前回、ヒロが新たな姿を得てなんとか事なきを得た面々は海賊領域に辿り着いていた。
そこは海の様なフィールドの上に大量の海賊船が並んでいた。
思音「此処が海賊領域……」
ネロ「まさか領域全てが大量の海賊船でできているとはな……」
リリィを助け、ミセスSへと会う為に来たネロ達はその領域の風景に思わずそう言う。
モードレッド「ここのどこかにいるんだよな…?」
ネロ「うむ、その筈だが……」
周りを見て言うモードレッドにネロもどこにおるのやら…と呟くと…
ヒュ~ン
アルトリア「! 全員避けろ!!」
何かが落ちてくる音に素早く察したアルトリアの叫びと共にネロは思音をレガリアに避難させて全員その場から飛び退る。
ズドドドォォン!!
すると一同がいた場所を砲弾の雨が降りそそぐ。
ヒロインX「んな!?」
ヒロ「砲弾が!?」
別セクター
ドレイク「ほら!どんどんブッ放しな!」
ズドズドズドォン!ズドズドズドォン!!
攻性プログラムに命令しながらドレイクは野獣な笑みを浮かばせる。
その後ろで縛られたリリィに横に立ってうんうんと頷くミセスSがいる。
ミセスS「いや~彼女をスカウトして良かった良かった」
リリィ「(皆さん…)」
動きが取れないリリィは皆の無事しか祈る事が出来なかった。
ズドズドズドォン!!
ネロ「クッ!」
タマモキャット「色々と撃って来るワン!」
何度も放たれる砲撃をなんとか避けながらネロ達は進む。
ヒロ「勇気…転身!…ブレイブ…ヒーロー…アキレス…D9!!ソードビット!!」
アルトリアの愛馬に乗せられていたヒロはアキレスD9となるとソードビットを放って砲撃を途中で爆発させる。
思音『さすがヒロ君!』
アキレスD9「疲れがありますけど…これ位なら…とにかく、砲台は僕がなんとかします。セクターを…」
アルテラ「この場合は1ヵ所を同時に攻略した方が良いかもしれない」
ネロ「うむ。ヒロ、あとどれぐらいなら持ちそうだ?」
そういうアキレスD9にアルテラは単独で動くのは厳しいと感じてそう提案してネロも同意した後にそう聞く。
アキレスD9「体を動かすのはつらいですがソードビットを飛ばす位なら大丈夫です。皆さんの方へ飛んで来ない様に頑張ります」
思音『無理はしないでねヒロ君』
アルトリア「とにかく素早くセクターを取って奴らの所へと向かうのに集中するべきだな」
そう返すアキレスD9に思音がそう言い、アルトリアのにそうだねと頷くと共に一同は攻性プログラムよりアグレッサーを優先的に倒しながらセクターを取っていく。
その素早さにドレイクはほうと感心する。
ドレイク「あいつら、どんどんセクターを取っているけどそうは問屋が下ろさないよ!」
ボォオオオオッ!
その言葉と共に次のセクターに入り込んだ一同を炎が噴き出して足止めする。
ネロ「! セクタートラップだ!気を付けろ!」
モードレッド「おいおい、船で火かよ!?」
注意するネロの後にモードレッドはそう言う。
思音『船って言ってもデータの船だからね……』
アキレスD9「炎に…注意して…アグレッサーを…倒しましょう」
困った感じに言う思音の後にアキレスD9が砲弾をソードビットで撃ち落としながらそう言う。
ネロ「だ、大丈夫かヒロ?」
とネロがアキレスD9に声をかけたその時
バシュッ!
ヒロインX「! 危ない!」
ネロへと向けて放たれた矢に気づいて前に出て…
グサッ!
