Fate/EXTELLA ブレイブヒーロー   作:鳴神 ソラ

13 / 14
遊星との最終決戦、光りが少女を救い出す。


※最後らへんで残酷な描写やグロイ描写が出ますので注意してください




エクステラ12:黄金の輝き

ぶつかり合うアルトリアDと月のアルトリア

 

お互いに互角の戦いをしていたが段々とアルトリアDが押して行く。

 

月アルトリア「ぐっ……!」

 

アルトリアD「決めさせて貰うぞ!」

 

吹き飛ばした後の言葉と共にアルトリアDの聖剣が強く輝く。

 

月アルトリア「宝具か、聖女!こちらも宝具を使うぞ!」

 

それに月アルトリアがそう言い、月ジャンヌも分かりました!と答えて魔力を放出する。

 

ジャンヌ「ならば私はこれを!」

 

そう言ってジャンヌは魔力を放出しながら持っていた旗を自分の頭上に持って行き、高速回転させると共にエネルギーを自身の頭上へと収束させる。

 

月ジャンヌ「遊星よ、我らを守りたまえ!遊星はここにありて(ヴェルバー・エテルネッル)!」

 

月アルトリア「遊星の光、それはすべてを浸食する破滅の光……破滅の遊星(ヴェルバー)!」

 

ジャンヌ「思いよ!槍に力となりて宿り、我が道を阻む者を貫け!必殺ファンクション!超プラズマバースト!」

 

アルトリアD「束ねるは星龍の息吹。輝ける命の奔流…受けるが良い!約束された勝利の龍聖剣(エクスカリバー・ドラグーン)!!」

 

守りを固める月の2人のに雷光の槍と龍の光がぶつかる。

 

月ジャンヌ「っ!?この力は…」

 

月アルトリア「だが、これならば阻める」

 

そう言う月のアルトリアだが、アルトリアDはロンゴミニアドを手に取り…

 

アルトリアD「最果てより光を放て……其は空を裂き、地を繋ぐ!嵐の龍!最果てにて輝ける龍槍(ウェルシュ・ロンゴミニアド)!」

 

槍の先端から嵐の龍を解き放つ。

 

月アルトリア「宝具の同時発動だと?!」

 

驚く間に嵐の龍も遊星の結界に食らいつき…

 

ピキピシ…!

 

ドンドン押していき結界にひび割れを起こさせ…

 

パキーン!

 

粉砕して遊星に犯されたサーヴァント2人へと炸裂する。

 

月アルトリア「ぐああああああああああ!?」

 

月ジャンヌ「きゃぁあああああああああ!?」

 

それを受けた2人は体から光が放たれる。

 

アルトリアD「決着だな」

 

月アルトリア「ああ、そうだな…」

 

月ジャンヌ「私の出番はここで終わり…残念!」

 

ジャンヌ「(最後まで複雑でした…)」

 

凄く複雑な顔で消えて行く月の自分を見送るジャンヌにアルトリアDは声をかける。

 

アルトリアD「行くぞ。私達もマスターの元へ」

 

ジャンヌ「あ、はい!」

 

慌てて返事をしてからアルトリアDと共に主を元へと向かう。

 

 

 

 

遊星へと向かったSヴィーナスとCヴィーナスと共に向かうペルセウスSに無銘が通信で言う。

 

無名『外壁装甲を破壊するのは不可能だ。内部から破壊する他ないだろう。侵入できそうな通路がある。そこから内部へと侵入するんだ』

 

Sヴィーナス「うむ、あの穴だな」

 

そう言う無銘のに確かに穴があるのを見つけて突入しようとするその穴を触腕が塞ぐ。

 

Cヴィーナス「あ、塞ぎましたよあいつ!」

 

無銘『ならあの触腕を破壊しろ!』

 

ペルセウスS「分かりました!」

 

その言葉と共に無数の触腕へと3人は突撃する。

 

SヴィーナスとCヴィーナスはそれぞれが持つ剣で両断して行き、ペルセウスSは飛び上がるとスカサハの槍を出現させ…

 

ペルセウスS&スカサハ「ゲイボルグ・オルタナティブ!!」

 

