Fate/EXTELLA ブレイブヒーロー   作:鳴神 ソラ

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次に向けての会議の後、突入するヒロ達


エクステラ06:ローマ大会議

 

 

ネロ「ではこれより、ローマ大会議を開催する!」

 

円卓で囲んで集まったネロ陣営、玉藻陣営、ドレイク陣営の3つの陣営のサーヴァント達とヒロ達にネロはそう宣言する。

 

ヒロ「それにしてもこんなにもサーヴァントが集まるなんて……凄いですね」

 

思音「合計23騎の英霊たちによる大会議……これは確かに凄いよね」

 

集まったメンツを見て言うヒロに思音も確かにと頷く。

 

特にヒロのサーヴァント達の人数が一番多いので半分を占めている。

 

ネロ「話の議題は無論、遊星の陣営の事だ。これからは陣営に参加しているサーヴァントとの戦いになるだろうからな」

 

クーフーリン「おうよ、新王の言う通り、嬢ちゃんたちが海賊領域に行っている間にあちらさんはセラフの侵攻に乗り出してきているぜ。それもかなりの大軍だ。敵性プログラムだっけか?これまでの雑魚に比べるとそこそこ硬ぇ」

 

そう切り出すネロにクーフーリンが最初に口を開いてそう報告する。

 

ネロ「よし、では分かり易く名付けよう。キャスターめとドレイクがそれぞれ操っていたモノと区別してそれらは遊星エネミーと呼称するぞ」

 

玉藻「直球ですねぇ。いえ、分かりやすさは重要ですけども。あ、それと一つご忠告を」

 

ヒロ「なんですか玉藻さん。忠告って?」

 

敵の兵隊の呼称について決めるネロのに呆れた後にそう前置きする玉藻にヒロは聞く。

 

玉藻「レガリアをそちらに引き渡した時点で、私はプログラムを増産できませんのであしからず。そのあたりの指輪機能は閉じてしまいました」

 

ミセスS「ああ、それはヒロ君たちの試練が終わったからこっちもその機能は閉じさせたから」

 

答える玉藻にミセスSが続いて補足する。

 

ネロ「うむ、それは承知している。残念だがレガリアは本来、セラフの疑似霊子の循環バランスを司るもの。むやみやたらに攻性プログラムを作るのは良くない。ここからは我らサーヴァントだけで敵陣を切り崩そう」

 

クーフーリン「おう、狐の姉ちゃんや海賊の姉御の雑兵に頼るまでもねぇ。あんなもんは単騎でもどうにかなる相手だ。厄介なのは――――」

 

アルトリア「その口振りからするともう偵察は済ませてきたようだな」

 

そう切り出すクーフーリンにアルトリアは問うとご名答とクーフリンは頷く。

 

クーフーリン「アサシンの旦那と師匠と一緒にな。旦那は例の妙な術で姿やら音やら熱やら消すわこっちにゃルーンがあるしで、ま、ちょちょいとよ。ローマ(こっち)の領域ってんなら玉座の機能でもうちょい詳しい情報が入るんだがなぁ。残念ながらそいつは無理だ」

 

カルナ「……占拠した領域を敵は完全掌握している、か」

 

クーフーリンのにそう言うカルナに李書文は肯定する。

 

李書文「然り。話が早い。お主らも相当な戦上手ではあったが、あちらはそれ以上。実に鮮やかな征服ぶりよ」

 

メドゥーサ「月のアルテラ、あれ以外にも遊星はサーヴァントを戦力として有しているようですね。そうですよね、ランサー?厄介だと言い掛けていたのはソレのことでしょう?」

 

クーフーリン「まあな。ありゃあ……ここにいる面子を前にして敢えて言うが真っ向勝負じゃ勝ち目は薄いぞ」

 

そう相手の戦力を分析して賞賛する李書文の後に聞くメドゥーサにクーフーリンはそう言ってからそいつらとならまだマシかもしれねえけどな…とミセスSやヒロを見て付け加える。

 

ヒロ「クーフーリンさんがそこまで言うなんて……一体何者なんですか?」

 

無銘「……トップサーヴァントだな」

 

ネロ「!」

 

ヒロのにクーフーリンが答える前に無銘がぼそりと呟き、それにネロは驚く。

 

無銘「そう驚いた顔をしなくてもいい。私は私でこの新たなセラフに幾つか独自の情報ルートを有していてね。それによればランサーが確認したサーヴァントたちは間違いなくトップサーヴァント。所謂精鋭だ」

 

ヒロ「精鋭……」

 

ミセスS「そのトップサーヴァントたちのせいでかどうやら儂が設置していた防衛システムを僅か二日で突破したようじゃ」

 

