宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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アリスです。

それでは、本編をどうぞ。


4話 歓迎会 前編

ー試験終了後の訓練場にてー

 

なのはから試験の合格を言い渡されたラッキー達は・・・

 

ラッキー「合格出来て良かったぜ。」

 

スパーダ「だね。経験の差を見せられたかな。」

 

すると、先程まで何もなかった空間にモニターが展開され、そこになのはが映っていた。

 

なのは「凄いターゲット全機撃破だよ、おめでとう。」

 

ラッキー「言ったろ?俺たちにとってあいつらとの戦闘は日常茶飯事だって。攻撃パターンが分かってるからな。」

 

なのは「うん、見ていて実感したよ。」

 

ラッキー「見てた?」

 

なのは「うん、モニターで見てたんだ。」

 

ラッキー「じゃあ、変身するところも?」

 

なのは「うん、バッチリ見てた。」

 

ラッキー「そうか・・・そこも含めて説明するから、そっちへ戻るな。」

 

なのは「うん、待ってるよ。」

 

その言葉を最後にモニターは閉じられた。

 

スパーダ「ラッキー、今のなのはちゃんだよね?どうしたの?」

 

ラッキー「変身するところから全部モニターで見てたんだとさ。」

 

スパーダ「そうなの?」

 

ラッキー「ああ、で説明するから戻るって言ったんだ。」

 

スパーダ「確かに。この力のこと説明しないとね。」

 

スティンガー「こちらの世界に保護してもらった時には話せてないことがたくさんあるからな。」

 

ハミィ「それよりまずは目先の事を考えようよ。どうやって戻る?」

 

小太郎「ウサギキュータマでも使う?あれなら一発で皆のところへ戻れるんじゃない?」

 

スティンガー「やみくもに歩き回るより、良いかも知れない。誰かウサギキュータマを持ってるやつは?」

 

小太郎「俺が持ってるよ。ちょっと待ってて。」そう言うと、小太郎は取り出したキュータマを自分のセイザブラスターへセットし、手前に倒した。

 

セイザブラスター<ウサギ キュータマ! セイ・ザ・アタック!>

 

小太郎は「八ッ」という掛け声とともにトリガーを引いた。するとラッキー達の足元にピンク色のエネルギーが付与された。足元にキュータマの力が付与されたことを確認してラッキー達はその場で軽くジャンプする。すると、キュータマの力でより高くジャンプしてなのは達のところへ戻る。

 

一方、訓練場の入り口で待つなのは達は・・・

 

なのは「凄い、30分以内に全機撃破しちゃったよ。」

 

シャーリー「あの機械生命体との戦闘は、日常茶飯事だって言ってましたよね?てことはどこかの管理世界ではあんなのがたくさんいるってことなんですかね?」

 

なのは「残念、シャーリー。彼らは管理外のそれも異世界の出身なんだよ。」

 

シャーリー「異世界から!?どういうことなんでしょうか?」

 

なのは「それも含めて彼らに説明してもらおう。それより、戦闘については、どうだったティアナ?」

 

ティアナ「凄いです。バリアジャケットの事とか聞きたいことがたくさんありますが、今は純粋に彼らの戦闘技術が私たちの何倍も上です。宇宙を救う救世主ってもしかしたら、彼らの事かも知れませんね。」

 

なのは「宇宙を救う救世主?」

 

ティアナ「はい、スバルたちにはモニターを見ながら話したんですけど・・・」とティアナは先程スバルたちとしていた話をなのはにも聞かせる。そこへ、ウサギキュータマの力で跳躍力が上がっているラッキー達が戻って来た。

 

 




いかがでしたか?それではこのコーナーに行きましょう

《キュータマ解説コーナー》
ウサギキュータマ・・・ウサギ座を司るキュータマ。跳躍力の強化で主に使用され、自分以外の仲間にも力を付与することが出来る。

それでは、次回の本編でお会いしましょう。

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