俺の名前は、神田命。和菓子屋いざなみを営んでいる夫婦の一人息子である。俺が転生してからというもの、親に結構甘やかされながら育ちながらも楽しんで暮らしている。
だが、今のところ全く転生するときに得た能力が調教以外、効果を示さない。あの時に金髪からは、デバイスという物がなければ使えないと聞いたが、もう1つの能力の生命の母が全く使い方が分からない。調教に関しては、弱っている猫を拾って育ててみた。拾った猫は最初は物凄く警戒していたが、拾って三時間で懐かれてしまった。暇さえあれば、ずっと俺にくっついている。
今日は、家の近くの公園に遊びに行ってみた。公園には、沢山の子供たちが遊んでいた。まぁ、俺も今は子供なのだが。俺は、沢山の子供たちが遊んでいた中で孤立してしまっている一人の女の子に声をかけた。
「君、一緒に遊ばないかな?」
「......向こうで皆と遊んだ方が楽しいと思うよ。」
どうやらこの子は、俺を胡散臭いとでも思ったのだろうか?仕方無いかな、寝暗そうな糸目の男が話しかけてくればそうなることもあるだろう。
「俺は、君と遊びたいって思ったんだ。俺の名前は、神田命。君の名前は?」
「私は...高町なのは。」
「よろしく、高町さん。俺のことは好きに呼んでよ。名前を呼び会える仲は友達ってね。」
「友達......うん!よろしくね、ミコちゃん!」
「ミコちゃんか、なんか恥ずかしいな。」
「その方が可愛いよ!」
その日は、俺と高町の二人だけで遊んだ。高町は、あまり体を動かすような遊びは好きではないみたいだ。なので、おままごと等で遊んでいた。遊んでいる途中で高町が指を切った。俺は彼女の傷口を舐める。高町は驚いていたが、俺は傷口を舐めるのは治療行為だと説明して納得してもらった。遊んでいると、すぐに帰らなければいけない時間になった。
「そろそろ帰るよ。」
「そっか、ミコちゃん......さよなら。」
「高町さん、そこはさよならじゃないよ。こういう時は、またねが正解だよ。」
「......うん!ミコちゃん、またね!」
家に帰り、家族に友達ができたことを伝えた。親は喜んでくれたが、高町の名前を出すと笑顔が引きつった。どうやらうちの両親は、高町の両親とそこまで仲が良くないらしい。
『......おかあさん。』
次の日、見たことの無い生物が俺の頭の上を飛びながら俺を見ていた。その生物は、俺が目を覚ましたとわかると、俺の事をこう呼んだ。
『おかあさん、おなかすいた。』
その生物は、身体の大きさがねんどろいど人形程度の大きさの高町さんに似た天使だった。俺はもう一度ベッドに入る。
「なんだ、まだ夢の中か。」
俺は二度寝した。
俺の名前は、クラウド・バニングス。神に頼まれ仕方なく転生した。俺の転生した場所は、まさかの原作キャラであるアリサ・バニングスの兄としての転生だった。
「今日もアリサは可愛いなぁ!流石、俺の妹だぜ!」
「当たり前じゃない!何せ、お兄ちゃんの妹なんだからね!」
だが、こんな風に甘やかしながら誉めちぎっていたら、原作より我が儘な性格になっていた。だが、相手を思いやることを何度も教えているので大丈夫だと思いたい。
「お兄ちゃん、私お菓子が食べたい!」
「よーし!お兄ちゃん、アリサの為にお菓子買っちゃうぞー!」
ああ、俺の小遣いが、子供のなけなしの小遣いが消えていく。俺は、天使のように笑う小悪魔を喜ばせようと今日も頑張っていた。
僕の名前は、月村夜一。まさか、僕の転生先が原作キャラの月村だったとは思わなかった。しかも、主人公の親友である月村すずかの双子の弟とは思わなかったよ。
「夜一、そろそろ血を吸っておきなさい。」
「わかりました、忍姉さん。でも、血を飲む習慣だけは慣れないよ。」
「我慢しよう、夜一君は血を飲まなきゃ体調すぐに悪くなるでしょ。」
「......そうだね。ありがとう、すずか姉さん。」
この体に転生したのはいいのだが、僕は血を飲まないと直ぐに体調を崩してしまう程に弱くなっていた。僕は、こんな弱りきった体で戦い、誰かを救えるのだろうか?あの神め、もう少し健康な体に転生させてくれれば。
私の名前は、弓弦芽々なの。転生したのは弓弦という家だけど、まさかのなのはさんの故郷の海鳴市の隣町だったの。行く学校もまさかの公立の方だったの。
私は勉強を頑張って私立の方に行こうと考えているのだが、親の方はそこまで頑張らなくていいと言って私立に行かせるつもりはないらしいの。
「あれ?私もしかして積んだの?」
原作と関わるにはどうすればいいの?
物語は、とても小さくだが動いていく。
「ヤバイの!このままだと、転生特典がゴミ同然なの!」
生まれた場所の問題で、原作に関わるのが難しい弓弦芽々。
「血を沢山飲んでおけば、暫くは大丈夫かな?うぷっ、鉄の味が逆流する。......コフッ!」
病弱に生まれ、バカなことを考えたせいで血を吐く月村夜一。
「もうやめて、アリサ!俺の財布(の中身)はゼロよ!もう勝負はついたのよ!」
「HA☆NA☆SE!!」
最早、遊戯王ごっこをしているようにしか見えない妹にしがみつくクラウド・バニングス。
そして、
「高町さん、これどうしよう?」
『おかあさん、このひとがおとうさんなの?』
「にゃあ!?なのはそっくりで可愛いけど、どっちかというと私の方がお母さんだよ!」
自らをおかあさんと呼ぶ天使に困惑する、神田命。物語は、大きく狂ったのかもしれない。
私「こうやって書くのは楽でいいわ!」
弟「別の話を書きたくなったら章で分けてしまえばいいと思う。」
私「本当にお前は、良いこと言うなぁ。何か欲しいものあるか?買ってあげるぞ。」
弟「R18でTSキャラとのいちゃラブ書いてくれ。」
私「ふしだらNG!」