それでは、本編をどうぞ。
ーキュウレンジャーがインダベーの大群や、謎の機械の群れと戦闘を始める一時間前 時空管理局地上本部 八神はやて特別捜査官の執務室ー
その部屋の主は自身にあてがわれた部屋にて捜査資料の整理をしていた。ショートカットの茶髪を黄色いヘアピンでクロス状に留め、地上本部の特別捜査官だということが分かる青い制服を着用している。 名を八神はやて。20歳にして陸上二佐という高位の階級にいる管理局の局員なのだ。
はやて「J・S事件以後は大きな事件もなく平和やね〜。」
リイン「そうですね~。」
そこへ、通信を知らせる電子音が鳴る。何事かと思い、コンソールを操作して応答すると画面に現れたのは金髪を紫色のリボンで留めた女性だった。
はやて「カリム、どないしたん?」
カリムと呼ばれた女性は、挨拶もそこそこに用件を話し出した。
カリム「はやて、今から来られない?話したいことがあって・・・」
はやて「分かった。今からそっちに行くわ。」
カリム「待ってるわね。」そう言うと通信は切れた。
はやて「リイン、聞いての通りや。出かけるよ。」と言うと、リインと呼ばれた身長30センチほどの少女が答えた。
リイン「了解です、はやてちゃん。」
ー聖王教会 カリムの執務室ー
そこには先程はやてに通信をしていた女性 カリム・グラシアが座っていた。
カリムははやてへの通信を切ると、続けて自身の秘書であるシャッハ・ヌエラに通信をつないだ。
カリム「シャッハ、今いいかしら?」
シャッハ「はい、何でしょう 騎士カリム?」
カリム「はやてを呼んだから、お茶を2つ用意してくれる?ファースト・リーフの良いところをミルクと砂糖付きでね。」
シャッハ「かしこまりました。すぐにお持ちいたしますので少々お待ちください。」
それから20分後・・・ワゴンに2つ分のティーカップとポットを載せたシャッハが、カリムの執務室へと入ってきた。
シャッハ「お待たせ致しました、騎士カリム。お茶をお持ちしました。」
カリム「ありがとう。それから、私の部屋まで案内をお願いね。」
シャッハ「かしこまりました。」
それからさらに10分後・・・宗教上のしきたりに倣ってヒシャブとローブを羽織ったはやてとリインがシャッハに案内されてやって来た。
シャッハ「失礼します、騎士カリム。騎士はやてをお連れしました。」
カリム「ありがとう、あらリインも一緒に来たのね。」
リイン「こんにちはです、騎士カリム。」
カリム「いらっしゃい。」
はやて「カリム、どないしたん?」
カリム「はやては、私の稀少技能(レアスキル)を知ってるわよね?」
はやて「預言者の著書(プロフェーティン・シュリフテン)やんね?よう知っとるよ。」
ここで、読者の皆様に説明をせねばなるまい。稀少技能(レアスキル)とは主に古代ベルカ式魔法を扱う魔導師が魔法以外で持つ非常に希なスキルの事である。現在確認されている稀少技能(レアスキル)保有者は、聖王教会のカリム,本局査察部に務めているヴェロッサ・アコース,そしてはやての3名のみである。
年内最後の更新となります。改稿前のものを読んでくださっていた皆さんも、改稿した後のものを読んでくださっている皆さんも、今年やり残した事は無いでしょうか?やり残したことがなければ皆さんで笑って良い年を迎えましょう。
それではまた来年更新の本編でお会いしましょう。