この素晴らしい世界へ少年を   作:フランシス・アルバート

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深夜のテンションで書き上げました!

と言うことで多少長くなりましたが読者の皆様の暇潰しになれば幸いです。

それとお気に入りをくれた方々、本当にありがとうございます!物凄い励みになりました!


利益をもたらす物

うっすらと地平の彼方に日の線が這い出し、朝が来る。

 

頬を撫でるような寒さが部屋を包み混み、そして静寂差を孕む時間、草木も未だ寝るような時間に自分はいつも通りに目を覚ました。

 

いや、いつも通りと言うのは語弊があるだろう。

 

新たに生を得た二日目であるため、いつものようにと言った方が正しいがとにかく自分は目を覚ました。

 

 

目覚めた場所は宿屋、ごく普通のベッドではある。

 

これだけ聞くとただ普通に目が覚めただけのように思えるだろう。

 

クリスが横で寝ていなければの話だが……

 

昨日は初のクエストをこなし、1日の終わりに食事を取ったが寝床が問題となった。

 

本来は駆け出し冒険者と言うのは格安で馬小屋を借りて寝るのが一般的であるらしく自分も駆け出しらしく馬小屋を借りようとしたのだが

 

 

「ユーリ君、今日だけは特別に私が宿代を奢ってあげよう!」

 

 

とドヤ顔しながら無い胸を張っていた。

 

しかし流石に何から何まで面倒を見て貰うのは悪いと思い断ろうとしたが

 

 

「お姉さんに任せなさい!」

 

 

と何処かで聞いた事のある台詞をウィンクしながら言ってきた。

 

その姿には頼れるようなオーラと共に有無を言わさない雰囲気も混じっていたため自分は早々に説得を諦め、大人しくクリスの奢りで宿に泊まる事にした。

 

クリスは更に無い胸を張ったまま上機嫌でいつも使っていると言う安い宿屋へと自分を引きずるように連れてきた。

 

ついた宿屋の外見は中世の民間風の建物であり、室内は木張りで人は少なかった。

 

クリスいわく最近できた宿屋らしく穴場らしい

 

少し物珍しそうに辺りを見渡しているとクリスが鍵を手に戻ってきた。

 

 

「部屋は借りられたから行こうか」

 

 

そう言ってクリスは先に階段を登っていた。

 

その後を追いかけるように階段を登り、クリスへと追い付く

 

 

「ここだよ」

 

 

多分何度かこの宿屋を利用しているのであろう。勝手知ってると言うように部屋の前まで行くと手元にある鍵を差し込み扉を開ける。

 

中はそこそこ広く、大きめの窓にソファーとそして普通のベッドがあった。

 

Lがつくようなホテル、もとい宿屋のようなイメージがあったため、あまりに普通な宿屋に少し安心感を覚える。

 

ちなみにLがつくとは言ったがLoveではない、Leisureの方だ。

Loveだと思った人、手を上げなさい。先生怒るから…

 

しかし一つあることに気がついた

 

ベッドが一つしかないのだ。

 

 

「ユーリ君、先に寝てて良いよ」

 

 

ベッドが一つしかないと思っていた矢先である。クリスが先に寝て良いと言ってきた。

 

しかしベッドは一つ、奢られている分際で使うわけにはいかないと思いソファーに移動する。

 

 

「どうしたの?あぁなるほど、ベッドが一つしかないから戸惑っているんだね。だけどねユーリ君、遠慮することはない。ベッドは使って良いんだよ」

 

 

流石女神の従者と言った所か、とても慈愛に満ち溢れた笑顔で善意100%で言っていることがわかる。

 

ここまで言われたら断るのは失礼にあたると思い、大人しくベッドに入り込む。

 

少し硬めの毛布に布団、そして枕は病院と比べて寝やすいとは良い難いが疲れもあり、すぐに自分は寝入ってしまった。

 

 

そしていつものように起きて見るとクリスが横で寝ていたと言う訳である。

 