ヒロインX「グッ……」
アキレスD9「ヒロインXさん!?」
ネロの代わりに矢を右腕に受ける。
モードレッド「今のは!?」
ネロ「居るのかロビンフッド! 」
ロビンフッド「おっと、やっぱりバレちまいましたか」
矢に驚くモードレッドと見ていて誰かに気づいてネロの叫びにロビンフッドは現れる。
アルトリア「やってくれるな」
思音『ロビンの矢って事は……! マズイ!その矢には毒が!!』
アキレスD9「え!?」
その言葉にヒロインXは矢が刺さった腕を抑える。
モードレッド「おい、なんか解毒系のないのか!?」
思音『待って!今、コードキャストを発動するから!』
クレオパトラ「そうはさせませんよ!」
それに思音は回復させようとした時、クレオパトラが現れて彼女が従えるアナコンダが襲い掛かる。
しまっ!?とネロが思った時……
ガシッ!!
アルトリア「なっ!?」
タマモキャット「ご主人!?」
だが、その前にアキレスD9からレギウディアにチェンジしたヒロがネロへと襲い掛かろうとしたアナコンダを抑え込み……
レギウディア「グッ…うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
そのままロビンフッドの方へと放り投げる。
ロビンフッド「よっと」
自分に向かって来たのにロビンフッドは軽く避ける。
ヒロインX「避けた!?」
ロビンフッド「前のを見ていたからな」
そう言ったロビンフッドだったが、目の前にレギウディアの顔が見えてギョッとした後に慌ててマトリクスの様に避けるとレギウディアが出していたアキレスD9の剣が通り過ぎる。
慌てて右腕のクロスボウから矢を放つがあっさり斬り払いされる。
ロビンフッド「おいおい、さっきまで動けない筈じゃなかったのかよ!?」
レギウディア「思音さん!早く、解毒を!」
ギョッとするロビンフッドへ攻撃を仕掛けながらレギウディアは苦しげながらそう言う。
震えてる体から無理やり動かしてやがるのかとレギウディアの精神力にロビンフッドは戦慄する。
思音『わかった!コードキャスト!cure』
キュィィィン!
その言葉と共に光りが放たれ、矢を抜いたヒロインXに当たると顔色が悪かったのが消えて行き、毒が消えたのを証明する。
ヒロインX「おお、毒が消えました!」
ロビンフッド「チッ!」
流石に分が悪いでロビンフッドはクレオパトラと合流する。
アルトリア「無茶をするなマスター、まだ負担が抜けていないのに」
レギウディア「すいません。だけど、見過ごせなかったので……」
思音『でも無茶は駄目だからねヒロ君』
レギウディア「は、はい……」
ヒュ~ン!
注意するアルトリアや思音に肩を上下させながらレギウディアが頷いた後に飛んで来た砲弾をソードビットを展開して撃ち落とす。
タマモキャット「イケイケゴーゴーで取りまくるんだワン」
アルテラ「そうだな」
思音『少しだけ待っててね!ヒロ君』
その言葉と共にネロ達は突き進む。
クレオパトラ「このままではまずいですね……ロビンフッド!あれらはちゃんと設置したんですか!?」
ロビンフッド「ああもちろんだ。まだ取られてないセクターにたっぷりと設置しといたぜ。あの科学者特製の罠をな」
それを見て聞くクレオパトラにロビンフッドはそう返す。
そんな事を知らないメンバーはセクターを占拠していく。
モードレッド「次のセクターだ!」
ネロ「うむ!」
そのまま一同は次のセクターに入り込む。
カチッ
ジャラララララララララララララ!!
すると大量の鎖が飛び出して一行を拘束する。
ネロ「何!?」
アルトリア「罠か!?」
思音『皆、大丈夫!?』
ネロ「大丈夫だが、これでは動けぬぞ!?」
いきなりのに驚くメンバーは鎖から抜け出そうともがく。
ガチャガチャ、ガチャガチャ
アルトリア「む、マズイな。エネミー達が集まってきたぞ」
なんとか抜け出そうともがくメンバーへと攻性プログラムが迫る中…
アブソルートフェイズ!
レギウディア「でやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
バキィィィィン!!
ネロ達が見た時と同じように装甲を展開するとレギウディアは鎖を強引に引き千切り、そのままネロ達の鎖をクローで引き千切る。
レギウディア「皆さん!今のうちに!」
思音『ネロ!ムーンクランチするよ!』
ネロ「うむ!」
思音の言葉にネロは頷いて姿を変えて、アグレッサーを攻撃していく。
ネロ「はぁぁぁぁぁ!」
ボォォォォオオオオオッ!!
