ガシャットぐらし!   作:よこちょ

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はいどうも。よこちょです。
今回は今までの中で最長になっております。(クオリティは以下略)
そしてようやく学園生活部のみんなと葛城たちが合流します。
この出会いが今後彼らにどんな影響を与えるのか………!
では!第9話、どうぞ!
※今回ちょっと葛城が変態と化します。ご注意ください。


第9話

前回のあらすじ

悠里「自称神を名乗る男からバグルドライバーⅢとガシャットというものをもらった。彼はあまり信用ならないが、今は受け取るしかない。」

葛城「今後の予定を話し合おう!」

黎斗神「私の神の才能を受け取れェェェ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

side悠里

胡桃「なあ………あれって……」

悠里「そんな………まさか………」

私のいつも座っている机の場所に、バグルドライバーⅢと水色のガシャットが置いてあった。

胡桃「どういうことだ?夢じゃなかったのか?」

胡桃がそう聞いてくる。

悠里「わからないわ………でも、あの夢が本当なら………」

私は水色のガシャットを手に取った。側面には、「スクールライフ」と書かれていた。

意を決してスイッチを押してみると、透明感のある声で

『スクール・ライフ!』

と鳴った。そして、目の前にたくさんゲーム画面のようなものが現れた。

胡桃「なんだこれは!?」

と胡桃がびっくりしている。私自身、驚きすぎて声が出ていない。

恐る恐る目の前の野球バットの映っている画面をタッチすると、他の画面が消え、野球バットの画面だけが残った。そして一瞬光った。唐突だったので目をつぶってしまった。目を開けると、目の前に金属バットが浮いていた。

悠里・胡桃「……………え?これだけ?」

ハモってしまった。でも、これだけだろうか?

胡桃「夢にまで出てきてこれだけか………でもどうする?これ。」

悠里「………一応、持っておきましょう。ないよりはあったほうがいいわ。」

胡桃「…そうだな。」

悠里「あら、もうこんな時間!胡桃 、由紀ちゃんを起こしてきてくれる?私は簡単な朝ごはん作るから。」

胡桃「はいよ〜っつっても、起きるかな………」

さて、うじうじ考えてもしょうがない。まずは朝ごはんを作らなくっちゃね。

 

朝ごはん後

悠里「由紀ちゃん。他のクラスは授業中だから、静かにね?」

由紀「は〜い(小声)」

朝ごはんも終わり、今はめぐねえの車に乗るために移動している。胡桃は、先に行って車を取ってきてもらっている。

………今更だけど、運転任せて大丈夫かしら……?

”かれら”に気づかれないようにそっと玄関まで出ると、ちょうど胡桃が車を持ってきたところだった。

胡桃「乗って!」

悠里「ええ。わかったわ。」

由紀「もぉ〜めぐねえも早く!」

全員が乗ったことを確認した胡桃は車を出し、学校の外へ出た。途中”かれら”を何人か跳ね飛ばしてはいたものの、危なげなく運転をしていた。

由紀「胡桃ちゃん運転うまいね!どっかで習ってたの?」

胡桃「いや?習ってないぞ。独学だ。」

由紀「へぇ〜。すごいねぇ〜」

胡桃「ああ。なかなかのもんだろ?いや〜いつもはハンドル操作じゃなくてパッドで操作するからな。できてよかったぜ。」

悠里「へぇー、いつもはパッドで………ん?胡桃、もしかして独学したものって………」

胡桃「ん?ああ。マ○オカート。」

悠里・由紀「………………」

悠里・由紀「ええ〜〜〜っ!!」

私と由紀ちゃんの絶叫がこだました。

 

時は流れ、ショッピングモール前

由紀「着いた〜!」

悠里「ゲーム感覚の運転で着いたって考えると、ちょっと複雑だけどね。」

胡桃「まあ、着いたんだからいいじゃんいいじゃん!さ、中に入ろうぜ!」

 

少女散策中………

胡桃「そっちはどうだった?」

悠里「何も無かったわ……」

由紀「風船くらいしかなかったよ?どうしちゃったのかな?」

悠里「きっと、品ぞろえが悪かったのね。しょうがないわ。こういうこともあるわよ。」

由紀「ねえねえ!でも上の階には洋服とか一杯あるよ!行こうよ!」

胡桃「ああ。久々にショッピングだ!」

悠里「……あんまりはしゃぎすぎないでね?」

由紀・胡桃「は〜い!」

そうしてしばらくの間、私たちはつかの間のショッピングを楽しんだ。

 

side葛城

葛城「………なあ、美紀。」

美紀「……なんでしょう?」

葛城「………声、聞こえねえか?」

美紀「………聞こえますね。」

葛城「………なあ。」

美紀「…………はい。」

葛城「………見に行かねえか?」

美紀「行きましょう!(即答)」

葛城「即答かよ………まあいいけど。念のため、これ持って。」

といってバンバンシューティングを渡し、扉から外へ出た。

太郎丸「ワン!」

葛城「すまん太郎丸!ちょっと留守番しといてくれ!」

 

