それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 訓練場ー
海鳴市への出張討伐任務から一週間後・・・訓練場では六課メンバーとキュウレンジャーが各々に充てられた訓練課題をこなしていた。
訓練終了後・・・
なのは「はーい。朝の訓練終了ー。どうだった?」
ティアナ「大分、倒せるようになって来ました。」
スバル「うん。最初はロング、ミドル関係無しの攻撃に戸惑ったけど、今は落ち着いて対処できるようになったよね。」
エリオ「僕とキャロ、ヴィータ副隊長、フェイトさんは主にキュウレンジャーモードで訓練することが多くなったけど、ウェポンの扱い方も最初に比べたら大分慣れました。」
フェイト「うん。私も最初に比べたら大分スピアの扱いに慣れたかな。」
スティンガー「嬉しいことを言ってくれる。飲み込みが早いお陰で、実戦に近い形で訓練ができるのはこちらとしても有難いからな。」
その時、空を見上げていたスバルが、何かを発見した。
スバル「皆さん、空を見てください。」
スバルの一言をきっかけに全員が空を見上げる。
キャロ「何か飛んでますね。」
ティアナ「ねえ、遠くのものが見えるようになるキュータマって無かったかしら?」
エリオ「ありますよ。ボウエンキョウキュータマが。ちょっと待っててください。」そう言うとエリオは、ボウエンキョウキュータマをセットし、手前に倒した。
セイザブラスター<ボウエンキョウ キュータマ セイ・ザ・アタック!>
エリオ「見えました。なんでしょうあれ・・・」
フェイト「何か見えたの?」
エリオ「はい。お城のような物が見えます。」
フェイト「お城?」
エリオ「お城というより、遊園地のような娯楽施設と言った方が良いのかな・・・」
ラッキー「何が見えたんだ?」
そう言ってラッキーがエリオがボウエンキョウキュータマで見ていた施設を見て言った。
ラッキー「あー・・・あれは宇宙竜宮城だな。」
ティアナ「宇宙竜宮城?何なんですか?」
ラッキー「それに関しては全員を集めてくれないかそこで説明するから。」
なのは「はい。という訳で皆、着替えて司令室に集合しよう。」
FW「はい。」
ラッキー「俺達も司令に報告して司令室に行こう。」
ハミィ「宇宙竜宮城って言うとあれを思い出すね。」
スティンガー「あれとはなんだ?」
スパーダ「そっかスティンガーとチャンプ、小太郎とツルギは知らなかったんだっけ?」
小太郎「うん。」
ラッキー「兎に角、司令に報告して指示もらおうぜ。」
スパーダ「だね。」
スパーダの賛成を得られたラッキーは、ブラスターに声を掛けた。
ラッキー「司令、訓練場の上空に宇宙竜宮城が現れたんだ。」
ショウ「宇宙竜宮城が!?」
ラッキー「ああ。ボウエンキョウキュータマを使ってみたから間違いないぜ。」
ショウ「分かった。皆も司令室に来てちょーだい。」
ラッキー「オッキュー。」
返事を返すとラッキーは、全員に言った。
ラッキー「司令室に来いだとさ。」
スパーダ「まあ、そうなるよね。」
スティンガー「俺達も着替えて司令室に行こう。」
その後、スティンガー達も服を着替えて、司令室に集合した。
ー機動六課 司令室ー
司令室には、はやてを始め前線メンバーが勢揃いしていた。
はやて「なのはちゃんから通信で聞いたんやけど、宇宙竜宮城ってなんなん?」
ラッキー「正確にはぜいたくヘヴン宇宙竜宮城だな。」
機動六課メンバー「ぜいたくヘヴン宇宙竜宮城?」
ラッキー「ああ。」
それからラッキー達は数分をかけて宇宙竜宮城のことを説明した。
ラッキー達の説明が終わると・・・
はやて「皆には贅沢させないで、自分だけ贅沢をするなんて許せん奴やな!」
なのは「うん。」
フェイト「若しかしたら最近頻発してる行方不明事件ってこの宇宙竜宮城を利用しているダイカーンの仕業だったりするのかな。」
ラッキー「行方不明事件?」
フェイト「うん。最近地上の局員や、民間人が相次いで行方不明になる事件が多発してるんだけど、もしかして宇宙竜宮城を利用しているダイカーンが連れ去ってるって事なのかな?」
スパーダ「Si.フェイトちゃん、その推理大当たりだよ。」
スティンガー「そのダイカーンの名前は?」
ラプター「ユーテルジャンです。」
ハミィ「皆が行ったあと話してたんだけど、私達1度宇宙竜宮城に潜入してるんだ。」
スバル「そうなんですか?」
ハミィ「うん。」
バランス「そう言えば、司令のムチャぶりが炸裂してたよね~。」と言うとバランスはジト目でショウを見た。
ガル「そうガル!俺なんてあれは二度とごめんガル!」
はやて「あれ?あれってなんなん?」
なのは「はやてちゃん、それを聞くのはトラウマを掘り返すんじゃ?」
