ゆっくり魔理沙「ちなみにコンパチヒーローズ・ザ・グランドオーダーと繋がる話でもあるんだぜ」
カズマ「ちなみに知り合いのDr.クロさんと共同でやってるんだ」
士「主にDr.クロが担当したのはエクステラ側の面々でそれでエクステラの主人公の名前もDr.クロが実際にプレイした時の名前になっているからそこんとこが注意だ」
ゆっくり霊夢「それでもよければ…ゆっくりして行ってね~」
とある時、アルテラは不思議な空間にいた。
アルテラ「……何処だここは?」
なぜ自分がここにいるか疑問を持つ中でアルテラは周りを見渡す。
真っ白で果てが見えない程広がっており、ホントにどこなのだ?とアルテラが疑問に感じる。
アルテラ「…………ん?」
するとアルテラはある人物を見つける。
それは少女で、その身を巫女服の様なのを身に纏っていた。
アルテラ「お前……は……」
そんな少女にアルテラは声をかけようとする。
シュゥウウウウウウウウ……
すると少女は足元から消え始める
それを見た瞬間、アルテラはなぜか分からないが消えないで欲しいと駆け出す。
アルテラ「!駄目だ!消えるな!消えないでくれ!」
シュゥウウウウウウウウ……
駆け寄ろうとするアルテラだがそれより前に少女が消えるのが早かった。
アルテラ「お願いだ!消えないでくれ!私の
消えて行く少女にアルテラは思わず叫んでいた。
☆
………アル……さ………テラ……ん………アルテラさん!!
アルテラ「!」
ヒロ「アルテラさん、大丈夫ですか?!」
目を開くと声をかける自分の主、大空ヒロがおり、その隣にはセイバーリリィやジャンヌとマリーが同じように心配そうに見ていて、顔を動かすと警戒しているスカサハとモードレッドにヒロインXとアルトリアとタマモキャットがいた。
ヒロ「良かった目が覚めたんですね」
アルテラ「マスター……」
ほっとヒロが安心する顔を見る中でアルテラは先ほどの光景が夢だったのかと考える。
スカサハ「どうやら目が覚めたみたいだな」
モードレッド「たくよ。どこだよここは」
それに気づいたスカサハが近づき、モードレッドも頭を掻きながらぼやく。
タマモキャット「やっぱりあの謎の博士が原因だと思うワン」
その言葉にアルテラは意識を失う前の出来事を思い出す。
☆
いつも通りLBXを持って出かけるヒロに付いて行く形で各々の私服に着替えてアルテラ達は歩いていた。
???「やあやあ、君が大空ヒロで良いかな?」
そんな彼らの前に女性が現れた。
ヒロ「えっと、誰ですかあなたは?」
???「儂か?儂はミセスS。通りすがりの科学者じゃ」
初対面なので戸惑いながらそう聞くヒロに女性はそう名乗る。
ヒロ「そんな科学者さんが何か用ですか?」
ミセスS「なぁに、ちょっと君達を招待しようと思ってのう……聖杯戦争に」
続けて質問するヒロにミセスSはそう言う。
ヒロ「聖杯…戦争?確かそれって…」
モードレッド「聖杯戦争だと!?」
スカサハ「ふむどうやらただの人間ではない…いや、人間でもないな」
ミセスSが言ったのにヒロが言う前にモードレッドがそう言い、スカサハが目を鋭くしてそう指摘する。
リリィ「貴方は一体……!?」
ズズズズズ……
同じ様に聞こうとしたリリィだったがヒロ達の足元から謎の生物が現れ、全員を包み込もうとする。
ヒロ「!?これは!?」
アルトリア「むっ!?」
ミセスS「では参ろうか。全てを観測せし月の世界へと」
