デート前に一話入れたかったんで
「ありがとうございました!」
零「はぁ……。」
俺は再びアイスを買い、食べながら帰る。
家にアイスはあるっちゃあるのだが、
シェフの手作りだ。
俺は普通のアイスを食べたい
さっき溶けた液体アイスは……ジュースにでもしよう。
零(それにしても…結構可愛かったな。)
さっきの先輩のことを思い出す
(…まあ愛菜が一番だけどな。)
俺の太陽たる愛菜に勝るものは無い
そう思っているうちに家に着く
利人「お帰りなさいませ、零様。」
零「ただいま。」
玄関で利人が掃除をしている
俺は、邪魔にならないよう素早く部屋に戻る
零「…暇だな。」
課題はもう今日はしたくない
(…バカ姉にでも絡むか。)
朱里「それでね~、私の新曲『恋は盲目なり!』が10万枚売れたらしいの~。」
零「お、おう。」
絡みに来たはいいが、予想通りまったく暇潰しにならない。
新曲のCDの売り上げ数なんて俺に何の得も無い。
朱里「零、カラオケ行ったこと無いでしょ?また今度一緒に行こうよ!」
零「いいよ、どうせ歌下手だろうし。」
姉の言う通り、俺はカラオケに一度も行ったことが無い。
そんなやつが絶賛売れっ子歌手とカラオケに行くなど気が乗らないのは当然のこと。
朱里「う~、残念。」
零「友達とでも行ってくれ。」
朱里「分かったよ。Risaや水木ナナと行ってくる。」
零「とんでもない面子だな…。」
Risaや水木ナナはAKARI同様、世界の歌姫である。世間知らずの俺でも知っている。
朱里「…私は零と行きたかったのに。」
朱里は不満そうに頬を膨らませ、そっぽを向く。
零(悪いな。俺は歌にあまり興味は無い。)
零「暇潰しできたことだし、もう部屋戻る。ありがとな。」
朱里「暇潰しって、あんたねえ…。私に対する扱い酷いね。」
零「悪い悪い。じゃ。」
朱里「ちょ、ちょっと零~。」
俺はそそくさと部屋に戻った
零「はああ、眠くなってきたな。そろそろ寝るか。」
ベッドにダイブし、布団を被る。
眠りについたのは案外早かった
それから数日間は課題をしつつ、暇をもて余していた。
零「いよいよ明日か。」
部屋のカレンダーを見る
明日は愛菜との夏祭りデート
すごく緊張する
緊張するのと同時に、すごく楽しみだ。
零「…人生ほんと何が起こるかわからないな。」
平穏主義でクラスでもあまり目立たない俺が、学校1の美少女とデートなんてとてもじゃないが信じられない。
愛菜「ふふ、明日は零君と夏祭り。」
私はすこぶる上機嫌
好きな人とのデートは楽しみなものだ
愛菜「告白…絶対しよ。」
次回はいよいよデート回!
愛菜は本当に告白するのか!?
まあ告白は次では無さそうだが……
次回またお会いしましょう!