オーバーヘッドキックで蹴り飛ばし、蹴り飛ばされた槍は無数の雨となりて触腕を貫いていく。

 

続けざまにクラレントとカリバーンを取り出す。

 

ペルセウス&リリィ&モードレッド「勝利すべき銀河黄金の王剣(クラレント・コスモカリバーン)!!」

 

黄金と銀河の斬撃を放ち、別の触腕群を切り裂いて行く。

 

思音『セイバー!思う存分やっちゃって!』

 

Sヴィーナス「うむ!ヒロに負けてられぬな!」

 

Cヴィーナス「ですね!」

 

それに即発されてSヴィーナスとCヴィーナスも勢いを上げて触腕を切り裂いていく。

 

その中で大きい触腕を倒すと穴を覆っていた触腕が消滅する。

 

無銘『侵入口が開いた!行け――――内部から奴を破壊しろ!』

 

Sヴィーナス「行くぞキャスター!ヒロ!」

 

Cヴィーナス「ええ」

 

ペルセウスS「はい!」

 

無銘の言葉と共に3人は突入する。

 

内部に突入した所で無銘が解説する。

 

無銘『隔壁による防御システムだ。注意して回避しろ。避けられないのであれば破壊しろ。君達なら余裕でできるだろう』

 

ミセスS『割り込み失礼するぞい』

 

すると無銘の後にミセスSが通信して来る。

 

ペルセウスS「ミセスS博士!」

 

ミセスS『ヒロくん、この先にコアがあるがコアは二つ存在するんじゃ』

 

ペルセウスS「二つ!?」

 

告げられた言葉に誰もが驚く。

 

ミセスS『そうじゃ。しかも片方を壊したら強制的に外に出るトラップがあるみたいじゃ。だから』

 

ペルセウスS「コアを二つとも一気に壊せば良いんですね!」

 

先に言ったペルセウスSのにミセスSは肯定する。

 

ミセスS『うむ、その通りじゃ。そろそろこの事件も終わらせないと行けないしのう…………久しぶりに彼女達にも会いたいし』

 

ペルセウスS「彼女達?」

 

ぼそりと呟いた事にペルセウスは呟き返す。

 

それに気づいてああ、いや、こっちのプライベートのじゃとミセスSはそう返す。

 

思音『それじゃあ付いたらすぐ宝具発動して一気に決めよう!』

 

ミセスS『そうした方が良いじゃろ。アルキメデスが何かする前に終わらせるんじゃ』

 

はい!と答えた後にマスター!と言う声と共に背中に光の龍の翼を展開したアルトリアDに掴まったジャンヌが合流する。

 

ペルセウスS「2人とも!来てください!」

 

呼びかけにジャンヌとアルトリアDは頷いた後に光の球となってペルセウスSに吸い込まれる。

 

ペルセウスS「2人とも、後ろに、一気に行きます! 軍   神  の(フォトン・レイ・)龍槍(ウェルシュ・ロンゴミニアド)!」

 

その言葉と共に軍神の剣とロンゴミニアドが混じったのを取り出して虹色の龍となって突撃し、立ち塞がる壁を粉砕して突き進む。

 

Cヴィーナス「おー!どんどん進んでいきますね…」

 

思音『本当に凄いやヒロ君…』

 

突き進むペルセウスSを見ながらCヴィーナスは呆れ、思音はそう呟くしかなかった。

 

無銘『そろそろコア部分に到着するぞ!』

 

Sヴィーナス「確かにこの神々しくも強大な魔力…気を引き締めるのだ奏者!ヒロ!」

 

ペルセウスS「はい!」

 

思音『着くよ!』

 

無銘の言葉に誰もが気合をさらに入れて突き進み、最後の壁を突き破ると共に広い場所へと到着する。

 

床の様に設置された壁の上に大きなコアと思われるのがあった。

 

ミセスS『あの四角のがコアじゃぞ』

 

Sヴィーナス「2つと聞いてはいたが…もう1つはどこにあるのだ?」

 

下じゃ下、とコアを見て呟いたSヴィーナスのにミセスSは答える。

 

