完璧男と美少女   作:sylvi

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ども!sylviです!
今回から2学期編です!
新たな敵、出来事なども用意しております!
それでは、どうぞ!


2章 それぞれの気持ち
28話 恋人になってからと言うものの


9月1日

今日は高度聖導高校の始業式だ

長かった夏休みは一瞬で終わった

今日という日を楽しみにしている人もいれば、最悪と思っている人もいる。おそらく後者が多いだろう。

かと言う俺は

零(早く会いたいな。)

前者の方である

 

 

夏祭りで愛菜と俺は恋人となった。

それからはほぼ毎日電話するようになり、お互いが寮に戻って来たときはどちらかの部屋に行くようにもなった。

今の俺は凄く幸せだ

 

 

 

零(着いた。)

教室のドアの前で立ち止まる

いつも愛菜は俺より先に来ているのでこのドアを開ければ会える

そう思い開ける

案の定、居る。

友達と会話しており、俺が自分の席に行くと、気付きこちらにやって来る。

 

愛菜「おはよ!零君!」

零「おはよう、愛菜。」

愛菜「今日から学校だね。一緒に教室に居られるだけでも、嬉しいな。」

零「ああ、俺もだ。学校なんて面倒だが、愛菜に会えるなら喜んで行く。」

愛菜「零君…。」

零「愛菜…。」

愛菜「零君…。」

 

 

「あーはいはい、イチャイチャは家でしてくれ。」

俺と愛菜の二人だけの時間を止めたのは風間龍也。

 

零「なんだよ龍也。」

龍也「いやぁ、お二人さん仲睦まじいな。もしかしてこれ?」

そう言い、龍也は手をグーにしてから小指を立てる。

零「ならなんだよ。」

龍也「ええ!?まじすか!?美男美女のビッグカップルじゃん!!」

零「お前はほんと元気すぎ。」

龍也「はは、あんがと。それより零、お前から告ったのか?」

零「それは秘密だ。」

龍也「ええーケチ。」

零「お前に言ったら瞬間校内中で広まるだろ。」

龍也「どうせ二人が付き合ってるという噂自体は夏休み前から広まってるし今更ちょっとくらいいいじゃん。」

恐らく買い物デート後からの噂のことだろう

零「HR始まるから席付け。」

龍也「ちぇ~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

皐月「みんな、よく元気に来てくれたな。全員揃っているようで俺は嬉しいぞ。さて、早速だが始業式だから体育館にレディゴーだ。」

 

龍也「クク、レディゴーだってよ?クククク。」

龍也がわざわざHR中に後ろを向いてきて何を言うかと思えばただの爆笑だった。

 

零(はぁ……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長「……以上で、始業式を終わります。」

案外早く終わったものだ

 

 

 

 

 

 

 

 

皐月「よし、じゃあ席替えするぞ。」

席替えだと?突然すぎて驚いたが、愛菜の隣の席になるチャンス

零(絶対なってやる!)

 

 

 

 

皐月「よし!全部決まったな。」

そう言い先生は黒板に座席表を書く

 

零(俺の名前はっと……は?え?まじ?)

俺は自分の名前の位置を見て驚く

教室の一番左の一番後ろ

廊下側じゃない方の窓際だ

しかもなんとなんと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零(愛菜が隣だ!)

そう、俺が一番嬉しいのは自分の席の位置ではなく愛菜が隣ということ。まあ席の位置も完璧だが。

 

愛菜方を見ると、嬉しそうに手を振ってくれた。

俺も振り返す。

 

皐月「じゃあ早速だが、机の中の物全部持って席移動な~。」

 

 

零(最高の席だ。場所は完璧、隣は愛菜!)