その言葉と共に抵抗する間もなくヒロ達は生物、シェイプシアターに包み込まれる。
その後に意識を失ってしまう。
☆
ヒロインX「そんな訳でここにいますが…一体ここはどこなのでしょうか…」
モードレッド「月って言うわりにゃあ月っぽくねえもんな」
ふうと息を吐いて言うヒロインXの後にモードレッドは肩を竦める。
ヒロ「確かにそうですよね……」
カシャン、カシャン、カシャン
どうしようかとヒロも困った感じに呟いた時、機械的な足音が聞こえ、誰もがした方を見ると機械の様な集団がいた。
モードレッド「…どうやら歓迎されてるわけじゃないみたいだな」
ヒロ「どうやらそうみたいですね」
スカサハ「どうする?…と聞くまでもないな」
はい!とスカサハのに答えるとヒロは左手首に付けているブレスレットのアキレスD9の顔を押すとアキレスD9の絵柄が回転する。
その後に両腕を胸の前で交差し…
ヒロ「勇気転身!」
交差した両腕をバッと広げると共にヒロの姿は白いライダースーツの上にアキレスD9を模したアーマーが装着された姿へと変わる。
ヒロ→アキレスD9「ブレイブヒーロー!アキレスD9!!」
ポーズを取った後にヒロのサーヴァント達は私服からそれぞれの戦闘服に変えるとそれぞれの武器を構える。
アキレスD9「行きましょう!」
「おう!/はい!」
そして襲いかかってきた機械集団をそれぞれ相手する。
モードレッド「オリャア!」
ズバババッ!スドーン!
先に切り込んだのはモードレッドでクラレントで機械の様な敵の攻撃を避けて両断していく。
スカサハ「まだまだ甘い!!」
ドガガガガガッ!
その近くではスカサハが複数のゲイボルグをヌンチャクの様に振り回して敵をふっ飛ばしていく。
吹っ飛ばしたのをロンゴミニアドを持ったアルトリアが貫き、そんな彼女を攻撃しようとした敵をアルテラとヒロインXが両断する。
ヴィン、ヴィン、ヴィン
ぶっ飛ばされた機械たちは次々と消えていくがそれを補充するようにどんどん現れていく。
マリー「まぁ、お代わりかしら?」
タマモキャット「流石に無限となると大変だワン」
アキレスD9「ですね…どうしましょう…」
それに魔力弾を放ちながらマリーは呟き、タマモキャットのにアキレスD9もどうしようかと考える。
ガシャン、ガシャン、ガシャン
すると他の機械たちより大きい機械が現れる。
アルトリア「デカいのが現れたな」
アキレスD9「中ボス的な存在ですかね」
ブンッ!
アルトリアとアキレスD9がそう会話してると大きな機械は持っていた剣をメンバーへ向けて振り下ろす。
モードレッド「うおっと!」
ガキィン!
ヒロインX「はあっ!」
ズバッ!
それをモードレッドが受け止めるとその横を通り抜けてヒロインXが斬りかかって怯ませた後にアキレスD9も追撃の斬撃を浴びせて、マリーが魔力弾で追い打ちする。
ガシャン、ガシャン
モードレッド「!リリィ、後ろだ!」
倒そうと駆け出そうとしたモードレッドはリリィの後ろにもう一体の先ほど現れたのと同じ機械が迫っているのに気づく。
リリィ「!?」
タマモキャット「ワワンとキック!!」
ドゴーン!!
剣を振り下ろそうとした機械に横からタマモキャットが蹴りを入れて蹴り飛ばしてリリィから放す。
リリィ「あ、ありがとうございます、タマモキャットさん!」
タマモキャット「なんのなんの♪」
モードレッド「ぶっとべ!」
ドゴーン!
バキュン!
