それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 隊舎ー
キュウレンジャーと機動六課の面々はそれぞれの方法で機動六課の隊舎に集合し、スティンガーの背中で眠っているフェイトを見て言った。
ティアナ「まだ、オヒツジキュータマの効果が続いてるんですね。」
スティンガー「ああ。俺は起こさないように医務室に寝かせて来る。」
なのは「お願いします。」と言ったなのはに首を縦に降るとスティンガーは、フェイトを起こさないように医務室に運んでいった。
スティンガーと入れ替わるようにタブレットを持ってやって来たラプターが発言した。
ラプター「何かあったんですか?」
小太郎「フェイトさんがエリオとキャロちゃんを庇ってスコルピオの毒をもらったんだ。」
ラプター「そんな・・・フェイトさんは大丈夫なんですか?」
ラッキー「ああ。オヒツジキュータマで眠らせて解毒したから大丈夫だ。」
ラプター「オヒツジキュータマの効果で眠ってるだけなんですね。良かったです。」
小太郎「市街地に戻れば、毒でやられた人が大勢いるから解毒して回ろうと思ってるんだ。」
ラプター「そのために解毒剤の生成法を覚えてるかって通信をしたんですね。」
ラッキー「ああ。」
その時、フェイトを医務室に寝かせてきたスティンガーが、合流する。
スティンガー「医務室に寝かせてきたぞ。」
なのは「ありがとうございます。」
スティンガー「兄貴を倒したら、そばにいてやろうと思う。」
なのは「スティンガーさん・・・」
スティンガー「似てるような気がする。俺とフェイトは・・・」
なのは「大当たりです。育ての親はいるけど、産みの親はもう居ないんです。フェイトちゃん。」
ラッキー「それってどういう?」
なのは「その話をする前にお兄さんの毒にやられた地上の局員たちを解毒してお兄さんも倒しましょう。それで良いですね、スティンガーさん?」
スティンガー「ああ。皆力を貸してくれ。」
キュウレンジャー・機動六課「もちろん!」
それからラッキー達は、解毒剤の材料を集めてラプターのタブレットに記録されている解毒剤の生成法通りに解毒剤を生成し、ミッドの市街地へと戻って来た。
ーミッド市街地ー
なのは「人数は戻ってくる前と変わらないみたい。」
ラッキー「皆、スコルピオの毒に当たらないようにな。」
キュウレンジャー・機動六課「うん。(はい。)」
ラッキー「じゃあ、行動開始!」
キュウレンジャー・機動六課「オッキュー!」
ラッキーの一言を合図に二人一組或いは三人一組で解毒剤を打ち込んで行った。
それから数分後・・・漸く最後の1人を解毒して全員が集合し、一息ついたときだった。スコルピオが現れたのだ。
スコルピオ「駒が少ないと思ったら、解毒して回っていたのか。ご苦労なことだな。」
スティンガー「兄貴・・・」
ラッキー「スティンガー、辛いとは思うが、倒さなきゃ被害者が増えるだけだ。」
スティンガー「分かってる。皆、俺に力を貸してくれ。」
キュウレンジャー・機動六課「もちろん!」
スティンガー「行くぞ!」
キュウレンジャー・機動六課「オッキュー! スターチェンジ!(セットアップ!)」
スティンガーの一言を合図に全員が変身或いはバリアジャケットに換装し、スコルピオとの戦闘を始めた。
いかがでしたか?前書きで完結させると言いましたが、収まりませんでした。なので、三部作に分けて投稿という形を取らせて頂きます。次回こそは完結させたいと思います。
それでは次回の本編でお会いしましょう。