洋服売り場にて

side葛城

久々に人の声がしたので、様子を見に来た俺たち。

そこで俺は、とんでもないものを見てしまった。

葛城「………なあ、美紀。」

美紀「………はい。なんでしょう。」

葛城「……今まで、ありがとう………(ドサッ)」

美紀「ちょっ!どんだけ耐性ないんですか!早く起きてください!失礼です!相手は初めてあった他の生存者ですよ!」

葛城(鼻血ダラダラ)

美紀「ちょっ!ホントに、早く!起き!てっ!」

葛城(チーン)

由紀・悠里・胡桃「…………(なんなんだ…この人は………)」

 

それは少し前の出来事だった。

 

第三者視点

部員3人は服屋でショッピングを楽しんでいた。

胡桃「なあなありーさん!コレ可愛くねえか?」

由紀「でもこっちもかわいいよ〜!」

悠里「そうね……じゃあどっちも買いましょうか。せっかくなんだし。」

胡桃「おおっ!りーさん太っ腹!」

由紀「りーさんありがとう!」

という具合に、満喫していた。

そして場所は変わり…………女性用下着取扱店

胡桃「なあ〜りーさんサイズいくつだ?」

悠里「もう。そんなこと聞かないの。」

由紀「これ可愛い〜」

胡桃「おっ。これとか動きやすそうだな。試してみるか。」

そう言って試着室に入り……

胡桃「おっ。これならシャベル持ってても大丈夫そうだな。これにするか!」

と吟味したり、

悠里「う〜ん(ちょっと大きめだけど……これにしようかしら……)」

と悩んで試着してみたりと、すごく満喫していた。

そう。そばに彼が来ているとも知らずに。

そして…………

 

葛城(鼻血ダラダラ)

由紀「ちょっ!起きて!くだ!さい!」

と、今に至っている。

当然彼女たちはここに男がいるなんて知らないからこそああいう風にできたわけで………

悠里・由紀・胡桃(は………恥ずかしい…………)

と、絶賛赤面中である。

そんななかで、彼がようやく意識を取り戻し………

葛城(ムクッ)

美紀「あ。やっと起きましたか。変た……葛城さん。」

葛城「ちょっと待て。俺は変態ではないぞ。ただあのその………あれがあれでちょっと耐性がないだけだ!」

美紀「女性の下着姿見て鼻血出した時点で言い逃れできない気がするんですが………」

葛城「やあそこの3人。待たせたね!(華麗なるスルー)

俺の名は葛城義彦。巡々丘高校の二年生だ。よろしく!」

悠里・由紀・胡桃「よ、よろしくお願いします……(小声)」

そして後ろを向き、

由紀(どうする!?変態さんだよ!)

胡桃(絶対やばいやつだぞ……あいつ……)

悠里(でも初めて会った生存者だし……女の子の方はまともそうだし………)

胡桃(じゃあ話してから決めてみるか………)

悠里(そうね………そうしましょう。)

そして前を向き、

悠里「じゃあ自己紹介させてもらうわね。私は若狭悠里。同じ学校の3年生よ。りーさんって呼んでちょうだい。」

胡桃「同じく3年の恵飛須沢胡桃だ。よろしくな。」

由紀「同じく3年の丈槍由紀だよ〜。よろしくね!」

美紀「ええと………同じ学校の2年生の直樹美紀です。よろしくお願いします。先輩。」

葛城「んじゃ改めて。同じく2年の葛城義彦だ。断じて変態じゃない。よろしく。先輩。」

由紀「先輩…………!いい響き……!ねえ!もう1回言って!」

美紀「??ええと、先輩?」

葛城「いいっすよ。先輩。」

由紀「はうぅ!」

葛城「………そんなに嬉しいんすか?先輩呼び。」

由紀「もちろんだよ!先輩って、なんかすっごいいいよ!」

葛城「アバウトだな……まあいっか。ところで、なんで先輩方はここに?」

悠里「私たちは、部活の一環で遠足に来たのよ。」

葛城「へぇ〜部活っすか。いいですね。なんて部活ですか?」

悠里「学園生活部よ。」

美紀「てことは……学校で生活されてるんですか?」

胡桃「そうだぞ。慣れれば結構快適なもんさ。」

美紀「へぇ〜。いいですね。なんか。そういうのって。」

葛城「ああ。俺らずっとここだったしな。」

由紀)チョイチョイ

悠里「ん?どうしたの?」

由紀「ねえりーさん。この二人、学園生活部に入れてあげようよ!」

悠里「え?それは構わないけど……どうして?」

由紀「せっかく後輩を見つけたんだよ!後輩だよ!いいじゃん!」

胡桃「お前なぁ……二人の意見も聞かないで……」

葛城「俺は構わないっすよ。というか、むしろ入れてくれませんか?学園生活部。」

美紀「そうですね……そろそろ外にものを取りに行かなきゃいけないとも思ってましたし。そちらがよろしければ、是非入れてくれませんか?」

悠里「ええ。歓迎よ。新入部員を探していたところなのよ。めぐねえも胡桃もいい?」

胡桃「いいぜ。よろしくな!2人とも。」

葛城(あの……悠里さん…)

悠里(りーさんでいいわ。どうしたの?)

