宿毛泊地 クロス 七君 お正月だよ! 全員集合!   作:謎のks

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お正月期間には間に合わなかったよ…

しゃあないねん、グラ〇ルが忙しいねん。わて土佐人やに何で関西弁やねん。

…はい、では後編どうぞ。


宿毛泊地 クロス 七君 後編

「うーむ…ん!?」

 

ガバッと起き上がる提督。

 

そこは、和装の施された風情がある豪邸…高級旅館とか「○宮邸」をイメージして頂ければ?

 

 提督「ここは? お、おい皆ぁ起きやぁ!」

 吹雪「うーん…」

 エース「いてて…」

 榛名「み、皆さん大丈夫ですか…?」

 

気づきましたね皆さん? ようこそ、決戦のバトルフィールドへ!

 

 フォックス「おい、ここどこだよ?」

 アトラス「んだなぁ?」

 照月「わっかんないけど、楽しくなってきたね!」

 ノリちゃん「少しぐらい驚け照つ……んん?」

 龍美「…あれ、何か襖の向こうが騒がしくない?」

 磯風「む? この声は」

 

エース君が襖に手をかけて、そのまま開けました。

 

- ガラッ

 

 ???「あ! 提督ー!」

 ???「エースさん!」

 

 提督「…お?」

 エース「お、お前ら!」

 

そこには、各々の知人が5人ずつ居ました。

 

 伊14(イヨ)「いよっ提督! 遅いじゃーん?」

 伊13(ヒトミ)「イヨちゃん…あんまり騒いじゃ駄目だよ?」

 ガングート「よお? 先に休ませてもらってるぞ」

 アークロイヤル「………」

 涼月「皆さん、新年明けましておめでとうございます♪」

 

宿毛泊地側から五人、全員去年入ったばかりの娘ですね?

 

 長戸「よ、良かった…エースさんもいてくれて」

 菊月「全く…なぜ私が」

 雪ちゃん「あい! あーいー!」

 青子「どーもー!」

 日向「やあ、エース君」

 

七君側からも五人ですね?

 

 エース「ひ、日向さんまで?! どういうことだ?」

 

それは、彼女たちがこれから行われるゲームの選手(プレイヤー)だからです!

 

 利子「うおぅ!? 適当に言っただけなのじゃが」

 アトラス「んだなぁ?」

 

まずは〜そうですね? 簡単にカルタでもやりますか? それとも羽子板??

 

 吹雪「しかも決まってないんですか!?」

 提督「行き当たりバッタリやにゃぁ?」

 アトラス「んだなぁ?」

 照月「………」

 磯風「ん? どうしたてるt………っは!?」

 

 

 照月、涼月「………」

 

 

 吹雪(し、しまった…! そういえば照月ちゃんと涼月ちゃんが一緒に出てるの、これが初めてだった…!?)

 磯風(例えるなら、いままで離ればなれだった姉妹…いや異母姉妹が、ある日突然一緒に暮らすことになったぐらいの気まずさ…!)

 

ほぼ他人ですね!? あーまぁ二人は面識はないみたいですけど…?

 

「「………」」

 

 ノリちゃん「…お、おい照月ぃ…?」

 

 

 

 

 照月「おぅまいしすたー!」

 涼月「照月姉さん♪」

 

ひしっ!

 

…大丈夫みたいですね、これ?

 

 エース「えっ彼女も秋月型? …涼月!? ええ…照月ちゃんと似てなくないか??」

 ノリちゃん「世の中にゃあそういう姉妹もいるんだぁ血が繋がっててもな…覚えとけぇ坊主ぅ」

 エース「えー、そういうものかなぁ?」

 長戸「あのエースさん? これはどういった状況ですか?」

 菊月「全くだ…コイツらは知らぬ存ぜぬの一点張り、まともな説明をしてもらいたいのだが?」

 フォックス「そりゃ期待しない方がいいな?」

 アトラス「んだなぁ?」

 