ズドォォォオオオン!
ヒロインX「セイバッー!!」
ズドォォォオオオン!
それぞれ武器を振るいながら突き進むネロ達、特に罠を粉砕するレギウディアにどうなってんだよとロビンフッドは頭を抱える。
ジャックやナーサリーに隣にいるクレオパトラから話は聞いてはいたが実際に見るとレギウディアの強さに異常性を感じてしまう。
ロビンフッド「まあそれでも異常性さはあの科学者の方が上だけどな」
そうロビンフッドが呟いている間にネロ達はセクターを着々と取って行く。
ネロ「よしあと少し……!」
思音『あ、ヤバい!他のセクターが攻められてる!』
レギウディア「任せてください!」
思音の言葉にレギウディアはそう言うと姿が消えて、攻められていたセクターがドンドン安定して行く。
モードレッド「速過ぎだろマスター」
アルトリア「レギウディア。それ程あの姿のは他のを一線超えているな…」
ネロ「アレを止めれる奴が居たらそれはおそらく化物だな;」
それに誰もがレギウディアのにそう言った後に肩を上下させたレギウディアが現れる。
レギウディア「もうすぐ、ですね!」
思音『うん、そろそろポータルが……』
ヴィィィン
レギウディアのに頷き、言おうとしてる間にポータルが出現する。
思音『出た!』
タマモキャット「レッツゴーだワン!」
現れたポータルに全員乗り込む。
そして転送された先にドレイクとミセスSにリリィがいた。
レギウディア「リリィさん!」
リリィ「え?マスターですか!?」
ミセスS「よく来たのうヒロ君」
ドレイク「アンタ達ならここまでくると思ってたよ!」
声をかけるレギウディアにリリィは初めて見るので驚く中でミセスSとドレイクが笑う。
ネロ「ドレイク!貴様、何故そのレガリアを持っている!」
思音『それにどうしてその人に協力しているの!?』
ドレイク「ん?このレガリアはこいつから貰ってね。んで協力する理由は簡単だ。コイツに借りがあるからだよ」
問うネロと思音にドレイクはそう答える。
レギウディア「借り…ですか?」
アルテラ「もしや、こうやってこの場にいる事で?」
ドレイク「それもあるけど実はねぇ……」
???「おい、ライダー。一緒に格闘ゲームでもしないかって……」
出て来た言葉にそう聞くアルテラへと言おうとしたドレイクのを遮ってワカメの様な髪型の青髪の少年が現れる。
その少年にネロと思音は驚く。
ネロ「なっ!?お主は!?」
思音『し、シンジ!?』
その言葉にシンジと呼ばれた少年はあ、お前!?とネロを見て驚く。
レギウディア「知り合いですか?」
思音『う、うん。前に戦ったマスターの1人でドレイクのマスターだよ』
その少年、シンジの反応に聞くレギウディアへと思音は戸惑いながら返す。
シンジ「ん?その声は白野か?久しぶりだな」
思音『な、なんでシンジが此処に居るの!?だってシンジは……』
?「あら、思音じゃないの」
気づいてそう言うシンジへと驚いて聞く思音だったが次の声に驚く。
現れたのはツインテールの少女で凛…と思音は呟く。
モードレッド「おいおい、どういうこった?」
ミセスS「ん?ああ、この二人は聖杯戦争に負けて電脳死する運命だったんだけど。儂が復活させたんじゃよ」
ネロ「な、なに!?」
告げられた事にネロや思音は驚く。
ミセスS「
レギウディア「他にもいるんですか?」
タマモキャット「驚きだワン」
凛「にしても聞いたはいたけど分離しているなんて相変わらず厄介なことに巻き込まれているわね思音」
思音『え?どうしてそれを!?』
そう呟いたタマモキャットとレギウディアの後になんとも言えない顔でそう言う凛に思音は驚いて聞く
シンジ「そりゃなあ……」
凛「全部見てたのよ。テレビで」
思音『テレビ!?』
2人から告げられた事に思音はすっとんきょんな声を上げる。
レギウディア「テレビってどう言う事ですか?」
ミセスS「そのままの意味じゃよ。思音ちゃん達の事をテレビで見せたんじゃ。平行世界のものう」
ネロ「平行世界だと?」
レギウディアのに答えたミセスSのにネロは驚く。
ミセスS「そう。精神思音ちゃんが消えちゃうのとか魂の思音ちゃんと玉藻のラブラブ生活とか肉体の思音ちゃんのとか全部」
玉藻『ご主人様とのラブラブ生活の所をそこんとこ詳しく』
モードレッド「いや聞くなよ」
アルトリア「ならばお前ならば色々と知っていそうだな」
笑って言うミセスSの言った事に唐突に画面を展開して食いつく玉藻にモードレッドはツッコミを入れた後にアルトリアはミセスSを見て言う。
ミセスS「それには儂達に勝たぬとなぁ。では行くぞドレイク」
ドレイク「ああ!」
ヴィィィィン!
