ドラゴンクエストⅡ 大空と大地の中で   作:O江原K

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最後の戦いの巻 (シドー①)

 

アレンとセリアが来た時にはすでにアーサーはハーゴンと向かい合っていた。

ほんとうにあの少女が大神官とも呼ばれる魔王ハーゴンなのか、そしてこの

違和感は何なのか。セリアが思考力を働かせるより前にアレンは直接尋ねた。

 

「なあアーサー、わけがあると言ったな。どうしてこんな膠着状態が・・・」

 

アーサーも何かを隠しているのではないかとセリアは疑っていた。しかし彼は

そんな様子は一切なく、二人の仲間の疑問に答え始めた。

 

「いや・・・実は厄介なことになっている。あんな女の子がハーゴンだなんて

 おかしいとは思わなかったか?ぼくがロトの剣を手にしていることも」

 

「ええ。あなたが意味のない行為をする人間ではないとわかってはいるけれど・・・」

 

するとアーサーは少女を指さして二人に言う。全ての謎の原因を。

 

 

「ハーゴンとは・・・肉体を持たぬ強力な霊だった!ルビス様みたいなものだ。

 だけどあいつは精霊ではなく悪霊だ。人間に乗り移ってこの世を操ろうと

 しているらしい!しかもいま、ぼくたちが手出しできないようにああやって

 女の子を利用しているのさ。噂通りの非道だったよ」

 

「なんだって!?それで睨み合うことしかできなかったというわけか・・・」

 

ハーゴンは不敵に笑っている。しかしアーサーは大きく息を吸い、そして吐くと、

 

「だけどいま決心がついたよ。ここでやつを逃したら世界は終わりだ。更なる

 災厄をもたらすに違いない!それだけはだめだ。ねえ二人とも、一人の人間が

 死んだほうがすべての人間のためになるのなら・・・それが正義であるならば!」

 

アーサーは剣を構えたまま前進した。そこには確かな殺意が感じられた。

 

「お、おい!アーサー!まさか!?」

 

「ばかな!い、いいのか!?この小娘ごとわたしを斬るというのか!本気か!?」

 

アレンだけでなくハーゴンもまた動揺している。しかしアーサーはただ前へ進む。

そしてハーゴンの前まで来ると一撃で終わらせるべく剣を振り上げた。

 

「く・・・!このままでは・・・だ、脱出せねば―――っ・・・」

 

その瞬間少女が倒れた。アーサーはその真上辺りを剣で指し示し、

 

「見ろっ!あれがハーゴンの実体だ!斬られると思って自分から出てきた!

 でもこれがぼくの狙いだった!これで何のためらいもなくやれる!覚悟しろ!」

 

 

戦いの最高潮のはずだった。しかしアレンとセリアはどこか取り残されている。

それも当然で、アーサーが斬ろうとしているそこには何もないからだ。

 

「・・・斬るって・・・何を?わたしたちには何も見えないわ」

 

「そこにハーゴンがいるのか!?だが実体がない相手をどうやって・・・」

 

アーサーはおかしいな、という表情を浮かべながらも最後の一撃へ思いを整えた。

 

「きみたちには見えないのか!?この邪悪な魔王が!そうか、わかった。ロトの剣を

 手にしていなければ見ることができないというわけか。それでも安心していい!

 ロトの剣は破邪の剣!邪悪なものであればなんでも斬れるからだ――――っ!!」

 

 

アーサーは一見何もない空間目がけてロトの剣を一閃した。すると低い声が響き渡り、

 

「グギャアアアアアァアアァァ―――――――ッ!!!や、やられた・・・・・・」

 

その声を聞くとアーサーは剣を鞘に納めた。全ては終わったことの証だった。

これで決着なのかと唖然とする二人をよそに、アーサーは少女を抱きかかえる。

すると彼女は目を開き、辺りを見回しながら寝起きのような声で言う。

 

「・・・ここは?目の前に恐ろしい悪魔が現れて、それから記憶が・・・」

 

「それなら心配ない。きみはもう大丈夫だ。きみの名前は?どこから攫われた?」

 

「わたしの名前は・・・ヴォドカといいます。ここはどこなんですか?あなたたちは?」

 

 

アレンとセリアもこうなるといよいよ信じ、心配しなくていいと少女に声をかける。

この展開にアーサー、そしてハーゴンは作戦が上手くいったことに心のなかで舌を出した。

最初からここまでずっと芝居を続けていた。決してハーゴンが倒されることなく、

しかし全ての決着がついたことにするためにはこの手しかないと考えていたからだ。

ウオッカというハーゴンの別名ではなくヴォドカと名乗ったのも、万が一にも

二人が察することのないためだ。一度だけウオッカという名を耳にしていた。

 

『そんなにうまくいくかな?アレンは単純だけどセリアは鋭いからなぁ』

 

