やっとのことで二話目です。まぁ何個か小説を両立してるのでこの作品はゆっくりやります。
~旧横田生体研究所~
白山『あーあ、つまんないな。』
俺の名は白山治斗。でもこれはあくまで判明した名前。本名はマイドゥスだ。怪人態から人間態に自由自在に変われる珍しい存在の様で、ヒッキョウの幹部に位置付けられている。だが、時々思い起こされる断片的な記憶が俺の頭を苦しませている為、その記憶を頼りにこの跡地に来たって感じだ。要するに、自分は何者かを探りに来たってことだ。
白山『あの記憶はここからだな。』
俺はただただ破片しかない世界をゆっくりと進む。すると何かの機械が散らばっていた。
白山『何だ?この破片は…グッ!』
散らばる何かの機械の破片に疑問を抱いたとき、また断片的な記憶が俺の頭に甦ってきた。
白山『ん?…な、何だ?…せっ、設計…図?…ハァハァ…ちくしょう、後少しだったのに!』
俺は断片的な記憶を見てこの破片と関係あるのでは?と思い始めるが、肝心なところでまた消えてしまった。
白山『更に散策した方が良いな。』
そう呟くと、俺は破片が多かった部分を中心に設計図を探し始めた。すると、何やら破片に成っていない機械を発見したのだ。
白山『何だ?この機械は…。』
俺はそういった後、その壊れていない機械を触る。すると今度は強い衝撃と共に、記憶が完全に甦ってきたのだ。
白山『グッ!こ、これは…ハッ!俺は怪人になる前は研究員だったんだ!思い出したぞ!と言うことはこれは…。』
完全に自分が誰だか思い出した俺は、手にしていた物が100%分かった。すると遠くから、女性の声が聞こえた。
白山『この声は女性の声だ。ヒッキョウに襲われてるんだな。だが俺は…』
完全に思い出した俺は硬直してしまった。ビビっていたんじゃない。思い出すまでただの怪人で、沢山の殺人を犯した生命体が、今更人を救うのか?と悩んでいたのだ。
白山『俺は沢山の殺人を犯した。しかし…見捨てるわけには…。』
俺は凄く苦しみ悩んでいた。しばらくして手に持っている物を見つめる。すると、生前の記憶に秘められた正義の強い感情が溢れでたのだ。
白山『そうだ、かつての俺は正義感が強かったんだ。ここで見捨てるわけにはいかない!殺人が何なんだ!今からその罪を償えば良い!』
俺はそう決心すると、声のする方へ向かった。
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~旧横田生体研究所~
永原『お~い!白山~!駄目だ、居ない。』
俺の名は永原栄司。今、約1ヶ月ぐらい前に行方不明に成った白山治斗を探していた。
永原『刑事さん、白山さんは見付かりました?』
?『いいや、全然。』
永原『そちらは?』
?『いいえ。』
今俺が話し掛けた人は、瑞穂警察署に所属する本条 信治と言う人と足立美波と言う警部さん達である。
足立『そもそも特徴が分からんから、見つかるわけないわ。』
永原『そうでしたね、すみません。』
本条『大丈夫だ。人を救いたい気持ちは同じだからな。』
永原『刑事さん…。』
本条『ささ、白山君を探すぞ。遺体として見つけてもな。』
足立『それは言い過ぎじゃないかしら。まぁとにかく探しましょう。』
俺は本条刑事さんと足立刑事さんの言うことに了承して白山探しを再開した。すると遠くから人の声が聞こえた。
永原『な、何だ?』
本条『どうやら迷い混んだ女性がヒッキョウに襲われているらしいな。急いで救出に向かうぞ。』
永原『はい!わかりました!』
足立『私は増援を呼びながら行くわ。』
本条『分かった。じゃあ気を付けてこいよ。』
本条刑事さんが足立刑事さんにそう告げると、私を連れて悲鳴のした場所に向かっていった。