クリスはベッドを使ってよいとは言ったがクリス自体は何処で寝る、もしくはベッドを使わないとは言ってはいなかった

 

正しく一本取られたと言う訳だ

 

未だ激しく動く鼓動を抑え、ベッドから這い出る。

 

一旦気分を入れ替えなければ二度寝はできそうになかった。それほど驚いたと言うことだ

 

しかし外に出るとしても何処に行くかは決めていなかった。

 

店はどこも閉まっているだろうしましてや土地勘もお金もそれほど持っていない。

 

窓の外を眺めてもまだ日が昇る直前なのか青みがかった空に真っ暗な建物が広がるたけであった。

 

何か本を読もうにも寝ているクリスの横でランプを使うわけにもいくまい

 

どうするかとぼんやり窓の外を眺めていたが一つ、ふと思い付く

 

日の出を見に行こうと

 

生前では病室の位置により日の出は見ることはできなかったが今なら城壁に登れば見ることは可能だろう

 

ましてや異世界にて初めての朝である。記憶に残すのも悪くはない

 

そうと決まるや自分は机に少し散歩をしてくる旨をクリスへと書き残し、スキルの隠密と透明を発動する。

 

この時間ならば透明は必要ないであろうが屋根伝いに行こうと思ったので万が一にも見つかって怒られないように発動した。

 

クリスが起きないよう、寒くないように少しずれた布団をかけ直して静かに窓を開ける。

 

開けた瞬間に部屋の中より更に冷たい空気が入り込んで来るのですぐに外に出て窓を閉める。

 

そして壁登りを発動し屋根へと駆け上がった。

 

息を吐く度に白い霧に変わり霧散する。

腰布を肩から羽織り防寒し準備を整えた

 

足に力を込めスキルを発動したまま走り、隣の屋根へと飛び移る。

 

派手に屋根へと着地するが隠密のお陰で音はない。

 

そのまま次の屋根へと飛び移る。

 

そうして一つ二つ三つと何回も屋根を飛び移り、慣れてきた時には城壁へとたどり着いていた。

 

城壁は最近治されたのか隙間なく綺麗に煉瓦が積み上げられており、職人の技が伺える。

 

だが登れぬ訳ではない、見張り台の付近には階段やカベホチがあるためそれを登れば良い

 

しかし自分は壁を登ることを決意した。

 

 

 

何故ならそこに壁があるからさ……

 

 

 

と言うのは半分冗談である。スキルを使用しているとは言え万が一見つかって怒られるのが怖いから真ん中を登ろうと思ったのだ。

 

では指をかける隙間がほぼない壁をどう登るか

 

張り付けば良い

 

某スパイ映画のように張り付いて登れば死角を通ることができる。

 

思い立ったが吉日、壁につけた手にメリクリウスを発動させて固定した。

 

そうすると壁にガッチリと固定され落ちることは無くなる。

 

そして固定した手足とは逆の手足を動かし固定、解除してその逆と繰り返せば、あら不思議、城壁の上にたどり着いた

 

妙な達成感と共に登りきった城壁からは宵がまだ残る平原が眼下に映る。

 

少し火照った体に心地の良い冷気が吹き抜け、そして徐々に日が昇り始めた。

 

 

この光景は一生忘れる事は無いだろう

 

この世界で生を受けて二日目

 

初めての朝が来た

 

 

 

 

 

 

 

 

「花鳥風月!」

 

結局あの後、二度寝をしてしまい現在ギルドの食堂にて遅めの朝食を食べようとした所、二階でどうやら宴会芸スキルを使った見世物をやっているらしくギルド内が多少騒がしかった。

 

花が咲き、花びらが舞い、そして至るところから水が吹き出る様は中々見所があり、しかも宴会芸をしているのはとびきりの麗人であるため周りは騒ぎはヒートアップしていく

 

喧騒は多少響くが今までこういった経験がなかった為にとても新鮮であった。

 