そのままモードレッドがタマモキャットが蹴り飛ばしたのを吹っ飛ばすと何かが割れる音と共に雰囲気が変わる。
モードレッド「なんだ?」
アキレスD9「心なしかこの辺りの雰囲気が…」
リリィ「それに敵も攻撃してこないと言うか……色が変わってませんか?」
タマモキャット「あとなんか変なのが出現しているな」
雰囲気の変わりように訝しむモードレッドとアイレスD9は呟く中でリリィとタマモキャットの言葉に周りを見る。
言われてみると確かに先ほど襲い掛かって来たのとは体にある線の色が違い、先ほどいなかった筈の存在もいる。
スカサハ「成程…もしかするとこれがあの女の言っていた聖杯戦争のルールかもしれないな」
アキレスD9「どう言う事ですか?」
周りや状況を見て呟くスカサハにアキレスD9は聞く。
スカサハ「簡単に言うなら陣取り合戦。より多くの領土を手に入れたものが勝者…と言う事になるんじゃないかと思うのだが」
アキレスD9「な、成程!」
簡単に推測を説明するスカサハのにアキレスD9や他のメンバーが納得したその時だった。
???「まさか、こんなところで会うとは思いませんでしたよ。モードレッド、そして王よ」
モードレッド「!その声は!」
アルトリア「ふむ……まさか貴殿と会うとはな…ガウェイン」
突如聞こえた声に誰もが向くとそこに甲冑を纏った男性がいた。
アキレスD9「ガウェインって…モードレッドさんと同じ!」
モードレッド「ああ、円卓の騎士の1人だ。まさかこんな奇妙な場所で再会するとはな…おいガウェイン、お前は此処がどこなのか知ってるのか?知ってるなら教えろ」
そう言うアキレスD9のに答えた後にモードレッドはガウェインへとそう問う。
ガヴェイン「?貴方達は玉藻陣営の仲間ではないのですか?」
リリィ「た、玉藻陣営?」
タマモキャット「なんでご主人と同じ声の奴の所にいるオリジナルの名前が出るのだ?」
すると訝しげなガウェインの反応にリリィは目をパチパチさせ、タマモキャットが心底不思議そうに呟く。
スカサハ「成程な…ガウェインとやら、信じられないかもしれないが我々は別の世界からやって来た存在だ」
ガヴェイン「別の世界?それはどういう事ですか?」
アキレスD9「ええ、実は……」
アルテラ「待ってくれマスター」
またも察したスカサハから出て来た言葉に問うガウェインへアキレスD9が説明しようとした時、アルテラが止める。
アキレスD9「アルテラさん?」
アルテラ「ガヴェイン。貴様、遊星と言うものを知ってはいないか?」
ガヴェイン「!」
なぜ止めるかに疑問を感じるアキレスD9より前に出てアルテラがそう聞くとガウェインは驚きの反応を示す。
アルテラ「やはり……知っているようだな」
ガヴェイン「ええ、皇帝からこの戦いが始まる前に教えられました。遊星ヴェルバーの事を」
アキレスD9「皇帝……あの、もしかしてその皇帝って……ローマ皇帝のネロ・クラウディウス…ですか?」
頷いて言ったガウェインから出た皇帝にアキレスD9は恐る恐る聞く。
なぜネロだと聞くのかは先ほどの玉藻と言う名前でもしやと思ってのである。
ガヴェイン「ええ、そうです。そしてその皇帝のマスターこそ、この
マリー「セラフ?それがここの名前なの?」
そんなアキレスD9の問いを肯定して言うガウェインのにマリーは質問する。
ガヴェイン「はいその通りです。ここは月の聖杯、ムーンセル・オートマトンの中にある霊子によって構築された仮想現実世界。それが
アキレスD9「仮想現実世界!?」
モードレッド「おいおい、あの女、俺達を仮想現実の所に連れて来たってのかよ」
マリーの問いに答えたガウェインのにアキレスD9は驚き、モードレッドはそう呟く。
ガヴェイン「取りあえず今は戦闘中ですので皆さんはひとまず……」
???「おやおや、戦闘中に会話とは随分と余裕があるのですね」
ジャララララララララ!!
アキレスD9「!?危ないガウェインさん!」
ガキィン!