ミセスS『もう一つはその真下じゃ』

 

思音『真下…?』

 

言われてメンバーは下を見るとうっすらとだが丸い球体が見えた。

 

ペルセウスS「あれがもう1つの!」

 

モードレッド『なら!あれごと真上から宝具で攻撃しようぜ!』

 

Sヴィーナス「良い考えだなそれは!」

 

頷いた後に3人はそれぞれ飛び上がり、魔力とエネルギーを増大させる。

 

アルキメデス『高次元よりの魔力収束と高エネルギー収束……!?だが星舟に付与された演算機能はムーンセルと同等だ!』

 

その言葉と共に別れてたコアが1つとなって幾重の結界に覆われる。

 

モードレッド『野郎、結界を張ったな!』

 

思音『しかもこれは!』

 

アルキメデス『即時解析完了!完全防御用の障壁を多次元展開!奥の手であろうと、最適防御で防ぎきる!放ってみるが良い!セイバー・ヴイナスやキュスター・ヴイナスにペルセウス・スーパーなどと言う奢りごと、貴様達の希望を粉砕してやろう!』

 

驚く3人へとアルキメデスは向けてそう言う。

 

Cヴィーナス「笑止!そんなので止められる我々ではありませんよ!」

 

Sヴィーナス「ふっ、そうだなキャスター。粉砕されるのは貴様だ学士!」

 

ペルセウスS「お2人の言う通りです!人の可能性は計算事で簡単に予測など出来ません!」

 

トライブイモード!!

 

2人の後にペルセウスSはそう叫ぶと音声と共にペルセウスSの全身が黄金に光り輝き、背中から虹色のオーラが噴出されると共にペルセウスSの周囲にペルセウス、アキレスD9、レギウディアの幻影が3体ずつ現れた後にアルテラを除くヒロのサーヴァント達の宝具を出現させる。

 

アルキメデス『ば、ばかな!?奴の数値が測定不能だと!?ありえない!ありえないぃぃぃぃぃぃぃぃ!?』

 

モードレッド『はん!マスターの勇気と思いを測れるなんて浅はかなんだよ!』

 

タマモキャット『ご主人の思いと勇気が尽きぬ限り、その可能性を広げる。それがブレイブヒーロー!』

 

Cヴィーナス「そして、変わらぬものがありながら、変わり続けるものを愛と言うのです!」

 

Sヴィーナス「しかして目に焼きつけよ!宇宙深淵に朽ち果てようと忘れるな!」

 

ブィン

 

その言葉と共にSヴィーナスとCヴィーナスも宝具を開放して虹色の魔法陣を展開する。

 

Cヴィーナス「一万四千前に於ける地球の勝利が希望と願いの果てならば!」

 

ブィィィィィィン

 

言葉を紡ぎながら全員の輝きが強まって行く。

 

ペルセウスS「今回の勝利は生命と文明(ぼくたち)の営みが紡ぐ果て!!」

 

ペルセウスSもアルテラの剣を握り構えながら狙いを定める。

 

Sヴィーナス「華尽きぬ舞台より、はるかステラの宙にかけよう!ゆくぞ対星宝具”招き蕩う黄金劇場”改め――――掲げ蕩う極光劇場(チャリタス・ドムス・アウローラ)!!」

 

ペルセウスS「必殺ファンクション!」

 

アルテラ『勇気の宝具(ブレイブ・ファンタズム)!!』

 

咆哮と共に同時に放たれた宝具の斬撃や砲撃、光線などがヴェルバーコアへと炸裂する。

 

コアを守る結界は無意味だとばかりに次々と破壊されていく。

 

アルキメデス『なぜ、なぜ!?結界が粉砕されて行く!?なぜ予測不可能な事が起きる!?』

 

アルトリアD『お前には到底分からぬであろう』

 

マリー『愛や感情を理解しない人には本当にね』

 

スカサハ『それを知っているマスターや彼女達はお前より強い』

 

思音『お前の敗因はアルテラや体の私(思音)の思いを理解しなかった事だ!アルキメデス!』

 