宴会芸のスキルはほぼ意味がないと聞いていたのでこんなところで見れるとは思っていなかった為に少し行儀は悪いが見て食べる事にした。

 

 

 

 

「どーもどーも!どーも!」

 

 

 

気がつくと頼んだハンバーグは食べ終わり、宴会芸も一旦終わったようだった。

 

途中クリス達も来ていたようだが駆け出しの冒険者の人と会話をした後に外へと言ってしまった。

 

今日はどんなクエストを受けようか、そう考えているときにクリスとダクネス、そして冒険者の人が戻ってきた。

 

しかし何やらクリスは泣いており、ダクネスはいつもより更に興奮した様子で立っている。

 

クリスはピーピー泣いているがいじわるしてやろうと言う雰囲気があるために嘘泣きしていることがわかった。周りは気がついていないようだが…

 

ただ何かあった事は事実であろう。よって何があったか聞いてみる。

 

 

「あぁ、クリスはこのカズマ少年にパンツ取られて有り金を毟り取られて落ち込んでいるだけだ」

 

 

「おい!アンタ子供に向かって何口走ってんだ!間違ってないけど本当に待て!悪影響だから!」

 

 

カズマと呼ばれた冒険者は慌ててダクネスの口を防いでいる。

 

しかし時すでに遅し、バッチリ聞こえ周りにも聞こえていたらしい、その証拠にカズマのパーティーメンバーが引いている。

 

クリスはこの人に無理矢理パンツを取られたのだろうか、もしそうなら両手両足切り落とすか潰して芋虫、又は達磨にした後にブタ箱へとぶちこむ

 

 

「怖ぇよ!えっ?何?この子もしかして子供の皮を被った悪魔だったりする!?違うから!無理矢理奪ってないから!」

 

 

「ユーリ君!?気持ちは嬉しいけど流石にそれは不味いと思うよ!?」

 

 

なるほど、確かにここだと血で汚れてしまい迷惑をかけてしまうだろう

 

 

「えっ?汚れる方の心配?殺られる方じゃなくて!?クリスさん!どうにかして!本当に殺られちゃう!」

 

 

殺らないか?

 

 

「事故だから!スティール使った時に偶然取れたのがパンツだったってだけだから!」

 

 

カズマがアッー!と声を上げながら体を震えさせている。実際にその通りなのだろう。クリスが今のやり取りを聞いて笑いを堪えている。

 

そろそろ茶番は切り上げるべきだろう。

 

取り敢えずパンツを取った責任の為に小指を出せと言っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後クリスから詳しい事情を聞き、誤解は解けたが有り金を毟り取られたのは本当だったらしく、クリスは稼ぎの良いダンジョン探索に行ってしまった

 

クリスは流石に駆け出しを危険を伴うダンジョン探索へと誘うわけにも行かないととてもすまなそうにしていたがクリスは自分の物ではないし、むしろエリス様の従者である。

 

エリス様から直々に仕事を頼まれている可能性もあるためにそちらを優先するのは自然な事だろう。

 

そう気にしてはいない旨を伝えるとすまなそうな表情を見せたままギルドを出ていった。

 

そして一人でクエストを受けようと思っていた矢先にダクネスが

 

 

「気になっているパーティーがあるのだが、一緒に行かないか?」

 

 

と誘って来たので行って見るとそこには先ほどのカズマととんがり帽子を被った如何にも魔法使いと言った風貌の女の子、それと朝食時に宴会芸をしていた麗人がいた。

 

カズマはこちらを視認すると同時に青い顔をしながら小指を隠す

 

 

「何?何?何の用?お願いします!小指は許してください!何でもしますから!」

 

 

ん?今何でもするって言ったよね?