 

 

 

皐月「じゃあ今日から席はこれでいく。俺の気分で次の席替えの日が決まるから。」

 

「えー。」

「俺この席でいいっすよ!」

「一年間この席で~。」

 

零(どうやら今回の席替えは俺以外も喜んでいるやつが多いな。)

 

 

皐月「一年間一緒か~。うーん、どうする委員長?」

先生は愛菜に話しかける

他の生徒たちは期待の眼差しを向けている

 

愛菜「えっと、じゃあ……一年間一緒で。」

 

「「よっしゃあ!!」」

 

どんだけみんな今の席が嬉しいんだよ

俺は内心そう思いつつも、密かに心の中でガッツポーズをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

いつものように寮に帰る

基本愛菜を送ってから俺は自分の部屋に帰る

 

愛菜「今日はなんか楽しかったな。」

零「何で?」

愛菜「君が隣の席だから、かな?」

零「でもこれから毎日隣同士だな。」

愛菜「うん!ずっと零君を見ていられるね。」

零「ああ。俺もずっと愛菜を見ていられる。」

愛菜「でも来年は違うクラスかもしれないと思うと、寂しいな。」

零「愛菜…。」

愛菜「え?」

俺は優しく抱き締める

誰にも見られていないからこそできる

愛菜「男の人ってこんなにたくましいんだね……。」

零「そうか?人によると思うけど。」

愛菜「でも君の体は凄いたくましい。守ってくれそうで安心する。」

零「必ず守る。俺の平穏が崩れてでもな。」

愛菜「ふふ、ありがと。でも風間君も言ってたけど私達の関係って噂になってるらしいし、もう平穏とか無理じゃない?目立ちすぎてるよ。」

零「そうかもな。…まあお前と居られるならそれでいい。」

愛菜「うん、私も。」

二人だけのイチャラブな時間

だが、それは唐突に終わりを告げる。

 

 

 

 

 

「桐生零、それに柊愛菜。」

 

零「……何だお前。」

 

後ろに振り向くと、制服を着崩した男がいた。

髪は肩くらいまであり、前髪を左右に分けている。ワックスを使ったのだろう。

目は細く、後ろに生徒を3人連れていることから恐らく不良と思われる。

 

愛菜「君は…竜咲君、だよね?」

竜咲「俺のこと知ってるのか?そりゃ嬉しい限りだぜ。」

零「知り合いか?」

愛菜「ううん…けど、この学校で知らない人はいないって言われるほど有名だよ。竜咲帝<りゅうざき みかど>。1年4組を支配してる独裁者だよ。」

俺は知らなかったけどな

竜咲「へぇ…詳しいじゃねえか。俺に興味あんのか?」

愛菜「そんなわけないよ。」

竜咲「俺はお前に興味あるぜ?なあ、俺のものになれ。」

愛菜「嫌だよ。」

竜咲「クク、そう言うと思ったぜ。だがな、俺は欲しいものは全て手に入れる主義なんだよ。いずれお前を手に入れる。」

愛菜「悪いけど私は彼のものなの。諦めて。」

愛菜はそう言い俺の腕に抱きつく

嬉しいんだが、2つのメロンが……

 

零「だそうだ。諦めろ。」

竜咲「なら早い話、お前をぶっ壊す。それだけだ。」

零「悪いが俺は平穏主義だ。喧嘩なら他を当たってくれ。」

竜咲「クク、まあ今日はほんの挨拶だ。」

竜咲は俺に近づいてくる

竜咲「……クク。」

俺の前で立ち止まる

そして、俺の腹部をめがけて蹴りを放つ。

零「っ!?」

俺は後ろに下がる

 

竜咲「ただのイケメン貴公子様かと思ったらなかなかやるじゃねえか。」

零「挨拶じゃなかったのか?」

竜咲「これが俺の挨拶なんだよ。暴力って言うな。」

零「……。」

竜咲「行くぞ。」

竜咲は取り巻きを連れ、寮へと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

愛菜「はぁ~、緊張した~。」

零「そうなのか?竜咲相手に言い返してたじゃないか。」

愛菜「だって、零君が居たから……。」

零「お、おう。」

気づけばもう女子寮だ

 

愛菜「じゃあね。また明日。」

零「ああ。またな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零(竜咲…帝か。)

やつとは、戦うのかもしれないな。

 




柄悪いのきましたね笑
零はどうするのでしょうか!?
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