ドラゴンクエストⅡ 大空と大地の中で   作:O江原K

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青春Ⅱの巻 (ベラヌール④)

 

世界樹の葉を持ち帰ってくるアレンとセリアをアーサーは病人のように眠りながら

待つことにした。彼らを騙す形になってしまうが、ハーゴンの命を蝕む呪いに

苦しめられていることになっている自分のために危険を厭わず二人旅を敢行して

くれたのだ。彼らのおかげで呪いから癒されたことにするのがいいだろう。

アレンたちが来るまでの間、彼は夢を見た。それは遠くない未来のことに思えた。

 

 

 

 

『殺せ――――っ!世界を混乱と破壊に追い込もうとした邪教の総帥を――――っ!』

 

『歴史に残る大犯罪者の最期だ!勇者ロト万歳!ルビス様万歳!』

 

 

ローレシアの城の外れ、杭に磔にされていたのはハーゴンだった。悪霊の神々たちを

打ち倒したアレンたちはついにハーゴンとの戦いにも勝利し、彼女を生け捕りとした。

そしてローレシア王や貴族たち、ルビスを信奉する祭司の一団によって話し合いが

行われ、衆人の前で処刑するのが最もよいという結論に至った。

 

『その者は生まれてきたこと自体が間違いだったのだ!早く息の根を止めろ!』

 

『いーや、もっと苦しみを与え極限にまで至らせてから死に渡すべきだ!

 どうした大神官様よ!その不思議な力で自らを救ってみせろ!』

 

かつて邪教の一員であった者やハーゴンの奇跡の力を目撃した人々でさえ

騒ぎ立てて杭につけられたハーゴンに罵声やあざけりの言葉を浴びせ続けた。

 

『・・・これで邪教も終わりだ。あまりこういう拷問は気が乗らないが・・・』

 

『仕方ないわよ。もうわたしたちだけの話ではなくなったもの。こうすることで

 平和がやってくるというのなら黙って見ているしかないわ』

 

いかにハーゴン憎しで二年以上の旅を続け、それを完遂したアレンとセリアで

あっても、少女の姿をしたハーゴンが杭の上で苦しみ悶えるのを見て楽しむような

悪い趣味はない。これが世界のため、ルビスの意志ならばと納得するしかなかった。

 

『・・・・・・・・・』

 

アーサーはただ沈黙するだけだった。ハーゴンとの関わりが明らかになることを恐れ、

最後までアレンたちにも他の人々にも彼女が実際にはどのような人物であったか、

話せずじまいだった。同じようにいまだ彼女への信仰を捨てていない者たちも

共に処刑されることを恐れ逃げてしまったのだが、そんななかハーゴンの『親友』で

あったサマンサが群衆の中から飛び出してきてハーゴンのすぐそばまでやっていた。

 

『・・・ウオッカ!』

 

苦悶に顔を歪め、それでも一言も発していなかったハーゴンはサマンサに気がつくと、

 

『・・・・・・恐れることはない。ただ勇気を出して、愛する彼と共に生きるといい。

 君と彼、そして君たちの子孫たちは必ず楽園のような地で栄え続けるだろう。

 わたしはいつの日までも君たちと共にいる。わたしもいつか・・・・・・・・・』

 

何かを伝えようとした。しかし余計な口を閉じさせようとしたのか、兵士の一人が

彼女を槍で突き刺した。大量の血が飛び出したが、ハーゴンはその寸前に、

サマンサに話しかけている間にすでに死亡していた。人々はそれを見て、

 

『世を惑わした悪の化身はその野望と共に、いま滅びた!歓喜の時だ!』

 

『ルビス様もきっとお喜びになられたはずだ。これでやっと世界に本当の平和が戻る』

 

アレンとセリアもそう思った。しかし泣きながら戻ってきたサマンサを抱きながら

アーサーはそれとは全く逆、むしろ暗黒の未来を予感していた。

 

 

邪教とそれに操られた凶暴な魔物たちがいなくなったことで、世は再び人間の

ものとなった。となると、次に起きるのは人間同士で誰が世界の支配者となるか、

その争いだ。勇者ロトの生まれた『上の世界』は現にそうなり、そして滅びたのだ。

それに加え、アーサーは気がついていた。人々はただ互いに戦争をするのではなく、

まずは邪悪な神々をも打ち倒した人間離れした力を持つ三人をまず排除してから

覇権争いを始めるだろうということに。彼らがいる限り誰も真の王を名乗れないからだ。

 

もう一つアーサーが懸念したのは、ハーゴンの死によって彼女を主として崇めた

者たちの勢いは失われはしない、ということだ。その偉業や教えは語り継がれ

彼女の信者はむしろ増えていくのではないか。やがてルビス教を脅かすものとなり、

それがまた災厄の種となるのだろう。考え難いことだが、もしハーゴンが奇跡によって

死から蘇ったとするならば、人々の信仰は完全にこちらに移ることは確実だ。

 

