バカとテストとましろ色シンフォニー(凍結) 作:あんこ入りチョコ
明久サイド
雄「まずは皆に礼を言いたい。周りの連中には不可能だと言われていたが此処まで来れたのは皆のおかげだ。感謝している。」
雄二が教卓の前に立ち、雄二らしからない程素直に礼を言った。
明「雄二頭大丈夫?」
隼「良い精神科を紹介するぞ。」
少し想像出来なかったから雄二が可笑しくなってしまったかと思い聞いてみた。
雄「お、俺の頭至って正常だ!!」
と雄二は反論してきた。
隼「安心しろ・・・・・9割冗談だ」
雄「残りの一割は本気なのか」
新「隼太、アキ。雄二を弄るのはそこまでにしろ」
明「いや、だって想像出来なかったから。」
隼「明久の言う通りだ。」
雄二「ああ。自分でも思う。だが、これは偽らざる俺の気持ちだ。話を戻すが、此処まで来たからにはAクラスに勝ち勉強だけが全てじゃないという事知らしめるんだ!」
F「「「おおーっ!」」」
F「「「そうだーっ!」」」
F「「「勉強なんてしなくていいんだーっ!」」」
F「「「「「そうだ、そうだーっ!!!!!」」」」」
いや、それは駄目だと思うよ。
勉強をしたから戦えたんでしょ?それに特に活躍してないよね?
雄「皆ありがとう。残るAクラスだが、一騎打ちで決着を着けたいと思う。」
F「どういうことだ?」
F「誰と誰が一騎打ちをするんだ?」
F「それで本当に勝てるのか?」
雄「まあ、落ち着け。今から説明する。」
雄二が教卓を叩いて皆を静まらせる。
雄「やるのは俺と翔子だ」
須「は?馬鹿の坂本が霧島さんに勝てるわけ・・・」
ヒュッ(雄二が須川君にカッターを投げる)
パシ(隼太がカッターを掴む)
雄「・・・椋梨、邪魔しないでくれると助かったんだが・・」
隼「落ち着け、雄二。そんな事やったら同レベルになるぞ?(こいつらと)」
雄「・・・そうだったな。悪かった」
明「何やってんのさ雄二!隼太がカッターを取ってなかったら畳が傷つくじゃないか!!」
秀「気にかけるのはそこかの。」
秀吉は僕に、そう言って来たけど僕はこう答えた。
明「じゃあ逆に聞くけど、友人を侮辱した人を気にかける?」
秀「確かにそうじゃの。」
隼「須川君・・・今のはちょっと言い過ぎじゃないのかな?仮にも雄二は俺達Fクラスの代表だぞ?」
須「あ、ああ・・・悪かった・・・反省する」
須川君もわかってくれたようだ。
雄「まあ、須川の言う通り翔子は強敵だ。まともにやれば今の俺では勝てないだろう。だが、それはDクラス戦もBクラス戦も同じだっただろう?まともに戦り合えば俺達に勝ち目は無かったが、俺達は今こうして勝ち進んで来ている。今回だって同じだ。俺は翔子に勝ち、FクラスはAクラスを手に入れる。俺達の勝ちは揺るがない。俺を信じて任せてくれ。過去に神童とまで言われた力を、今皆に見せてやる」
F「「「「おおおぉぉぉぉぉ!!」」」」
さすが雄二。うまく乗せたな。
雄「さて、具体的な方法だがフィールドを限定してやる」
秀「何に限定するのじゃ?」
雄「小学生レベルの日本史で上限ありのテストだ」
小学生レベルの日本史?しかも上限ありのテスト?召喚バトルじゃないのかな?満点が前提になるから集中力勝負に持って行く気かな?
隼「それじゃあ満点が前提勝負になるよね?集中力勝負になるんじゃない?」
秀「隼太の言う通りじゃ」
雄「おいおい、俺がそんな作戦をとると思うのか?いくらなんでもそこまで運に任せるようなことはしない」
明「じゃあ霧島さんの集中力を乱す方法を知ってるの?」
隼「いや、翔子なら小学生レベルのテストなら集中してようがしてまいが関係なく満点がとれるだろう」
まあ霧島さんなら余裕だな。
雄「翔子はある問題が出れば必ず間違える。その問題は『大化の改新』だ」
『大化の改新』?それくらい霧島さんはわかってると思うけど・・・
明「それって誰が何を起こしたかってこと?」
雄「いや、小学生レベルの問題なんだ。そんなに掘り下げたものじゃない」
秀「となると・・・年号かの?」
雄「ビンゴだ秀吉。『大化の改新』の年号が出れば翔子は間違える。そして俺達の勝利だ。お前等大化の改新の年号は何年だった?」
雄二がそう聞くと僕等以外のFクラスメンバーは目をそらした。
もしかして分からないのかなぁ?
明「確か・・蘇我入鹿を蒸し殺すで645年だったはず」
隼「アキその覚え方はあんまりだぞ。蒸し米で祝う大化の改新だ」
新「隼太は蒸し米が食べたいの?無事故の世ずくり大化の改新だよ」
桜「・・・・無事故で成功大化の改新だった」
雄「お前らは、ずっと仲良かった親戚なんだろ?何でそんなにバラバラなんだ?」
僕達が雄二の質問に答えると雄二はあきれたように行ってきた。
そして、いきなり姫路さんが雄二に話しかける。
姫「あの、坂本君」
雄「何だ、姫路。」
姫「霧島さんとは、仲が良いんですか?」
雄「俺は翔子と付き合っている。」
須「総員、狙えぇっ!」
雄「なっ!?なぜ須川の号令で皆が上履きを構える!?」
須「黙れ、男の敵!Aクラス前に貴様を殺す!」
雄「俺が何をした!?」
須「霧島さんと付き合うとか羨ましいんじゃーっ!」
ああ、つまり嫉妬か。
隼「おい!止めろ!」
雄二「ゴホン、とにかく俺達はAクラスに勝って机は──」
Fクラスモブ『『『『『システムデスクだ!』』』』』
雄二「取りあえず、明久、隼太、秀吉、康太、新吾、桜乃一緒に来てくれ。」
明久達「「「「「「OK」」」」」」