それにガウェインはそう言おうとした時、アキレスD9はガウェインに向かっていた短剣をデュランダルで弾き飛ばす。
そのまま誰もが飛んで来た方を見る。
アキレスD9「あなたは…メドゥーサさん!」
アルトリア「まさか貴様もいるとはな…」
メドゥーサ「おや?私の事を知っているんですか貴方達は?」
ガウェインを襲おうとした襲撃者に驚くアキレスD9と冷静に呟くアルトリアにメドゥーサは静かに佇みながらそう言う。
リリィ「な、なんだか私たちが知っているメドゥーサさんと全然雰囲気が違います……」
タマモキャット「そりゃあきっと、あんなアイマスク付けてないのと蛇姉妹に弄られてるのを見てるからだワン」
それに少し尻込みするリリィに言ったタマモキャットのにメドゥーサはピクッと反応する。
スカサハ「まぁ、この世界にはステンノとエウリュアレはいないみたいだがな」
メドゥーサ「どうやら貴方達が知っている私は苦労しているようですね……それにして美味しそうな方が何人かいますね……」
スカサハのにメドゥーサはそう呟いた後にリリィとジャンヌを見てそう言う。
ジャンヌ「ええ!?」
リリィ「わ、私はマスターに…」
驚くジャンヌと顔を真っ赤にして言うリリィにモードレッドが前に出て庇える様にする。
アキレスD9「なんだか知りませんが、2人は狙わせません!」
そう言って前に出るとアキレスD9はブレスレットの絵柄をスライドさせてペルセウスのにするとそれを押す。
アキレスD9「勇気転身!」
その後に両腕を胸の前で交差させた後に広げると別の姿になる。
アキレスD9→ペルセウス「ブレイブヒーロー!ペルセウス!!」
ポーズを取って名乗り上げる。
メドゥーサ「す、姿が変わった!?」
ペルセウス「はぁああああああああ!」
驚くメドゥーサへとペルセウスは駆け出してペルセウスソードで斬りかかる。
それにメドゥーサは避けるがペルセウスはそのままペルセウスソードを振るい、相手に攻撃させない様に振るう。
メドゥーサ「くっ、やりますね。ですがこれならどうでしょうか?」
その言葉と共にメドゥーサの体が光り出す。
ペルセウス「ひ、光った?!」
メドゥーサ「はぁっ!」
ギュルルルルルルルルルル!
いきなりのメドゥーサに起こった事に驚くペルセウスをメドゥーサは鎖で縛りあげると振り回し…
メドゥーサ「ふんっ!はぁっ!」
ズドン!バゴン!
そのまま地面に何度も叩きつける
ペルセウス「がはっ!?」
リリィ「マスター!?」
モードレッド「おいおい、なんだよあれ!?」
ガウェイン「ムーンドライブです」
ジャンヌ「ムーンドライブ?それは一体?」
悲鳴を上げるリリィの後にメドゥーサに起こった事に驚くモードレッドへと言ったガウェインのにジャンヌは聞く。
ガヴェイン「ムーンセルの魔力を使ってサーヴァントのステータスをブーストアップさせる強化術式です」
タマモキャット「おおう、なんと言う一時的なステータスアップ」
どう言うのかを説明するガウェインのにタマモキャットがそう漏らした後にペルセウスは投げ飛ばされる。
ペルセウス「やりますね…なら!」
ストライクモード!!