 

『・・・おにいちゃん!空が・・・・・・』

 

『ああ。急に暗くなってきた。これは・・・』

 

処刑は昼間に行われたはずだったのに、気がつくと空は真っ暗闇になり、雷雲が

迫ってきている。その不安定で恐ろしい空模様がこれから先の世界の行く末を

暗示しているかのようだった。

 

 

 

 

 

「アーサー!おい!起きろ!おい・・・おいっ!!」

 

「アーサー!聞こえる!?わたしたちよ!帰ってきたのよ!」

 

大きな声が二つ。アーサーは目を開けた。必死な形相のアレンとセリアがいた。

愛する仲間たちは彼が目覚めたことに安堵した。悪夢を見ていたせいか、

まるでいまだハーゴンの呪いに苦しめられているかのように見えたからだ。

図らずして仲間たちをうまく騙すことに成功したアーサーだったが、

まずは二人が無事に帰ってきてくれたことにやはり彼のほうも安心した。

 

「見ろ!世界樹の葉だ!これでお前は生き返る!ほら・・・・・・」

 

アレンが強引に口に入れてこようとしたのでアーサーはそれを手で受け取り、

二人からは隠れる角度でそれを口に含むふりをした。実際には世界樹の葉を

胸元に入れておいたが、じっくりと噛み、飲む素振りをしたのちに、

 

 

「・・・・・・・・呪いが・・・消えていった!力が戻ってくる!」

 

茶番を演じているようでアーサーは恥ずかしいような二人に悪いような、

そんな気分になったが、そうとは知らない二人は彼の復活を心から喜び、

笑顔と共にやや潤んだ瞳を見せながら左右から彼に抱きついてきた。

 

「・・・わっ!!アレン、それにセリアも・・・・・・」

 

「よかった・・・・・・あなたが元気になって・・・!」

 

「ずっと不安だったんだぜ。おれたちがぐずぐずしている間にお前が力尽きて

 しまうんじゃないかってな・・・だがほんとうによかった!それしか言葉がない!」

 

二人に対して今さらほんとうのことなど言えるはずもなく、アーサーは嘘を

つき続けることにした。数十年も経ったら謝りながら事実を話そうと思った。

 

 

「さすがのおれたちも少し疲れた。一晩ここで休ませてもらう」

 

「だから明日の朝改めてロンダルキアへの旅立ちよ。アーサー、大丈夫かしら?」

 

「ぼくは平気さ。大事な時に足止めさせてほんとうにすまなかった」

 

この日はベラヌールの宿屋に一泊し、万全の状態でロンダルキアへ向かうのだ。

アーサーが倒れた日までとは違い宿は盛況していたのでアレンとアーサーは

二人で一部屋を使わなくてはならなかった。

 

「おれたちがいない間に変わったな。町自体もそういや活気があった。

 何かあったのか?おっと、ずっと苦しんでいたお前に聞いても仕方ないな」

 

「はは・・・そうだね。不思議なことが多いね、旅をしていると」

 

アーサーはこの理由を知っていた。ハーゴンが病に苦しめられていた人々を癒し、

また自身の教えや将来の目的を彼らに告げたのでその人々は希望に満たされ、

やがてそれは町じゅうに広がっていった。ハーゴンは自身の名を伏せたので

人々はその正体には気がつかなかったが、あれは『神の子』であり『救世主』で

あると認め、信じた。悪い行いをしていた者たちも悔い改め生き方を変えた。

 

これまでの旅でもそんな町や村を実際に見てきたし、噂でも聞いていたが

実際に彼女の奇跡と教えの業を目の当たりにし、アーサーはただ驚かされていた。

もしアレンたちが帰ってくるのがもう数日遅れたなら心を動かされ進むべき道から

逸れてしまったかもしれない。

 

 

「ところでアーサー・・・ひとつ気になることがある。お前を介護してくれた

 女たちがいるって宿屋の主人から聞いたんだが・・・美人だったか?」

 

アレンは興味津々に尋ねた。それに対しアーサーはこう答えた。

 

「うーん・・・どうかな。二人の女性が来てくれたけれど、一人はとても

 年を重ねていて、もう一人は妹みたいな感じだったからねぇ・・・」

 

嘘は言っていない。ハーゴンは数十倍以上年上で、サマンサは実の妹ではないが

まさに妹のような存在だからだ。

 

「なんだ・・・年配の女性に子どもか。それなら羨ましくないな」

 

ババアにガキか、と言わないところはアレンが女好きである証だ。彼が落ち着くと

今度はアーサーのほうがアレンに気になっていたことについて聞いてみた。

 