フェイト「知らぬが仏って言葉があるの知ってるよね?」
はやて「そうやな。辞めて置く。」
ガル「聞かんでくれてありがたいガル。話すのもトラウマもんやけえ。」
スバル「潜入捜査って言ってもどうするんですか?」
ラプター「ユーテルジャンは大の女の子好きという事が分かっています。そこで、女性のみでユーテルジャンを接待して頂き、贅沢まみれにしてもらいたいと思います。」
ティアナ「女性のみでですか?」
ラプター「はい。」
スバル「男性がいないのは何か理由があるんですか?」
ラプター「ユーテルジャンは、男性に興味が無いと言いますか・・・単純に女の子が好きなだけなんです。なので、女性のみで接待すれば、ユーテルジャンの機嫌も上がるかと思われます。」
スバル「成程。」
ラッキー「ちょっと心配ではあるが、それしかねーもんな。」
スティンガー「何かされるのではと不安で仕方ないが、やむを得ないか・・・」
ラプター「では、こうしましょうか。ラッキー、スティンガー、ナーガ、スパーダ、そしてツルギさんは護衛のために陽動に回ってもらい、ガルたちは実行部隊としてモライマーズの内部に連れ去られた人たちの救出という手筈でどうですか?」
ラッキー「その方が安心かもな。なのは、俺がばっちり守ってやるからな。」
スティンガー「確かに。その方が守りやすいか。」
ガル「司令の指示じゃなくて助かったガル。」
バランス「確かに司令だったらまた無茶な要求がありそうだけど、ラプターだったらまともな意見を出してくれるからチョー助かるかも。」
ショウ「えーボクちんじゃダメなの?」
ラプター「当たり前です!」
ショウ「ショック・・・」とショウは肩を落としていたが、気を取り直して意見した。
ショウ「ボクちんから一つ意見がある。小太郎、エリオ君、キャロちゃんに関しては、陽動部隊ではなく、救出実行部隊にいれるということでどうかな?」
ラプター「それには賛同します。」
なのは「確かに。接待ってことはお酒の席でもありますし・・・さすがに未成年者にお酒を注がせるようなことは容認出来ませんから私も賛成です。」この言葉を聞いたショウは・・・
ショウ「この意見は聞くんだね・・・」と自分が出した意見ながら受け入れられたことに安堵した。
ラプター「皆さんには、宇宙竜宮城のスタッフに変装して内部へと潜入してもらいます。その間にガル達がモライマーズ内部に捕らわれている民間人や管理局員達の救出をお願いします。」
ラッキー「分かった。」
ナーガ「ユーテルジャンが持っているボタンの数は幾つなんだ?」
ラプター「前回同様5つです。」
はやて「確率は5分の1と言う訳やね。」
ラプター「はい。」
ラッキー「何も無ければ、さっさと乗り込んじまおうぜ。」
ナーガ「待て。そのままの格好では乗り込めないぞ。着替えてもらわなくてはすぐにバレる。」
なのは「潜入なのにバレたら意味が無いか・・・皆、着替えよう。」なのはの一言で潜入組は全員が着替えた。
数分後・・・着替えを終えたなのは達が出て来た。
なのは「着替え完了だね。」
フェイト「これホントに制服なのかな・・・」
なのは「どちらかと言うと遊びの要素が強いよね・・・」
はやて「うん・・・」
着替えを終えたはやて達は、口々にそう言った。何せ彼女達の服装はメイド服だったのだから。
ラッキー「けど、これが制服だって言うんだから仕方無いんじゃねーか?」と言いながら出て来たのはラッキーだった。バッチリと執事服を着こなしている。
なのは「ラッキーさん、執事服の着方覚えてたんですか?」
ラッキー「いーや、着たのは初めてだ。」
なのは「初めて着るのにどうしてバッチリと着こなせてるんですか?」
ラッキー「着る時にナーガに厳しく言われたからな・・・」
なのは「そうなんですか?」
スパーダ「Si.ついでに言えば、執事としての所作もナーガに叩き込まれたよ・・・」
はやて「それで遅かったんやね。」
スティンガー「ああ。」
ラッキー「なのは達のメイド服も中々似合ってるぞ。」
なのは「メイド服なんて普段は着ないから着るのに手間取ってしまって。」
フェイト「変じゃないかな?」
スティンガー「よく似合ってるぞ。」
フェイト「ありがとう。」
はやて「まあ、感想はその辺にして潜入任務開始やな。」
キュウレンジャー・機動六課「うん。(はい,おう!)」
はやての一言を合図に宇宙竜宮城への潜入捜査を開始した。
いかがでしたか?長くなりそうなので、いくつかに分けて投稿しようと思います。
なお、本編中にボウエンキョウキュータマが登場しましたが、前回登場した際に紹介しているので、解説コーナーに関しては割愛とさせていただきます。
それでは次回の本編でお会いしましょう。