転がった後に体勢を立て直したペルセウスは今度は自らの体を青く輝かせて背中に光の翼を展開する。
メドゥーサ「なっ!?」
今度はメドゥーサが驚いた後に瞬時に接近したペルセウスは斬撃を与え、すぐさま次の斬撃を周囲を飛び回る様に素早く動きながらメドゥーサへと与えていく。
メドゥーサ「ッ……石になりなさい!」
ペルセウス「しまっ!?」
それに対して、メドゥーサは付けていた眼帯を外して石化させようとし、ペルセウスは咄嗟に見ない様に体を逸らそうとし…
スカサハ「そこまでだ」
間一髪、スカサハの投げた槍が鞭となってペルセウスを絡みとって引き寄せる。
そのまま対石化のルーンを他のメンバーに施しながらスカサハはメドゥーサへと問う。
スカサハ「メドゥーサよ。貴様は何が目的でここに来た?」
メドゥーサ「何ってセクターを取りに来たに決まってるじゃないですか?」
リリィ「せ、セクター?」
出て来た言葉にガウェインとスカサハを除いて戸惑う中でスカサハはふむと…呟く。
スカサハ「どうやら貴様の上の主である玉藻とガウェインの主であるネロは陣取り合戦で雌雄を決しおうとしてるみたいだが…それをしてる暇がないと思うぞ…そうであろうガウェイン?」
ガヴェイン「ええ、皇帝と新王もそのつもりでこの戦いは攻めてきた玉藻陣営を撤退させるために行っていたものです」
やはりな…とガウェインから返された事にスカサハが納得する中でモードレッドが慌てて話しかける。
モードレッド「おいおい、どう言う事だよ?」
スカサハ「先ほどのアルテラとのガウェインの会話を思い出せ、ネロとその主はどうも陣取り合戦をしてる暇がない程この世界に危機が迫っているのを知った。それがアルテラとの会話で出た遊星ヴェルバー…そうなのだろう?」
ガヴェイン「ええ、その通りです。今から一億四千年前に現れ、地球を滅ぼしかけた巨人。それは遊星ヴェルバーの欠片の一つのようです」
モードレッド「巨人って父上が聖剣で倒したあの巨人の事か!?」
スカサハのにガウェインは答え、出て来たのにモードレッドは思い出しながら驚いて聞く。
ガヴェイン「ええそうですモードレット。そしてその巨人の本体がこのムーンセルに存在するのです」
アルテラ「……それが私なのか?」
ペルセウス「アルテラさん?」
ヒロインX「どう言う事です?」
肯定するガウェインの言った事にそう問うアルテラにペルセウスやヒロインXは疑問を感じるがガウェインは頷いた。
ガヴェイン「ええ。詳しくは新王から直接聞いた方が良いと思いますよ」
メドゥーサ「ヴェルバー、話を聞いたところずいぶんと厄介なものがあるそうですね」
それに眼帯を付け直し、聞いていたメドゥーサが割り込む。
スカサハ「そうらしいな…メドゥーサよ。危機が迫っている中で陣取り合戦はやっている場合ではないとお前の主に伝えておけ、ついでにしばらくしたら事情説明に我々とネロとそのマスターが向かう…と」
メドゥーサ「一応伝えときますがおそらくあの女帝はそれでも戦いを続けると思いますよ」
ペルセウス「な、なんでですか!?」
スカサハのを聞いてそう言うメドゥーサにペルセウスは驚いて聞く。
メドゥーサ「今の女王の目的はそちらの皇帝の領域全土を滅ぼすことだからです」
リリィ「ええ!?;」
タマモキャット「この世界のオリジナルはどんだけ王様に恨みを持ってるんだワン」
答えられた事にリリィは驚き、タマモキャットは呆れてそう呟く。
メドゥーサ「それについては本人から直接聞くといいでしょう。それでは私は今現在皇帝と戦っているバーサーカーの所に向かいますのでこれで」
シュン!