その言葉と共にドレイクはレガリアにキスするとその姿を変える。
レギウディア「あっちも変身が!」
ネロ「ならこっちもだ奏者!」
思音『うん!』
ボォォォォォオオオオッ!!
それにネロも同じように変身する。
構えるレギウディアの前にミセスSが立つ。
レギウディア「そちらもやるんですね」
ミセスS「無論、やるに決まってるじゃろ?そうでなくては面白くないからのう」
ブィィィン!
そう言うとミセスSの両手が変化する。
右手は巨大な紫色の刀で左手はパッションリップのみたいな巨大な機械の手になる。
レギウディア「その左手…パッションリップさんみたいですね…」
ミセスS「それは当然じゃ。彼女のを参考にして改造したからのう」
アルトリア「改造しただと?」
そう答えたミセスSのにアルトリアが少し驚いているとネロとドレイクの変身が完了する。
ドレイクの姿は先ほどの服装のから袖なしの黒いジャケットの上に豪華なマントや海賊帽を身に纏った姿へとなっていた。
ネロ「ってなんだその巨大な砲台は!?」
ヒロインX「デカすぎるでしょう!?」
ただ、その肩に体格と似つかわしい巨大な砲台を装着していたが…
ドレイク「どうだい、凄いだろ?」
思音『いや、凄いって言うか……』
シンジ「ちなみにそれ、宙に浮くぞ」
笑って言うドレイクに思音は言葉を無くす中でシンジが付け加える。
どんだけだよとモードレッドが呟く中でドレイクは砲門を向ける。
ドレイク「発射ァ!」
ズドズドズドォン!!
先手必勝と砲撃するドレイクにネロ達は避けて散開する中でレギウディアはミセスSの攻撃をかわしていた。
直感的に変化した両腕の攻撃は防ぐも当たるのもいけないと感じて…
レギウディア「くっ!おっと!」
次々に来る攻撃をレギウディアは身を逸らしたり、しゃがんだり、転がったりして避けて行く。
ミセスS「ほぅ、よく躱すのう」
レギウディア「この!」
それにミセスSは関心する中でレギウディアはソードビットを放つ。
ミセスS「おっと」
バキュ!
レギウディア「ピットを握りつぶした!?」
だが、向かって来たソードビットをミセスSは左腕で掴んで握りつぶすのにレギウディアは驚いた後に慌てて振るわれた右腕のを避ける。
レギウディア「やはり強い!」
先ほどの攻撃やその身から発する覇気で強者だとは感じていたが、改めて彼女は強いとレギウディアは認識する。
ミセスS「よっ!」
ブンッ!ズドォォォオオオオオン!!