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~旧横田生体研究所~
白山『急がないと!』
俺は女性の声が聞こえる方向へ向かい、現場に着いた。すると、女性を怪人が今まさに襲おうとしていた。
女性『キャー!助けてー!誰か~!』
?『誰も来ないさ、大人しく死ね!』
白山『やめろ!』
俺は右手に大きなムチを持った怪人を蹴り飛ばし、女性の前に立った。
女性『あ、ありがとうございます。』
白山『礼何て良いから早く逃げろ!』
女性『はい!』
礼をしてくる女性を俺は早く逃げる様に告げると、蹴り飛ばした怪人が起き上がってきた。
?『おのれ~ってお前はマイドゥス!貴様、ここで何してんだ!』
白山『貴様こそ何してんだティアボ!』
何と、女性を襲っていたのは、ヒッキョウ内で地位の座を狙いあっている種族:蛇族のティアボだったのだ(因みに俺は猫族である)。俺は驚きながらもティアボに問いかけた。すると、こんな返答が返ってきたのだ。
ティアボ『決まってんだろ?恐ろしい存在と言われてる“機械”の事だよ!それをボスから回収するように頼まれてるんだ。』
白山『な、何?』
俺はティアボの言う恐ろしい存在である“機械”をたった今入手したところで有った。
白山『その恐ろしい存在の“機械”とはこれのことか?』
そう言いながら“機械”を取り出す。するとティアボは、驚きながら俺に問い掛けてきた。
ティアボ『な、何?な、何故お前が持っている!』
白山『それは…自分探しで見付けたものだよ。ようやく自分が誰だか分かったよ。』
ティアボ『そ、そうか。ではそれはもう入らないな。素直に渡してもらおう。』
俺が話した後、ティアボはその“機械”をくれと手を差し向けてくる。すると俺は一歩下がり、引き渡しを拒否した。
白山『…』
ティアボ『マイドゥス、一体どういうつもりだ。我が蛇族が狙う地位は譲れないが、その近くの地位までなら特別に着かせてやるぞ?』
そう言ってティアボは更に俺の方へ近づいてきた。すると俺は、奴を思いっきり蹴り飛ばしてやった。2度もされたため、流石に奴は怒っているだろう。しかし俺は気にしない。
ティアボ『き、貴様~!』
白山『俺は、この“ベルト”で人々を救う!』
ティアボ『はぁ?今更遅いぞ!貴様は沢山の人々を殺めてしまっている。そんな奴が人助けなど勤まるはずがない!』
白山『いいや、出来るんだ!今の俺ならばな!』
俺はティアボにそう告げると、手にしていたベルトを腰に装着した後、何故か持っていた2つのアイテムを見る。
白山『頼む、我が持つ猫族の力をこのアイテムに宿れ!』
するとその願いが通じたのか、2つのアイテムに自分の怪人の力が宿り、無事変身アイテムが完成した。俺はそれを早速自分の腰に装着してあるベルトにセットする。
ベルト≪行くぜカモン!結果はWinを目指せ!≫
白山『我に力をくれ!我に人を救う力を!(無事成功してくれ!)』
俺はラップ音で流れる音楽を聞きながら台詞を言う。するとみるみるうちに俺の体は鎧が着き、“戦士”へと姿を変えた。
ティアボ『貴様!どっちの味方何だ!』
白山『それは貴様の想像に任せる。』
俺はそう言ってティアボに立ち向かったのだった。
いや~、やっときましたよ~。あ、私は足立 美波と言います。果たして、戦士と成った“怪人”と普通に殺人を犯す“怪人”の戦いは無事終わりを迎えるのか?
次回の仮面ライダーサーレッツは第三話~心~。楽しみにしてくださいね!
作者感想
投稿が遅れて本当にすみません。後、内容が急展開過ぎてすみません。ですが、この小説は自由に投稿しますので、どうかそこはご了承下さい。ではまた次回お会いしましょう。
第二話終了