そんなネロへと無銘はそう説明し、呟くのヒロの隣でミセスSはやれやれと肩を竦める。

 

無銘「連中は現在、遊星側の本拠である未明領域からこちら側へ侵攻、既に旧タマモ領域の約80%を制圧している。遠からずローマ領域へと手を伸ばすだろう。手をこまねいている暇はない」

 

カルナ「それほどの勢いだったか。……大したものだ」

 

状況を説明する無銘のにカルナはそう呟く。

 

無銘「彼らは制圧した領域の変質を始めている。仮称、古代神殿エリア。すでにタマモ領域とは似ても似つかぬ状態だ」

 

ネロ「80%……むう、そこまで敵は強力だったか……」

 

さらに付け加える無銘のにネロは呻く。

 

クレオパトラ「当たり前です。あちらには征服のプロともいえるあの御方、征服王イスカンダル様が居ますからね」

 

ネロ「イスカンダルだと!?」

 

呻いていたネロはクレオパトラの言った事に目を見開く。

 

トップサーヴァントの事もこちらよりさらに調べ済みか…と、無銘は内心そう考えながらミセスSをチラリと見る。

 

ヒロ「征服王イスカンダル…ですか?」

 

クレオパトラ「ええそうです。あの御方ならこれぐらい簡単にできますからね」

 

呟くヒロにクレオパトラは腕を組みながら答える。

 

ミセスS「イスカンダルか……彼には本当に驚かされるよのう」

 

ヒロ「え?驚くって?」

 

するとしみじみと言うミセスSにヒロは質問する。

 

ミセスS「これがアレキサンダー時代のイスカンダルの写真」

 

ほいこれと2枚の写真を手渡される。

 

ヒロ「……え”?」

 

そしてヒロは目を点にする。

 

片方は大きな巨体の男でもう片方はほっそりとしてどこにでもいる様な少年であった。

 

ヒロ「なんでしょう…凄くバンさんがカズさんを見た時の驚きが分かる気がします」

 

モードレッド「確かに見せられた時はマジ驚いたよな」

 

リリィ「どうやったらこう急成長するんでしょうね」

 

思音「た、確かに……」

 

ミセスS「まあそれに関してはスキルのせいとでも言うんじゃろうなぁ」

 

誰もが感想を述べるとミセスがそう言う。

 

ヒロ「スキルで今の姿になったんですか、アレキサンダー王もといイスカンダル王は?」

 

ミセスS「まぁそこはいつか本人から聞くと良いぞ」

 

肩を竦めるミセスSに分かりましたとヒロが頷くと無銘はネロを見る。

 

無銘「話を戻すが、敵の本拠、未明領域へと至るためのゲートも当該エリアに存在しているだろう。本来、彼らは拠点など持つ必要はない。破壊こそが遊星の目的なのだから」

 

スカサハ「なるほどな。それでも拠点を作っているのは守る必要があるからか、我々を遊星に向かわせない為に」

 

説明に戻る無銘のにスカサハはそう言うとご名答と無銘は肯定する。

 

無銘「そうだ。でなければ辻褄が合わないからな」

 

クーフーリン「そいつはまあそうだろうな。異論なしだぜ。しかしなんだね。姿が見えないと思えばちゃっかり諜報に謹んでたワケかい」

 

ガヴェイン「申し訳ありません、アーチャー。本来であればそれは貴方の役割ではなかった。先んじての戦い……貴方は私の失敗を補ってくれたのでしょう。感謝を捧げます。そしてこの借りはいずれ必ず」

 

感嘆するクーフ-リンの後に無銘へとガウェインは謝罪する。

 

無銘「必要と感じたのでな。何、君が気にすることでもない。たまたまだよ、たまたま」

 

モードレッド「何と言うかフォローするそう言う所も俺達の知るアーチャーに近いな」

 

リリィ「そうですね!パッションリップさんが困っていたら手助けしてあげてますし」

 

タマモキャット「んでメルトリリスに色々と執事な感じに振り舞われたりしてるな」

 

そんなガウェインにそう返す無銘のにモードレッドはそう呟き、リリィとタマモキャットも言う。

 

そんな何気ないリリィとタマモキャットの会話に思音や一部のサーヴァントは反応する。

 

思音「ちょっと待って!?パッションリップにメルトリリスって言った今!?」

 

ヒロ「あ、はい。思音さんと同じ様にネロさんや玉藻さん、それに無銘さんに似たアーチャーさんや子ギルさんと契約してる人の近くに住んでるんですよ」

 

出て来たのに驚いて聞く思音にヒロはそう答える。

 

思音「そうなんだ……2人は幸せに暮らしてる?」

 

