ガシャットぐらし!   作:よこちょ

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正月ということでなんか筆が乗ってまた書いちゃいましたw
楽しんでいただけると幸いです。
では、第5話、どうぞ!


第5話

前回のあらすじ

葛城「ゾンビっぽいのを殺してしまった。警察に通報しても繋がらない。やばい。」

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家に帰る途中、さっきのゾンビみたいなヤツらとかなりの量遭遇してしまった。

葛城「これはまずいな………」

規模はどれくらいかはわからないが、どうやら街の人間がゾンビみたいになってしまっているらしい。

葛城「これは家に早く帰らないと………」

そう思い、走って家に帰ることにした。自転車で帰りたいのだが、あいにくとさっき倒れた衝撃で壊れてしまったので、使えない。

葛城「クソっ………もう少し運動しておけばよかったぜ………」

自分の普段の生活に悪態をつきながらも、急いで家へ帰った。

 

 

家に着いて中へ入り、鍵をかけた。これでしばらくはやつらは入ってこられないだろう。

葛城「これからどうしようか…………っと、その前に状況を整理しよう。」

そう思い、紙を取り出してペンでまとめてみた。

葛城「まずは……………外の状況だな」

窓から外を見てみると、さっきよりも大人数のゾンビのような奴らが外を徘徊していた。しばらく観察していると、少しわかってきたことがあった。

葛城「こいつら、意思はなさそうだな。ゲームのゾンビみたいに音とかに反応してるのか?」

そう思い、とりあえず近くにあったテレビのリモコンを外へ投げてみた。すると、近くのゾンビたちがそちらを向き、ゆっくりと歩いていった。

葛城「なるほど…………これはゲームと同じ感じか」

とりあえずそれだけがわかっただけで十分だ。

これからは外に行く時に音を立てないようにしなければ。

葛城「さて…………テレビは着くのかな?電話は繋がんなかったけど………。あれ?リモコンは……って……あ!やっちまった!さっき投げちゃったよ!……ったくしゃーない。取りに行くか」

そう決めて、とりあえず護身用にさっきのガシャットと皿を何枚か持ち、ゆっくりと音を立てないようにして外へ出た。

葛城「確かこの辺に………お。あったあった。」

外の木の植え込みの中に入っていたらしく、少し時間はかかったが見つけることが出来た。

葛城「ふい〜よかった〜。ん?これはなんだ?」

拾ってみると、ちょっと大きめの黒いケースが落ちていた。

葛城「なんかのケースだな。開くかな?」

すんなりと開き、中身が見えた。その中には、黒いガシャットが数本と、白いガシャットが一本入っていた。

葛城「ガシャットがこんなに!?なんでこんなに大量にここにあるんだ?」

中身を確認しようとしていると、今の声でやつらに気づかれたのか、徐々に近づいて来ていた。

葛城「っやっべえ!逃げるしかないな。」

そう結論づけ、心の中で逃〜げるんだよ〜と思いながら家へ走って帰った。

………皿いらんかったな。

 

無事家へ帰り着くと、流石に疲れて、廊下に倒れ込んでしまった。

葛城「あ〜疲れた〜。もう動きたくねえ〜」

そんなことを言いながらずっとゴロゴロしていた。

葛城「………これからどうしよう。」

今日は学校だったが、流石にこんな状況では学校はないだろう。となると、家に引きこもっておくしかない。外にやつらが彷徨いているということは、相当危険な状況だということだ。

だが、このままでいいのだろうか。このままずっと家に引きこもっていては、いずれ食料や水も尽きる。電気や水道もいつまで機能するかわからない。

この現象の規模がわからない以上、安易に考えてはいけないだろう。恐らく、助けも当分こまい。

葛城「外に………出るしかないのか。」

自分はゲームが好きだが、望んでこんなゾンビだらけの世界に行きたかったわけではなかった。

この世界にはゲームと違って、治療薬もない。HPゲージやバッドステータスが見える訳でもない。つまり、何が起こるかわからないのだ。

葛城「それでも…………行くしかない。」

そう。行くしかないのだ。たとえどれだけ危なかったとしても、ここにずっといたらいずれ死んでしまう。

その前に、ここを出るしかないのだ。

葛城「怖いけども…………仕方がない。出よう。この家を。よし!そうと決まれば!」

そう決意し、家を出る準備を始めた。

葛城「まずは水と食料か。持てるだけ持とう。」

食料として、日持ちのしそうな缶詰や真空パックのものを持っていくことにした。水はペットボトルでいうたろう。

葛城「あとは……乾電池に懐中電灯、携帯のバッテリーに充電コード、あとは携帯ラジオに小さいナイフっと、あああと、ロープもいるかな?お菓子とかココアとかも詰めてっと」

要りそうなもので家にあるものをピックアップして大きめのリュックに入れ込む。

葛城「うし、こんなもんか!」

少し大きくなってしまったが、まあ、これでいいだろう。

葛城「おっと、肝心のものを忘れるところだったぜ」

自分の持っていたマイティアクションXをポケットに入れ、さっき拾ったケースを手に持ち、

葛城「さて、行きますか!」気合を入れ直し、外へと出た。

ここからは危険が待っているだろう。もしかしたら死ぬかもしれない。だが、俺は最初の1歩を踏み出した。

死に抗うために。

 




ちょっと長かったですかね?
まあなによりもの問題は未だに学園生活部のメンバーと誰とも会ってないってことなんですが

見てみたいエピソード

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