宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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改稿前のものを読んでくださっていた方はお久しぶりです。そして改稿した本作から読み始めた方は初めまして。アリス4869と申します。これからよろしくお願いします。

それでは本編をどうぞ


本編
プロローグ 前編


ーバトルオリオンシップー

 

ショウ「皆、チキュウの解放ご苦労だったね。」

 

ハミィ「これでチキュウがジャークマターの支配から解放されたのね、(゚∀゚)キタコレ!!」

 

ツルギ「俺様にとっては悲しい別れになってしまったがな。」

 

小太郎「チキュウの皆を代表して俺からもお礼を言わせて。ありがとう皆。」

 

ラッキー「俺たちは救世主だからな。それにその救世主には、小太郎お前も入ってるんだからな。」

 

シーザー「キャルー。」

 

小太郎「そうだった、チキュウを守る希望の星になるって言ったのは俺だった。」

 

チキュウに襲来しようとしていた宇宙幕府ジャークマター。その首領である、ドン・アルマゲを倒して早3日が経とうとしていた。

 

ショウ「ドン・アルマゲを倒したことでチキュウのプラネジュームを吸い取られることも無くなったし、早速次の星に向かいたいところなんだけど、ここのところ皆戦いっぱなしだったよね。そんな状態で次の星に向かっても疲労から動きが鈍っちゃうのが目に見えてるから、今日は一日休暇とするよ。さらに本来ならキューエナジーの節約のために数人ずつにするところを全員一緒にチキュウに降りちゃおう。」

 

小太郎「ホントに!?次郎たち元気にしてるかな・・・皆のことも次郎や叔父さん達に紹介したいし、お母さんのお墓参りだってしたいし・・・ありがとう司令。」

 

ナーガ「お墓参りとは何だ?」

 

小太郎「亡くなった人をお見送りすることだよ。惑星トキで俺のお母さんの幻が現れたことは、知ってるよね?ホントはちゃんとお見送りしなきゃいけなかったんだけど、ここのところバタバタしててお見送りして無かったでしょ?どこかでお見送りしなきゃって思ってたから丁度良かった。俺、部屋で準備してくるからちょっと待ってて。」

 

そう言うと、小太郎はメインルームから出て行き個人にあてがわれたプライベートルームへと向かって行った。

 

ー小太郎のプライベートルームー

 

メインルームを出た小太郎は、どこにも寄らずに真っ直ぐに自分にあてがわれた部屋へと戻って来た。お墓に供える花は昨日のうちに購入済みだし、お墓にかける水と焼香の為の線香は霊園に行く途中の店で購入すればいいので、小太郎は花だけを持ってメインルームへと今来た道を引き返した。

 

ーメインルーム―

 

小太郎「お待たせ。」

 

そう言って戻って来た小太郎の手に先程は持っていなかった花束を見て小太郎以外のメンバーは納得した。実は昨日出撃も無かったのに小太郎がチキュウに降りたいと言っていたのを疑問に感じていたのだが

小太郎の手に持ってる花束を見て疑問が解けた。あの手に持っている花束を買いに行く為だったのかと。

 

ショウ「準備はいいみたいだね。」

 

小太郎「後2つ準備するものがあるんだけど、それはお墓に行く途中で買うから。 皆は準備出来たの?」

 

ラッキー「準備って言っても何も持たないからな。皆、小太郎が戻ってくるのを待ってたんだぜ。」

 

小太郎「そうなんだ。じゃあ、もう降りられる?」

 

ラッキー「ああ。皆も降りられるよな。」

 

キュウレンジャー「モチロン!」

 

シーザー「キャルー。」とシーザーも付いて行きたそうに鳴いている。

 

ガル「ラッキー、シーザーはどうするガル?」

 

ラッキー「うーん・・・連れて行きたいのはあるんだけど、墓参りなんだよな?」

 

小太郎「うん。あまり騒がしくしちゃうと、霊園を管理してる人やそこで眠ってる人たちの迷惑になっちゃうから、ゴメンねシーザー。キミは連れて行けないんだ。」

 

小太郎がそう言うとシーザーは悲しそうに「キューン・・・」と鳴いた。

 

小太郎「でも、帰ってきたら遊んであげるからね。」

 

その言葉を聞いたシーザーは嬉しそうにメインルームのテーブルをクルクルと回りだした。

 

小太郎「皆行こう。」

 

キュウレンジャー「オッキュー。」

 

既にみんなからの賛同は得られているので小太郎はボイジャーの格納庫に向かいながら、これからの予定を立てていた。

 

小太郎(まずはお母さんのお墓参りだよね。それが終わったらおじさんのところへ次郎の様子を見に行ってそれから帰還かな。)

 

と大体の予定を立てていた。

 




えー改稿した本作はいかがでしたでしょうか?ここでは今後本編中に登場したキュータマの紹介をしていきたいと思います。

また、感想を付けてくださる方はありがたいですし嬉しいのですが、誹謗や中傷はやめてください。

それではまた次回の本編でお会いしましょう。

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