宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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アリスです。今回も続きを書いていきます。

それでは本編をどうぞ。


25話 潜入 宇宙竜宮城 中編2

ー宇宙竜宮城 宴会の間ー

 

自身が提供した刺身に夢中になっている隙に、ユーテルジャンが持つスイッチを押そうとしているはやては、難なくスイッチに近付くことが出来た。

 

はやて(何とか気付かれずにスイッチに近付けた。けど、本番はここからやね・・・色を見て5つあるスイッチのどれかが本物やからな。先ずは色からチェックせな。)そう呟くとはやてはスイッチの色を見た。

 

はやて「色は赤、黄色、白、桜色、金色の5色やね。この中のどれかが本物のスイッチっちゅう訳か・・・悩んでてもしゃーないし、先ずは押してみるのが1番やね。」そう言うとはやては、白いスイッチを押した。

 

はやて(まずは自分の魔力光と同じ白いスイッチを押してはみたけども当たりか外れかまでは分からんからな・・・)

 

一方救出チームは・・・

 

小太郎「何とかここまではインダベー達に見つからずに来られたね。」

 

ガル「そうじゃな。」

 

バランス「事前に見たマップによればこの先が地下牢だったよね~。何もなければこのまま行けるかもね~。」

 

チャンプ「何も起きなければな。」とチャンプが言ったその時だった。突然、足元の床が開きエリオ達は、落下し始めた。

 

エリオ「落下してます!」

 

キャロ「起きちゃったね・・・トラブル・・・」

 

ガル「ラッキーとスパーダもこんな気持ちじゃったんじゃろうか・・・」

 

バランス「皆、感傷に浸ってる場合じゃ無いよ!このままだと床に激突しちゃうよ!」

 

ガル「ほうじゃった!どうする?」

 

チャンプ「チェンジすれば、ある程度の痛みは軽減されると思うが・・・」

 

バランス「そのアイデア採用!皆急いでチェンジしよう!」

 

バランスの一言で落下中のエリオ達は、素早くチェンジを行い来るべき衝撃に備えた。そして・・・床に激突したと同時に外まで転がり出されて転がった先にあった木箱にぶつかったことで漸く止まることが出来た。なお、木箱にぶつかったことで、衝撃緩和の為にしていたチェンジも解けてしまっている。

 

小太郎「いたた・・・ここは・・・」

 

バランス「どうやら最初の場所に戻されちゃったみたいだね〜。」

 

ガル「てことは誰かがスイッチを押したが、押したスイッチがトラップじゃったっちゅう事か・・・」

 

エリオ「その線が確実ですね。」

 

その時バランスのブラスターに通信が入った。

 

はやて「状況は?」

 

バランス「トラップに嵌っちゃって最初からやり直しだよ~。」

 

はやて「嵌めたのは私や・・・ゴメンな、皆。」

 

バランス「気にしないで~。また進めば良いだけなんだから。」

 

はやて「そう言ってくれると、私としても助かるわ。」

 

バランス「何かあったら知らせてね~。」

 

はやて「了解や。」その言葉を最後にはやてからの通信は切れた。

 

バランス「はやてちゃんがスイッチを押したけど、どうやらそれがトラップだったみたい。」

 

小太郎「てことは・・・」

 

ガル「最初からやり直しっちゅう事か・・・」

 

チャンプ「ボタンの色はランダムなのか?」

 

バランス「聞いておけば良かったかもかも~。」

 

小太郎「二度あることは三度あるっていうし、言い方は悪いけど次に落ちた時にでも聞いてみようよ。」

 

キャロ「だね。今はとにかく進まないと。」

 

バランス「確かに、時間が惜しいから先に進もう。」そう言ってバランス達は、再度裏口から地下牢を目指して歩き始めた。

 

ー宇宙竜宮城 宴会の間ー

 

はやて(まさかトラップのスイッチを当てるとは・・・エリオ達に申し訳ないことをしてしもうたな・・・)

 

スイッチを押したはやてが肩を落としつつ、ラッキー達の待つ場所へと戻ってきた。

 

なのは「はやてちゃん、どうしたの?」

 

はやて「スイッチを押したまでは良かったんやけど、そのスイッチがトラップやったんよ・・・」

 

なのは「あちゃー・・・じゃあもしかして小太郎くん達は・・・」

 

はやて「そのもしかしてや・・・最初からやり直しってことになる・・・」

 

なのは「だから肩を落としてたって訳なんだね・・・」

 

はやて「うん・・・」

 

フェイト「はやて、やってしまったことをグチグチ言っても始まらないよ。」

 

はやて「そうやね。気持ち切り替えていこ。」

 

ラッキー「どうだったんだ?」

 

はやて「残念ながら、失敗や。」

 

ナーガ「スイッチの色はどうだったんだ?」

 

はやて「色は赤、黄色、白、桜色、金色の5色。そのうち白いスイッチはトラップっちゅうことが今分かった。」

 

スティンガー「成程・・・となると白いスイッチの可能性が消えて残る確率は4分の1という訳か・・・。」

 

ラッキー「ナーガ前回はどうだったんだ?」

 

ナーガ「前回の色は赤、青、黄、緑、ピンクだったと思う。」

 

スパーダ「赤いスイッチと黄色いスイッチは一緒なんだね。」

 

ナーガ「ああ。」

 

なのは「難しいですね・・・」といったその時表の方から声が聞こえた。

 