…えー、とりあえず分かる範囲で今の状況を説明する提督、エース君。

 

 アーク「what’s?」

 日向「まあ、そうなるな?」

 提督「ぶぅ!? …ぷふー、こっちの日向もそれを言うがやwww」

 エース「何言ってんだあんた…」

 ガングート「それはこっちのセリフだが?」

 青子「まぁある意味一安心ですが、こういう状況はどんな要求が来るか分からないですからねぇ?」

 

怖いこと言いますねえ新年早々…;

 

 涼月「では、ゲームで優劣を決すれば良いのですね? ふふっ、了解です♪」

 イヨ「いよおーーっし! そういうことなら頑張らないとね!」

 長戸「ふぅ…とりあえず大ごとにはならなそう…」

 雪ちゃん「あいー! うー!!」

 利子「気合い入っとるのぉ雪よ! …んでナレーターよ、何か思いついたか?」

 

はいはい! んーじゃあテンプレでカルタ勝負をしましょうか?

 

 アーク「k,karuta…?」

 ヒトミ「アークさん、読まれたお題どおりの札を見つけて、それを多く取った方が勝ち、ですよ?」

 アーク「Oh,I see」

 青子「あの人外人さんですかねえ?」

 日向「あーすまん、英語はさっぱりでな?」

 長戸「Hi,i’m Nagato.what’s your name?」

 アーク「! Nagato? hmm…?」

 長戸「…? あ、あの?」

 アーク「いや、何でもない。日本語はトモダチに習っている、少しなら大丈夫だ」

 

というか、そっちの長門さんは英語が堪能のようですね?

 

 長戸「あはは…一応習っていたので試してみました。流されちゃいましたが…」

 アーク「いや、発音も上手いし耳触りも良かった、お前の気持ちは伝わったよ。改めてよろしくな? Nagato?」

 長戸「は、はい! (い、いい人…!)」

 提督「なんか新鮮やなぁこのやり取り」

 磯風「そうだな? なあ雪風?」

 雪ちゃん「あういー!」

 磯風「やだ…私の知ってる雪風と違う」

 菊月「ふん、下らん」

 照月「こっちの菊ちゃんはあんまり変わんないね?」

 菊月「菊ちゃんではない! 菊月だ!」

 吹雪「うーん、ちょっとだけ意地っ張りなのかな?」

 

はい、では早速やりますよ? 準備はいいですか?

 

 提督「おっしゃあ! 皆ぁ気合い入れていこうぜー!」

 エース「俺たちも行くぞ! …ちょっと不安だけど(メンツが)」

 吹雪「私たちも、ほぼ初対面のメンバー同士なので…」

 

さあ、そんなこんなでゲームの準備をする提督とエース君たち。

 

机を片付け、配られたカードを畳の上にバラバラと広げていきます。

 

 提督「ふう…こんなもん?」

 エース「そうだな…で誰が読むんだ? カルタ」

 照月「はーい、吹雪ちゃんがいいと思います!」

 吹雪「え、何で私が?」

 提督「公式主人公やきやない?」

 吹雪「えぇ…私より榛名さんの方が」

 榛名「エースさん、"かるた"ってこんな感じなんですね! 榛名初めて見ました!」

 エース「………(頼むよ吹雪ちゃん。的な眼差し)」

 吹雪「はい…私がやらせていただきます」

 

素直でよろしい。

 

 吹雪「はい、準備出来次第やりますよ。いいですか?」

 イヨ「いーよー!」

 雪ちゃん「あいー!」

 

皆さま、合意と見てよろしいですね?

 

 提督「それでは、艦これファイト!」

 涼月「レディー、GO♪」

 吹雪「涼月ちゃん!?」

 

 

 

 

・・・・・

 

さあ始まりましたチキチ○マシン猛レース!

 

 吹雪「真面目にお願いします! ###」

 

へーい。

 

…さて、両陣営睨み合いながら読み手の言葉を待ちます。

 

 アーク「………(ギロッ)」

 長戸「ひぃっ!?」

 

アークさんやる気ですねぇ!