ヒロ「はい!元気に過ごしてます!」

 

元気よくヒロが答えると思音は良かった…と心の底から嬉しそうに言う。

 

スカサハ「さて、今後我々がするべき事は決まっているな」

 

無銘「ああ。神殿領域にへと行き、そこからさらに未明領域へと行き……」

 

思音「月のアルテラと会ってもう一度彼女と会話する!」

 

クーフーリン「おう、そうだよな。まあ敵のトップと対話するにはまずは敵の囲みを突破しなすちゃなあ?」

 

モードレッド「へへ、腕がなるってもんだな」

 

話題を戻すスカサハと無銘の後に言う思音のに不敵に笑うクーフーリンにモードレッドも手の骨を鳴らす。

 

ネロ「うむ!やってみるしかない!我が陣に集った一騎当千の強者どもよ!今、余は高らかに宣言しよう!SE.RA.PHにへと魔手を伸ばす遊星!月を、引いては世界を食らわんとする魔星を是より余と奏者は掃討する!聖杯戦争の勝者としてではなく、月の聖杯より王権を授かった者としてでもない。新たなSE.RA.PHに住むものとして悪を滅する!そして許せ!是は世界を守る戦いであると同時に余と奏者によるある種の敵討ちであり……或る、一人の娘を救う戦いでもある。大いに私的な理由ではある。分かっている。許せぬと言うのであれば良い、我が陣を去るも良し。咎めはせぬし追いもせぬ。だが貴公達に英雄の矜持あらば、余と共に来てほしい。その戦い、歩み、全てに栄光と喝采があろう!」

 

一同を見渡してネロはそう長く語り、その中で謝罪も入れつつそして宣言する。

 

玉藻「……ここでおいとまする方、いませんね?呂布さんはおねむのようですけども」

 

ヒロ「やりましょうネロさん!思音さん!例え世界が違っても関わったからには僕達も最後まで付き合います!」

 

見渡して言う玉藻の後にヒロがそう言い、ヒロのサーヴァント達全員頷く。

 

思音「ありがとうヒロ君!」

 

ネロ「うむ、助かるぞヒロ!」

 

ミセスS「んじゃあそろそろ儂からの説明を言ってもいいかのう?」

 

演説が終わった所にミセスSがそう切り出す。

 

全員の目が集まったのを確認してミセスSは説明を開始する。

 

ミセスS「月のアルテラを助けるには肉体の思音ちゃんを助ける必要があるのじゃ」

 

ヒロ「その助け方を考えてらっしゃるんですかミセス博士は?」

 

最初に切り出したのにヒロは聞く。

 

ミセスS「勿論じゃ。まあそれにはヒロ君にちょっと協力してもらうんじゃがのう」

 

ヒロ「僕にですか?」

 

モードレッド「一体マスターに何をさせるんだ?」

 

助けるのに自分の協力が必要と言うのに面をくらうヒロの後にモードレッドがそう聞く。

 

ミセスS「それは後のお楽しみじゃよ」

 

ヒロ「僕に出来る事なら頑張ります!」

 

気合十分なヒロに元気でよろしいとミセスSはうんうんと頷く。

 

ミセスS「あ、そうじゃ。玉藻ちゃん、これあげる」

 

ポイッ

 

そう言ってミセスSは玉藻へと何かを投げ渡す

 

玉藻「うわとと……こ、これは!?」

 

ミセスS「君専用のレガリアじゃよ。これでお主も思音ちゃんと一緒に行けるじゃろ?」

 

慌ててキャッチした玉藻は投げ渡された物を見て驚き、ミセスSがそう言う。

 

玉藻「し、しかし私にはこの都を護り、ご主人様の帰りを待つ役目が……」

 

ミセスS「なあに、1人や2人が同行したって大丈夫じゃろう」

 

スカサハ「それに守るのは私やジャンヌに他のサーヴァント達に任せれば良い…さらに本音を言うなら付いて行きたいのだろう?」

 

モジモジする玉藻にミセスSはそう言い、スカサハも追従する。

 

モードレッド「ん?あんたは残るのか?」

 

マリー「一緒に行かないの?」

 

スカサハ「私やジャンヌを除いても大丈夫であろう。それにもし何かあればマスターの元に駆け付けるさ」

 

ジャンヌ「そうですね。我々も頑張りますので」

 

そんなスカサハに聞くモードレッドとマリーにスカサハと指名されたジャンヌは頷いてそう言う。

 

玉藻「皆様……」

 

思音「キャスター、一緒に行こう」

 

ネロ「キャス狐よ。余と共に奏者と駆けようではないか」

 

一緒に行こうと呼びかける思音とネロに玉藻は一同を見渡した後に頷く。

 

