白い悪魔と黒い悪魔、白い天使と黒い天使   作:Tuuri_ecru

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皆様こんにちはこんばんはおはようございます。
Tuuri_ecruにございます。
今回は"東京喰種"からジューゾーちゃんとその仲間たち、オリジナルキャラクタークロエちゃんが"SS"レート喰種と対峙します!
珍しいクインケ等も出ちゃいますよ~~!
是非!ご覧下さい!


第1話 ~白色と黒色~(チェスが舞台で踊るまで)

『気をつけろ!!!!相手は"SSレート"の喰種だ!!まずは人質を先に救出して、全てはそこからだ!!!』

 

『私達が人質を救出する!!鈴屋、クロエ!!

…やれるか…?!』

 

「は~い、ぶっ殺~っす❢❢」

 

「……。…分かった、やれ!!!!!!!!!」

 

「「おっ任せを~~~っ❢❢」」

 

……これは、異端児二人の荒れ狂うモノクロ物語……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスジャック…。それは、運行中のバスを乗っ取る行為の事である。

通常人間が何らかの意図を持って行う事が多いが、今回は相手が"喰種"で、しかも"SS"級だ。

さらに運悪く今日から夏休み休暇が始まり、何処も彼処も(どこもかしこも)道路は渋滞しており、それはここも例外では無かった。

今回の現場は重度の渋滞でしかも高速道路だ。

逃げ道が少ない分現場は騒然としており、避難指示を受けた人々が恐怖で逃げ惑ったり好奇心で野次馬をつくったりと、車で狭くなっている道路の中を沢山の人で更にごった返していた。

最後に最悪なのが、その現場が”トンネル内”だという事だ。

”SS”級喰種はわざとトンネルの中で犯行を行った。

喰種捜査官の突入口を減らす為だろう。

喰種事件で過去最悪なケースだったと、後に誰かが零した事は言うまでもない……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バスぐっちゃぐちゃだねぇ……ジューゾー❢」

 

「まっかっか、まっかっか。もっとぐっちゃぐちゃにしましょう?クロエ」

 

「は~い❢」

 

異彩を放つ二人はこの状況を物怖じせず、屈託のない笑顔で見つめ合い、笑い合う。

ジューゾーと呼ばれる彼はクロエと呼ばれる彼女の手を引っ張り

 

「Chu…。だいすきですよ、クロエ」

 

「っん…。私もだよ、ジューゾー」

 

…そう、優しいキスをして抱き締めた。

 

 

ッドンッッッ!!!

 

 

「「?」」

 

突如爆発音がバス頭部から聞こえてくる。

 

「あちゃ~っ…。バスがコワレタ」

 

「!本当だ。コワレテル」

 

「…じゃっ、殺ろっか」

 

「は~い♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおおーっ❢❢とってもでっかい喰種だね~♪」

 

「おっきいならぁ…まっぷたつだーっ❢」

 

クロエはニコニコしながら車の上を軽々と飛び越え、素早くバスの近くにいる対象に近付く。

 

「は~い❢クモさんをどーぞっ❢❢」

 

対象の前に現れると、滑らかな手付きでスカートを軽く持ち上げ、その中から大量のクモが雨の様に降ってくる。

 

「うわっ……」

 

新入り捜査官はその様子を見て顔面を青白くさせ、目を見開く。

 

「ジューゾー❢」

 

「は~い❢ジェイソン…ギミックオ~ン❢❢」

 

ゾブッ!!!!

 

「……?───ッ?わわわっ!?」

 

ジューゾーは死神の鎌を現代アレンジした様な"クインケ"

《13’sジェイソン》

を喰種に向け、クモで油断しているうちに鎌の側面から赫子を放出させ、喰種の腹へと思い切り突き刺した。

が、"SS"レート喰種は気色悪い笑みを浮かべてジューゾーの赫子を自身の身体に引き込むと、それにつられて引っ張られたジューゾーの頭を掴み、開いて自分の赫子"尾赫"で一気に彼を吹っ飛ばした。

 

「わ~~~~~~~~~~~……っとっと❢」

 

「ッフンッ。お前のクインケ…貰っとくぜぇ…?」

 

「あ…だめだよ?人のもの取っちゃ」

 

勢い良く吹っ飛ばされたジューゾーからクインケ(13’sジェイソン)が手放される。

それを奪う喰種にクロエが注意をしたが、聞く耳すら持たない。

 

「あ?俺に指図すっとは良い度胸じゃねぇかお嬢ちゃん。こいつが喰われても良いのか?え?」

 

"SS"レート喰種"破壊神シヴァ"はその大きな尾赫をうねらせながらジューゾーのクインケを、バスの中から出てきた瀕死状態の逃げ遅れ人質に近付け挑発する。

 

