それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 ある日の訓練場ー
ラッキー達は、訓練場にて真紅の髪の毛を左右で三つ編みにしたスターズの副隊長兼戦技教導官であるヴィータから防御魔法の基礎について実戦形式で教わっていた。
ヴィータ「自己紹介がまだだったよな。機動六課前線部隊 スターズ分隊副隊長兼戦技教導官のヴィータだ。さて、戦闘において最も重要なもの・・・攻撃もそうだが、それよりも重要なものがある。それが防御だ。」
ラッキー「防御?」
小太郎「ラッキーもだけど皆にも言えるからね。僕もリベリオン本部へ研修に行って戦闘担当の教官から、防御について何度も言われてきたから防御に関しては、僕もヴィータ教官に賛成するよ。」
ヴィータ「小太郎の賛同を得られたところで説明を続けるぞ。防御魔法と一言で言っても覚えてもらう魔法は2種類。1つは受け止めるバリアタイプ、そしてもう1つは弾いて逸らすシールドタイプだ。」
小太郎「最後の1種類は・・・?」
ヴィータ「残りの1種類はデバイスを展開しちまえば、武器と一緒に出てくるからな。説明はいらねーだろ。」
小太郎「そうか、バリアジャケット。あれも防御魔法の1種だもんね。」
ヴィータ「そう、そして説明しなかった身にまとうタイプの防御魔法でもあるからな。」
ラッキ「そーなのか。」
ヴィータ「口で説明するより、実戦でやった方が早いか・・・アイゼン!頼むぞ。」
ヴィータが首にかけたミニチュアのデバイスであるグラーフ・アイゼンに声をかけると(既に全員のデバイスをそれぞれの持ち主に返却済みである。)返事を返し、訓練用の服装のままで手にはお年寄りが趣味としてたしなみそうなゲートボールのスティック形態となったグラーフ・アイゼンがヴィータの手に握られていた。
ヴィータ「あたしがこれから鉄球を打つからバリアで防げよ。」
小太郎「確かに、こういうのは口で説明するより、実戦でやった方が身につくかも・・・」
ヴィータ「そう言うこった。誰からでもいいから、さっさとデバイスを展開しろよ。」
ラッキー「じゃあ、俺から。 頼むぞレオン。」
ヴィータに指示されたとおりにデバイスを展開し、ある程度離れた位置に立つとヴィータが大声で言った。
ヴィータ「良いか! 行くぞー!」
ラッキー「レオン!」
レグル・シオン[protection]
レオンによって張られたバリアにヴィータが打った鉄球が当たり、しばらくお互いの力が拮抗していたが、やがてラッキーが張ったバリアがヴィータが打った鉄球を押し返し、上空へ跳ね上げた。それを見たヴィータがぽつりとつぶやいた。
ヴィータ「おいおい・・・堅すぎねーかお前のバリア。」
ラッキー「そんなに堅かったか?俺のバリア。」
スパーダ「うん、ヴィータちゃんが打った鉄球を上空へ跳ね上げさせたんだから、相当固いと思うよ。」
ヴィータ「ラッキー、お前魔導師ランク幾つだ?」
ラッキー「それが、どうも俺だけ計測不能みたいで事実上のEXランクだ。」
ヴィータ「EXランク!?道理で堅いと思ったわけだ。」
ラッキー「で、強度に関してはどうなんだ?」
ヴィータ「強度に関しては全く問題なしだ。」
ラッキー「よっしゃ!!」
ヴィータ「そのくらいの強度があれば、前線に出ても充分通用するさ。」
ラッキー「ホントか!?」
ヴィータ「ああ、ホントさ。バリアに関しては合格だ。2人目の奴、前に出てきな。方法は
1人目の奴と一緒だ。」
その後もヴィータは、実戦形式でバリア魔法とシールド魔法を教えていった。 そして訓練終了後・・・
ヴィータ「魔法を使うのが初めてにしてはうまいじゃねーか、おめーら。」
ラッキー「元の戦闘に魔法が加わっただけだからな。防御魔法の重要性も教えてもらったし。」
ヴィータ「確か、宇宙の解放のために戦ってたんだよな?はやてから聞いた。」
ラッキー「ああ、宇宙幕府ジャークマターから宇宙を取り戻すために戦ってた。」
スパーダ「その過程で、ここにはいないけど、司令が正式に戦士になったり、小太郎も「チキュウを守る希望の星になる。」って言って、ホントになっちゃうし、コールドスリープから目覚めさせた伝説の救世主様には振り回されちゃうし。」
小太郎「僕の場合、カローによって弟と一緒に人質にされてたのを皆に助けられて、それから希望の星になるって決めて皆を探してたからね。」
ツルギ「俺様もかつて倒したはずのドン・アルマゲが生きてるって知って、最初はラッキー達を盾としてもう一度ドン・アルマゲを倒す事しか考えていなかったが、ラッキーに「今の救世主と昔の救世主で力を合わせてドン・アルマゲを倒そう。」と言われて、一緒に戦うことになったしな。」
ヴィータ「そうなのか。」
ラッキー「この世界もジャークマターの標的にされてるからな。究極の救世主が必ず救ってみせる。」
ラッキーの言葉にキュウレンメンバーは首を大きく縦に動かした。
ヴィータ「今のところはお前たちにしか惑星消滅阻止を頼めないのが悔しいが、キュータマだったか?それがあたしにも現れたら、あたしも戦うからこの世界を救ってくれないか?」
ラッキー「おう、俺たちに任せてくれ。」
こうして機動六課と究極の救世主の結束はさらに固いものになっていった。
いかがでしたか?魔法の訓練編を書ききることが出来ました。次回はキュウレンジャーとしての初出動を書きたいと思います。
それでは次回の本編でお会いしましょう。