東方聖女録 〜定められしその命〜   作:卍ュキッチ

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完っ全なオリ主チートでこざる。。。


ジャンヌ=ダルク 現代編
聖女の過去


その少女は、誰から生まれ、誰に育てられたのか、わからない。八雲紫はその少女をマヨヒガの近くで見つけた。そして、その少女をまるで自分の娘のように育て、現代の世界に戻した。いつか、自分のところに帰ってくるようにと強く願い。少女は強く抵抗した、まるで母親に抵抗する娘のように。そして、成長した少女は幻想郷を求めて今日も旅をしていた-------------

 

 

***

 

私には、家族がいない。小さい頃はお母様と一緒に過ごしていたが、9歳の頃に現代の世界に戻された。というのも、私は元々外来人という現代の世界にいた者で、現代と、以前過ごしていた世界"幻想郷"を隔離している博麗大結界に何らかの不祥事が起きて幻想郷に迷い込んだらしい。そして、流石に現代の世界に戻さないといけないと思った私の母"八雲紫"は私を現代の世界に戻したのだ。私はお母様を恨んでないし、嫌いではない。何故なら、ボロボロだった私を拾って、育ててくれたからだ。そして、別れ間際、お母様がに泣きながら言った言葉を私は忘れない。

 

「いつか、幻想郷に戻ってきなさい。その時は……

さあ、行ってなさい。私の可愛い"神娜"……」

 

 

***

 

今、私は高校に通っている。最近勉強を始めて、やっと高校レベルまで到達したので、転校生として入学した。ここまで頭が良くなったのは、同居している魂魄妖紗さんのおかげだ。私はこの人を姉と呼び、慕っている。姉さんは大学に通っていて、生物学を研究しているらしい。…通っている、と言っても数日前に転向したばっかりで……友達は少ない。だが、こんな私にも唯一、1人だけ友達が出来た。"東風谷早苗"さんという同じクラスの女子だ。彼女を見た時、彼女に私との共通点があることに気づいた。それは、彼女が強い霊力の所持者で能力者であることだ。彼女は私が能力者であることには気づいてないらしい。単に私と友達になりたかっただけだろう。私としてもたった1人の友達なので、大事にしたい。

 

 

***

 

私には秘密がある。それは、私はジャンヌ=ダルクの一族であることだ。そして、何者かに命を狙われている。何故なら、私は"力"を4つ使えるからだ。

"力"というのは、人間が持つ"霊力"、妖怪が持つ"妖力"、魔法使いが"魔力"、神が使う"神力"の4つだ。普通ならこの力を2つ以上使うことはできない。例外で半人半妖があるが。…だが、私はこの力を4つ同時に使うことが出来る。ジャンヌ=ダルク一族はこの力を駆使して幾度となく世界の危機を救ってきた。だが、この力を使うには代償がある。それは、ジャンヌ=ダルク一族は裏切られて死亡することが多い、ということだ。ジャンヌ=ダルクは歴史に残ったが、これはあくまでも例外で、とても稀なことだ。今までジャンヌ一族は世界を救う度に歴史から抹消されてきた。私の母は恐らくソレにあって死亡したのだろう。だからこそ、私は常に身の回りを警戒して、誰も信用したことは無い。お母様と姉さんは例外だ。東風谷早苗さんは悪い人ではなさそうだが、霊力の強さと能力者であることからまだ信用はできない。今日も妖怪退治をしたせいで学校に遅れそうになった。ここまでは良かったが、登校時に空を飛んでいったのだ。これが何者かに目撃されたらしく、テレビでは"空を飛ぶ少女!?UMAか?"と報道されていた。姉さんにもこっぴどく叱られた。…気をつけよう。

 

 

 

言い忘れていたが、私は男だ。




不定期(?)更新です。。。
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