ユーテルジャン「暇ジャ~ン。誰か相手をしてくれジャ~ン。」

 

なのは「呼んでますね。はぁ・・・またちょっかい出されるのかな・・・」

 

フェイト「なのは・・・気を確かに。」

 

なのは「だね。ウジウジしてても、しょうがないし覚悟決めて行ってくる!」

 

はやて「なのはちゃん、ファイト!」

 

なのは「うん。」そう返事を返すとなのはは、表へ出て行った。

 

なのは「お待たせ致しました。ご要件をお伺いします。」

 

ユーテルジャン「食事が終わったのでまた余興が見たいジャ~ン。」

 

なのは「余興ですね。少々お待ちください。」そう言ってなのはは、ラッキー達が待つ裏手へと引っ込んだ。

 

スパーダ「どうしたの?」

 

なのは「食事が終わったからまた余興が見たいそうです。」

 

ナーガ「そうか。何をする?マジックは飽きられるだろうし・・・」

 

ハミィ「前は何をしたの?」

 

ナーガ「前はダンスを踊ったんだ。」

 

はやて「ダンスか・・・そらええな。 よし!その案採用や!」

 

なのは「はやてちゃん私達踊ったこと無いよ・・・。」

 

はやて「そうやった・・・どうすれば・・・」その時耳につけている通信機が鳴った。

 

バランス「心配ナッシング~。コトキュータマの力を使えば自然と体が動いてくれるよ。」

 

フェイト「そうなの?」

 

バランス「百聞は一見に如かずって言うんだっけ?とにかく試してみるといいよ。」

 

はやて「そうやな。それに論より証拠とも言うし、やってみよう。」

 

ラッキー「だな。じゃあキュータマ送ってもらうぞ。」そう言うと、ラッキーは耳につけた通信機に声をかけた。

 

ラッキー「こちら潜入チーム。本部応答願う。」

 

ラプター「こちら本部。どうしました?」

 

ラッキー「ユーテルジャンの余興の為にコトキュータマを送ってくれないか?」

 

ラプター「なるほど。マジックは先ほど披露しているから飽きられると判断したんですね。分かりました、すぐに送りますね。」

 

ラッキー「サンキュー。」そう言ってラッキーは通信を切った。

 

すると通信を切ってすぐにラッキーの手に黄色いキュータマが現れた。

 

なのは「それがコトキュータマですか?」

 

ラッキー「ああ。これを使えば踊ったことが無くても自然と体が動いてくれるはずだぜ。」

 

なのは「そうなんですね。やってみます。」

 

はやて「なのはちゃん、キュータマ使ったことあったっけ?」

 

なのは「ブラスターとして使ったことはあるけど、キュータマは使ったこと無いよ。」

 

フェイト「やり方教えようか、なのは?」

 

なのは「ホントに?ありがとう、フェイトちゃん。」

 

フェイトから一通りのレクチャーを終えたあとなのはは、キュータマを起動させようとしてふと疑問に思った事を言った。

 

なのは「ねえ、疑問何だけど、私達コトキュータマで踊ってる間はスイッチが押せないよね。誰が押すの?」

 

スパーダ「僕が押そうか?」

 

はやて「コトキュータマの効果がどこまであるか分からんけど、押さんよりはマシやろ。」

 

なのは「だね。スパーダさん、私達がコトキュータマで気を引いてるうちにスイッチをお願いします。」

 

スパーダ「Si.お任せあれ。」

 

なのは「じゃあ、効果発動させますね。」そう言ってなのはは、ブラスターにコトキュータマをセットし、効果を発動させた。すると、琴の音色が流れ出しなのは達の体が自然と動き始めた。

 

フェイト「凄い!ホントに自然と体が動いてる。けど、何のダンスなんだろう?」

 

ハミィ「キュータマダンシングだね。」と言ったのはハミィだった。

 

はやて「踊りやすくて助かるわ。」

 

一方、コトキュータマの効果から外れているメンバーは・・・

 

ナーガ「一糸乱れぬ動きとはこういう事を言うのだろうか。綺麗に踊れている。」

 

ラッキー「だな。お陰でユーテルジャンの機嫌も良いみたいだぜ。」

 

スティンガー「そのようだな。スパーダ、今のうちにスイッチを押した方が良くないか。」

 

スパーダ「そうだね。今のうちに押しちゃおう。」そう言うとスパーダは、足音を立てないようにユーテルジャンに近づいた。

 

スパーダ「ユーテルジャンがなのはちゃん達に夢中で助かった。さてとどのボタンを押そう?」そう言ってスパーダはスイッチの色を見て考えた。

 

スパーダ「白いスイッチはトラップだっていうのが分かってるから、白は無いよね。 そう言えば黄色いスイッチがあったよね。となるとこれかな。」そう言ってスパーダは黄色いスイッチを押した。

 

スパーダ「次こそ当たっていますように。」スイッチを押した後スパーダはそう言って祈った。




いかがでしたか?宇宙竜宮城中編第2話をお届けいたしました。

それではこのコーナーに行きましょう。

<キュータマ解説コーナー>
コトキュータマ・・・コト座を司るキュータマ。聞くと楽しい気分にさせてくれる音楽を奏でることが出来る。また自然と体が動き出すのもコトキュータマの特徴である。


うえで書き忘れましたが、日付が変わったと同時にもう1話投稿されるのでそちらもあわせて楽しみにしていてください。

それでは次回の本編でお会いしましょう。
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