「はい。正直(しょーじき)その人質がどうなろうと知ったこっちゃないです。どーぞ、ご自由になさってくださいです」

 

「❢どーせなら喰べてるとこ見たいな~♪」

 

ジューゾーとクロエはあっけらかんとして応える。

しかもクロエはそれを勧めてしまう。

 

「…フ、フンッ!じゃあ喰っちまおーじゃねぇか…ってこの気持ちワリィクモを何とかしてくれよ!!!」

 

「え?(ヤダ)

 

「ハァ?!」

 

「だって、これが私の"クインケ"だも~ん♪」

 

『!?!?』

 

クロエは車の上にちょこんと座りながらそう言った。

 

「ま、まさか…!?」

 

「は~い♪ぐるぐるのがっちがちに仕立てましょ~❢」

 

クロエがそう言うと、シヴァの周りで待機してたクモが一斉に糸を放出する。

 

『赫子がぁッ!?ぐっ…ガア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?!?!?』

 

ザンッ!!!

 

「両腕も~らいっ❢」

 

「なっ!!!?」

 

クモ型”クインケ”《スパイダークロックス》は遠隔で糸を放つと赫子を弱化させ、さらに硬質なその糸で縛り上げ、一切の動きを封じた。

そのタイミングでジューゾーは手持ちの第二の"クインケ""尾赫"の《サソリ》でシヴァの両腕を切り落とし、取られていた《13’sジェイソン》を回収する。

 

『こんの餓鬼ッ!!!!!!』

 

新たに赫子を出し、クロエの左胸へと突き刺す。

 

「あっ…ぷっ………?」

 

『クロエさぁぁぁぁぁぁあああああああん!!!!!!助けに来ましたよぉぉぉぉおおおお!!!!!!』

 

 

 

「あっ、もーっ❢何してたですか遅いですよー」

 

「鈴屋先輩申し訳御座いませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!!!!!!!!」

 

猛ダッシュで駆けてくるその人は腰に携えた鞘を抜くと力いっぱいクロエに刺さった赫子を切り離した。

 

「クロエさん!!!」

 

「…あな……ぽ…こ…まっ…かっか……」

 

クロエの左胸は見事に空洞化し、とめどなく流れる血液と、内蔵が無残に彼女を彩った。

 

「鈴屋先輩!!!!!!」

 

ジューゾーに助けを求める彼。

 

「今はそれどころじゃなさそーですよ?」

 

だが、状況が状況により、バッサリきられてしまう。

 

「っで、ですが…っ!!!」

 

それでも何とかクロエを助けようと、ジューゾーに頼もうとする。

 

「阿原!!後は俺がやるからクロエの治療をっ!!」

 

「篠原さん……っ!!…分かりました、お願いします」

 

重傷を負ったクロエを抱き上げ治療へと急ぐ彼阿原半兵衛(あばらはんべえ)22歳。クロエのパートナーだ。

そしてそれを促したのは篠原幸紀(しのはらゆきのり)、ジューゾーのパートナーである。

 

「はんべ…ポッケから…アレを……」

 

「はい!……っありました!」

 

クロエに言われた半兵衛はソレを手にすると彼女の傷口にそっと当てる。

 

「 木のように大きく 海のように深い

 

天使と悪魔 導かれし 妖精 クロエの傷を癒したまえ 」

 

 

…するとクロエの傷が瞬く間にして塞がっていったのである。

 

「っふう…。ありがとはんべー」

 

「私こそ遅れてしまい申し訳御座いませんでした…」

 

「あやまらないではんべー。大丈夫」

 

頭を垂れる半兵衛を優しく抱き締めるクロエ。

 

「クロエさん…」

 

抱き締められた半兵衛はホッと息を漏らした。

 

「……。よし❢殺るよ❢❢」

 

「!畏まりました!!」

 

完全に治ったクロエは半兵衛と共にシヴァの元へと駆けて行った…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい!今回はクロエちゃんが何巻かのハイルちゃん状態になりましたが、謎の"アレ"を使って復活します!
(ハイルちゃんはお腹でしたね(*´ω`*))
無敵ですね、謎の"アレ"。
ジューゾーちゃんとクロエちゃん。
二人は誰よりもラブラブです(*^^*)

仲良しな二人、東京喰種本編では味わえない様なストーリー。
如何でしたでしょうか?
次回は"破壊神シヴァ"を遂に倒します!!!
新しいクロエちゃんのクインケが登場したり、ラブラブな二人を見れちゃったりします´ω`*次回も是非是非ご覧下さい´ω`*

ではまた次のお話で会いましょう♪see you♩♪
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