まだ理解できないアルキメデスへとそれぞれが言い、思音がアルキメデスへと敗北を叩き付ける。

 

アルキメデス『ば、バカなァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』

 

断末魔は宝具の波に飲み込まれ、ヴェルバーコアは消滅し、辺りが光りに包まれる。

 

Sヴィーナス「あえて言おう!まさに。斬撃皇帝である!」

 

Cヴィーナス「同じく、砲撃女王ですわ!」

 

ペルセウスS「僕達の勝利です!」

 

それぞれ勝ち名乗りを上げてから宝具による光が収まった後はヴェルバーそのものは完全に消えていた。

 

墜落が止まった地面に着地した後に2人のヴィーナスの体は輝いた後に元の姿に戻り、ペルセウスSからも10個の光の球が飛び出した後にサーヴァント達に戻るとヒロも変身を解除する。

 

ヒロ「ふう…」

 

思音「終わったね…」

 

息を吐くヒロにレガリアから出て来た思音はそう声をかけ、ヒロも返した後に巨神アルテラへと顔を向ける。

 

ヒロ「ありがとうございます巨神のアルテラさん」

 

思音「ありがとねアルテラ」

 

ネロ「どうだ、月のアルテラ。此度の戦いは、我らの完全勝利だな」

 

玉藻「ええ、一万四千年前のリベンジ、キッチリと果たしました。愛の勝利であり、我々の勝利であり、そしてあなたの勝利でもある」

 

礼を述べたヒロと思音の後にネロと玉藻が巨神アルテラへとそう言う。

 

巨神アルテラ「―――――――」

 

思音「アルテラ?」

 

そんなメンバーのに答えず、無言で目を閉じる巨神アルテラに思音は首を傾げる。

 

すると…巨神アルテラの体は輝き…四散する。

 

誰もが驚く中でヒロは沢山の小さな光りの中で舞い降りて来るキューブを見つける。

 

ヒロ「あれは…」

 

ネロ「ふむ、上手くいったようだなキャスター」

 

玉藻「ええ、皆さんにご主人様、これからのは世界の誰でもない。私とセイバーさんにご主人様、そしてヒロさん達が見届けなければなりません」

 

その言葉と共にキューブは地面に近づくとひび割れを起こして…

 

パキーン!

 

四散すると中から見覚えのある人物が見え、ヒロは近づいて地面に落ちかけたその人物を優しく抱き抱える。

 

その人物は…小さくはなってはいるがアルテラであった。

 

ヒロ「月のアルテラさん?」

 

スカサハ「成程、あの時にアルテラの為の事をしたのだな」

 

思音「え?どう言うこと二人とも?」

 

ネロ「うむ、説明が足りず、すまなかった。しかし戦闘中は余裕がなく、後はもう見た方が良いと思ったのだ」

 

玉藻「私達が破壊したのは遊星とアルテラを繋ぐ命令系統だったのです。遊星を破壊するならばヒロさん達で事足りましたので」

 

戸惑うヒロの隣で覗き込んで納得するスカサハのに思音はネロと玉藻を見ると2人はそう返してネロが続ける。

 

ネロ「ヴィナスの威光は倒すものではない……愛するものを、救うものなのだ。白い巨人(セファール)としての外郭は外れるが、本質(なかみ)はこのとおり」

 

思音「でもそれ、自分に黙ったまま?」

 

なんでかな?と見る思音にネロと玉藻は困った顔をする。

 

ネロ「そ、そなたはその……あれだ。美神(ヴィーナス)を霊子世界に留めるのに全神経と全魔術回路を投入していたからな」

 

玉藻「べ、別に秘密にしてビックリさせちゃうなんて思ってませんし、失敗してしまった場合の気まずいから黙っていた訳でもないですよ」

 

モードレッド「おい、自白してんぞ」

 

タマモキャット「オリジナルと王様は何をしてるんだワン」

 

目を泳がしている2人にモードレッドはツッコミを入れ、タマモキャットは呆れる。

 

ネロ「そなたも余たちもあまりに全力にすぎて対話の余裕がなかったのだ……すまぬ」

 