玉藻「ご主人様、セイバーさん……分かりました。この玉藻の前、ご主人様と共に参りましょう!」

 

ヒロ「頼もしい限りです!」

 

リリィ「そうですね!」

 

マリー「そう言えば、トップサーヴァントってイスカンダルって人以外に誰がいるの?」

 

そう宣言する玉藻にヒロとリリィは笑った後にマリーが気になったのか質問する。

 

ミセスS「えっと……イスカンダル以外ではジャンヌとギルガメッシュだね。あと無所属ではここにいるアルトリアとは違うアルトリアかな」

 

モードレッド「父上もいるのか!?」

 

ジャンヌ「私もいるんですか…」

 

アルトリア「それは剣を持つ私か?」

 

思い出して言うミセスSのにモードレッドとジャンヌは驚き、アルトリアがそう聞く。

 

ミセスS「うむ、そうじゃよ。もしかしたら戦っている途中で介入してくるかもしれんのう」

 

モードレッド「マジかー」

 

アルトリア「だが、セイバーの私なら話し次第ではこちらに引き込めると言う事だろ?」

 

そりゃあ面倒だなとぼやくモードレッドの隣でアルトリアは確認する様に聞く。

 

ミセスS「まあそうじゃろうね(でもそれじゃあ面白くないんじゃよねぇ……)」

 

クーフーリン「おい、なんか槍の姉ちゃんのに面白くねえな感じになってるぞこの博士」

 

モードレッド「面白さを味わいたいなら終わった後にしてくれよ」

 

内心そう思いながら答えるミセスSの様子にクーフーリンは呆れ、モードレッドがそう言う。

 

無銘「それにしてもギルガメッシュは少々厄介だな」

 

アルトリア「確かに奴の王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)は面倒だな」

 

ジャック「そうかな?」

 

ナーサリー「ブレイブヒーローさんの機動力なら普通に行けると思うわ」

 

そう指摘する無銘とアルトリアのにジャックとナーサリーがそう言う。

 

ヒロ「僕ですか?」

 

モードレッド「んー、レギウディア時のマスターの速さは確かに凄いけどな…」

 

思音「あまり多用するとヒロ君がぶっ倒れるし……」

 

それに渋い顔をする思音だがスカサハが心配するなと言う。

 

スカサハ「そこらへんは話しを聞いている。コードキャストでその負担を減らせば良い」

 

リリィ「コードキャスト?」

 

ミセスS「この世界の簡易的な術式じゃよ」

 

思音「コードキャストでなんとかなるの?」

 

出て来た言葉に首を傾げるリリィへとミセスSは説明して思音がそう聞く。

 

スカサハ「確かに普通のではこの会議前に聞いたレギウディアになった際の負担を減らし切れない。だが…貴様なら出来るであろうミセスS。貴様のレガリアを複製出来るその技術ならば負担を減らし切れるコードキャスト位は作れるであろう?」

 

ミセスS「無論できるぞ」

 

説明してから確認するスカサハにミセスSは肯定する。

 

リリィ「それなら!」

 

ミセスS「じゃがタダでやるのはのう」

 

そう言うミセスSにやはりなとスカサハは呟く。

 

スカサハ「面白くないとやらないだろうか?」

 

ミセスS「まあそうじゃね。それが儂じゃし」

 

そう言って笑うミセスSにスカサハは不敵に笑みを浮かばせる。

 

スカサハ「ならばコードキャストを作ればその面白いのが見れるのではないか?マスターは戦う事で成長して行く。その過程で予想もつかない事を見せられると思うのだが…まぁ、他にも面白いのをと言われたら探す羽目になるがな」

 

肩を竦めるスカサハをミセスSは目を細めて見る。

 

ミセスS「ほぅ……ヒロ君にそんな可能性があると?」

 

スカサハ「現にマスターはレギウディアと言う新たな可能性と片鱗を見せている。それをミセスS。リミッターをかけていたとはいえ、肌で感じたのはお主であろう」

 

目を細めて問うミセスSにスカサハはそう返す。

 

ミセスS「ふぅむ……確かにそうじゃね。よし作ってやろうではないか」

 

モードレッド「これで大丈夫って事か」

 

クーフーリン「そうみたいだな」

 

そう言ってうっしと気合を入れるミセスSに見ていたモードレッドはふうと息を吐き、クーフーリンは面白そうに見る。

 

ミセスS「んじゃあヒロ君のためのコードキャスト作ってくるからそれまで出発は待ってくれんかのう」

 

そう言って作業に向かうミセスSを見送ってネロはさて…と思音に近づく。

 