レギウディア「っ!」
続けざまに振るわれた左腕のパンチを避けると床が陥没する。
レギウディア「(避けてるだけじゃダメだ。集中しないと)」
攻撃の機会を見つける為、レギウディアはさらに集中力を強める。
避け続けるレギウディアにミセスSは先ほどまでの負担があると言うのになかなか粘ると考える。
ネロ達の方ではドレイクの砲撃を避けながらなんとか攻撃を与えようとしてドレイクが手に持っていた銃で阻まれて近づけない。
ズドズドズドズドズドォォォオンン!!
ネロ「クッ!」
ドレイク「ほらほらほら!逃げないと木っ端微塵になるよ!」
容赦のない攻撃に無茶苦茶だぜとモードレッドは毒づく。
思音『やっぱり強いねドレイクは』
ネロ「うむ、あのときの事を思い出すな」
避けながらそういう思音にネロは同意しながらガントレッドで弾く。
ドゴォォォオオオン!!
すると衝突音が響き、誰もがした方を見る。
そこでは…レギウディアにより吹き飛ばされたミセスSの姿があった。
んな!?とそれにシンジや凛は驚く中で、吹き飛ばされたミセスSもこれはこれはと驚いていた。
先ほどまで避け続けていたのが時間と共にその動きは速くなり、リミッターをかけているとはいえミセスSの攻撃を潜り抜け、最終的に自分にダメージを与えたのだ。
ミセスS「(まさかこれほどまでの力があるとはのう……だがまだまだじゃな)」
レギウディア「はぁ……はぁ……」
起き上がりながら肩を上下させているレギウディアを見てミセスSはそう心の中で呟いた後…
シュン!
レギウディア「!?」
その姿を瞬時に消す。
モードレッド「後ろだマスター!」
レギウディア「!」
モードレッドの言葉に反応するより前にレギウディアは後ろに振り返ると共に右腕を付き出し…
ブンッ!
ピタッ!
レギウディア「……え?」
自分の目前でミセスSの刀が止まったのにレギウディアは驚く中でミセスSは自分の頬を掠める様に放たれたレギウディアの突きに思わず舌を巻く。
さっきはまだまだと評価したが咄嗟の反応の速さと相手へと迫ろうとするその集中力には驚きを隠せない。
それと共にレギウディアが自身の中に潜む力を知らずに一端しか解放してないと言うのに全力を出したときどうなるのやらとミセスSは科学者として興味深く思った。
シンジ「な、なんで止めたんだ?」
凛「バカね。アイツは試していたのよ。彼を」
目をパチクリさせて戸惑うシンジに凛はため息を付いてそう言う。
ミセスSはくっくっくっと笑いながら距離を取ると両腕を元に戻す。
レギウディア「ふう…(今のは本当に危なかった…)」
ミセスS「まあとりあえずはヒロ君は合格と言ったところじゃな。あっちの方はどうかのう」
膝を付き、肩を上下させるレギウディアにそう言ってネロ達を見る。
ズガガガガガガガガガガッ!!
嵐の様に放たれる銃撃を必死に避けるネロ達の中でモードレッドがなんとか踏み込み、ドレイクを攻撃できる範囲へと入り込んでクラレントを振ろうとする。
ドレイク「甘い!」
ガッ!
モードレッド「しまっ!?」
カチャ
振り上げられた足による蹴りで手からクラレントが離れ、取ろうとするモードレッドへとドレイクは銃を突きつける。
モードレッド「(やべぇ、どうする…どうやって………!そう言えばこの状況は…!)」
ドレイク「まずは一人脱落だね」
カチャ……
必死に打開する為の策を考えようとしてふと思い出すモードレッドにそう言ってドレイクは引き金へと指をかける。
モードレッド「(チャンスを待つんだ…)」
引かれるドレイク指にモードレッドは集中し…
バキュン!!カラカラッ…
銃声が鳴り響き、レギウディアとミセスS以外は今起こりし光景に驚く。
それには銃弾を放ったドレイク自身も驚いていた。
銃弾が放たれた瞬間、モードレッドが横に避けると共に自分の手からピストルが吹き飛ばされていたからだ。
ドレイク「なっ!?」
モードレッド「へ、へへ…結構やれるもんだなホント」
目を見開くドレイクにモードレッドは冷や汗を流しながら笑う。
シンジ「な、なんだ?」
思音『今、モードレッドが一瞬で避けると同時にドレイクの銃を弾いた?』
誰もが驚く中でレギウディアはモードレッドがやった事は自身が前にLBXでやった事だと理解する。
相手の銃撃を避けると共に手を槍の様に勢いよく突き出して相手の銃をふっ飛ばした後に返し手でもう一方のも弾き飛ばすと言うのだ。
それにより肩に砲台があるとはいえ、ドレイクに隙が出来た。
モードレッド「今だ王様!」
ネロ「うむ!」
ドレイク「チッ!」
ズドズドズドズドォン!!