思音「いや、うん。責める気もないし、ちょっとしか気にしてないよ。嬉しいよ。彼女のマスターにも一緒にいられるって言えるから」

 

最後には謝罪するネロと頭を下げる玉藻にそう言ってヒロが抱えている月のアルテラを見る。

 

すると月のアルテラは目をうっすらと開け、その赤い瞳はヒロを見る。

 

ヒロ「おはようございます。月のアルテラさん」

 

月アルテラ「……ヒロ……セイバー……とマスター……?」

 

アルテラ「目が覚めたか月の私よ」

 

まだ意識がおぼろげな月のアルテラにアルテラは話しかける。

 

月アルテラ「わた、し……どう、して……これは……ゆめ……です、か……?」

 

ネロ「いいや、夢であるものか。此処は貴様が生きるべき現実。貴様が勝ち取った未来だ」

 

玉藻「霊子で構成された虚構世界ですが、まぁ、地表の現実とそこまで変わりはないです」

 

思音「おはよう、アルテラ。改めてはやっぱり挨拶から始めないとね」

 

たどたどしく言う月のアルテラにネロ達はそう言い、思音が笑顔で言う。

 

月アルテラ「おは、よう……?ゆう、せい……わたしは、はかい……の……けしん……」

 

アルテラ「文明は今の貴方の敵でもない。生命も貴方の餌でもない。月の私よ、良く聞け」

 

ネロ「その身は地上と月の情報を元に苗床が作り出した遊星の子どものようなものだ」

 

玉藻「ヴェルバーは破壊しましたが、そこから生まれた生命はもう別です。子は親を選べれませんが、生まれてしまえば別ですよ」

 

たどたどしく言葉を紡ぐ月のアルテラにアルテラとネロ、玉藻が優しく言う。

 

ネロ「そなたの人生はこれから始まる!そして余が保証しよう!」

 

アルテラ「これからは破壊も蹂躙もいらない。文明は良いもので生命も同じだ」

 

思音「ようこそ世界へ。君を待つのは愛溢れる日々だよ」

 

ヒロ「だから、胸を張って笑ってください。あなたのマスターさんが待ってますよ」

 

そう言ったヒロのに月のアルテラははいと笑顔で答える。

 

その笑顔に満足そうにネロは頷く。

 

そんな中、武蔵は周りをキョロキョロと見る。

 

武蔵「(あれ?そう言えばあのエリザベートって奴、どこに行ったのかしら?)」

 

 

 

 

一方、離れた場所でエリザベート・ヴォイドがムキーとふんがっていた。

 

エリザベート・ヴォイド「もー!あと一歩だったのに!」

 

???「全くだ」

 

憤慨していたエリザベート・ヴォイドは後ろからの声にえ?となった後に…全身が燃え上がる。

 

エリザベー・ヴォイド「熱い!熱い熱い熱い熱い熱いィィィイイイイイイイイイイ!!」

 

アルキメデス「今回の奴らの勝利は認めよう…だが!貴様は、今ここで殺す!焼き尽くす!死ね!エリザベート・バートリー!!」

 

炎のに悶え苦しむエリザベート・ヴォイドにあの宝具の攻撃からコアから抜け出して逃れたのだろうか、アルキメデスが般若の様な顔で立っていてエリザベート・ヴォイドを睨んでいた。

 

そのまま彼女を焼き尽くして次なる目的に移行する筈だった…

 

ドス!

 

が、背中から迸った激痛に目を見開いた後に振り返る。

 

ミセスS「なにやっとんじゃ貴様はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

アルキメデス「なっ、きさ、まっ!?」

 

怒気を滲ませた顔で自身の背中に何かを突き刺したミセスSであった。

 

ミセスSはそのままアルキメデスに蹴りを入れて吹き飛ばした後にエリザベート・ヴォイドに水をぶちまける。

 

エリザベート・ヴォイド「あ、あんたは…」

 

ミセスS「やれやれ、面白くないことをしてくれたのう。アルキメデス」

 

くっと顔を歪めるアルキメデスにミセスSは指をパチンと鳴らす。

 

ドシーン!

