狂う、狂った物語   作:ウ″ァイス

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旅にでます。探さないでください

「リリ。わたし旅に出ようと思うんだ」

 

どこか遠い場所を見つめながら言う蒼い髪を長く伸ばした少女フェル。

 

「なに言ってんの。世迷言言ってる暇があれば働いてほしいわね」

 

せわしなく手を動かしながらリリは答えた。可愛いピンクのテープがまるで残像を見せるかのように激しく動く手に合わせながら花の形へと姿を変えていく。

 

「これって、あれだよねリリ?」

 

「なによ。仕方ないでしょ?ここの街にわたしたちのような子供ができるまともな仕事なんてあるわけがないでしょう」

 

口を尖らせながら言うリリにフェルは頭が痛くなる思いでいっぱいだ。なぜならフェルもリリ同様さきほどからせわしなく手を動かし続けている。

 

「内職ってつらいよね……」

 

「弱音を吐きたいのはわたしよ……」

 

なぜこんなことをしなくてはならないのだろうか。そんな思いでいっぱいだった。

 

 

 

 

 

研究施設ともいえるこのスラムに造られた屋敷は科学者たちが急に逃げたのもあり、電気も食糧も寝室も、人が生きるすべに必要な物がすべて揃っていたと言えるが正直いってスラムで生きていくにここまで厄介になるものだなんてフェルは思いもしなかった。

 

食糧があれば同じスラムの放浪者が寄って多かってやってくる。暖かい寝何所を求めた放浪者もやってくる。そこに大人も子供も老人も関係はなかった。皆求めてやってきた。だけど限りが在るもの、特に食糧などはそうそうやれることはなかった。寝何所も与えてしまえば食糧を与えると動議だ。与えるわけにはいかなかった。

 

徒党を組んだ人間は恐ろしい。数の暴力というものは厄介である。しかもこちらは子供だけに対し襲ってくるのはこぞって大人ばかり。本来ならただ蹂躙されるだけで終わったのかもしれなかった。だけど、子供たちにはフェルという兵器を持っていた。その他にも施設にあった武器などを総動員して子供たちは戦った。戦った、争った。

 

「嫌ならやらなくてもいいけど、フェルの今日のご飯は抜きだからね」

 

「うえぇ、それ卑怯だよリリ……」

 

「働かざる者食うべからずってことよ」

 

負けたわけではなかった。しかし勝ったわけでもなかった。被害は壮大だ。いくらフェルが頑張ったところで、いくら子供たちが頑張ったところで、迫り来る人の大波には適いはしない。ましてや相手は身の丈からすでに違う大人。結果的に施設は半壊、仮眠室など寝何所は荒らされなかったが、置いてあった食糧などは奪われていった。残った食糧も少ない。

 

「これってそれなりのお金になるのかなー?」

 

積み上がった大量の花たち。ピンクのもあれば黄色のものもある。青も緑も、色とりどりな花たちがフェルとリリの後ろには積み上げられていた。

 

「こんだけ作ってもしけたお金にしかなんないわよ」

 

「これだけ積んでも?」

 

「そうよ」

 

「ねえリリ。わたし旅に出ようと思うんだけど……」

 

「あっそう」

 

泣きたくなる気持ちを抑えてフェルは花を結んでいった。

 

 

 

 

 

終わったのは部屋一室が花で埋まってしまいそうになったころだった。夕飯の時間になったためにリリを呼びに来た少年が扉を開けた同時に大量の花々が少年に押しつぶしたのをいいきっかけに今日の分を終わらせることにした。

 

「あれはやりすぎだろ……」

 

花に押しつぶされてげっそりとした表情の少年ラーグは廊下を移動しながらぶつぶつと文句を言うが、それはリリには聞こえない程度の小さな声。だがフェルは聞こえていたりする。

 

内職をするのは自分たちが食っていくためであるぶん、たとえそれで被害を喰らっても文句が言いにくいところで、だがそれでも色とりどりなカラフルな花たちに押しつぶされるという恐怖というものは堪えようのないことであって、進んで内職をしてくれているリリなのだが、それでもラーグが文句を言ってしまうのはしょうがないと言ったところなのであろう。

 

「あー今日の夕飯はどうすんだよ?」

 

「そんなの残りものを適当にやるに決まってるでしょ?最初みたいに豪勢な食事なんてもうできないわよ……」

 

「それはわかってるけどよぉー……」

 

「そうだね。もっといっぱいご飯食べたいよねー」

 

フェルが眼を覚ました夜は置いてあったものを豪勢に使ってパッとまるでパーティでもするように食事を楽しんだが、それももうすることがないようだ。確かに残った食糧は少ないし、内職で稼げるものも雀の涙みたいなほどである。九人。これがこの研究施設に住まう住人の数であり、子供の数。

