エロゲー世界に神様転生したのに負け組じゃないの? 作:のぶほし
第06話 はじめてのレッスン
――――6923プロ会議室 はじめての会議、第01週――――
それは
それは
公職選挙法の区分によると無所属の地下アイドル、泡沫アイドルはEランク候補者に該当する。
Cランク候補者たちが集う、
そして選ばれたB級アイドル候補者たちが集うのが、
そんな
はずなのだが……orz
「この童貞! ちーがーうーでーしょー!」 (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
同僚となった
巨乳バストだけじゃなくって、いいパンチも持ってるじゃねえか。
見た目だけは美女で同僚のマネージャーだから寛大な俺が許してやってるけど……。
もしも三流候補者(アイドル)だったら、政策秘書に訴えられて傷害容疑で書類送検されるぞ。
分かってるのだろうか。ついでに童貞が禿げだったら
候補者(アイドル)の不祥事は世間(マスゴミ)の恰好の餌なのだから――。
「
「わかってないわね! それは
アイドルとは言っても、殆どの候補者はVo,Da,Viを満遍なく身に着け|平均型。
つまり「無個性」「特徴がない」「メインヒロイン(笑)」と呼ばれる
「ということは、レーティアは
Vo,Da,Viのいずれかに突出した才能を持っているアイドルのことだ。
最も有名なのが“Visual Master”イタリン共和帝国のムッチーニ・ベニスだろう。
彼女はアイドルとしては政策能力(Vocal)も実行力(Dance)も凡庸だ。
しかし魅力(Visual)だけの一点突破でイタリン総帥の座を手中に収めようとしていた。
まさしくファンシズムの申し子と言える
「貴方って本当に
彼女の
ゲッベルスが(¬_¬) ジト目でこちらを見つめてくる。
「なんだよ、じゃあ
「どうなのかしら? ただ私の
「女の勘って何だよっ!? 所詮は山勘だろ?」
「だから、それを確認する為にレーティアには、
これから二週に渡って私が朝から晩まで付き添って、みっちりとレッスンを受けて貰うわ。
貴方は第三週までに
「スケジューリングではデビュー計画の発動は第六週ってところか?」
「そうよ。
レーティアの才能なら余裕だとは思うけど、私たちが目指してるのは
「そうだな。第40週の
レーティアを
「とりあえず楽曲ができるまではレッスンが先決よ。レッスンスタジオも確保したわ。
それまでは
レッスンは私が担当するから、貴方は
地道に知名度を上げていくもんなんだけど……この馬鹿女は
ヘス代表からはゲッベルスに協力するように言われてるから従うが、
後で俺に泣きついてきても知らんぞ! その時はしっかり謝罪と賠償を要求するつもりだ。
――――レッスンスタジオ はじめてのレッスン、第02週――――
「これは驚きだな……」
初レッスンということでシュペーアは年も近い
レーティアの才能を高く評価するゲッベルスは、ヘス代表に頼んでトレーナーを変更していた。
「はじめまして、私が貴女をレッスンさせてもらいます、
そんなに緊張しないでね。体も心もストレッチすることが大切よ。
まずは声を出して、軽く動いてみましょうか♪」
明るく挨拶をして来た四姉妹の三女だという若いトレーナーが、
最初のボイスレッスン、ポーズレッスンを終えると、
自分には手に負えないと言い出して次女を呼び出した。
見た目からすると20代半ばくらいだろうか……
しかし業界では既にベテランと呼ばれている次女が、
アドルフのダンスレッスンを見ながら驚きの声を上げる。
「
ベテラントレーナーが自信なさげに答える。
5億人、いや10億人に一人と言われる才能だ。
業界で最高峰に位置する
しかし
「ヘス代表から、
「凄いわ……レーティア……貴女ってホント凄いわ!」
「はああ~~、まだ続けるのか? なんで
中身の精査じゃなくって、外見ばかり気にして……人間って面倒くさいなぁ」
「ふむ。アドルフ君、たしかに
Bランクのアイドルが行うレッスンを軽々こなしながら悪態をつくアドルフに、
ベテラントレーナーが苦言を呈す。
ヘス代表との約束もあってか、アドルフも専門家の意見には聞く耳も持つようになっていた。
「多くの有権者に政策の中身を精査する知識も時間も無いんだ。
だからこそ皆がオピニオンリーダーと呼ばれる専門家や評論家の言葉を信頼するんだ。
最近ではインフルエンサーと呼ばれる影響力を持ったカリスマの力も大きいな」
「自分(天才)を基準に考えては駄目だってことか」
「そうよ、レーティア! だからこそドイツ民は
貴方の伝えたい、理念を歌詞にし、意志を声と踊りにこめて、想いの全てを楽曲で表現するの」
「君の願いと祈りを、
それがアイドルを育てるトレーナーの役割だ。信頼してくれないか?」
「わかった。次は何をすればいい?」
「アドルフ君は、Vocal(政策能力)とDance(実行力)は既に高水準で備えている。
今どきの
「そうなのか? アイドル候補者として大事なことだと思うが?」
「ファンシズムは何よりもVisual(見た目)重視だからな。今の流行はVisualだ。
そこがアドルフ君の課題だ。極論で言えば『人は見た目が9割』だ」
「反論したい気持ちも強いが、
「安心しろドクツの
空前の巨乳ブームで浮かれるイタリン民の豚どもほど愚かじゃない。
総統選挙には百花繚乱のアイドル候補者たちが参加しているのが何よりの証拠だ」
「それでも
「レーティア、貴方は違うでしょ? 貴方が
「
「よし、それでは表現力レッスンを中心にレッスン計画を組み立てよう。
デビュー曲が決まれば演技力レッスンも取り入れていくつもりだ。
三女には荷が重い。彼女の担当トレーナーには私がなろう。
専属マネージャーさんも、それで構わないかな?」
「ええ、お願いします。ヘス代表にも伝えておきます」
「こちらこそ、よろしく頼む。これほどの
ふふふ、イタリン共和帝国に招かれている姉上が後で知ったら羨ましがるだろうな」
「もう、姉さんったら勝手に決めて! 後で怒られても私はフォローしませんからね」
政治用語(大帝国設定)と芸能用語(アイマス設定)が混在する際は、
ルビが多いですが極力減らすように努力します。