 

 アーク「我が誇りに掛けて…必ず勝利を収めてみせる」

 イヨ「フラグ? フラグ立ってる?」

 涼月「立ってますねぇ?」

 ガングート「そう焦るな…ドッシリと構えていれば、自ずと勝利は見えてくるものさ?」

 イヨ「何なの? ウチはフラグ製造工場なの!?」

 ヒトミ「わ、私も…頑張る…!」

 

 エース「皆! あんまり無理して勝ちに行くなよー! リラックスして楽しんでな!」

 長戸「はい! ……うぅ」

 雪ちゃん「うー…(手を上げて狙いを定めている)」

 菊月「はぁ、やってられん(と言いつつ手を出して構える)」

 青子「いやーこれどうなりますかね?」

 日向「まあ、肩の力は抜かせてもらうが?」

 

…では吹雪ちゃん、お願いします。

 

 吹雪「はい…「古池や、蛙飛び込む」…」

 

 アーク「! (kawazu! SoryuはFlogと言っていた…! 見つけたぞ! 逃がさん!!)」

 

この時、0コンマ1秒。

 

 アーク「Got it! (パシィ!)」

 吹雪「…「池から飛び出す、ナ級かな」。」

 アーク「!?!??」

 

アークさんが取ったのは「カエルの絵札」。ナ級の札は…?

 

 雪ちゃん「あいー! (パシッ!)」

 吹雪「はい! 雪ちゃんが取りましたので、七君チーム一点!」

 エース「おお! すごいな雪ちゃん、よく分かったな!」

 雪ちゃん「あい〜」

 磯風「此処でも「呉の雪風」は健在か」

 アーク「ま、待て! 日本の伝統を重んじる心は何処に行った! こんなの絶対なかっただろ!?」

 提督「アーク、使い古されたオモチャを使うヤツがどこにおる? そういうことよ? (ニマァ)」

 

悪い顔してますねえ…?

 

 アーク「Admiral! お前はどっちの味方だ!?」

 吹雪「ああその人、面白い方の味方なので諦めて下さい」

 アーク「Oh my god…」

 イヨ「やっぱりな」

 

さあ、白熱してまいりましたが…?

 

 吹雪「夏草や、兵どもが…」

 ガングート「来た、真ん前にある! この勝利もらったぁ!! (ぱしっ!)」

 吹雪「…なっちゃんと一緒に、砂遊び」

 ガングート「んなーーーーにぃいいいいい!!!?」

 雪ちゃん「あい!」

 吹雪「はい! 七君チーム一点!」

 ガングート「似たような句や絵柄が複数あるだと…!」

 アーク「何……だと…!?」

 

チャ〇の霊圧が…消えた……!

 

 利子「なん…じゃと…!?」

 龍美「もうこれこっちの圧勝の流れじゃない?」

 ガングート「そ、そんな筈はない! お前たち! ここからだ、巻き返すぞ!!」

 アーク「ああ、必ず勝利を掴み取ってみせる!」

 イヨ「だからぁ…」

 ヒトミ「イヨちゃん…皆早すぎて……と、とれないよぉ………;;」

 イヨ「もーどーにでもなぁ〜れ(・ω・)ノ★」

 涼月「ここで次の場面へ、きゅ〜♪」

 吹雪「だから涼月ちゃん!?」

 照月「我が妹ながら、やりおるわ!」

 ノリちゃん「照月ェ…」

 

 

 

 

・・・・・

 

皆様の思っている通りの結果となりました。

 

 雪ちゃん「あーいー!」

 菊月「この戦い、我々の勝利だ」

 

そんなん言ってると、後ろからアゾットでぐさっとですよ?