 

だいたい五六歳のものが多いために皆成長期真っ只中。ちみちみとした量では物足りない。実はいうフェルも少ない食事の量に不満を持っているが、それはしょうがないことと理解しているために半ば納得しているが、不満なものは不満なのだ。食えるならたらふく食いたいと思っている。

 

「腹いっぱい飯食いてーな」

 

転生して前世の記憶を持っているフェルはそうやって大人の自尊心を使ってなんとか納得することができるが他の子供にはやはり辛いものだ。もともとスラムに住んでいたものが大半を占めるがそれでも一度、満腹まで食べるという行為を知ってしまえば満足できなくなるのも当然。

 

「ああ、もうっ!わたしだってお腹いっぱい食べたいわよ!文句いうんだったらラーグは食べなくていいじゃん!」

 

「な、バカ!誰が食わねぇつったよ!?そういうリリこそ、そんなに節約が好きならお前こそ食わなければいいじゃねえか!」

 

「こらこら喧嘩しない……」

 

皆のリーダなために大人のように振る舞うリリだが、それでも彼女は六歳の少女だ。つまり子供だ。どれだけ大人の振りをしようがリリが子供であることに変わりはなく、特にラーグと一緒にいたりすればよく子供らしく喧嘩する。しかしここでとばっちりを良く受けるのが。

 

「フェルはどっちの味方よ!」

 

「フェルだって腹いっぱい食いてぇって言ったじゃねぇか!」

 

「えーと……」

 

フェルである。

 

「別にわたしはもっとご飯食べたいなーって言っただけでお腹いっぱいまで食べたいって言ったわけじゃないんだけど……」

 

「もっとも腹いっぱいもかわんねぇよ!」

 

「そうよ。フェルもラーグも同罪よ!」

 

「えー……」

 

至極めんどくさそうに肩を落とすフェルだがラーグやリリの暴言の飛び交いは見ていて面白いものがあるために眼を離せなかったりする。まあ、だがそれもとばっちりがこなければの話なのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜のスラムというのは静かなものである。食糧を求めた腹をすかせた放浪者も、盗みを働く子供も、夜には寝静まる。街頭もない荒れた街並みを歩くものなど皆無に等しい。

 

「お掃除っお掃除!やー愉しいね?」

 

だがそれも化物には当てはまらないものである。

 

「誰なんだよお前はぁ!?何者なんだよぉぉおお!!?」

 

真黒なマント。真っ赤な鼻を象徴するような道化(ピエロ)の仮面。その象徴させる鼻以外を赤に塗りたくりながらそれは“いた”。

 

「わたしは誰?あなたは誰?さあて誰ですか?わかんないね。わかんないよ」

 

血で滴ったその両手を開けながら道化は大きく両腕を広げていく。怯える男は一人。血の海の中に倒れ伏した仲間たちの末路を見て、恐怖に震えた。がたがたとがたがたと。腰に付けられた一丁の拳銃が地面に当たって、夜の街に響く。

 

「来るな、来るな……。来るなあぁ!!」

 

「あはっ」

 

がちゃりと抜かれた拳銃は道化に向けられて道化は嗤う。がたがたと震えた男の両手では狙いはしかっりと定まらずに、がちゃがちゃと拳銃が音を鳴らしてぶれている。

 

「わたしを撃つ?わたしを殺す?ダメダメ。あなたじゃ無理、お前じゃ無理、君じゃできない。わたしは殺せない。あなたはわたしを殺せない」

 

確信を持って言う道化には誰も勝てない。道化は間違ったことは言わないのだから。だがそれでも人は誰でも死にたくないものだ。恐怖は死に勝るとまでいかない。

 

ズドンと音が鳴って弾は拳銃から放たれた。横回転しながら飛ぶ弾丸は的確に道化の頭へと狙われ、その額へと吸い込むように当たるが。

 

「残念でした」

 

それが道化の頭を貫くことはなかった。

 

「それはわたしの残像ですよ」

 

また一人。スラムの夜の下で紅い花をさかせて消えた。

 

 

 

 

 

 

 

「被害は?」

 

「六人やられました……」

 

「おいおいてめーらたかだピエロ一人も殺せねーのか?ああん!?そろいもそろって脳なしばっかかここは!」

 

とある雑多のビルの一室でサングラスをかけたスキンヘッドの男が怒鳴った。周りにいた部下の男たちはそれに怯えるように頭を垂れるが男の怒りは止まりそうにもなかった。

 

「このままやられっぱなしじゃぁ周りのやつらにも舐められちまうじゃねえか。寄生虫(プラーガ)は子供のお遊戯会ですかって?ふざけんじゃねえぞっ!!」

 

「だけどタルギアさん……」

 

「けどもなにもじゃねだろうがっ!舐められたら暴力団おしまいだろうがぁっ!!!」

 

