それでは本編をどうぞ。
ー第61管理世界スプールスー
スーパーキュウレンオーとなったラッキー達は、巨大化したエリードロンと戦闘を始めた。
ラッキー「よっしゃ、ラッキー!! 行くぜ!スーパーキュウレンオー!」
キャロ「あなたを倒して、スプールスの平和を取り戻して見せます!」
スパーダ「エリオくんとキャロちゃんの初陣に華を添えさせて貰うよ。」
キャロ「皆さん、ここは私に任せてください。 いくよ、フリード!」そう言うと、キャロはキュータマを手前に倒した。すると、ブラスターから<オトメ キュータマ セイ・ザ・アタック!>という音声が聞こえてきた。
キャロ「ワイバーンミサイル 発射!」その声と同時に翼の部分からミサイルが一斉に発射された。
エリオ「やるね、キャロ。僕も負けてられない!」そう言うと、今度はエリオがエリードロンに攻撃をしていった。
ラッキー「やるな、お前ら。 だったら俺も シーザー、ラッシュモードだ!」そう言うと、ラッキーもキュータマを手前に倒し、シーザーのラッシュモードを発動させた。
すると右肩に装備されたキャノンから、絶え間無く弾丸が発射された。
ー機動六課 管制室ー
その様子をモニターで見ていた機動六課の面々とキュウレンジャー達は・・・
バランス「うわ〜 これ、エリードロンが可哀想に見えてきたぽよ・・・」
ツルギ「まさに伝説級の無双だな・・・」
スバル「これ・・・なんて最終戦争・・・」
ティアナ「まあ、あいつがエリオとキャロの第2の故郷を破壊しようとしていたのだから、自業自得よね・・・」
ティアナの言葉にその場にいた全員の首が大きく縦に動いた。
ー第61管理世界スプールスー
スーパーキュウレンオーと巨大化したエリードロンとの戦闘は佳境に差し掛かっていた。
ラッキー「とどめだ!」そう言うと、ラッキーはブラスターにセットされたキュータマを2回手前に倒した。
ショウ「ボクちんたちもとどめ行くよ!」ショウはリュウツエーダーの上顎を開閉し、必殺技発動モードを起動させた。
小太郎「エリオ、キャロちゃん!キュータマを2回手前に倒して!そうすれば、必殺技発動モードに変わるから。」
小太郎に言われてエリオとキャロもセイザブラスターにセットされているキュータマを2回手前に倒した。 するとブラスターから<ギャラクシー!>という音声がなった。
ラッキー・ハミィ・スパーダ・エリオ・キャロ「スーパーキュウレンオー ファイナルブレイク!」
スティンガー・ショウ・小太郎「リュウテイオー メテオブレイク!」
全員で声を合わせてトリガーを引いた。すると、セイザブラスター及びリュウツエーダーから極太の光が発射され、その光がエリードロンに当たり、エリードロンは爆散した。
キュウレンジャー「宇宙は俺(ボクちん、私)たちが取り戻す!」と言って戦闘を締めた。
ー機動六課 管制室ー
ラプター「今度こそ完全に撃破です!」
ティアナ「やったのね、あの2人!」
フェイト「ここまで成長してたんだね・・・エリオ、キャロ。」
バランス「モライマーズも撃破したし、これでこの管理世界はプラネジュームを吸い取られることは無くなったよ。アゲポヨウェ~イ!」
ー第61管理世界スプールスー
戦闘が終わったことで変身を解除した一同。キャロは変身を解除すると同時にボイジャー形態だったフリードも元の竜の姿に戻っていた。
キャロ「なるほど。変身を解除すると、フリードも元の姿に戻るんだね。」
ラッキー「やったな、エリオ、キャロ!」
エリオ「そんな、お礼を言うのは僕たちの方です。 この世界を救ってくれてありがとうございます。」
小太郎「ううん、2人がこの世界を救いたいと願ったからキュータマが現れた。だから、2人はこの世界を救った救世主なんだよ。」
キャロ「私たちがこの世界を救った救世主・・・」
小太郎「そうだよ、だからもっと自信を持っても良いんじゃない?」
その時、エリオがラッキーの肩に乗っていたシーザーに気付いた。
エリオ「ラッキーさん、ラッキーさんの肩に乗っているのって何ですか?」
ラッキー「そっか、エリオたちは初めて見るんだよな。」そう言うとラッキーは肩に乗っていたシーザーを掌に載せた。
ラッキー「こいつはシーザー。俺が子供のころからの唯一の友達さ。」
小太郎「ゴメンねシーザー、長い間ほったらかしにしちゃって。僕たちがお世話になっている人たちが働いてる施設に帰ったら、いっぱい遊んであげるね。」
その声を聴くとシーザーは嬉しそうに「キューン。」と鳴いた。
いかがでしたか?やっとエリードロン編を完結させることが出来ました。
ここで本編に関して補足させてもらいます。オトメキュータマの本来の機能は使用者をオトメにすることですが、戦闘で使用する際はワイバーンミサイルの発射トリガーとなります。
次回はなのはに迫るピンチを書きたいと思います。 漸くなのはとラッキーのカップル編に突入できます。 そしてラッキーと言えばフクショーグンのあいつも登場します。誰が登場するのかそれは、本編を見てのお楽しみ!
それでは次回の本編でお会いしましょう。