ネロ「奏者よ。ミセスSのが終わるまで少しの間マイルームで休まないか?」

 

思音「うん、そうだね」

 

玉藻「みこーん!では私も」

 

そう言って抱き着く玉藻にネロはむっとなる。

 

タマモキャット「修羅場か?修羅場になるのか?」

 

モードレッド「苦労してるなそっち」

 

無銘「まあそっちもではないのか?」

 

それを見て言うタマモキャットの後に言うモードレッドに無銘は聞く。

 

ヒロ「え?それはどういう……」

 

無銘「いや、おそらく君には分からないと思う。気にするな」

 

気になったので聞くヒロへと無銘は苦笑して言う。

 

ヒロ「?」

 

スカサハ「あえて言うなら、トムとジェリーで仲良く喧嘩しなと言えば良いかな?」

 

クーフーリン「いやなんだよその例え。わっかんねえよ」

 

そう答えるスカサハのにクーフーリンは呆れてツッコミを入れる。

 

無銘「そしてその喧嘩を仲裁するのが……」

 

思音「もう、二人とも喧嘩しない!何時もこうなんだから」

 

むーとしあう2人を思音は頭をなでなですると2人はほにゃりとなる。

 

タマモキャット「うむ、見事なペット的仲裁である」

 

マリー「微笑ましいわね~」

 

メドゥーサ「皇帝も妖狐も彼女の前では無力と言うわけですね」

 

それにタマモキャットとマリーはそう述べるとメドゥーサも苦笑する。

 

アルトリア「こういう空気は悪くないな」

 

ガウェイン「そうですね王」

 

モードレッド「そういやガウェイン。お前にもマスターいたんだよな。どういう奴なんだ?」

 

そう言うアルトリアにガウェインは頷くとモードレッドが気になったのか質問する

 

ガヴェイン「それなら貴女の後ろに居ますよモードレッド」

 

???「どうも。ガヴェインのマスターだったレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイです」

 

モードレッド「うお!?」

 

後ろからの挨拶の言葉にモードレッドは驚いて飛び退る。

 

振り返ってみる1人の少年がいた。

 

アルトリア「お前がそうか、私はアルトリア・ペンドラゴン。改めてよろしくだなガウェインのマスターよ」

 

少年→レオ「ええ、貴女がガヴェインの言っていた王、アルトリアさんですね」

 

一礼をした後にレオはアルトリアのある部分を見る。

 

アルトリア「……なぜ皆して最初に私の一部分を見るのだろうな」

 

モードレッド「そりゃまぁ、うん」

 

ガウェイン「まさか成長した王を見れるとは思いませんでしたよ……」

 

タマモキャット「槍の方で良かったな」

 

レオの反応からぼやくアルトリアのにモードレッドとガウェインは顔を横に逸らす隣でタマモキャットがそう言う。

 

リリィ「??」

 

無銘「あまり理解しなくてもいいぞセイバーリリィ」

 

首を傾げるリリィに無銘はそう諭す。

 

リリィ「モードレッド達の反応とか分かりませんが本当に羨ましいと思う所あります。槍の私やスカサハさんなど皆さんスタイル良いですし憧れますね」

 

モードレッド「まぁ、確かに」

 

メドゥーサ「なら槍の方を持った方が良いですね」

 

ガヴェイン「いえ、槍の方を持つとなると下手したら厄介な未来になります」

 

言いたい放題だな…と色々言うメンバーにアルトリアはそう呟く。

 

NRセイバー「色々と言われるとなんとも言えませんね槍の私」

 

アルトリア「そうだなねんどろいどの私よ」

 

モードレッド「あ、ねんどろいどの父上、何時の間に」

 

ガウェイン「小さい王ですと!?」

 

何時の間にかアルトリアの肩に乗って言うNRセイバーに驚くガウェインの隣でレオは興味深そうにNRセイバーを見る。

 

NRセイバー「どうもねんどろいどのアルトリアです。私の事は普通にセイバーと呼んでください」

 

レオ「あ、すみません小さき王よ。この世界にセイバーは沢山居ますので……僕のガウェインもセイバーですし」

 

思音「こっちだってネロもセイバーだし」

 

そう自己紹介するNRセイバーにレオと思音はそう言う。

 

NRセイバー「困りましたね。普通に明久さんのアーチャーはアーチャーで通っているのに…ではねんどろいどセイバーと呼んでください」

 

レオ「ではそう呼びましょう」

 

仕方がないので妥協するNRセイバーにレオも頷く。

 

NRライダー「では私はねんどろいどライダーですね」

 

NR凛「それじゃあ私はねんどろいど凛?違和感あるわね」

 

NR桜「まあまあ姉さん」

 

