それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 食堂ー
ホワイトデーを明日に控えたキュウレンジャーと機動六課の面々は、スパーダに残るように指示されて、小太郎を除く全員が食堂に残っていた。 そこへ、夕食後の後始末を終えたスパーダがエプロンを外してテーブルの方へとやって来た。
スパーダ「さて、みんなに残ってもらったのは他でもなく明日に迫ったホワイトデーにおいて、小太郎へのお返しをどうするかを話し合う為に残ってもらった訳だけど、何を作るか決めてる人はいるかい?」
その声を聞いた機動六課の面々とキュウレンメンバーは、全員が首を横に振った。
スパーダ「全員決めてないんだね。まあ、かく言う僕も決めてないけどね・・・」
はやて「小太郎くんにどんなお返しをあげたら喜んでくれるやろうか?」
ラッキー「小太郎は俺達にクッキーをくれたよな。」
なのは「うん。」
フェイト「あのクッキー美味しかったな。」
スティンガー「俺は、甘いものが苦手だから甘さ控えめのスコーンをもらったが、俺好みの味だった。」
スパーダ「みんなで同じお菓子っていうわけにも行かないし、それぞれが作りたいものを作ってそれを小太郎に渡すって言うのはどうかな?」
フェイト「賛成だよ。」
ラッキー「俺とスティンガーは、お菓子作りの経験ねーぞ。」
なのは「大丈夫だよ。私が教えるから。」
ラッキー「そうだったな、なのはの実家は喫茶店だったんだよな。頼りにしてるぜなのは。」
なのは「オッキュー、任せて。」
スパーダ「段々僕達の口癖が移ってきちゃったかな。」
ハミィ「皆、お菓子作りを始める前に私とナーガから報告があるんだ!」
ラッキー「どうした、ハミィ?」
ハミィ「私達、この度付き合うことになりました!」
スパーダ「Wow!おめでとうハミィちゃん!もしかしてナーガにハートを盗まれた?」
ハミィ「うん、あの時から既に盗まれてたかもだけど・・・」
ラッキー「やるなナーガ、怪盗の名は伊達じゃねーな。」
はやて「おめでとう、ハミィちゃん。」
ハミィ「ありがとう、皆。私たちからは以上だよ。 小太郎へのお返しのお菓子作り始めようよ。」
はやて「そうやね。皆各自パートナーと話し合って、お菓子作りを始めていきましょう。」
機動六課・キュウレンジャー「オッキュー。」
スパーダ「キッチンにいる間に、お菓子作りの為の材料が残っているか調べてたんだけど、材料は十分にあるから、皆存分に小太郎へのお返しを作ってもらって構わないよ。」
はやて「お、バレンタインの時と同じやね。」
スパーダ「そっか、はやてちゃんたちはバレンタインの時もキッチンを使ってたんだよね。」
はやて「うん、そのおかげで男性陣に喜んでもらえるチョコが出来たからな。」
スパーダ「ありがと、貰った男性陣を代表して僕が言うけど、皆もホワイトデー期待しててね。」
機動六課・ハミィ「うん。」
アリスです。ホワイトデーも分けて投稿することになりそうです。
それでは次回の本編でお会いしましょう。