それでは、本編をどうぞ。
ー機動六課 食堂ー
スパーダから出された料理を見て目を輝かせるスバルたちフォワード一同。すべての料理を運び終えると、スパーダがエプロンを外してテーブルへとやってきた。
スパーダ「さあ皆、ボナペティ―ト。」
その言葉を待っていましたとばかりにスバルとエリオが取り皿に大量によそい始めた。
ティアナ「前の時も思ったけど、あんたたちホントによく食べるわね。」
スバル「このくらい食べなきゃ動けないよ。」
エリオ「そうですよ。僕なんか保護隊で一番動いてますから、。エネルギー摂取は大事なんです。」
スパーダの料理を食べたスバルは・・・
スバル「ん~!おいしい!もしかしたら六課の料理よりおいしいかも。」
ティアナ「確かに、おいしいわ。」
その時、スパーダが近くを通りながら言った。
スパーダ「お口に合ったようで何よりだよ。料理はまだまだあるから存分に食べてね。」
スバル「ありがとうございます。」
スバルがその一言を言い終わると同時にスパーダは、フォワードたちの座るテーブルを離れ、なのは達隊長陣が座るテーブルへとやってきた。
スパーダ「どうかな、僕の料理は?」
なのは「おいしいよ。」
フェイト「うん。」
はやて「なんやろ・・・料理をしている人間として負けた気がする。」
スパーダ「良かった。いっぱい作ったからたくさん食べてね。」
スパーダはそう言うと、ラッキー達の方へと歩いて行った。
スパーダ「皆良い感じに食べてくれてるよ。ラッキー達はそろそろ良いんじゃない?」
ラッキー「だな。ナーガ、ハミィ、小太郎行くぞ。」
ナーガ・ハミィ・小太郎「オッキュー。」
そう言うと、ラッキー達は準備のためにこそこそと足音を立てないように食堂から出て行った。
それから20分後・・・小太郎だけが再度食堂に入って、マイクを持つとこう言った。
小太郎「皆さん、僕たちのシェフ自慢の料理はいかがでしたか?ここからは僕、佐久間 小太郎が
司会をさせていただきます。宜しくお願いします。」
その言葉を聞いたフォワードを始めとした食堂に集められたメンバーは一斉に食堂の前方に注目した。
はやて「あれ、小太郎君だけや。ラッキーさんたちはどこへ行ったんやろうか?」
小太郎「今日は僕たちの為に歓迎会を開いてくださり、ありがとうございます。早速ですが本日のメインイベントに行きましょう。僕たちが飛ばされる前のチキュウの宇宙ナンバーワンアイドル ホシ★ミナトの遺伝子を持つ3人組QQQ(トリプル・キュー)この為だけに1日限りの再結成。曲は「からっきし」です、どうぞ。」
小太郎の挨拶が終わると、ハミィ達が現れてステージに立った。
ハミィ「皆さん、初めまして。QQQ(トリプル・キュー)です。今日は1日限りの再結成ですが、心を込めて歌います。聞いてください「からっきし」。」
ハミィの挨拶が終わるとラッキー達はスタンバイし、歌い始めた。そして歌が終わり・・・
ハミィ「ありがとうございました。」そう言ってハミィ達はステージから降りた。
ハミィ達がステージから降りるのを待って小太郎が再度マイクを持った。
小太郎「皆さん、どうでしたか?もう一度大きな拍手をお願いします。」
すると、先程とは違う大きな拍手が食堂のあちこちから響いた。
すると、そこへラッキーがやってきて小太郎のマイクを取るとこう言った。
ラッキー「俺たちだけじゃないぜ。ネクストシンガーは佐久間 小太郎!」
小太郎は、食堂に案内してもらうまでの会話を思い出していた。
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小太郎「先にラッキー達が歌って、それから俺が歌うっていうのはどうかな?」
ラッキー「それ良いな!じゃあ、小太郎が歌う時は俺が司会をやるってことでどーだ?」
小太郎「賛成。」
スティンガー「流石に小太郎用の衣装を作る時間は無いから、小太郎は悪いがそのまま歌ってくれ。」
小太郎「気にしないで。元々ラッキー達が歌うって時に俺もって言い出したわけだし。」
スパーダ「小太郎の歌期待してるよ。」
小太郎「任せといて。皆の期待に答えてみせるよ。」
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そして現在・・・
ラッキーの言葉が終わると、小太郎がステージに立った。
小太郎「ラッキー、紹介ありがとう。 改めて佐久間 小太郎です。精一杯歌うので聞いてください。曲は「BLUE SKY BOY」」
そう言うと、小太郎も曲を歌うためにスタンバイし、曲がかかり始めると元気よく歌い始めた。 そして曲が終わると・・・
小太郎「ありがとうございました。」小太郎がそう言うと、食堂から盛大な拍手があちこちから響いてきた。
ステージのそばで聞いていたラッキー達からも・・・
ラッキー「カッコよかったぞ、小太郎!」
スパーダ「Si.本当に大観衆の前でよく歌い切ったね。」
ツルギ「流石小太郎先輩。やるじゃないか」
と賞賛の言葉をかけられた。
ここまで読んでくださりありがとうございます。次で4話を完結させられるように頑張るので次もぜひ読んでみてください。
それでは、次回の本編でお会いしましょう。