 

 菊月「…?」

 エース「ええと、とりあえず決着ついたけど(しかも圧勝で…)」

 ガングート「くっそおぉ…!」

 アーク「まだだ…まだ沈まんぞ!」

 吹雪「二人共大げさ過ぎですよ!? もういいでしょ!」

 提督「…にゃぁ? 外人二人がこんな感じやき、もそっと付き合うてくれん?」

 エース「ええ…?」

 長戸「私たちは別に構いませんが…?」

 菊月「ふん…まあいい、付き合ってやる」

 雪ちゃん「あいー?」

 日向「ほう? 遠目から見ても、君はそんなに乗り気のある性格とは思えなかったが?」

 青子「情報では、子供らしく「遊び好き(ゲーム好き)」とありますが?」

 菊月「んなっ!? おい、出鱈目を言うなっ!」

 雪ちゃん「あ〜い〜(素直になれよ〜的な)」

 菊月「う、うるさい! ああもう! 次は何をするのだ!」

 

んでは「羽根つき」とか?

 

 ガングート「いよぉーし! 次こそは絶対に勝つぞ! 我に続け!」

 

こうして羽根つきをすることになった一同。

 

外の庭で向かい合う両チーム…この庭は「忍◯ま」とか「ら◯ま」とかに出てきそうな和風な感じですね(池もあるし)

 

 ガングート「よぉし、私が目にモノ見せてやる!!」

 イヨ「だ、大丈夫かなぁ…?」

 日向「ふむ、羽根つきなら得意だ。任せてもらおう」

 

そう言って構える日向さん。ってあれ? その構えは…?

 

 アーク「知ってるぞ。"Japanese kendo" だろ?」

 ガングート「はっ! そんな構えで私が震えるとおもったか!? 食らえー!」

 

ガコンッ!

 

ガングートさん、勢いよく羽子を叩きつけ、そのまま日向さんにまっすぐ飛んでいきます。

 

 エース「日向さん!」

 日向「…!」

 

- シュバッ!

 

 ガングート「んな"っ!? …(パコンッ)ぐはぁ!!?」

 日向「「胴」だ。…中々良いだろう?」

 

おお、横薙ぎに払って見事に返しましたね? 剣道の「胴」の要領かな?

 

 ガングート「くっ、くそー…もう一回だ!」

 日向「いいぞ。私も久々に熱くなってきた!」

 龍美「ねえこれ…?」

 エース「し! 分かってるけど…」

 吹雪「ガングートさん、ルールなので顔に墨を塗らせていただきます」

 ガングート「えっ、なんd…わぷっ!?」

 

羽根つきは羽子をどちらか落とした方が負けとなります。その敗者には、こうして顔に墨が塗られるというわけですねえ…

 

どこかの不幸さんも顔に塗りたくってましたし?

 

 ???「不幸だわ…」

 

 ガングート「くそお! 次こそ…次こそだ!!」

 

意気揚々と挑むガングートさんでしたが、結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

完全敗北 E

 

 

 

 イヨ「やっぱりな」

 

顔中に墨で落書きされ、倒れ伏してしまったガングートさんが、そこにいました。

 

 ガングート「………」

 

へんじが ない ただの しかばねの ようだ

 

 日向「はっはっ! 少しはしゃぎ過ぎたか?」

 エース「日向さん、羽根つきすごいですね…?」

 日向「まぁな? 私の父が羽根つきの腕がべらぼうに強かったからな? 私なんてまだまださ?」

 アーク「Oh…」

 イヨ「つ、次やろつぎ! こうなったらイヨちゃんだって…!」

 

次は…

 

 

 

 

・・・・・

 

凧上げ。

 

 吹雪「制限時間までに高く上げた方が勝ちです!」

 イヨ「いよおおおっし! やったるよー!!」

 菊月「……(巧みに凧を揚げる)」

 イヨ「んっふふ…(隙を突いて糸を絡めてやるぅ)」

 

それ自爆じゃ…?