 

ならば首を出せ!と言うのは冗談である。

 

先ほどの小指発言もドスをにこやかに渡したのも全部冗談であるから安心してほしい

 

 

「冗談にしては目が座ってたぞ」

 

 

もし本当であったならば小指と言わず肋か内蔵の一つは引き抜くつもりであったがこれはやぶ蛇だろう、黙っておいた

 

 

「それでカズマ、この子が昨日言ってたパーティーに入りたい人?」

 

 

「いや、パーティーに入りたいって言ってたのはその横の人だ」

 

 

「この人が昨日言っていた……ってこの人クルセイダーじゃないですか!」

 

 

突然ダクネスが自己紹介として渡していたギルドカードを見た魔女っ娘が素っ頓狂な声を上げる

 

忘れていたがそう言えばダクネスは上級者、驚かれるのも無理はなかろう

 

 

「それで、えっと君は……」

 

 

カズマがこちらを見ながら少しどもっていたので自己紹介をする。

 

 

「クチナシだな、それで何故ここに?」

 

 

ダクネスに誘われたこと、まだ駆け出しであるためにパーティーで戦う事で慣れていこうとしている事を伝える

 

またパーティーを組むのは慣れるまでであってずっと組むつもりはない

 

 

「そっか、じゃあダクネスとそれとめぐみんちょっといいか?」

 

 

カズマはどうやら本気で魔王を倒すと言っている。つまり危険を伴うのは当たり前であり、パーティーに入りたいと言っているダクネスに対しての警告

 

自分は今のところずっとこのパーティーにいる訳ではないので警告には入っていない

 

しかしめぐみんと呼ばれた娘は要約すると魔王など吹き飛ばしてやると意気込み、ダクネスは酷い目に会わされる事を望んでいる。

 

中々に賑やかなパーティーとなっているがある意味リーダーであるカズマは苦労するだろう

 

心中お察ししますとカズマに言うと額に手を当てて少し涙ぐんでいた

 

 

「あれ?まって、もしかして一番良心的なのってユーリだけじゃん……」

 

 

苦労するのではなく既に苦労していたようだ

お互い日本産まれ、苦労するのは何処の世界も同じであると慰めておく

 

 

「日本産まれ?まさかユーリお前も……」

 

 

「緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者各員は至急正門に集まってください!繰り返します!……」

 

 

カズマが何か言おうと口を開けたその時である。

ギルドから緊急放送が流れたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

夢を見ているようだ

 

そう思えるほど目の前の光景は異様であった。

 

昨日自分が降り立った草原から更にその奥、そこから草原より優しい色合いの何かが大量に迫って来ている。

 

すわ、魔物か?と思い目を凝らす

 

キャベツだった……

 

何を言っているかわからないだろうけどキャベツだ

見間違いだと思い再度見てみるがつぶらなお目目がついてる事ぐらいしか違いがないキャベツだった

 

 

「みなさーん!今年もキャベツの収穫時期がやって来ました!!!」

 

 

やはりキャベツだったようだ、しかしキャベツが空を飛ぶとは、やはり異世界は楽しい

 

 

「今年のキャベツはできが良く、一玉一万エリスになります!」

 

 

一玉一万エリスとは……

 

キャベツの花言葉、利益と言うのは強ち間違いではないのだろう。これは採れば採るだけ儲けものである。張り切って行こう

 

飛んで来るキャベツに五枚扇状にナイフを広げ、スキルの投擲を発動させる。

 

投げたナイフはそれぞれ別のキャベツに当たる事なく、一つのキャベツに突き刺さった

 

もしやと思い重ねて五回投擲を発動する。

するとナイフは別々の軌道を描き、それぞれのキャベツを打ち落とす。

 

続いて両手に合わせて十枚のナイフを持ち、五回投擲を発動すると今度は十本バラバラに突き刺さった。

 

なるほど、スキルは一回の発動につき両手にそれぞれ発動している

 

これは雑魚相手ならば集団でもかなり使えると思う、ただスキルをいちいち発動せねばならず連射ができない。

 

また投擲と言うこともあり射程距離は精々20mが限界だろう。そして殺傷力は他の武器よりは低い

 

しかしキャベツ相手には十分に効果を発揮していた。

 

