宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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アリスです。前編のあとがきでも書いた通り、後編では救出作戦の実行と機動六課の誰か一人がここで変身します。

この戦闘回では、キュウレンジャーの挿入歌であるミラクルスターシシレッドオリオンを流しながら読むことを強くオススメします。

それでは本編をどうぞ。


13話 なのは救出大作戦!中編

ー第8臨海空港跡地へ向かうヘリ及びボイジャーの中ー

 

ラッキーたちは、各々のボイジャーとヴァイスが操縦するヘリの2グループに別れて第8臨海空港跡地に向かっていた。

 

ラッキー「なのは、待っててくれ。俺が助けるから。」

 

それからしばらくして・・・

 

ヴァイス「見えてきましたぜ!第8臨海空港跡地!」

 

ラッキー「皆、作戦通りに!」

 

キュウレンジャー・機動六課「オッキュー!」

 

そう言うと、ボイジャーに搭乗しているグループはボイジャー本体とコックピット部分が外れて地上に着地し、ヴァイスが操縦するヘリに搭乗しているグループは、キャロの魔法で元の大きさに戻したフリードに乗り移り地上へ着地した。 

 

ククルーガ「来たか!キュウレンジャー共!」

 

ラッキー「ククルーガ!なのはを返してもらう!」

 

ククルーガ「いいだろう、女は返してやる。だが、俺との勝負に勝ってからだ!」

 

ラッキー「ああ、ここでお前とは完全にケリをつけてやる!」

 

ツルギ「ラッキー、インダベーは俺様たちに任せてククルーガの相手をしてやれ。」

 

ラッキー「ああ!ハミィ、俺たちがククルーガたちを足止めしている間になのはの救出を頼む!」

 

ハミィ「オッキュー、任せて!」

 

ラッキー「皆、作戦開始だ!」

 

キュウレンジャー・機動六課「オッキュー! スターチェンジ!(セットアップ!)」

 

ラッキーの一言を合図に全員が変身あるいはバリアジャケットへの換装を行う。

 

戦闘が始まったと同時にティアナは、なのはに念話を飛ばした。

 

ティアナ{なのはさん、ティアナです。}

 

なのは{ティアナ?それに皆もどうしてここが?}

 

ティアナ{なのはさんを拐った機械生命体からメッセージが届いたんです。その発信場所をロングアーチが調べてくれて。}

 

なのは{そうなんだ。}

 

ティアナ{私たちがインダベーの足止めを、ラッキーさんがメッセージを送って来たククルーガという機械生命体の足止めをしている間にハミィさんがなのはさんの救出という手筈です。}

 

なのは{つまり、ハミィちゃんが保護色能力を使って私の所へ向かってるってこと?}

 

ティアナ{はい。 ハミィさんがなのはさんを助け出したらラッキーさんの能力で空間を繋いで私たちの所へ戻るという作戦です。}

 

なのは{分かった。}

 

ティアナ{じゃあ、通信を切りますね。}

 

なのは{うん。}

 

なのはの言葉を聞いたティアナは、念話による通信を切ると自分の前に押し寄せようとしていたインダベー達を魔力弾による射撃で掃射した。

 

ヴィータ「ククルーガとか言ったな!なのはを拐った落とし前キッチリ付けてもらおうか!」そう言うとヴィータは、魔方陣を展開し、空中に手を翳した。すると、鉄球が現れそれをハンマーヘッドのグラーフ・アイゼンでテニスのサーブの要領で射出した。

 

ラッキー「やるな!ヴィータ。俺も負けていられないぜ!」そう言うと、ラッキーはスティンガー達が使っているキュータマよりもひと周り大きなキュータマの上部のスイッチを押しセイザブラスターにセットした。

 

ラッキー「スターチェンジ!」そう言うと、ラッキーの姿が、シシレッドの姿から白い戦士であるシシレッドオリオンの姿に変わった。

 

エリオ「ラッキーさんの姿が変わった・・・」

 

ラッキーがシシレッドオリオンにチェンジしたのと同時にセイザブラスターに通信が入った。

 

ハミィ「こちらハミィ。ラッキー、なのはちゃんの救出完了!」

 

ラッキー「分かった。空間を繋ぐ。」そう言って通信を切ると空中に円を描いた。すると、

ラッキーの描いた円が遠く離れたハミィのところに現れた。

 

遡ること20分前・・・

 

ラッキー「皆、作戦開始だ!」ラッキーの声を聞いたハミィは、ラッキー達が動き出したと同時にカメレオン座系の能力を発動させて透明になるとなのはの元へと向かった。

 

なのはを探すこと10分・・・

 

ハミィ「見つけた!」そう言うとハミィは音を立てないようになのはに近づくと同時に透明化と変身を解除してなのはに声をかけた。

 

ハミィ「なのはちゃん、大丈夫?」

 

なのは「うん、大丈夫。」

 

ハミィ「今鎖を壊すからそのままじっとしててね。」そう言うとハミィはブラスターのエネルギー弾を発射した。するとなのはを拘束していた鎖が壊れて拘束するものがなくなったなのはが崩れ落ちる直前にハミィが支えた。

 

ハミィがなのはを支えながら、セイザブラスターに向かって呼びかける。

 

ハミィ「こちらハミィ。ラッキー、なのはちゃんの救出完了!」

 

ラッキー「分かった。空間を繋ぐ。」ラッキーの声と同時にハミィの前にラッキーによって描かれた空間移動の為のワープポイントが現れた。

 