 

 イヨ「イヨの凧が上にあればいいもーん」

 

 

???「勝てばいい! それが全てだぁ!!」

 

 

 イヨ「誰今の!? まいいやって言いながらぁ! いっけー!」

 菊月「……ふん」

 

ヒョイッ

 

 イヨ「えっ! 何でよk…ってうああ! 電線がぁ!? ああああああああ」

 

 

 びりびりおじさん「びりびりびりb…おじさんではない! お兄さんだっ!」

 

 

 イヨ「ぷしゅー…」

 ヒトミ「イヨちゃん!!? だ、大丈夫…!?」

 エース「…菊ちゃん?」

 菊月「ふん、勝てばいいのだろう? (にやり)」

 

 ???「どんな手段を使おうが最終的に」

 

 

勝てば良かろうなのだあーーーーーッ!!!

 

 

 吹雪「いつも以上にネタが多い!?」

 磯風「縁起が良いな? (適当)」

 

 

 

 

・・・・・

 

コマ回し。

 

 アーク「? 「コマ」を回すのか??」

 

 コマさん(艦娘)「…?」

 こまさん(妖怪)「ズラ?」

 

違いますよ。独楽(こま)といって、まあヨーヨーみたいなものですよ?

 

 吹雪「適当なこと言わないで下さい!?」

 ヒトミ「つ、次は私が…! イヨちゃんの仇!!」

 青子「おおーこうして憎しみの連鎖は止まらない、正に連綿と続いていってしまうのだ…てなわけで! 私がお相手しましょう!」

 

はい皆さん準備はいいですね?

 

 提督「それではry」

 涼月「れでぃーry」

 吹雪「もういい!」

 

 ヒトミ「やあーー!」

 青子「よいしょっと!」

 

ピシュッ!

 

勢いよく飛び出した二つの独楽は、文字通りぶつかり合いながら火花を散らします!

 

 ヒトミ「この回転なら…いける!」

 

自身の独楽の回転の速さ、凄みに勝利を確信するヒトミちゃん…あれこれ何のゲームですか?

 

 提督「艦これ」

 エース「そうなの…?」

 

 ヒトミ「貴女に恨みはありませんが…この勝負頂きました…!」

 青子「んふ! それはどうですかね?」

 ヒトミ「え? …はあ!?」

 

ヒトミちゃんが驚きの声を上げる。それもそのはず青子ちゃんの独楽が回転を早め始めた、いやこれは…持久性が高いのか!?

 

 青子「いっけー! ドラ◯ーン!!」

 

ああそれ! そう言いたいの分かります…! (しみじみ)

 

 提督「おい作者のリアル年齢バレるのやめーや」

 

カキンッ!

 

 吹雪「勝者、七君チーム!」

 エース「すごいな青子ちゃん…」

 青子「むふふ! 回転に工夫をすればこの位わけないですよ? 私、小学校のころ「独楽四天王」の一人でしたから!」

 フォックス「なんだそりゃ、逆に気になるな?」

 アトラス「んだなぁ?」

 

 

 

 

・・・・・

 

お手玉。

 

 吹雪「もうネタ切れ感半端ないですね…?」

 涼月「次は私たちの番ですね?」

 長戸「は、はい…(うう、緊張する…;)」

 

これは…「長門 vs 涼月」ですか? 艦これ的にも面白い組み合わせじゃないですか?

 

 提督「お手玉やなけりゃな?」

 エース「おいおい、元も子もないな?」

 吹雪「では私が歌うので、それに合わせてお手玉して下さい…先に落とした方が負け、です」

 涼月「了解です♪」

 長戸「はい…お手玉かぁ(ぼそっ)」

 エース「…ん?? ;」

 提督「んで歌はなんやのん?」

 

ここはネットにあった「日露戦争の歌」とか? (ニンマリ)

 

 ガングート「ぐっはあああああああ!?」

 イヨ「もうやめて! ガンちゃんのLPはゼロよ!?」

 吹雪「もう「あんたがさどこさ」でいきますよ? …いいですか? いきますよ? せーの!」

 

 

あんたがさ どこさ ひごさ ひごどこさ くまもとさ …

 

 

二人とも今のとこは回せてますね? 長門さんがぎこちないですが…

 

 提督「おお! スズ、オマエ上手いにゃぁ?」

 涼月「そうですか? んふふ…♪」

 長戸「ふっふっ…!」

 エース「長戸さん肩の力抜いて! ああ、上ばっか見ないでぇ!?」

 榛名「このままだと、長戸さんが…!」

 龍美「いいんじゃない? 消化試合だし?」

 

それこそ面白くないですねえ…?

