宇宙の救世主と魔法少女 改稿版   作:如月スト

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如月ストです。今回も未来編の続きを書いていこうと思います。

それでは本編をどうぞ。


未来編 3話 なのはの裏切り

ー海鳴市 廃工場ー

 

改造ナノマシンによってなのはをデビルマジシャンへと改造し終えた宇宙人が名乗った。

 

???「まだ名乗っていなかったな。私の名はデモスト。「幻魔空界十二使徒」のひとりにして「宇宙忍者暗黒団の首領」だ。」

 

なのは(デビルマジシャン)「デモスト様・・・畏まりました。今後はあなたの命令に従います。」

 

デモスト「頼むぞ、デビルマジシャン。」

 

なのは(デビルマジシャン)「お任せ下さい。必ずやあなたのお役に立って見せます。」

 

改造を終えたデモストはデビル マジシャンとなったなのはを連れて奥の部屋へ行こうとした時だった。

 

?「そこまでよ、デモスト!」

 

女性の声が聞こえて振り向くとそこには忍び装束姿のハミィがいた。

 

ハミィ「何を企んでるか知らないけど、この世界であんたの好きには・・・」させないと言おうとしてハミィはデモストの隣に立っている人物を見て驚愕した。

 

ハミィ「なのはちゃん!?何でここにいるの!?」

 

だが、デビルマジシャンとなったなのはの耳には届かない。声が届かないと分かったハミィは、デモストの方を見て叫ぶ。

 

ハミィ「なのはちゃんに何をしたの!」

 

デモスト「知りたければこの俺を倒してみるんだな。最も倒せたらの話だが。」

 

その言葉を聞いたハミィは、即座にチェンジし戦闘を始めようとしたがその前に立ち塞がった人物がいた。

 

デビルマジシャン(なのは)「デモスト様には1歩たりとも近付かせはしない!」

 

ハミィ「なのはちゃん・・・お願い!そこを開けて!」

 

デビルマジシャン(なのは)「言ったはずだ。1歩たりとも近付かせはしないと。」

 

デモスト「丁度いい。戦闘能力を見ていなかったからな。腕試し程度に潰してやれ。」

 

デビルマジシャン(なのは)「畏まりました。」そう言うとハミィに攻撃を始めた。

 

ハミィ「闘うしかないの・・・はっ!」ハミィは、嘗ての仲間だったなのはに攻撃されてショックを隠せないでいる間に距離を詰められてしまい慌ててキューレイピアで防御した。

 

ハミィ「お願いなのはちゃん!元に戻って!」

 

デモスト「何を言っても無駄だ。俺の言葉しか聞こえないからな。」

 

ハミィ「そんな・・・」と落胆すると同時にキューレイピアでひたすら防御に徹していた。

 

防御する中で何とか隙を作りデモストに攻撃できないかと思案しつつデモストの方を見ていると・・・

 

デビルマジシャン(なのは)「余所見をするな!!」

 

デビルマジシャンの容赦ない魔力攻撃がハミィを襲う。

 

カメレオングリーン「うわあぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

デビルマジシャンの攻撃をキューレイピアで防いでいたが力でごり押しされ吹き飛ばされてしまい、同時にチェンジも解けてしまった。

 

ハミィ「うう・・・強い・・・」

 

デモスト「嘗ての仲間には攻撃できないか。」

 

ハミィ「く・・・何を・・・しようと・・・してるの?」

 

デモスト「この宇宙を教祖フメイン様に献上するのさ。」

 

ハミィ「この宇宙を教祖フメインに献上・・・?そんな事させる訳無いでしょ!」

 

デモスト「だが、現に貴様は私の配下であるデビルマジシャンですら倒せていないじゃないか。」

 

ハミィ「それは・・・」

 

デモスト「つまり貴様は嘗ての仲間には攻撃出来ないということさ。フハハハハハ!」とデモストが高笑いをしている陰では・・・

 

 

ハミィ(どうしたら・・・私にできることは・・・)とハミィが思案していた。




いかがでしたか?宇宙忍デモストの企みを聞き、さらになのはが敵に寝返ったことで攻撃ができないハミィは、どうなるのかこの続きは次回の本編で。

さらに、活動報告で書きましたが、アンケートを再度実施します。皆様そちらもぜひご参加ください。

アンケートの期限は前回と同様一か月後とします。

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