メドゥーサ「!?」

 

そしていつの間にかメドゥーサの右肩にのほほんと私服のNRライダーがお茶を飲んで乗っており、反対側にNR凛とNR桜がいたのにメドゥーサはぎょっとなる。

 

NRセイバー「三人ともいつの間に!?」

 

NRライダー「あなたも出て来たのですからついでに出ました。他の皆さんもヒロの所にいますし」

 

ほらとNRライダーがヒロの方を指すとヒロの頭や肩にNR達が各々にのんびりしていた。

 

そんなNR達に一部のサーヴァントは驚いたり、興味津々で見たりしていた。

 

NRセイバー「ホントに出てますね」

 

思音「と言うかヒロ君大丈夫?重くない?」

 

ヒロ「大丈夫です。皆さんそこまでじゃないですし、思音さんも乗せてみます?」

 

NRまゆり「トゥットゥルー♪」

 

そう言って差し出された元気に動くNRまゆりにん、んじゃあ…と思音は恐る恐る手に乗せる。

 

NRまゆり「よろしくね~(ニコッ)」

 

思音「え、えっとよろしくね……」

 

笑顔で言うNRまゆりに思音も戸惑いながら挨拶する。

 

NR凛「しっかし色々とここは変わってるわね」

 

NR桜「確かに風景も凄かったですもんね」

 

思音「私も最初見た時は驚いたよ。確かセイバーの設計だよね?」

 

ネロ「うむ、そうだ!ローマをイメージした設計だぞ!」

 

見ていたのかそう言うNR凛とNR桜のに同意してからそう聞く思音にネロは胸を張って言う。

 

NRライダー「色々と拘ってますね…像もそうですし」

 

モードレッド「確かに、ってかよ。ネロのはまだ良いけど、玉藻のはなんでディスコあるんだよ。都なのに;」

 

そういうNRライダーのにモードレッドが気になっていた事を聞く。

 

どうやら探索していた際ので見つけた様だ。

 

玉藻「あーあれは……」

 

タマモキャット「しかもオリジナルの足があったワン。趣味悪すぎだワン」

 

困った感じで言葉を詰まらせる玉藻だったがそれを遮ってタマモキャットがそう言う。

 

ぐふっ!とタマモキャットの指摘に玉藻は崩れ落ちる。

 

と思ったら起き上がってタマモキャットに怒鳴る。

 

玉藻「って色々と滅茶苦茶な貴女に言われたくありません!」

 

タマモキャット「ほぉ、やるかオリジナル?」

 

そう言って太極拳なポーズを構える2人にヒロと思音が割って入る。

 

ヒロ「キャットさん。喧嘩は止めてください!」

 

思音「キャスターも止めて!」

 

タマモキャット「だかご主人……」

 

玉藻「ですがご主人様……」

 

不満そうな2人にモードレッドは言う。

 

モードレッド「お前等…止めとかねえと…撫でられねえぞ」

 

タマモキャット「それは困る(真顔)」

 

思音「キャスターも止めないとマイルームで一緒に寝るの禁止するよ?」

 

玉藻「そ、それだけはご勘弁をご主人様!!」

 

みこーんと抱き着いて首を横に振る玉藻に思音はやれやれと頭を撫でる。

 

アルトリア「…大変だな思音は」

 

ガウェイン「サーヴァントを複数従えているのは彼女だけですからね」

 

モードレッド「そうなのか?」

 

それを見て言うアルトリアへと言ったガウェインのにモードレッドは質問する。

 

無銘「本来、マスターにサーヴァントは一人と決まっているのだ」

 

モードレッド「じゃあ思音は何で二人も?」

 

答えた無銘にモードレッドはハテナマークを浮かばせて聞く。

 

玉藻「そこはほら…ご主人様の愛の力ですよ」

 

ジャンヌ「それは説明になってないような…;」

 

スカサハ「なに、それは知り合いも同じであろう。知り合いのあやつらもイレギュラーのでサーヴァントを2体ずつ召喚し、そしてマスターもあ奴らと出会った後に遊戯王に触れてモードレッドとタマモキャットに出会ったのだろう?」

 

ヒロ「そういえばそうですね」

 

そう答える玉藻のに冷や汗を掻くジャンヌへとスカサハはそう言い、ヒロも思い出して頷く。

 

ロビンフッド「おいおい、随分と凄すぎるなあんたらは」

 

ヒロ「ん?そうですか?」

 

思音「うん。異常すぎるよそれは;」

 

玉藻「ヒロ様達の世界は一体どんな規格外な世界なのでございますか!?」

 

