル・マキシクス。

30代という若さで一流シェフである。本人はまだまだ上を目指しているようだ。

零「ゼルも今から食べるのか?」

ゼル「ええ。他のやつと一緒に。」

零「他の皆にも、久しぶりに食べたが相変わらず美味しかったと伝えておいてくれ。」

ゼル「了解。それでは。」

 

 

 

 

 

 

 

 

朱里「ねえ零。」

零「どうした?」

朱里「いつまでここにいるの?」

零「あと一週間くらいかな。」

朱里「そっか。」

零「急に何だよ?」

朱里「いやさ、一週間後にはまた零はいなくなっちゃうんだよね…。」

零「寂しいのか?」

朱里「あたりまえでしょ!?」

姉さんの目の端には涙が溜まっている

朱里「ただでさえ幽閉の籠のせいで全然一緒の時間とか無かったのに、今度は学校?冗談じゃない。」

零「俺が家に居ても姉さんは仕事でどのみち一緒に過ごすことなんて無いだろ。」

朱里「…もし零が家にずっといるなら歌手なんて辞めるよ。」

かつて、歌を歌うのは楽しいと言っていた自分を否定するかのような一言。

こんな状態の姉に俺がしてあげられることはただ1つ

零「心配するな。」

俺は、姉さんの隣に行き、ゆっくりと頭を撫でる。

朱里「零……。」

零「長期休暇は毎回帰って来ようとは思ってるから。」

朱里「…絶対よ?」

零「ああ。約束する。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零「……。」

(俺の選択は間違ってないよな?)

祖父から逃げ、自由に青春。

誰もが青春する権利はある

だが、その権利をことごとくねじ伏せるのがやつのやり方。

 

 

 

 

零「……会いたいな。」

頭の中で浮かぶ、彼女の太陽のような笑顔。

 

そんなとき、一本の電話が掛かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零(愛菜……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ブラコンな美少女姉っていいよね笑
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