ハミィ「来た!」

 

なのは「ティアナからの念話で聞いてたんだけど、この中に入れば皆のところに戻れるんだよね?」

 

ハミィ「うん。」

 

なのは「私ね、捕まってた間怖かったんだ。これから自分はどうなっちゃうんだろうって。だけど、みんなが助けに来てくれて良かったって思ってる。」

 

ハミィ「なのはちゃん・・・さあ、これを通れば皆の所へ戻れるよ。行こう!」

 

なのは「うん。」そう言うとなのはとハミィは、ワープポイントをとおり、ラッキー達がいる場所まで戻って来た。

 

フォワード「なのはさん!」

 

ヴィータ「なのは!」

 

なのは「皆、心配掛けちゃったね。ゴメンね。」

 

スバル「なのはさんが無事でホントに良かったです。」

 

ラッキー「なのは!無事だったか!」

 

なのは「ラッキーさん達もありがとうございました。」

 

ラッキー「よっしゃ、ラッキー!!これで一斉攻撃が出来る!」そう言うと、ラッキーは再度空中に手を翳した。すると、ラッキーを除くスティンガー達13人分の星座のシンボルが現れ、その中からキュースピアやキュークローと言ったキューザウェポンが一斉に現れた。

 

キャロ「ウェポンが一斉に現れました!」

 

小太郎「そう、これがラッキーのもう1つの能力 オールウェポンサモン。僕達のウェポンや装備も操れるんだ。他にも高速移動や背中のマントを使って相手を拘束することも出来るよ。」

 

ヴィータ「マジかよ!スゲーな。」そう言うとヴィータは前を見据えて言った。

 

ヴィータ「ククルーガ!さっきも言ったが、なのはを拐った落とし前キッチリ付けてもらうからな!あたしは11年前からなのはとコンビを組まされることが多くて、側でなのはを見てきた。実質腐れ縁だがな。管理局に入局して2年目の冬に大怪我をしてそれ以来あたしはなのはを守ろうと心に誓った。それは今も変わらねー。だがな!今回のことでまた改めてなのはを守ると決めたんだ!地上でも空でも!」

 

とヴィータが声高らかに言ったその時、目の前にエリオとキャロにも現れたキューエナジーの渦が出現し、カニ座の星座を形作りキュータマが出現した。

 

ヴィータ「これって、キュータマか?」

 

なのは「ヴィータちゃん・・・」

 

エリオ・キャロ「ヴィータ副隊長・・・」

 

ラッキー「お!よっしゃ、ラッキー!!」

 

ヴィ―タ「どうすれば良いんだ・・・?」

 

エリオ・キャロ「僕(私)たちが説明します!」

 

ヴィータ「頼む!」

 

エリオ「まず、デバイスを待機状態に戻してください。」

 

ヴィータ「アイゼンを?」

 

キャロ「私たちも最初に変身するときに小太郎くんから聞いたんですけど、デバイスとして展開しちゃうとセイザブラスターの機能が使えないそうなんです。なのでセイザブラスターモードを使用する際は一度待機状態に戻して使うようにしてください。」

 

ヴィータ「分かった。アイゼン、モードリリース。」

 

グラーフ・アイゼン[Jawohl.]そういうとグラーフ・アイゼンは、ミニチュアのハンマーに戻った。

 

キャロ「待機状態に戻したら、「セイザブラスターモード起動!」と言ってください。」

 

ヴィータ「分かった。セイザブラスターモード起動!」

 

グラーフ・アイゼン[AllRight. SetUp constellationblastermode.]と言うとグラーフアイゼンの形状がミニチュアのハンマーから変わった。

 

ヴィータ「アイゼンの形状が変わった・・・これがセイザブラスター・・・」

 

エリオ「次に、今持っているキュータマを見てください。」

 

ヴィータ「キュータマを?」エリオに言われてヴィータは自分に現れたキュータマを見てみる。

 

ヴィータ「あ、絵柄が半分しか完成してない。」

 

エリオ「見てもらったと思うんですけど、絵柄が半分の状態なんです。これを完全な絵柄にするにはキュータマの丸い部分をまわしてください。そうすれば完全な絵柄になります。」

 

ヴィータ「分かった。マワスライド!」と言いながらヴィータはキュータマの丸い部分をまわして星座のシンボルを完成させた。

 

キャロ「絵柄が完全になったら、ブラスターの一番大きな穴が開いている場所にキュータマをセットしてください。そうしたらブラスターから音声が鳴るはずです。」

 

ヴィータ「おう。」と返事をしながらヴィータは先程完成させたキュータマをブラスターの一番大きな穴が開いている場所にセットした。するとブラスターから<カニ キュータマ!>という音声が聞こえてきた。

 

エリオ「音声が聞こえたら、キュータマを前に倒してブラスターのトリガーが上がっているのでこれを下げてブラスターをしている左手を地面か正面に向けてトリガーを引いてください!そうすれば変身できます!」

 

ヴィータ「分かった!」と言いながらヴィータはキュータマを前に倒した。するとブラスターから<セイ・ザ・チェンジ!>と言う音声が鳴った。音声が鳴ったことを聞いたヴィータは、トリガーを下げ左手を地面に向けてトリガーを引いた。すると足元に真紅色の星が現れ正面に星座のシンボルが再度現れフェイスマスクを形成した。




いかがでしたか?変身したのはヴィータでした。次回はククルーガ編の決着を書きたいと思います。

それでは次回の本編でお会いしましょう。
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