モードレッド「マスターの世界と言うか……それに俺達が召喚されたのは別の世界でだしな…しかも正規のじゃねえし、確かロストロギアだっけ?それの効果でだからな」

 

タマモキャット「だけどそれで運命的な出会いを果たしたのは事実」

 

マリー「私達もそうね。正規の召喚じゃないけどそれで契約を結んだものね」

 

そう感想を述べる思音や玉藻のにモードレッドはそう答え、タマモキャットとマリーが続く。

 

ガウェイン「どんな出会い方でも良き人と出会えたのならそれは良き出会いと思いますよ」

 

アルトリア「ふむ、そうだな…気合を入れるぞ。セイバーの私」

 

NRセイバー「はい、月の私ともしも戦うならあの姿で挑むことになりますもんね」

 

そう言うガウェインにアルトリアは頷いて、NRセイバーはふんすと気合を入れる。

 

ネロ「あの姿と言うとお主も姿を変えることができるのか?」

 

アルトリア「ああ、少し勝手が違うがな。マスター」

 

ヒロ「ああ、はい」

 

ネロに答えながらアルトリアはヒロからNRセイバーが描かれたカードを受け取るとNRセイバーとカードと体が光った後に髪がくすんだのから明るい金髪に染まり、目も金色の瞳から緑色の瞳になり、その身を黒く染まったのから青い鎧で身に纏う。

 

アルトリアD「この姿ではアルトリアドラゴンと呼ばれている。ロンゴミニアドとエクスカリバーを両方使う」

 

ガウェイン「おお!青き王の姿に変えれることができるのですか!」

 

ネロ「むむ、やるな……。余もそう言うのをやってみたいぞ!ヒロ!やり方を教えてくれぬか!?」

 

ヒロ「教えてと言われましても…ネロさんの遊戯王カードとクラスチェンジする際のレベルにする為のチューナーモンスターがないと…」

 

そう言うアルトリアDにガウェインは感嘆し、ネロも目を輝かせてヒロに迫り、ヒロは困った顔で言う。

 

スカサハ「すまないな皇帝よ。マスターのは正規のではないから普通では無理だ」

 

ヒロインX「そうですね。私も独自に編み出したクラスチェンジ方法を持ってますがスキルでのですからね…」

 

そう言うスカサハとヒロインXのにぬうとネロは羨ましそうにヒロを見る。

 

リリィ「あ、あの……レガリアとかでそう言うのは出来ないんですか?」

 

思音「ん~レガリアでできるのかなぁ?ちょっと調べてみよう」

 

するとリリィがそう質問し、思音もネロのを見てそう言って調べる為かムーンセルにアクセスをし始める。

 

モードレッド「けど出来るかねぇ…俺が知る限り玉藻がランサーになるのは知ってるけどよ」

 

玉藻「みこっ?!私がランサーですか?」

 

ネロ「キャスターがランサーだと!?むむむ……これは負けてはおれぬ!」

 

そんな思音のを横目にモードレッドの言った事に玉藻は驚き、ネロはふんすと鼻息を荒くする。

 

タマモキャット「ちなみにそのオリジナルは水着でサマーだったのだ」

 

玉藻「なんですと!?水着!?」

 

思音「へ~そのランサーの玉藻、水着だったんだ」

 

リリィ「はい、それにビーチパラソルを槍の様にして戦ったりもしてましたね!」

 

マリー「そうよね~あれは凄かったわね~」

 

驚く玉藻と思音にリリィとマリーはそう言う。

 

スカサハ「ちなみに私も水着で戦っていた」

 

クーフーリン「いやまあ師匠なら普通にできるだろ;」

 

カルナ「確かに影の国の女王でありクーフーリンの師匠である彼女なら可能だな」

 

胸を張って言うスカサハにクーフーリンは呆れて返し、カルナも納得な様子で頷く。

 

スカサハ「む、驚かぬのか」

 

つまらんと言う感じに拗ねるスカサハに会った時のに比べたら普通だよとクーフーリンに返される。

 

アルトリアD「ちなみにモードレッドも水着で戦ったな…そしてサーフィンでノリノリだった」

 

レオ「さ、サーフィン?ガヴェイン、モードレッドにそんな宝具あったのですか?」

 

ガウェイン「いえ、モードレッドにそんな宝具は……」

 

予想もしてなかったので戸惑うレオとガウェインにアルトリアDはくすくすと笑う。

 

アルトリアD「私のブリドゥエンをサーフボード代わりにしたのだ」

 

レオ「……はい?」

 

ガウェイン「王のブリドゥエンをサーフボードに……?!モードレッド、貴女はなにをしたのか分かってるんですか!?」

 

モードレッド「い、いやだって丁度ボードと同じ形だったし…」

 