ただいかんせん数が多い、いくら落としても後から沸くようにお代わりが来る。

 

キャベツが二匹、いや二玉、体当たりするように突っ込んできたが肘と膝にメリクリウスでプロテクターを作り、一玉を右膝と右肘で打ち付けるように挟み潰す。

 

そしてもう一玉に左足を踏み込み、左肘を振り下ろすように振り抜いた。

 

挟み潰されたキャベツは横に潰れ、左肘を振り抜かれたキャベツは顔面が半分陥没している。

 

ビジュアルは最悪だが気にしている余裕はない

 

更にもう一玉が飛び出し脇腹に体当たりされた。

 

一瞬ではあるが強烈なボディーブローを彷彿とさせる衝撃が走るが手で咄嗟に庇ったために大事には至ってない

 

しかし連続で喰らうのは下手したら大怪我はする威力だ。

 

そのためぶつかって来たキャベツを体当たりさせないように掴み引き寄せる。

 

掴まえたキャベツが抵抗を見せる前に膝に乗せ、メリクリウスで保護した手の甲を打ち付けた

 

キャベツだけに瑞々しく水分を振り撒きながら潰れる

 

やはりビジュアルが良くない

 

 

ある程度、ナイフで落とすか格闘で潰した頃、キャベツの攻撃が緩くなった

 

ふと周りを見ると他の冒険者がキャベツにやられ倒れている所をダクネスが囮を発動し守っている。

 

キャベツの攻撃が緩くなったのはダクネスに流れているからだろう

 

ダクネスに集中しているならば好機、側面に回り込みナイフをキャベツの群れに投げまくる

 

濡れ手に粟状態だ

 

しかしダクネスの鎧が砕け、中に来ていたウェアもボロボロになり満身創痍、いや欣喜雀躍している時であった。

 

数えるのも面倒なほどキャベツを機械的に打ち落としていると突如として周りの冒険者達が避難し始めた

 

次の瞬間、生存本能と言うべきか、背中に冷たいこんにゃくを当てられたようにゾッとする悪寒が駆け巡る

 

ダクネスにここから逃れるよう伝えるが

 

 

「後ろに守るべき者達がいるから逃げる訳にはいかない!」

 

 

と騎士らしく返されてしまった。その守るべき者すらも全速力で避難していると知らずに

 

そして次の瞬間、足元に紅蓮の巨大な魔方陣が浮かび上がる

 

その大きさは自分を含めキャベツの群れもすっぽり覆う程

 

嫌な予感の正体は間違いなくこれである。

 

円から逃れようとスキルの疾走を発動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言おう。吹っ飛ばされた

 

あの魔方陣から逃れようとしたのだが爆裂魔法の発動の方が早かったらしくギリギリの所でその衝撃を背中に喰らい吹き飛ばされた

 

そして気絶したのだが吹っ飛んだ先にはちょうどカズマが居たらしく心底驚いたそうな

 

その後、カズマのパーティーメンバーであるアクアが治療してくれたのだが自分を吹っ飛ばしたのもカズマのパーティーメンバーであるめぐみんだと聞きとても複雑な気分であった。

 

二日目とは言え酷い目にもあった物だと思う。

 

しかし案外この収穫祭も悪くはなかった。

 

全力で大勢の人と何かをする。運動会等をやったことがない自分はこれがとても素晴らしい物に思えた。

 

そして収穫祭が終わりギルドの食堂は昨日と比べて更に活気があり、何処を見てもキャベツ料理がテーブルに並び目に優しい色合いとなっている。

 

 

「おーい、こっちだ」

 

 

カズマが少し離れた席で手を振っている。

 

自分は夕食で頼んだロールキャベツを持ち、カズマの席へと向かった

 

 

 

やはりこの世界は素晴らしい

 

 




ちなみに作者は花言葉が好きで主人公のユーリ君もそこら辺を考えながら名前をつけています。

花言葉って思ったより面白い物が多いので良かったら皆様も探してみてください
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