 

 照月「よーし…ぽーい!」

 

照月ちゃんが…あ、追加のお手玉を!?

 

 涼月「はい! (ぱしっ!)」

 

吸い寄せられるように、一瞬で回転の輪の中に入ったお手玉はそのまま回され続けました。

 

 照月「なぬっ!? よーし、どんどんいってみよー!」

 ノリちゃん「もーぉ正月だからぁ、止めも怒りもしませんよってなもんだっ」

 

ぽいっ ぽいっ ぽいっ

 

 涼月「はっ、はっ、ほっ♪」

 提督「すげえ…」

 フォックス「すんげー回ってんだけど、これ何個あんだ?」

 エース「10個は回してんじゃない…?」

 アトラス「すんげ」

 照月「よし、間もなく陥落する。往生せいやぁー!!」

 

信じられますか? この子彼女の姉さんなんですよ?

 

 提督「骨 肉 の 争 い」

 吹雪「やめーや!」

 

ぽいっ!

 

 涼月「ほっ! …あ、あらら? あらー…」

 

どしゃあっ!

 

 提督「あ、中の豆が…」

 

お手玉をやって誤って落としちゃうと、勢いあまって中身が飛び出しちゃいますよね? まあお手玉あるある的な?

 

 エース「うわあ、ひでえ……ん?」

 長戸「ふっ、ふっ(まだお手玉してる)」

 吹雪「えーっと? し、勝者「七君チーム」ぅ!」

 エース「う、うわーい…(なんだろう、素直に喜べない…)」

 

 

 

 

・・・・・

 

 宿毛チーム「なんの成果も得られませんでしたぁ!!」

 

 提督「えいわえ? ゲームながやき関係ないわ。それより楽しかったやろ?」

 

 イヨ「うん!」

 ヒトミ「は、はい…!」

 ガングート「まあ何だかんだ言って…楽し…かったな?」

 アーク「ああ、流石はJapanese game だな?」

 涼月「私も楽しかったです! うふふ♪」

 

 エース「…いいなぁ、向こうは楽しそうで?」

 榛名「エースさん…?」

 エース「っあ、いや! 俺たちもあんな風になれたら…な?」

 フォックス「あん? まーお前なら出来んじゃね?」

 エース「ええ…何だよ急に? 気味悪いぞ?」

 フォックス「おいw 人が慰めてんだぞww!?」

 アトラス「んだなぁ?」

 

…さて、頃合いですかね?

 

 提督「ん? 今度はn…ってぬええ!?」

 吹雪「こ、これは…またワームホール!?」

 利子「いやこれは…どうみても「ブラックホール」じゃぞ!? 吸い込まれたら一巻の終わりじゃ!!」

 

………

 

 提督「うおおい! ナレーター!! これ何の為にやりゆうが!?」

 エース「も、もう決着はついただろ!?」

 

ふふふ…

 

 

 

 

ふはははははははは!

 

 

 

 

 吹雪「な、ナレーターさん…?」

 

ブァカ者どもめ! お前たちはまんまと私の手の平で踊っていたということだぁ!

 

 磯風「! 何だと!?」

 利子「どういうことしゃあ!?」

 

お前たちのゲーム対決…それを時間稼ぎとし、このブラックホールを製造することに成功したのだッ!

 

 照月「ええーーー!?」

 龍美「な、何のためにそんなこと…!?」

 

私には…大いなる目的がある! それは…

 

 榛名「それは…?」

 

 

この世から…

 

 

 

リア充共を一掃することだあああ!!!