出て来たのにレオは目を点にし、ガウェインは怒鳴って、モードレッドはアルトリアDの後ろに隠れる。

 

そんなモードレッドの頭をアルトリアDは撫でる。

 

アルトリアD「良いガウェイン。そこらへんは気にしていない」

 

ガヴェイン「王がそう言うのであれば……」

 

思音「優しいんだねアルトリアさんは」

 

どことなく不満げなガウェインの後に思音がそう言う。

 

アルトリアD「マスターやご家族に親友と話してる内にな…娘でも負ける気がないが」

 

モードレッド「ち、父上!?」

 

ぼそりと最後に呟いた事にガチョーンとなるモードレッドに思音は首を傾げるがガウェインは察して驚く。

 

ガウェイン「王……女も磨いてますね」

 

アルトリアD「ふふ、なかなかな」

 

普通に戸惑いを隠せないながらそう言うガウェインにアルトリアDはうっすらと笑う。

 

モードレッド「あーう……」

 

思音「顔真っ赤だねモードレッド」

 

モードレッド「う、うるせえ!」

 

顔を真っ赤にするモードレッドにそう言う思音へモードレッドは怒鳴る。

 

しばらくして、コードキャストを完成させたミセスSが戻って来る。

 

ミセスS「できたぞー!ヒロ君の用のコードキャストが!」

 

ヒロ「おお、できましたか!」

 

ほれ…とミセスSはヒロにブレスレットを渡す。

 

ヒロ「この中にコードキャストが?」

 

ミセスS「うむ、組み込んでおる。変身した時に発動する様にしているから肌身離さず付けておる様にな」

 

思音「自動で発動するんだ。便利だね」

 

渡されたブレスレットを右手首に付けながら聞くヒロにミセスSはそう言い、思音は感嘆する。

 

クーフーリン「さて大将、準備は出来た事だしどうする?」

 

そんなヒロを見てからクーフーリンは思音へと鋭い視線を向けて問う。

 

思音「うん。皆!これより私とセイバー、キャスターとヒロ君たちはこれから古代神殿エリアに侵攻を開始する!」

 

そんなクーフーリンの鋭い視線を受けても思音は力強く告げる。

 

それにクーフーリンは満足そうに笑う中でネロも前に出る。

 

ネロ「では行くぞ奏者にヒロよ。目指すは古代神殿エリア――――――大勝利に向けて炎の遠征を開始する!」

 

ヒロ「はい!」

 

その言葉と共に誰もが気合を入れる。

 

玉藻「では皆さん、留守を頼みましたよ」

 

スカサハ「ああ、分かっている。ここに攻め込んだ敵は私が影の女王の名にかけて殲滅しておこう」

 

そう言う玉藻にスカサハが答えた後にヒロ達はネロと玉藻、思音と共に古代神殿エリアへと出発する。

 

 

 




ゆっくり霊夢「オマケで今作のをイメージした感じのOPだよ」

ゆっくり魔理沙「ゲームでの映像切り替えみたいな感じで歌と合わせて考えてくれると嬉しいんだぜ」


イメージOP:ex:tella

(水の様な空間にヒロが落ちて来て下に落ちて行く。その途中でぶつかり合うネロや玉藻とアルテラの映像が流れた後に水を抜ける様にヒロはSE.RA.PH.の空へと出ると共にその姿をアキレスD9へと変えて飛ぶ)

(ローマ領域で見渡す様に見るモードレッドとアルトリアにセイバーリリィとヒロインX)

(玉藻領域ではしゃぎながら走るタマモキャットを追いかけるマリーと手を引かれるジャンヌに微笑ましそうに見るスカサハ)

(未明領域でアルテラが夜空を見る)

(そして振り返ると共に月のアルテラとぶつかり合う)

(海賊領域にて笑うミセスSの後ろに控えるドレイクにクレオパトラ達)

(沢山のエネミーを前に立つネロと玉藻に彼女達に従うサーヴァント達)

(暗い空間で目を閉じたヒロ、その後ろで涙を流す思音とアルテラが映った後に目を開いて左手首のブレスレットに触れて変身する)

(モードレッド達と駆け抜けてコスモスラッシュを放つペルセウス)

(タマモキャット達の上を飛んでソードビットを発動してエネミーを貫いて行くアキレスD9)

(レギウディアとなり、シルエットの人物と一体化して二振りの刀を握り無双する)

(巨大な影に3つの姿が重なった後に黄金に輝く戦士の姿となって飛び出すヒロとネロ、玉藻)

(蒼空広がる下で並ぶヒロとアルテラとサーヴァント達が並んだ後にFate/EXTELLA ブレイブヒーローのタイトルが出る)


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