それでは本編をどうぞ。
ー機動六課 食堂ー
それぞれのペアで分かれてホワイトデーのプレゼント作りを始めたラッキーたち、その様子を見てみよう。
ラッキー「何を作ったら良いのか分からねーな。」
なのは「ホワイトデーのお菓子も色々あるからね。私もバレンタインの時に何を作ろうか悩んだもん。」
ラッキー「そうだったんだな。 けど、あのブラウニー美味かったぜ。」
なのは「そう言ってくれると嬉しいな。」
ラッキー「ホワイトデー期待しててくれよな。」
なのは「うん、期待してるね。」
ラッキー「さて、何を作ろう?」
なのは「そうだね・・・ スノーボールとかどうかな?」
ラッキー「スノーボール?」
なのは「うん、雪玉みたいなお菓子だよ。」
ラッキー「雪玉か、元の世界でも見たことがねーな。」
なのは「そうなの?」
ラッキー「保護してくれた時も言ったと思うが、俺たちは普段宇宙空間で生活してるから、雪とか見たことが無いんだ。」
なのは「そうだったね。じゃあ、私達の小太郎くんへのホワイトデーのお返しは、スノーボールにしようか。」
ラッキー「賛成だ。」
ラッキーとなのはは、作るお菓子を決めてなのはの指導のもとスノーボール作りを始めた。
一方、フェイトとスティンガーのペアは・・・
スティンガー「バレンタインにくれたトリュフ美味かった。」
フェイト「ホントに?良かった。なのはのレシピと小太郎のアドバイスのおかげかも。」
スティンガー「そうか、小太郎に聞いて高町に甘さ控えめのお菓子のレシピを教えてもらったんだったな。」
フェイト「うん、スティンガーの事を知ってるのは小太郎だけだし、甘さ控えめのお菓子なら実家が喫茶店のなのはがたくさんレシピを知ってるから、なのはに聞いた方が良いと思って。」
スティンガー「甘すぎず、苦すぎず俺好みの味だった。」
フェイト「そう言ってくれると、作った私としても嬉しいな。 さて、小太郎へのお返しは何にしよう?」
スティンガー「クッキーでも良いのだが、クッキーはバレンタインに小太郎が作ってるからな。別のお菓子か、別の種類のクッキーを作るかだな。」
フェイト「うーん・・・となると、何があるのかレシピサイトを見てみなきゃね。」
そう言うとフェイトは、端末に某レシピサイトのホワイトデー特集のレシピ一覧を表示させた。
スティンガー「ホワイトデーのお菓子のレシピだけでもこんなにたくさんの種類があるんだな。」
フェイト「うん、この中から小太郎に渡すお菓子のレシピを考えてレシピ通りに作ってみよう。」
それからしばらくして・・・
フェイト「チョコキューブなんてどうかな?」
スティンガー「一口サイズだし、材料のビターチョコをミルクチョコに変えたら作れるか・・・よし、これにしよう。」
どうやら、スティンガーとフェイトのペアも作るお菓子を決めたようである。
いかがでしたか?中編は収まりきらずに分けることになりそうです。
それでは次回の本編でお会いしましょう。