宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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アリスです。monthlyイベントのラストを飾るのは勿論クリスマス!ということで早速書いていきたいと思います。

それでは本編をどうぞ。


番外編 12話 クリスマス

ー機動六課 食堂ー

 

食堂ではお馴染みの面々が話に花を咲かせて居た。

 

はやて「今年も残すところ後3週間と少しか・・・ホンマに1年はあっという間やね。」

 

なのは「だね。後はクリスマスが来れば、1年の行事は全部やり切ったよね。」

 

フェイト「だね。間に何回か誕生日を挟んだりもしたけど、1年間の行事は全てやり切った感があるね。」

 

小太郎「今年は皆が心から笑顔になれるクリスマスを過ごせたら良いな。」

 

はやて「去年は笑顔になれんかったん?」

 

小太郎「最終決戦の前だったって言うのもあるし、ラッキーは悲しい出来事もあったから・・・去年は気休めになればと思ってクリスマスパーティーをやったんだ。」

 

はやて「そうやったんか・・・ほんなら今年は皆が心から笑顔になれるクリスマスパーティーをしようか。」

 

小太郎「うん。」

 

そこへハミィが通りかかった。

 

ハミィ「何の話?」

 

はやて「ハミィちゃん。もうすぐクリスマスやろ?そやからクリスマスパーティーをやろうって話してたんよ。」

 

ハミィ「クリスマスパーティーか去年もやったよね、小太郎?」

 

小太郎「うん。なのはさん達にも話したけど、去年は気休め程度だったじゃない?だから今年は盛大にクリスマスパーティーをやりたいって話してたんだ。」

 

ハミィ「(゚∀゚)キタコレ!!どんなパーティーになるか楽しみ!」

 

なのは「パーティーと言えばクリスマスケーキと料理だけど、そこはスパーダさんに頼んでみるとして、パーティーの内容をどうするかだよね。」

 

フェイト「サンタコス着てみたいな。」

 

なのは「定番だよね。」

 

はやて「とにかくクリスマスケーキと料理頼まな。」

 

その時スパーダが厨房から顔を覗かせた。

 

スパーダ「話は聞いてたよ。クリスマスパーティーをやるんだよね?料理とケーキは任せて。」

 

はやて「おおきにな。」

 

スパーダ「そっかもうクリスマスだもんね。1年が経つのは本当に早いね。」

 

フェイト「サンタコスの方はどうする?」

 

はやて「今から作るっちゅうのは無理やしね・・・」

 

小太郎「クリスマスキュータマ使ってみる?」

 

なのは「クリスマスキュータマ?どんな効果があるの?」

 

ハミィ「クリスマスの衣装に着替えることが出来るよ。」

 

フェイト「凄い!」

 

はやて「それって全員が着替えられるん?」

 

小太郎「うん。」

 

なのは「どんな感じになるんだろう。」

 

小太郎「それは当日のおたのしみに。」

 

はやて「確かにその方がええやろうね。」

 

その後もクリスマスパーティーの内容について話し合いが行われ、いよいよクリスマス当日を迎えた。

 

ークリスマスパーティー当日 機動六課 食堂ー

 

パーティー会場となる食堂は普段とは打って変わり豪華に飾り付けられていた。

 

はやて「普段の食堂とは打って変わって豪華やね・・・」

 

なのは「うん・・・何だか別の場所みたい・・・」

 

フェイト「けど、アリサの家でやってたクリスマスパーティーもこんな感じだったよね。」

 

はやて「そうやったね。」

 

そこへ小太郎達がやって来た。

 

小太郎「なのはさん達、待ってたよ。」

 

はやて「小太郎くん、ここまで豪華に飾るの大変やったんやない?」

 

小太郎「皆、パーティーとか大好きだからノリノリで準備してたよ。」

 

なのは「そうなんだ。」

 

小太郎「皆も食堂に集まってるよ。なのはさん達が最後かな。」

 

フェイト「ホントに!?待たせちゃったかな。」

 

小太郎「うん。それに全員が揃わないと衣装も替えられないしね。」

 

なのは「クリスマス衣装だね?」

 

小太郎「うん。」

 

はやて「そうや。ずっと気になっとったんよ。」

 

小太郎「まあ、それは食堂でキュータマを使ってみてのお楽しみだよ。早く行こう。」

 

フェイト「そうだね。皆を待たせてるしね。」

 

フェイトの一言でなのは達は、パーティー会場となっている食堂へと足を踏み入れた。

 

ラッキー「お、やっと来たか。」

 

なのは「皆さんお待たせしました。」

 

フェイト「遅れてゴメンね。」

 

スティンガー「気にするな。」

 

スパーダ「全員揃ったことだしパーティー始めようか。」

 

ラッキー「ああ。司令キュータマを。」

 

ショウ「オッキュー。ラッキーお願いね。」そう言いながらショウはラッキーにキュータマを手渡した。

 

ショウから受け取ったキュータマを自分のセイザブラスターにセットしながら全員に声をかけた。

 

ラッキー「行くぞ。」そう言うとセットしたキュータマを手前に倒して効果を発動させた。すると全員の衣装がクリスマス衣装に変わった。

 

なのは「凄い。」

 

フェイト「一瞬でサンタコスになった・・・」

 

はやて「可愛い!」

 

ラッキー「バッチリ似合ってるな。」

 

ハミィ「うん。」

 

はやて「ホンマに?おおきにな。」

 

ラッキー「さあ、クリスマスパーティーを始めようぜ。」

 

はやて「そうやね。皆さんクラッカーを持ってください。」はやての一言で、全員がクラッカーを持った。

 

はやて「準備はよろしいでしょうか?それではMERRYクリスマス!」

 

はやての一言で一斉にクラッカーが鳴らされクリスマスパーティーが始まった。




いかがでしたか?何とか年内に更新することが出来ました。6日遅れになってしまいましたが、クリスマスストーリーが完成しました。今更かよ!と突っ込みたくなる気持ちもわかりますが、今はただ見てください。そして皆さんにとって良い新年を迎えることが出来ますようにお祈りします。

それではこのコーナーにいきましょう。

<キュータマ解説コーナー>
クリスマスキュータマ・・・クリスマス限定キュータマ。使用すると全員をクリスマス衣装に変えることが出来る。

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