宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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如月ストです。今回も続きを書いて行きます。

それでは本編をどうぞ。


番外編 13話 世間を騒がす快盗と正義を貫く警察 中編

ー海鳴市 市街地ー

 

湖畔のコテージに集合した一同は、アリサ達の案内でフレンチレストラン「BISTROT Jurer」へと歩いていた。

 

なのは「どんな料理が出てくるんだろう?」

 

アリサ「それは実際に見てのお楽しみよ。ただ・・・」

 

はやて「ただ?何かあるん?」

 

すずか「お店が気まぐれなんだよね・・・」

 

はやて「気まぐれ?どういうことなん?」

 

アリサ「食事中でも急用が入るとお店を閉めちゃうのよね。」

 

すずか「お店を閉める際にはお詫びとしてマカロンを渡してくれるからフォローも完璧なんだよね。しかもこのマカロンがまた美味しくて中には食事目当てじゃなくてマカロンが目当てで来る人も居るくらいなんだ。」

 

ラッキー「そーなのか。食ってみてーな。その料理もマカロンも。」

 

アリサ「それもお店に着いてからのお楽しみよ。」

 

暫く歩いていると漸く「BISTROT Jurer」が見えてきた。

 

すずか「見えた。あのお店だよ。お店が開いてるか見てみるから少し待ってて。」そう言うとすずかはドアの方へと歩いていった。

 

数秒後・・・首を横に振りながら戻って来た。

 

すずか「カーテンが閉まってたし、CLOSEの看板が出てるから開いてないみたい。」

 

アリサ「タイミングが悪かったか・・・」

 

すずか「今日って定休日だっけ?」

 

アリサ「定休日は明日じゃ無かったかしら?」

 

ラッキー「じゃあ、何で開いてないんだ?」

 

フェイト「もしかしたらまだ開店前かも。ほら、まだお昼少し前だし」そう言ってフェイトは腕時計を見せた。

 

はやて「それなら仕方ないなぁ」

 

アリサ「お店が開いてないんじゃ食べられないし・・・どうする?」

 

なのは「それなら家で時間を潰す?」

 

アリサ「そうね・・・そうしましょうか。」

 

すずか「けど、がっつり食べちゃうとJurerの料理が食べられなくなっちゃうから紅茶程度にしておこうよ。」

 

はやて「そうやね、そうしようか。」

 

と一同が喫茶翠屋へ足を向けかけたその時遠くのほうから銃声が聞こえてきた。

 

フェイト「銃声!?誰かが戦ってる!?」

 

ラッキー「とにかく行ってみるぞ!」

 

なのは「アリサちゃん達は危ないから先に翠屋へ行ってて。」

 

アリサ・すずか「わかった(わ)。」

 

なのは達は、アリサ達に先に翠屋へ向かうように言うと銃声が聞こえた方へと走って行った。

 

 

一方機動六課では・・・

 

 

小太郎「お土産何を買って帰って来てくれるんだろう?楽しみだな。」

 

ガル「小太郎、ご機嫌ガルね。」

 

小太郎「ガル!うん、なのはさん達がどんなお土産を買って帰って来てくれるのか楽しみなんだ。」

 

ガル「そう言えばラッキー達がいないガルね。市街地の方へ行っとるんか?」

 

小太郎「そうじゃないよ。アリサさん達のお誘いで故郷に帰ってるんだよ。何でも新しくフレンチレストランが出来たっていうんで食べに帰ったみたい。で、ラッキー達もそれに着いて行ったって訳。」

 

ガル「な!?俺らは留守番なんか!?」

 

小太郎「動物の毛が入ったりしたら衛生上問題だし。」

 

ガル「そうじゃな。」

 

小太郎「それにスパーダも外れてるからお昼ご飯もおやつも作って貰えるよ。」

 

ガル「ほぅじゃったか。それなら楽しみにしちょるけぇ早く昼飯が食いたいガル。」

 

小太郎「俺は、お土産のスイーツもね。」

 

ガル「ほうじゃな。そしたら食堂へ行くか。」

 

小太郎「賛成!俺、お腹すいちゃったよ。」

 

小太郎とガルは連れ立って食堂へと向かった。だが、彼等はこの後の事など知る由もなかった。

 

 




いかがでしたか?次はいよいよルパンレンジャーの登場です。

それでは次回の本編でお会いしましょう。

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