 

「・・・きみのほうこそどうだった?セリアとの二人旅は?」

 

「ああ・・・やっぱりお前がいないとしんどいぜ。攻撃の手数は減るし

 敵の的になる機会は増えるし・・・よく生きて帰ってこれたと思う」

 

「それもそうだけど・・・セリアとの関係は・・・何か変わった?」

 

「・・・・・・いや、大した変化はねえよ。何も変わっちゃいない」

 

アレンは寂しそうにつぶやいた。これ以上聞いてもアレンが怒りだすかもしれないので

アーサーはもう聞かないことにしたが、その心では『何もないはずはない』と

思っていた。何かは確かにあったのだ。

 

 

 

 

 

 

アーサーを救うためにアレンとセリアは世界樹のあるという島のだいたいの位置を

知ると、地図に大きく丸を付けた。そして数日分の食材を船に載せて海へ出た。

しばらく魔物が襲ってこないうえ海は安定していたので静かな時が流れた。

やがて二人の話題は、最悪の事態が起きた場合どうするかというものだった。

後ろ向きなことは口にしたくないが、現実的な対処を考えておかなくてはならない。

 

「もしアーサーの呪いが元に戻らなかったら・・・それでもおれたちはロンダルキアへ

 行かなくちゃならん。セリア、お前もその気持ちなんだろ?」

 

「もちろんよ。たとえ戦力が足りないとしても後退はありえない。それにハーゴンを

 倒せば呪いは解ける。世界樹の葉が見つからないとしたらそれしか方法がないわ」

 

三人で最後の戦いに挑むのが最善だが、それが叶わなくなったとしても一度態勢を

立て直すための停滞すら考えていなかった。アーサーのためにも前進あるのみだと

アレンとセリアの心は燃えていた。しかし現実は厳しく、やがて魔物が襲ってくる。

いつも通りの戦い方で迎え撃とうとしたが早くもアーサー不在の辛さを思い知る。

 

(・・・くっ・・・!そうか!やつらの狙いが三分の一から二分の一に!いや・・・)

 

アーサーがいないので魔物の標的になる確率は増している。しかも日頃からアレンは

セリアが傷つかないよう彼女を守りつつ戦っている。つまり二分の一どころか

実際はほぼ十割、全ての攻撃を引き受けることになり体力の消耗が激しい。

 

(まだ倒れない・・・なかなかしんどくなりそうね・・・・・・)

 

セリアも戦いの厳しさを味わっていた。ベギラマを使って全体を攻撃したり、弱った

相手にとどめをさす(彼がその魔物の本質を判断し逃がしてしまうこともあったが)

アーサーの役割は案外重要で、セリアも魔力の消費が早い。互いに口には出そうと

しなかったが、これまで何度も戦った海上の敵ですらここまで強敵と化すのだ。

ロンダルキアの未知の魔物相手では生き残ることは難しいだろう。

 

思い通りに戦いを進めることができず、そのぶん世界樹へ向かう船旅にも遅れが生じる。

二人とも戦闘での傷や疲れと共に苛立ちや焦りが溜まっていき、我慢を続けてはいたが

半日が過ぎとうとう暴発寸前だった。アーサーがいないことで休むこともままならず、

互いに口にしてはいけない言葉がもうそこまで出そうになっていた。

 

 

『これならおれ一人で戦ったほうがよほどやりやすい』

 

もちろんそれは間違いであり、アレン一人では更に厳しい旅になる。しかしセリアを

守りながら戦うことが普段以上に重荷に感じるいま、そんな錯覚にとらわれた。

自分一人では回復呪文すらなく、死の危機が更に高まるというのに。

 

 

『アーサーじゃなくてあなたが倒れたほうがよかった』

 

魔力のないアレンは複数の相手を一度に攻撃できない。アーサーのほうが一気に

敵を倒してくれるだろうと思うようになったが、やはりこの考えも間違っている。

アレンより地力に劣るアーサーでは彼女を完全に守ることもできず、世界樹まで

辿り着く前に二人して力尽きるか旅を諦めざるをえなかっただろう。

 

アレンもセリアも相手に、というよりは自分に対して苛立っている。しかしそれが

相手に向けられようとしていた。その悪循環を止めたのは予想外のところからだった。

 

 

「・・・待て!お前たち・・・冷静になれ!互いに不満をぶつけるときではないだろう」

 

その声の主にアレンとセリアは目を疑う。これまで船旅を共にしていた

オスのしびれくらげ、アレンがヘリオスと命名したそのくらげが言葉を発した。

 

「ええ。いまは先へ進み、アーサー王子のために世界樹の生えているという孤島へ

 一刻も早く向かう、それだけを考えるべきでしょう?」

 

もう一匹のしびれくらげ、ルビーもそれに続いた。流暢に人の言葉を使っている。

 

