宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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アリスです。今回で対エリードロン編を終わらせたいと思います。

それでは本編をどうぞ。


11話 エリードロンを倒せ!後編

ー第61管理世界スプールスー

 

スーパーキュウレンオーとなったラッキー達は、巨大化したエリードロンと戦闘を始めた。

 

ラッキー「よっしゃ、ラッキー!! 行くぜ!スーパーキュウレンオー!」

 

キャロ「あなたを倒して、スプールスの平和を取り戻して見せます!」

 

スパーダ「エリオくんとキャロちゃんの初陣に華を添えさせて貰うよ。」

 

キャロ「皆さん、ここは私に任せてください。 いくよ、フリード!」そう言うと、キャロはキュータマを手前に倒した。すると、ブラスターから<オトメ キュータマ セイ・ザ・アタック!>という音声が聞こえてきた。

 

キャロ「ワイバーンミサイル 発射!」その声と同時に翼の部分からミサイルが一斉に発射された。

 

エリオ「やるね、キャロ。僕も負けてられない!」そう言うと、今度はエリオがエリードロンに攻撃をしていった。

 

ラッキー「やるな、お前ら。 だったら俺も シーザー、ラッシュモードだ!」そう言うと、ラッキーもキュータマを手前に倒し、シーザーのラッシュモードを発動させた。

 

すると右肩に装備されたキャノンから、絶え間無く弾丸が発射された。

 

ー機動六課 管制室ー

 

その様子をモニターで見ていた機動六課の面々とキュウレンジャー達は・・・

 

バランス「うわ〜 これ、エリードロンが可哀想に見えてきたぽよ・・・」

 

ツルギ「まさに伝説級の無双だな・・・」

 

スバル「これ・・・なんて最終戦争・・・」

 

ティアナ「まあ、あいつがエリオとキャロの第2の故郷を破壊しようとしていたのだから、自業自得よね・・・」

 

ティアナの言葉にその場にいた全員の首が大きく縦に動いた。

 

ー第61管理世界スプールスー

 

スーパーキュウレンオーと巨大化したエリードロンとの戦闘は佳境に差し掛かっていた。

 

ラッキー「とどめだ!」そう言うと、ラッキーはブラスターにセットされたキュータマを2回手前に倒した。

 

ショウ「ボクちんたちもとどめ行くよ!」ショウはリュウツエーダーの上顎を開閉し、必殺技発動モードを起動させた。

 

小太郎「エリオ、キャロちゃん!キュータマを2回手前に倒して!そうすれば、必殺技発動モードに変わるから。」

 

小太郎に言われてエリオとキャロもセイザブラスターにセットされているキュータマを2回手前に倒した。 するとブラスターから<ギャラクシー!>という音声がなった。

 

ラッキー・ハミィ・スパーダ・エリオ・キャロ「スーパーキュウレンオー ファイナルブレイク!」

 

スティンガー・ショウ・小太郎「リュウテイオー メテオブレイク!」

 

全員で声を合わせてトリガーを引いた。すると、セイザブラスター及びリュウツエーダーから極太の光が発射され、その光がエリードロンに当たり、エリードロンは爆散した。

 

キュウレンジャー「宇宙は俺(ボクちん、私)たちが取り戻す!」と言って戦闘を締めた。

 

ー機動六課 管制室ー

 

ラプター「今度こそ完全に撃破です!」

 

ティアナ「やったのね、あの2人!」

 

フェイト「ここまで成長してたんだね・・・エリオ、キャロ。」

 

バランス「モライマーズも撃破したし、これでこの管理世界はプラネジュームを吸い取られることは無くなったよ。アゲポヨウェ~イ!」

 

ー第61管理世界スプールスー

 

戦闘が終わったことで変身を解除した一同。キャロは変身を解除すると同時にボイジャー形態だったフリードも元の竜の姿に戻っていた。

 

キャロ「なるほど。変身を解除すると、フリードも元の姿に戻るんだね。」

 

ラッキー「やったな、エリオ、キャロ!」

 

エリオ「そんな、お礼を言うのは僕たちの方です。 この世界を救ってくれてありがとうございます。」

 

小太郎「ううん、2人がこの世界を救いたいと願ったからキュータマが現れた。だから、2人はこの世界を救った救世主なんだよ。」

 

キャロ「私たちがこの世界を救った救世主・・・」

 

小太郎「そうだよ、だからもっと自信を持っても良いんじゃない?」

 

その時、エリオがラッキーの肩に乗っていたシーザーに気付いた。

 

エリオ「ラッキーさん、ラッキーさんの肩に乗っているのって何ですか?」

 

ラッキー「そっか、エリオたちは初めて見るんだよな。」そう言うとラッキーは肩に乗っていたシーザーを掌に載せた。

 

ラッキー「こいつはシーザー。俺が子供のころからの唯一の友達さ。」

 

小太郎「ゴメンねシーザー、長い間ほったらかしにしちゃって。僕たちがお世話になっている人たちが働いてる施設に帰ったら、いっぱい遊んであげるね。」

 

その声を聴くとシーザーは嬉しそうに「キューン。」と鳴いた。

 

 




いかがでしたか?やっとエリードロン編を完結させることが出来ました。
ここで本編に関して補足させてもらいます。オトメキュータマの本来の機能は使用者をオトメにすることですが、戦闘で使用する際はワイバーンミサイルの発射トリガーとなります。
次回はなのはに迫るピンチを書きたいと思います。 漸くなのはとラッキーのカップル編に突入できます。 そしてラッキーと言えばフクショーグンのあいつも登場します。誰が登場するのかそれは、本編を見てのお楽しみ!

それでは次回の本編でお会いしましょう。

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