葛城(じゃありーさんで。その……めぐねえって……誰ですか?誰もいないように見えますが………)

悠里(……めぐねえは、もうこの世にいない、私たちの部活の顧問の先生よ。でも、由紀ちゃんはまだ受け入れられないらしくって……幻覚として見えてるみたいなの。でも、解決方法がないから、ごめんだけど、合わせてくれないかしら?)

葛城(了解です。)

美紀も同じことを思っていたようで、葛城がそのことを説明すると、一応納得してくれたようで、合わせるようだ。

葛城「じゃあ先輩方、これからよろしくお願いします!」

美紀「お世話になります!」

悠里「これからは部活の仲間なんだし、これからは助け合っていきましょう。」

胡桃「そうだな。葛城には力仕事とか手伝ってもらおうかな。」

葛城「ええ。是非頼ってください。」

由紀「これからよろしくね!みーくん!よっくん!」

美紀「みーくんって……あだ名ですか?」

葛城「よっくん………初めて呼ばれたぞ……」

由紀「うん!美紀だからみーくん!義彦だからよっくんなの!」

美紀「美紀でいいのに……」

葛城「好きに呼んでいいですよ。よろしくお願いしますね。先輩。」

由紀「はうぅ!」

葛城がそういうと由紀が反応し、みんなで笑いあった。

そして今から移動しようという時に、

葛城「あの、すみません。」

悠里「ん?なあに?」

葛城「………犬連れてきていいですか?俺らが飼ってたんです。ちゃんと餌やりと散歩はするんで。」

胡桃「犬か!いいな!」

由紀「犬!可愛いよねぇ〜名前なんていうの?」

美紀「太郎丸です。可愛いですよ。」

悠里「もちろんよ。でも、早く連れてきてね?」

葛城「了解っす。んじゃ、先に玄関行っててください。」

そう言って部屋まで走った。

 

部屋の中

第三者視点

 

葛城「お〜い、太郎丸〜。外いくぞ〜。」

太郎丸「ワン!」

威勢のいい返事とともにリードを外してこっちへ向かってくる。

葛城「相変わらず首輪抜けるね〜。まあいっか。んじゃ、行くぞ!」

太郎丸「ワン!」

片手に太郎丸を抱え、もう片方の手で餌やトイレを持って、入口へ向かった。

 

 

玄関前

第三者視点

 

葛城「お待たせしました!ところで、みなさんはどうやってここまで来たんですか?」

胡桃「私が運転する車だ。乗ってくか?」

葛城「そうしたいんですが……それ、5人乗りですよね?りーさんに胡桃さんに由紀さんに美紀にめぐねえも乗ったら、一杯じゃないですか?」

悠里「あっ……!詰めればなんとか………」

葛城「いや……女子と近づくと死にかけちゃうんで……」

美紀「………じゃあ、走ってきますか?」

葛城「鬼か?あんた。いや、心配すんな。俺にはこれがある。美紀、太郎丸頼んだ。」

そう言って葛城は太郎丸を託し、ケースから爆走バイクを取り出し、スイッチを入れた。

そしてバイクを出し、

葛城「俺はこれでいくんで大丈夫です!心配せず先に行ってください!」

胡桃「お前……それどこで…」

葛城「近所で拾いました。結構便利ッスよ。」

悠里「………ちょっと後で話があるから、学校についたらちょっと来て。」

葛城「??は、はい。」

胡桃「んじゃ、先導するからついてきてくれ。」

葛城「了解っす。んじゃ、また後で。」

悠里「ええ。また後で。」

胡桃「ちゃんと付いてこいよ?」

由紀「後でね〜」

美紀「周りに注意してくださいね!」

 

そういって、彼らは学校へと走り出した。

来た時は3人だった部員を5人に増やして。

この出会いがまた、彼の人生を大きく変えることとなった。




はい。5000文字オーバーですね。
初めてこんなに長いのかいたんで間違ってたら指摘よろしくお願いします。
「スクールライフガシャット」と「バグルドライバーⅢ」の詳細はまとめて投稿しますのでしばしお待ちを。
次回の投稿は明日になると思いますのでお待ちください。
ではでは〜

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