 

 

 

 エース「…え?」

 提督「ま、待って!? コイツらぁは分かるけんど、何でオレらぁも? オレもリア充はゆるs」

 

だああああまらっしやああああい!!!

 

何処の世界が、女子に囲まれる生活してるヤツをリア充じゃないと言えますかああああ!!!

 

 エース「ええ…そうなのか?」

 フォックス「引くわー」

 アトラス「んだなぁ」

 提督「いやいやいや!? それ言ったらほとんどの提督はそうよぉ!?」

 

ええい! じゃかああしんじゃあああ!!!

 

 提督「!? うおわぁ!!?」

 エース「やべえ! 身体が…!」

 吹雪「す、吸い込まれます――!?」

 

リア充共ぉ! やれインスタ映えだ合コンだぁ!? そんなもんにかまけてる暇あるんだったら、仕事に精を出さんかい! 人類みな社畜なんだよぉ!!!

 

 龍美「最後の別の人の気持ちが流れてるんだけど!?」

 照月「誰とは言わないけどね! (てるーん)」

 ノリちゃん「照月ぃ!」

 

遊びにしか興味ねえとか現実見ねえバカ者どもはあ! 奈落の果てに消えてゆけええええええ!!!!!

 

 提督「ぎゃあああああああ!!?」

 吹雪「うわああああああああ!!?」

 

 榛名「エースさん…!」

 エース「榛名! 榛名ああああああああーーーーー……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

「…るなぁ……榛名あぁ…」

「? エースさん、どうしました?? ……エースさん?」

「…んごー」

「…! ……(すっ)」

 

 

― 起きてください? (耳元で囁く)

 

 

「!!? (がばっ)」

「おはようございます、エースさん♪」

「…ん? ふわああ~! おはよう榛名」

「エースさん、うなされていたようですが、何かあったのですか?」

「…ん? いや、夢を見ていた…よう、な?」

「夢、ですか」

「ああ、何か…妙に現実じみてたけど…何だったか??」

「…は! それは「初夢」というものでは? 龍美さんが縁起が良いとおっしゃっていました!」

「ええ…何か知らないはずなんだけど、それが初夢ってヤダなぁ…」

「……」

「……」

「…ふふ♪」

「…はは、まあ考えてもしょうがないか!」

「そうですね?」

「さて、今日は皆で初詣だ! 準備は良いか、榛名?」

「はい! 榛名「初詣」というものは体験したことが無いので、楽しみです!」

「そっか! んじゃ準備出来次第行ってみるか?」

「はい!」

 

 

― こうして、エースたちの時間は、緩やかに過ぎていくのだった…

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

「んー…」

「どうしました? 司令官??」

「いやぁ…何か夢を見よった気がするけんど…?」

「?」

「…えいわ! こういうのはな、考えてもしゃーないねん!」

「ええ…まあ、そうでしょうね?」

「さって、冬イベに向けて貯蓄ちょちく~」

「そういえば司令官、初詣って行きましたっけ?」

「おお。オレは行ってきたけんど、アレやったらみんなで一緒に……」

 

 

 

それは、意味のあるようでない、不可思議な交差。

 

これらの与える影響は特にないが、それでも…

 

そんな感じで、THE END

 




まさかの夢落ちですよ、奥さん。

しゃあないねん、整合性つけるにゃこれしかないねん。てかわて何でry

…はい、皆さん楽しんで頂けたでしょうか?

ちなみに諸注意として、両作品におけるこれからの展開においてこの作品と照らし合わせて「矛盾」が生じる場合がありますが、そこはあれだよ? ギャグ時空としてとらえて頂けば。

またこういうクロス作品やりたいなあ…私コラボ大好きなので。

他作品とのキャラ同士の掛け合いで「あぁ良いわぁ」ってなるタイプです。


それでは、これにてお時間とさせてもらいます。

これからも「宿毛泊地」、そして「七十年後の君へ」をよろしくです!

…そろそろ新しいn(録音はここで途切れている)

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