そう言ってメドゥーサはその場を消えて去っていく。
スカサハ「さて、我々も皇帝の所に向かおう。案内を申し込んでも宜しいかな?」
ガヴェイン「ええ、いいでしょう。どうぞこちらです」
頼みにガウェインは頷いた後に走り出し、ペルセウス達も彼に続く。
しばらくすると玉座があるような場所に到着する。
そして玉座の前で佇むネロと変わった服を纏った少女がいた。
少女「!?」
ネロ「なっ!?アルテラ!?」
ペルセウス→ヒロ「ま、まってくださいネロさんにそのマスターさん!何やらアルテラさんの事であるようですがこのアルテラさんは僕の仲間です!」
驚いて身構える2人にペルセウスが変身を解き、アルテラの前に出てそう言う。
そんなヒロの行動と言葉に少女とネロは戸惑いながら警戒を解く。
ネロ「な、仲間?一体どういうことか説明してくれぬか?」
ヒロ「はい。あ、僕は大空ヒロと言います。実は…」
戸惑うネロにヒロはこれまでの経緯をスカサハと共に説明する。
経緯を聞いたネロは納得して頷き、隣にいた少女も戸惑いながらも納得した様だ。
ネロ「なるほど……にしてもどういう事なのだ?これは…」
納得はしたがまだ驚きを隠せないネロはそう呟いてからアルテラを見る。
ヒロ「?こっちのアルテラさんが存在する事に何か疑問があるんですか?」
ネロ「いやそもそもこちらのアルテラは巨神アルテラのアバターみたいなので英霊ではないのだ」
ヒロインX「きょ、巨神!?つまりそちらのアルテラは神として存在していてアバターとして人間サイズのを作り出していると!?」
そう聞くヒロのに返したネロのにヒロインXは驚いて聞く。
ネロ「いや、神ではない。遊星の尖兵、アンチセルだ」
??「そのアルテラは自由に行動できないからアバターとして擬似サーヴァントのアルテラを自分の夢として使っているんだ」
ヒロ「それじゃあこちらのアルテラさんは?」
そんなヒロインXのをネロは否定して傍にいた少女が説明し、ヒロは自分のアルテラについて聞く。
??「そっちのアルテラは地上の巨神アルテラが残したバックアップが英雄アッティラとして英霊化したもの。だから巨神アルテラとはもう繋がりはない……ってムーンセルから今聞いた」
モードレッド「って、他人から聞いた様な感じだな」
リリィ「あの、ネロさんのマスターさんのお名前を教えて貰えませんでしょうか?」
それに対して少女の返答の仕方にモードレッドは呆れ、リリィが恐る恐る聞く。
そう言えば…と少女も名乗り忘れていた事を思い出してごめんねと謝ってから自己紹介する。
??「私はセイバーのマスターでこのセラフ唯一のマスター、白凪思音……の精神」
ヒロ「せ、精神?」
名乗りあげた少女、思音の最後の言葉にヒロ達は戸惑う。
思音「今、私は精神と魂と肉体の三つに別れていてね。魂の私はキャスターのところに、肉体の私はこの世界のアルテラの所に居るんだ」
リリィ「せ、精神と魂と肉体の三つに別れてる!?」
モードレッド「おいおい、一体どうなったらそうなるんだよ!?」
説明された事にスカサハを除いてリリィや他のメンバーは驚く。
思音「うん、それはね……」
そう言って思音は語り出す。
自身が三つに分かれた原因を…
遊星の学士、アルキメデスの事を…
そして……己を犠牲にし、一人の少女を救おうと自分に記憶を送ってくれた未来の平行世界の肉体の自分の事をヒロ達に語った。
ヒロ「そんな事が…」
スカサハ「成程な…どうりで見るからに存在が不安定だと思ったが…」
ヒロインX「許せませんね!そのアルキメデスは!」
驚くヒロの隣で先ほどから思音から感じていた違和感に納得するスカサハの後にヒロインXが憤慨してそう言い、ヒロもそうですねと頷いて思音を見る。
ヒロ「思音さん!僕達にも協力させてください!その肉体の思音さんの為に!」
思音「良いんですかヒロさん?」
そう申し出るヒロに思音は戸惑いながら聞く。
ヒロ「はい!あ、それと呼び捨てで良いですよ。僕は思音さんより年下ですし」