「あららー仲間内で争いですかー?これはわたし来なくてもよさげだったかなー?」

 

一人の男の怒鳴り声が反響する一室のなかで一人異質なものがいた。

 

「てめぇは……」

 

それは道化だった。真黒なマントを羽織ったピエロのような赤い鼻を象徴するような仮面を付けた道化。

 

「初めましてーですかね?プラーガ・タルギアさん。どうもわたし道化(ピエロ)と言います」

 

「はっ。カモがネギ背負(しょ)ってやってきたわけか……てめぇら」

 

道化は部屋の真ん中に立っていた。誰も気付かずに、誰も気づことなく道化はそこに立っていた。その不気味さに気遅れることなくタルギアは部下の男たちを動かす。上がる銃創。男たちは道化を囲むように動き、手に持った多彩な銃を向ける。

 

機関銃(マシンガン)散弾銃(ショットガン)拳銃(ハンドガン)。そのどれもが道化へと標準が向けられていた。

 

「殺せぇえっ!!」

 

怒声とともに弾丸が飛ぶ。だが道化に焦りはなく、弾丸は道化を自ら避けるように外れていく。それを見た幾人かが、恐ろしい物を見たかのように腰を抜かしてその場に尻もちをつくが、タルギアはただ驚愕の表情を出して言った。

 

「なっ!てめぇ……魔導師か。なるほどな、どうりで雑魚どもじゃどうにもできねえわけか。だが残念だったなぁ?」

 

「なにが残念なんですか?」

 

道化に答えを返す前にタルギアは動きだしていた。その手にナイフを持って。

 

「俺も少しは魔法の心得があるんだぜ?」

 

赤銅色の魔力がタルギアの身体から溢れ、タルギアは手に持ったナイフを道化目掛けて振りおろした。

 

「っち、外したか……」

 

振りおろされたナイフは空を切って、ビルの床を斬り裂いただけに終わったがただそれだけとは言えない。まずにただの一振りナイフ、刃渡り十五六程度の長さのいかにも安物のようなナイフがコンクリートの床をバターでも切るように容易く切り裂いた。

 

それを見るだけでそれを脅威として見ざるをえないだろう。

 

「身体強化……ですね?」

 

道化は言った。だがその肉声に一変たりとも変わったとこはない。道化はそれを見ても怯えることなく、ナイフを脅威として見てないことがあきらか。

 

「でも……それだけのようですね。魔法を心得ているからと言って、どんな魔法を使ってくるかと思えばその程度?ちゃんちゃら可笑しいですね」

 

はんっと鼻で笑うように道化は言った。それにタルギアは顔を真っ赤にさせて今にも怒鳴り上げそうになるがそれはできなかった。

 

「見せてあげましょうか。本当の殺戮(まほう)というものを……?」

 

首に当てられた冷やかな物。いつ動いたのかもタルギアはわからなかった。気付けばそれはタルギアの首に置かれていて、タルギアはただ冷や汗を流す以外になにもできない。

 

「て、てめぇの目的は……?」

 

「目的ですか?……そうですね。しいて言えばですよ。研究施設への襲撃を止めていただけないかとわたしは思うのですが」

 

「研究施設だぁ?……ああ、あそこか。ここから少し外れたとこにあるあの立派“だった”建物のことだな。だが、俺たちはあそこに襲撃を仕掛けた覚えはないんだが?」

 

「そうですか。だったらこれからも襲撃しないでいてくれれば助かります」

 

素顔が見れればニッコリとでも笑っているのであろう道化はタルギアの首に刃を当てながらそう言う。依然タルギアは冷や汗を流しながら道化のされるがままとなっている。どうにかしようにもタルギアが動けば道化はなんの戸惑いも見せずにその刃を動かしてくれるのだろう。

 

容易く自分の首を飛ばすわけにはまだ死にたくないタルギアにとってさせるわけにはいかない。

 

「俺たちへの見返りはあるのか……?」

 

ここからがタルギアにとって本番だった。すでに命というものを縛られた身で交渉というのは危険な賭けだが、スラムで生きていたらこうなることも多々ある。引くことによって自分たちのメリットをどう繋げていくことがミソになる。

 

「見返り?……そうですね。見返りはあなたがたの命……と言ったらどうしますか?」

 

それはすなわち、道化にとって自分たちの命はすぐにでも散らすことができると言っているようなものだった。

 

「ま、まあ確かに命は惜しいな……だが俺たちにも色々と問題を抱えてだなぁ。それを解決するためにはその研究施設とやらを襲わざるを得なくなってしまうかもしれんぞ。そうなったらてめぇも困るんじゃないか?」

 