「お前たち!これまでおれたちの言葉を理解しているだけだったが・・・

 喋れるようになったのか!いつの間に!?そしてどうやったんだ!」

 

「・・・アーサー・・・彼に密かに教えてもらっていた。そして・・・」

 

ヘリオスはここで口を閉じた。ここから先は言ってはならない真実だったからだ。

確かに二匹のしびれくらげがアーサーから少しずつ教えを受けていたのは

真実だった。しかしここまで完璧に話せるにはまだまだ時間がだっただろう。

 

それを急速に早めたのは、アレンたちの知らぬ間にこの船に接近していた、奇跡を

起こす力を持つハーゴンに他ならなかった。彼女はアーサーが倒れる前日、アレンたちの

前から姿を消すとすぐに船のそばにいた二匹に接触した。くらげたちのほうも、

それが只者ではないことをすぐに察し身構えたが、ハーゴンは魔物たちの言葉を使い

二匹にあいさつすると、持っていた肉を一切れずつ差し出した。

 

『・・・これは・・・どういうことだ?』

 

『君たちはそれを食べなさい。何かに浸したり焼いたりせず、そのままの状態で。

 そうすれば必ず君たちの願いは叶うだろう。わたしの言葉を信じる者は幸いだ。

 だがわたしのことは誰にも告げてはならず、黙っていなければならない』

 

くらげたちが肉を受け取るとハーゴンはいなくなってしまった。二匹はすぐに

今のがアレンたちの探しているハーゴンだと本能で理解し辺りを見回したが

もう誰もいなかった。しかしその言葉と食物を受け入れて肉を食べてみたところ

口が開け、人間の言葉が話せるようになったのだ。この奇跡の業に驚嘆した

ヘリオスとルビーだったが、ハーゴンの言いつけ通りアレンたちには言わなかった。

 

 

「アーサーねぇ・・・あんたたちと何かやっているとは気づいていたけれど

 こんなことだったとはね。しかしどうして人間の言葉を話せるように

 なりたかったのかしら?もう必要ないもののはずでは・・・」

 

この二匹は竜王の手下であり、アレフガルドの魔物たちは人の言葉を使うことを

強制されていた時代もあった。しかし『神の子の使い』たちによりラダトームは

滅び、魔物たちは自分たちの言葉を胸を張って使えるようになったのだ。

それなのにこのくらげたちはなぜ今になって人間との意思疎通を望むのか。

 

「・・・そのことか・・・それはお前たちに情が移ったから・・・とでも言おうか。

 確かにオレたちは竜王様に仕えていたがお前たちと毎日のように船で旅するように

 なってからだんだんと気が変わった。お前たちを応援したくなったのだ」

 

「ええ。そのためにどうしても伝えたいこともあったのにそれができずに

 もどかしかった。でもついに自由に意思を通わせられる。いまのあなたたちに

 どうしても私たちが言いたいのは・・・」

 

アレンとセリアに対し二匹が伝えたかったこと、それは・・・。

 

「・・・お前たちは恐れている!二人きりのいま、相手に嫌われ、失望されることを

 過度に怖がっているのだ。もっとお互いを信頼し、手を取りあうことだ」

 

「あなたたちの誰が言ったか・・・『自分たちは三人で一つの身体』だったかしら。

 なのに実のところあともう一歩相手に踏み込むことを恐れているの」

 

二匹の指摘に対しアレンとセリアは心外だというような顔をして反論の構えを見せた。

 

「・・・おれがこいつに嫌われることを?」 「わたしがこの男に失望されることを?」

 

しびれくらげたちの言うことなど全くの見当違いだと言いたいような顔だった。

しかしその表面上の言動こそがいま彼らの抱えていた問題に他ならなかった。

ヘリオスは二人の頑なな態度をこれ以上言ってもすぐには直らないと判断したか、

 

「・・・・・・正直に言葉にしなければ意外と伝わらないことも多い。

 それだけは覚えておくことだな。時が経ちすぎていつか後悔する前に」

 

一言だけ言い残してこの場を離れた。ルビーもそれに続いた。

 

「アーサー王子もあなたたちに対して私たちと同じ心配を抱いているわ。

 二人きりになったいま、胸に手を当ててじっくりと自分の気持ちと

 向き合うことね。それから相手に近づいてみなさい」

 

 

しびれくらげたちがいなくなり、残されたアレンたち。二人してまず出た言葉は、

 

「・・・確かに言っていることは真剣そのものなんだが・・・」

 

「あの間の抜けた顔と身体で言われてもね・・・・・・」

 

語る内容とその緊張感のない外見の差に思わず笑ってしまいそうになっていた。

しかし口にはしなかったが、彼らの言葉を二人は心に刻み込んでいた。


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