スカサハ「ちなみにマスターの年齢は今は14歳だ」
力強く頷いてからそう言うヒロにスカサハは付け加える。
思音「それじゃあよろしくねヒロ」
ネロ「うむ、では明日早速キャスターのところに皆で参ろうか!」
ヒロ「はい!」
???「ゲッ、師匠!?」
笑顔で言う2人にヒロは答えた時、誰でもない驚きの声がして、スカサハはほうと懐かしそうに声を漏らす。
スカサハ「まさかこんな所で再会出来るとは…なかなか面白いなクーフーリンよ」
クーフーリン「なんで師匠いるんだよ…しかもなんで水着なんだよ…」
そう言って声の主へとそう言うスカサハに声をあげた人物、クーフリンはそう指摘する。
スカサハ「これがアサシンである私の戦闘着だからな」
クーフリン「はあ!?あんたランサーだろ?!」
思音「確かにスカサハは影の女王でクーフーリンの師匠だからランサーじゃないの?」
そう答えるスカサハにクーフーリンは驚いて指摘し、思音もムーンセルから情報を得たのか質問する。
スカサハ「確かに本来ならばそうであるがな…ふむ、違和感を持つならマスターよ。あれをやってくれ」
ヒロ「あれですね!分かりました!来てください!NR(ねんどろいど)・朝比奈みくる!NR(ねんどろいど)・椎名まゆり!」
スカサハの言葉に頷いたヒロはすぐさま2枚のカードを取り出して翳すと人形サイズのちっさい少女2人が現れる。
ヒロ「行きます!レベル1!NR(ねんどろいど)・朝比奈みくるとNR(ねんどろいど)・椎名まゆりをレベル8!常夏の女王スカサハ・サマーへダブルチューニング!!」
NRみくる「はわわ!頑張ります!」
NRまゆり「トゥットゥルー♪」
その言葉と共にNRみくるとNRまゆりは光の環となり、飛び込んだスカサハを包み込む。
ヒロ「常夏の女王よ!本来の力を発揮し!影へと誘え!シンクロ召喚!!」
そして光が迸った後に光から水着から全身タイツに変わったスカサハが現れる。
ヒロ「影の女王スカサハ!!」
スカサハ「とっ、これでどうだ?違和感ないであろう?」
着地してポカーンとしている3人へとスカサハはそう言う。
思音「えっと……なにそれ」
ネロ「なんか光の環とかが見えたのだが……」
ヒロ「シンクロ召喚です!」
モードレッド「分かり易く言うならクラスチェンジを可能にする手段って事で覚えておけよ」
先ほど起こった現象について恐る恐る聞く思音と戸惑うネロにヒロは簡単に言ってモードレッドがフォローする。
ネロ「そ、そうなのか……」
思音「ヒロって凄いことするね……」
ヒロ「いえ、クラスチェンジの仕方は相棒に教えて貰った事ですし」
スカサハ「それで?向かうのであろう。玉藻と魂の方の思音がいる場所へと」
そう呟くネロと思音にヒロはそう返してスカサハがそう言う。
言われて我に返った思音はそうですねと頷く。
ネロ「と言うかそれは先ほど余が明日と言ったのだが……」
スカサハ「…………」
リリィ「ま、まあまあ…;」
そんなスカサハのに対してそう言うネロにスカサハは無言になり、リリィが宥める。
おいおいボケたか師匠と茶化す
タマモキャット「では、今日はそちらの住居にお泊りだな」
ヒロ「えっと…お邪魔させて貰います」
思音「どうぞ。私たちの場所に案内して話が終わったら空いてる部屋に案内するね」
そう言うタマモキャットの後に頭を下げるヒロへと思音は言うとヒロたちを連れて自分達の場所へと案内する。
一方、その様子を何処か遠くの場所でミセスSは見ていた。
ミセスS「うんうん、予想通り精神の思音ちゃんと合流したようじゃのうヒロ君たちは」
満足そうに頷いた後に頭上を見上げて目を細める。
ミセスS「さあて彼らはヴェルバー02に勝って最高のハッピーエンドを掴めるのか……それとも儂らに全てを奪われるのか……どうなるのか面白くなってきたのう」
そう言って口元に歪んだ笑みを浮かばせてその場を消える。
突如仮想現実世界に飛ばされたヒロ達、ミセスSの言った言葉の意味は…