すぐさま我に返ったドレイクはネロへと向けて肩の砲台から放つがネロはそれを避けていき……
ネロ「でやぁぁぁぁぁ!!」
ズドォォオオオオオオオオオン!!
モードレッドが転がって避けると共にネロの攻撃がドレイクへと炸裂した。
ドレイク「チッ、やるじゃないか!」
ネロ「む!耐えるか。ならもう一度……」
ミセスS「はいはい、そこまでそこまで」
攻撃されたお腹を抑えながらもまだ戦おうとするドレイクにもう1撃を入れようとしたネロだったが、ミセスSが手をパンパンさせて制止する。
それにドレイクはつまんなさそうにミセスSを見る。
ドレイク「なんだい。これからって時に止めるね…」
ミセスS「いや、戦いたいなら後で良いじゃないか。それに元々こういう話だったじゃろ?」
ぶーぶーとぼやくドレイクにミセスSは苦笑して言う。
そうだけどさね…と未だ不満げなドレイクからレギウディアを見る。
レギウディア「話、と言うと…」
凛「ようするにこれは試験だったのよ」
ネロ「し、試験だと?」
なんとか起き上がって聞くレギウディアのに答えた凛のにネロは驚く。
思音『もしかしてリリィちゃんを拐ったのもそれが理由!?』
ミセスS「うん、その通りじゃよ」
ほれ、と言う言葉と共にロビンフッドが縄を解いて、リリィはレギウディアへと抱き着く。
リリィ「マスター!」
レギウディア「リリィさん。良かった無事で」
安心するレギウディアにリリィはハッとなってから慌てて言う。
リリィ「あ、そう言えばマスター!話に聞いたアルキメデスがここに来ました!」
思音『アルキメデスが!?』
出て来た言葉に思音は驚く。
リリィ「はい!ただミセスSさんたちにすぐさま追い払われましたけど……」
ネロ「奴め、一体何しに此処に?」
ドレイク「このレガリアを奪いに来たんだよ。この科学者お手製のレガリアをね」
そう呟くネロへとドレイクは自分の指に嵌っているレガリアを見せて答える。
ネロ「……は?今何と言ったドレイク?」
ドレイク「だから科学者お手製のレガリアって……」
ただ、告げられた事に戸惑うネロへとドレイクは再度答える。
ネロ「お、お手製ってまさか作ったのか!レガリアを!?」
レギウディア「そんな事が出来るんですか?」
ミセスS「アッハッハッハ!儂を誰だと思っている。かつて失われた古代の次元の科学者じゃぞ?その儂がレガリアの一つや二つ、作れぬはずがない!」
すぐさま理解して驚くネロとレギウディアにミセスは高笑いする。
凛「まあだからこそ私たちもこうして此処に居るんだけどね」
シンジ「ホント何者なんだよこのチート科学者は」
それに凛は肩を竦めて言い、シンジも呆れて言う。
レギウディア「そう言えば凛さん達以外にもいるんですかマスターって?」
思音『うん、聖杯戦争の頃は沢山のマスターが居たよ』
ミセスS「その中の何人かをワシが助けたのじゃ」
質問するレギウディアに思音はそう答えて、ミセスSが付け加える。
モードレッド「成程な…しかし俺らを試したのは肉体の思音や月のアルテラを助けられるかどうかを知る為か?」
ミセスS「と言うより儂が気に入るかどうかなんじゃけどな」
モードレッドの問いにミセスSはそう答える。
アルトリア「それで気に入られたか?」
ミセスS「うむ。もちろんじゃ」
問うアルトリアにミセスSは満足そうに頷く。
レギウディア「そうですか…よかっ…」
緊張が解けたのかレギウディアは変身が解けてリリィが慌てて支える。
ヒロ「(すうすう)」