「なるほど。……だがわたしにはあなた達の問題など関係ないので知りません。無駄にこの交渉紛い(ごっこあそび)を続けるならわたしの手が間違って動いてしまうかもしれませんよ?」

 

タルギアは舌打ちを打ちたくなるような気持ちを抑えた。だがこれ以上道化を怒らせることだけは避けたい。だがそれでもなにか引くことでのメリットが欲しかった。

 

「わかった……。手を引こう」

 

そうするしかなかっただろう。誰でも自分の命は惜しい。どう考えてもタルギアが正面から道化を負かすことは難しいのだ。そう正面から“は”。

 

「そうですか」

 

道化はただそれだけ言ってタルギアの首から刃を外した。解放された首は流れた冷や汗と、鋭い刃の余韻でいっきに涼しくなってしまったがそれでもタルギアは満足した。

 

「約束はお忘れなく。もし違えば……|道化(ピエロ)も真っ青な(ショー)が始まりますからね?」

 

道化はそう言って身体を翻す。タルギアを背後に道化はなんの疑いを見せずに去ろうとした。狡猾な獲物がその隙を狙っているのにも気づかずに、だ。

 

「ああ、約束するぜ……」

 

ニヤニヤと見えない道化の背後でうすら笑いしながらタルギアは腰に手を回す。

 

「次があったらの話だがなぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

銃声がなった。ズドンと空気を震わせた弾丸はまっすぐにタルギアにその背中を見せつける道化に向かっていった。確信を持ってタルギアは言う。

 

--殺った……っ!--

 

銃を出すのにも気づいてなかった。例え弾丸が放たれてから気付いて魔法を使おうが間に合うことはないだろう。完璧だ。完璧だった。弾丸はそのまま肉に喰い込んで、その道化の柔な身体を貫く。そして哀れな道化は生き絶える。

 

そう思っていた。そう思いたかった。だけど現実はタルギアに牙を向けた。

 

「後ろから撃てば殺せるとでも?わたしも安く見られたものですね……」

 

嘆くような、悲しむように道化は言った。タルギアの背後で。

 

「おいおい……。化物かてめぇはよぉ?」

 

「むろん。わたしはただの道化(バケモノ)ですが?まあ、これから消えるあなたに関係はないでしょう」

 

「あああああぁぁぁあああっっっ!!!」

 

逃げた。力の限り、魔力を身体に流し身体強化を使って。道化に向けて銃を乱射しながら。

 

「約束通りショーを見せましょう。そう……ただ一方的な殺戮ショーを」

 

道化は笑った。声を出して嗤った。銃弾は道化に掠りもしない。当たることはない。それでもタルギアは銃を撃つ。内方された弾丸が使い切られてもタルギアは引き金を引き続けた。

 

「なにしてやがんだ!てめぇらも撃て!撃つんだ!殺せぇぇぇええええ!!!」

 

遅れて男たちも銃を構えて撃ちだす。部屋中を飛ぶ銃弾の雨はただ一人。道化を狙って降り注ぎ続ける。置かれた家具を壊し、高級そうなソファーは中身をぶちまけながら潰れていく。

 

「ははは、ははははははっ!!これなら死んだだろ。これでなら死んだだろ!!!」

 

「決めつけないでください」

 

誰もが絶望した。部屋中を埋め尽くした銃弾の雨の中に道化は生きていた。傷一つなく生きていた。まるでなにもなかったかのように道化はそこにいた。

 

「ああ……」

 

「まったくもう。服に埃がついたらどうしてくれるんですか?たださえ汚い部屋だというのに、あまり埃を巻き上げることはしないでほしいですね」

 

「あああ………」

 

「ああ、もう時間がないですね。わたしはお暇させていただきますよ?」

 

「ああ、ああああああああ………っ!!!」

 

「それでは皆さん……さようなら」

 

花が咲いた。真っ赤な一輪、二輪と真っ赤な花が咲き誇った。部屋の中はその赤で敷き詰められる。誰もが花を咲かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな夜の道を歩く。赤い水を滴らせた道化は点々と赤い斑点を道に垂らしながら歩いていく。道端で眠る老人や子供もそれに気づくことなく、道化は歩いてく。

 

街頭のないスラムの街は暗い。路地などに入ればむろんそうだが、特に夜の暗さといえば、明かりは月明かり一つ。夜目が効かない人達は決して夜には出歩かないだろう。それほどまでに夜のスラムは暗い。

 

「道化さん道化さん?」

 

そんな真夜中のスラムの街中で道化を止める声が一つ響いた。

 

「あなたはこんな真夜中にいったいなにをしているのかしら?」

 

道化の足は止まる。月明かりが照らしたのは一人の少女。

 

「道化さん道化さん。あなたは……誰ですか?」

 

真黒な短い黒髪で釣り上がったその目で睨む少女はリリ。その人が道化の前に立っていた

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