それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 デバイスルームー
小太郎はシャーリーにデバイスの簡易チェックを頼もうと思い、デバイスルームに来ていた。
小太郎「シャーリーさん、居る?」
シャーリー「いるよ。 どうしたの、小太郎君?」
小太郎「ポルトの簡易チェックを頼めないかな?」
シャーリー「簡易チェック?」
小太郎「うん。」
シャーリー「どこか調子が悪いの?」
小太郎「ううん、その逆だよ。」
シャーリー「つまり、簡易チェックで調子の悪いところを探してほしいってことだね。」
小太郎「うん。」
シャーリー「そういう事なら任せて。デバイス預かっていいかな?」
小太郎「どうぞ。」
そう言うと、シャーリーは小太郎からデバイスを預かり、検査機にかけて機能チェックを始めた。そして、10分後・・・
シャーリー「はい。小太郎くん、チェック終わったよ。どこも異常なし。」
小太郎「ありがとう、シャーリーさん。 うーん・・・」
シャーリー「どうしたの?」
小太郎「何だか、大事なことを忘れてるような気がして。」
シャーリー「大事なこと?」
小太郎「うん、 うーん・・・何だろう?」と小太郎は1人考えていた。
小太郎(俺達がこの世界に来たのが2ヶ月と少し前だったよね。そもそもこの世界に来る原因になったのは、俺がレリックを拾ったからであって、そのレリックを拾う前に俺たちはお母さんのお墓参りに来ていたわけで、お墓参りの後にシーザーと遊んであげる約束を・・・ってあー!思い出した!)
小太郎「シーザーだ!」
突然、大声を上げた小太郎にビックリしたシャーリーは、端末の操作を誤りそうになったが、チェック画面を消して小太郎に尋ねた。
シャーリー「シーザー?」
小太郎「シーザーはラッキーの子供のころからの唯一の友達だよ。」
シャーリー「子供のころからの唯一の友達?」
小太郎「うん、元の世界に居たときに休暇で地上に降りる前にいっぱい遊んであげるって約束して降りたら、レリックを拾ってこの世界に飛ばされたから、当然シーザーも置いてきたままなんだよね。寂しがってないと良いんだけど・・・ それに、救難信号だって何時あるか分からないし・・・」
シャーリー「救難信号?」
小太郎「惑星からのSOSの事だよ。 僕たちは普段宇宙空間で生活してるんだけど、ジャークマターが現れるか、救難信号を受信したときは、僕たちの出番と言う訳なんだ。」
シャーリー「へー。 そもそも小太郎君はどうしてキュウレンジャーに?」
小太郎「元々は弟と2人だけで抵抗してたんだけど、ラッキーたちに出会ったことで、チキュウを救えると思ったんだ。」
シャーリー「そうなんだ。 はい、ポルト。」
小太郎「あ、そうだった。ありがとう、シャーリーさん。」と小太郎は、簡易チェクをしてもらう為に預けたままだったポルトニアを受け取り、ジャケットのポケットに入れたその時だった。
突然、鈴の音を鳴らしたような音が鳴り響き、次いで一級警戒態勢を知らせるアラートが隊舎中に鳴り響いたのだ。
小太郎「救難信号!?それに、このアラートは一級警戒態勢!?」
シャーリー「何が起きたの!?」
すると、モニターにショウの顔が映った。
ショウ「小太郎、今どこだい?」
小太郎「ポルトの簡易チェックをしてもらってたからデバイスルームにいるよ! 何があったの、司令?」
ショウ「ジャークマターが現れたんだ。救難信号の発信元に関しては、ラプターが調べてくれている。ラッキー達と管制室に来てくれる?」
小太郎「オッキュー。すぐに行くね!」
ショウ「待ってるよ!」
その言葉を最後にショウからの通信は切れた。
小太郎「シャーリーさん、ラッキーたちを探して管制室に行くから管制室まで案内お願いしてもいいですか?」
シャーリー「任せて!」
この世界で、救世主としての戦いが始まろうとしていた。
いかがでしたか?次回は救難信号を受けての出動並びに機動六課の誰か2人が変身するところまで書きたいと思います。
それでは次回の本編でお会いしましょう。