 

アルキメデス「な、なんだそいつは…!?」

 

地響きを上げてミセスSの前に着地した存在にアルキメデスは唖然とする。

 

それは巨大な狼だが、その体から発する気配から異質な存在だと言うのをアルキメデスは確信する。

 

ミセスS「儂のペットじゃ。ネフェリム、奴を噛み殺せ」

 

ネフェリム「!!!!!!!!」

 

その言葉と共にネフェリムと呼ばれた巨大な狼はアルキメデスへと襲い掛かる。

 

アルキメデス「わ、私はこんな所でやられても!」

 

ミセスS「それがどうした?それに、もうお主は月にはおれんからな」

 

どういう意味だとネフェリムの前足で抑え込まれながらアルキメデスは思った後にミセスSが何かを突き刺したのを思い出す。

 

アルキメデス「ま、まさかさっきの攻撃か!?」

 

ミセスS「ああ、そうじゃ。そして…お前さんは座に戻り、その後も召喚されたとしてもあくどい事を出来ん様にもしといた。つまり…お前さんもお前さんが見下している不完全へとなった…いや、元から完全でもない不完全じゃからよりさらに不完全になったと言うべきじゃな」

 

目を見開くアルキメデスにミセスSはそう答える。

 

アルキメデス「わ、わたしが不完全より不完全だとぉぉぉぉ!?」

 

ミセスS「じゃから死ね。愚かな学士よ」

 

ネフェリム「■■■■■■!!!!」

 

その言葉と共にネフェリムは牙を剥いた。

 

アルキメデス「ぎゃあああああああああああああああああああ!!」

 

ガリッゴリッ、バギッ、グジャ!

 

聞こえて来る音にエリザベート・ヴォイドは震えていたが安心させる様にミセスSが頭を撫でる。

 

ミセスS「大丈夫かエリザベート」

 

エリザベート・ヴォイド「アンタ…なんで私を助けたのよ…」

 

戸惑いながら聞くエリザベート・ヴォイドになんじゃそんな事かとミセスSはあっさりと言う。

 

ミセスS「そりゃ決まっとるじゃろ。儂がお主のファンじゃからよ。お主のやることなすこと、どれも儂は好きじゃからのう」

 

エリザベート・ヴォイド「あ、あたしのファンだから…そう…そうなのね…」

 

えへへと嬉しそうに笑うエリザベート・ヴォイドにミセスSは手を差し出す。

 

ミセスS「じゃからこれからも自分の思うがままに生きてくれないか?」

 

エリザベート・ヴォイド「……ええ、勿論よ!」

 

その言葉と共にでは…とミセスSはエリザベート・ヴォイドに注射器を刺すとエリザベート・ヴォイドの体が輝いた後、その姿は元のエリザベートに戻る。

 

こうして愚かな遊星の学士はある狂気の科学者により残酷に殺されたのであった

 

そして、月の地を踏む事も、月の地で知られる事も二度となかった。

 

ひとまずは、月は遊星の危機を脱したのであった。

 

 

 

 




ブレイブヒーローペルセウスS(スーパー)
外見:黒いライダースーツの上に両足にイカロス・フォースを模したレッグアーマー、ディ・レギウディアを模したアームアーマー、赤い所が青く染まった宇宙英雄ペルセウスSを模したボディアーマー、肩にアキレスD9の肩を模したショルダーアーマー、背中にアキレスD9の翼を模したバックパック、顔をLBXペルセウスを模した仮面を纏った大空ヒロ
概要
大空ヒロがサーヴァント達と1つとなった絆の姿。
一体化したサーヴァント達の宝具を使用できる他、融合させて使う事が出来る。
変身出来る全てのブレイブヒーローのスペックが合わさった他、ヒロの思いによりその強さは限界突破する。
思いが高ぶる事で特殊モード、トライブイモードが発動し、ブレイブヒーローペルセウス、ブレイブヒーローアキレスD9、ブレイブヒーローレギウディアの幻影が現れる。
必殺技は一体化した英霊達の宝具を一斉に放つ勇気の宝具(ブレイブ・ファンタズム)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。