リリィ「はわわ、マスター///」
思音「ヒロ君、寝ちゃったね」
ネロ「疲労が限界まで来たのか……。このまま寝かせた方が良いな」
ミセスS「それじゃあ今日は此処に泊まって明日ローマ領域で会議しようか」
寝息を出すヒロにあわあわするリリィを微笑ましそうに見て言う思音とネロの後にミセスSがそう言う。
誰もが同意した後に思音は戻る前に凛とシンジや今まで会った知り合い達と久々に話した。
☆
ヒロ「ん……」
暗い空間、そこでヒロは声を漏らした後に体を起こす。
ヒロ「ここは…」
ただ真っ黒い空間の中、ヒロが戸惑う中で1筋の光りを見つける。
気になったヒロは近寄り、その光りに触れると景色が変わる。
そこは洞窟の様な空間でその一角で空間を半分埋めている存在がいた。
ヒロ「あ、アルテラさん…!?」
それは巨大なアルテラでヒロはそのアルテラがネロ達から聞いた巨神アルテラだと理解する。
その傍には肉体の思音がいて、巨神のアルテラはAアルテラと違い、穏やかな表情で肉体の思音とは楽しそうに話していた。
ヒロ「これは…」
あの後、ヒロはリリィを助けられた事で安心すると共に気を失うように眠ったのでこれは夢なのかと考える。
自分は2人の記憶を見ているのかと考えた後に視界が歪みだす。
それにヒロはまだ2人を見ようとするがそれより前に意識は無くなる。
その際、ヒロは知らなかった。
肉体の思音と巨神アルテラが…ヒロを見ていた事を……
ゆっくり霊夢「オマケのDr.クロさんによるミセスSのデータだよ~」
ゆっくり魔理沙「サーヴァントのステータスで表記されてるんだぜ」
ミセスS
クラス:マッドサイエンティスト
外見
右手は巨大な紫色の刀で左手はパッションリップのみたいな巨大な機械の手になっていて。背中には文様の様な形状をした紫色の翼が生えている。右目が中に黒い*が入った真紅色で白目が黒くなっている。
所持スキル
万能改造(EX)・完全再生(EX)・万能解析(EX)・万能無効(EX)
ステータス
筋力(★)・耐久(★)・敏捷(★)・魔力(★)・幸運(★)・宝具(★)
宝具
滅びし世界の消去(ロストディメンション)
対次元宝具
かつてミセスSが世界が次元が消えるのを見て、それを参考に自身を改造し作り出した宝具
対象の次元空間を刀でバラバラに切り刻み、左手から放つ消滅砲で全て消し去る。
概要
ミセスSがFateの世界に合わせるために自分自身を改造しつくして得た戦闘モード
リミッターである眼帯を外すことでこの姿になれるが、両手は外さなくも変化させることができる。
但しその場合、威力はこのモード時の10000分の一の破壊力になる。
右手の刀には万能を切り裂き、貫くことができる機能を、左手の機械手には万物を破壊し消去する機能を付けている。
彼女いわく、この姿にはあまりならないらしい。(理由は面白くないから)
所持スキル説明
万能改造・EX
これはミセスSが元々保有していたスキル
永い永い時を生き続け、様々なものを改造してきた彼女にもはや改造できないものはない。
完全再生(リターン)・EX
ミセスSが万能改造により自身に付けたスキル。どんな回復不可能な攻撃を受けても、完全に消滅したとしても完全に再生するスキル
万能解析・EX
これはミセスSが元々所持していたスキル。
全てを見てきた彼女に解析できぬものはない。
万能無効(ファイアウォール)・EX
ミセスSが万能改造により自身に付けたスキル。
彼女に対しての即死や石化等の能力を無効にするスキル。