引き金の軌跡   作:緋屶

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第1話

ここはどこだ……?

 

「ここは転生の間。()()()()()()で死んだ者がくる場所です」

 

なるほど。転生の間ということは俺は転生するのか?

 

「信じられないかもしれないけど貴方が死んだのは事実です。……あれ?死んだこと受け入れたのですか?」

 

あぁ、直感は信じるようにしてるからな。さっきの言葉は嘘でないと感じたからな。

それで敢えて『()()()()()()』に触れないようとしてるけど触れた方がいい?

 

「いえ、触れなくて構いません。それでは死んでしまったことをすんなり受け入れてしまったので幾つかの手順を省略させていただきます」

 

短縮されるのは有り難いが、大丈夫なのか?

 

「えぇ。どのように死んだのかを()()()()()説明させていただくだけですから」

 

……そうか。それでこの後はどうなるんだ?

 

「貴方には他の世界に転生させていただきます。その際に特典として幾つかの能力を付けさせて頂きます」

 

そうか……その特典とやらは誰が決めるんだ?

 

「勿論貴方です。ですが、限度が超えたと判断された場合に限り(わたくし)が決めさせていただきます」

 

その限度とはどの程度なんだ?

 

「何の努力もしないで世界のパワーバランスを崩したり滅亡させたりすることです。ですが、それは転生者の人格や前世での生き方などを参考に決めさせていただくため、それぞれ限度が違います。ですが、どの程度まで許されるかは話すことが出来ないので申し訳ございません」

 

……そうか。

転生先の世界がどういった場所なのか教えてもらえるか?

 

「詳しいことは何も言えませんが、剣と魔法のファンタジー世界で魔獣などの危険な生物がいます。典型的に近い異世界だと考えて頂いてよいと思います」

 

なるほど。なら、俺の知識からその世界に対応できそうなもの選んで特典にしてくれ。

 

「宜しいのですか?『チーレム作るためにニコポナデポは鉄板だな』など言って踏み台になるフラグを立てなくて宜しいのですか?」

 

いや、普通に決めんのが面倒だからそう言ったんだけど……。

それとそんな嫌なフラグを自ら進んで立てる奴は単なるバカだ。

 

「まぁ、そうですよね。ですが、本当に(わたくし)が決めても宜しいのですか?」

 

あぁ、それでいい。

 

「では、(わたくし)が決めさせていただきます。……特典はワールドトリガーと言う作品から選ばせていただきます。一つ目はトリガーを作ることが出来る知識や技術。二つ目は『風刃』と『遊真のトリガー』を合わせたトリガーの所有。三つ目は強化睡眠記憶と強さ識別のサイドエフェクト。この三つとします。よろしいですか?」

 

わかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは良き来世を」

 

 

 

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