それでは本編をどうぞ。
ー臨海第8空港跡地ー
ラッキー「次から次へとキリがないぜ。」
スティンガー「確かに。おまけに近くに街がある影響でキュウレンオーたちも使えない。」
スパーダ「それ以前にボイジャーが呼べるかどうかでしょ?」
ラプター「せめて動きが止められたら良いんですけど・・・」
そう言うと、ラッキー達はナーガの方を見る。
ラッキー「あの機械どもにナーガの能力が通じるかは分からねーけど試してみる価値はあるか。」
ラッキーのその言葉を聞いたスティンガーはナーガに向けてこう言った。
スティンガー「ナーガ、お前の蛇の目が使えないか試してくれないか。」
ナーガ「分かった、やってみよう。」と言ったと同時にナーガは能力を発動させた。
すると、インダベーはおろか機械の群れの動きまでも止まった。それを見たラッキーは、
ラッキー「よっしゃ、ラッキー!動きが止められる。」
動きが止められると分かったら、ナーガの能力も活用しつつインダベーと機械の群れへと攻撃していく。
暫くすると、インダベーと機械の群れを完全に倒したことで、残りはモライマーズだけになった。
ラッキー「後は、モライマーズだけか、ボイジャー呼べるかだよな・・・」
そう言うと、ラッキーはキュータマのついたセイザブラスターを左に倒した。するとブラスターから<セイ・ザ・ゴー!>という音声が鳴ったのだ。その音声を聞いたラッキーは・・・
ラッキー(ボイジャーが呼べるってことはバトルオリオンシップもこっちに来てるってことなのか?)と心の中で考えながら全員にボイジャーを呼ぶように指示した。
ラッキー「皆、ボイジャーを呼ぶんだ。合体は出来ないけどボイジャーの一斉攻撃でモライマーズを倒す。」
ラプター「ボイジャーを呼ぶって出来るんですか?」と尋ねたラプターに対してラッキーは、
ラッキー「そう思って俺もキュータマを左に倒したら呼べたんだ。もしかしたらバトルオリオンシップもこっちに来てるのかも知れない。」
ラップター「なるほど。確かにこちらに来てなければ、呼べないですもんね。」と納得したラプターに対して、ラッキーは「そういうこと。」と言いながら、シシボイジャーに搭乗してモライマーズとダイカーンに攻撃をしていく。それを見たスティンガー達も各々のボイジャーを呼び出し、攻撃を加えていく。
それを空から見ていた人物がいた。リインとユニゾンし、ベルカ式のバリアジャケットである騎士甲冑をまとったはやてだ。
はやて(なんやろ、あの人たち。ガジェットの動きを止めたと思ったら、小型の飛行機を召喚して大きな機械に攻撃して。)
一方、はやてに見られていることを知らないラッキー達は、全員一斉の必殺技でモライマーズとダイカーンを撃破したところだった。
キュウレンジャー「宇宙は俺(私 俺様)たちが取り戻す!」とこれまた決め台詞を言って戦闘を締めた。
その言葉を聞いたはやてはもしかしてと考えていた。
はやて(カリムの預言にあった空の彼方より舞い降りる救世主ってあの人たちの事なんかな。)
はやて「ってこんなことしてる場合やなかった!あの人たちから話を聞かな。」と言うと、先程までの考え事モードからお仕事モードへと頭を切り替えて、変身を解除したラッキー達に聞こえるように大声で呼びかけた。
はやて「そこの人たち~!すみませんが話をさせてくださ~い!」
ラッキー「どこから声がするんだ?」とラッキー達はあたりをキョロキョロと見る。
小太郎「上からだよ。」と小太郎の声のする方をみると、良く分からない服装に身を包み、杖を持った女の子がこちらに向かって大声を出していた。そのまま見ていると女の子はラッキー達の3メートル手前で着地した後にまとっていた服を解除して歩いてきた。尚、ユニゾンしていたリインは騎士甲冑を解除すると同時に外に出てきて、はやての肩にちょこんと腰かけた。
はやて「初めまして。私は、時空管理局特別捜査官の八神はやてと言います。そして、私の肩に乗っているのが・・」
リイン「初めまして。リインフォースツヴァイです。」
ラッキー「時空管理局?聞いたことねーな・・・」
ハミィ「うん。」
小太郎「えっと、はやてさんって言いましたよね?その時空管理局ってどんな組織なんですか?」と小太郎が尋ねるとはやては・・・
はやて「それらを踏まえて話をしますので安全な場所へ移動しましょう。ここにいたらまたガジェットに襲われますから。」
はやての一言でラッキー達は、地上本部のはやての特別捜査官室に移動することになった。
えー先程書きかけで投稿するというミスを犯してしまいました。今後はそんなことが無いようにしていくのでこれからも応援や感想お待ちしております。
それでは次回の本編でお会いしましょう。