『そこでそのロトの剣だ。ルビスや勇者ロトに信仰心を持つ彼らなら納得する。

 今日までわたしと出会ったことを隠し通している君のことだ。ほんの僅か

 彼らを騙すことくらい自然にできるだろう?』

 

アーサーがいまアレンとセリアに必死で隠しているのはハーゴンとの関わりではない。

自身の身体を蝕んでいる不治の病だ。ベリアルはそれを知っていた。ならばそれ以上の

存在であるハーゴンも指摘しないだけで気がついているのではないだろうか。

だがこうしてついに二人の仲間には旅の終わりまで隠し通せた。あとは旅のはじめから

二人に話していた夢の通りに行動すればいい。このまま国には帰らずに世界の

まだ見ぬ土地へと船で旅をすると。そしてひっそりと一人誰にも知られず逝けばいい。

 

 

「さあ、帰ろう。アレン、セリアも。こんな寒いところはもういいだろう」

 

「そうだなぁ。雪景色も飽きてきたぜ。食い物も似たようなものばかりでな」

 

「わたしも早くどこかの宿屋の温かい食事を食べてベッドでゆっくり眠りたいわ」

 

四人で大神殿を後にしようとする。だが、計画の破綻はあっさりとしたものだった。

 

 

「・・・あれ―――っ?ハーゴン様どこへ行くんスか~?しかもそいつらと!

 何が起きたのか・・・頭の悪い俺にもわかりやすく教えてくださいよ―――っ!」

 

「・・・・・・こいつは確か・・・フレイムのモンスター人間ホーリックス!」

 

ハーゴンの仲間の一人、ホーリックス。彼女の性格ではこの芝居には悪影響しか

及ぼさないと判断され、作戦すら伝えられていなかったのだ。他のハーゴンの

仲間たちはそれぞれ役割があったのだが、彼女を見張っていることを失念していた。

 

「・・・ハーゴン?そうか、お前らも勘違いしているのか?この子は違うぜ。

 ハーゴンならさっきアーサーが仕留めたぜ。かたき討ちなら受けてやるぜ!」

 

「な~にを言ってやがるんだ!俺たちがどれだけこのお方と共にいると思ってる!

 見間違うもんか!ねぇハーゴン様!何とか言ってやってくださいよ!おっ!

 そっちにはトシフジ様!キンツェムさんたちもいるじゃあねーかっ!」

 

引きずり出されるようにして、隠れていたハーゴンの側近トシフジたちも姿を現した。

たった一人の暴走で計画は終わった。アレンはいまだに何が起きたかわからず

この部屋の者たちの顔を次から次へと見るだけだったが、セリアはアーサーの

肩を叩き、それ以上先には行かせないといった迫力で迫った。

 

「・・・・・・どういうことかわたしが納得するまで教えてもらえるかしら?

 もちろん何もかも、ひとつも隠さずに。おっと、そっちのも逃げないように」

 

アーサーは決まりの悪そうな顔をした。あと少しだったのに、と目元を抑えたが、

ハーゴンのほうは案外あっさりとこの事態を受け入れていた。数名の仲間にも

アレンたちに手を出さないようにと告げ、その場にゆっくりと座った。

 

「さて、どこから話したものか。まあ今さら隠すこともないか。なあテンポイント」

 

「そうだね。ベラヌールの町でのことからでいいんじゃないかな」

 

 

そしてハーゴンは、ベラヌールで仕掛けた呪いとその目的から話し、アーサーも

彼女と数日間過ごしていて、対話の末に敵意が薄れていたことを正直に伝えた。

ハーゴンについてさらに詳しく知ってもらうためには、百年前からのルビスとの

因縁から話すべきだったが、アレンとセリアの反発を避けるために触れなかった。

またアーサーの妹サマンサに関する多くの出来事も二人の混乱を招かないように

いまは黙っていた。あの奇跡自体はハーゴンの愛情と憐れみ深さを学ぶには

これ以上なかったが、本題から大きく逸れてしまいそうだったからだ。

 

 

「・・・だいたいわかった。ロンダルキアに来たばかりのほこらでそいつらが

 おれたちに言ったことは間違いじゃないと・・・。あの三人の神たちが

 いなくなったいまこれ以上争う理由もない・・・・・・」

 

「ああ。ムーンブルクへの侵略も世界各地で邪教に関わるものが暗躍していたのも

 このハーゴンたちは関係ないさ。ただ邪悪だった王国ラダトームの滅び以外はね。

 あれに関しては問題ないとぼくたちの間でもすでに結論は出たはずだ」

 

アレンは徐々に軟化してきた。しかし故郷を滅ぼされたセリアはどうしても

このまま話を終わらせることはできず、ハーゴンに向かって厳しい表情を崩さず、

いつでも攻撃ができる距離にまで詰め寄った。

 

「・・・・・・で、あなたはどう責任を取るつもりなのかしら。主犯はあの

 三人とその配下だったとしてもすべてはあなたの力不足が招いたこと。

 何のお咎めもなしってわけにはいかないでしょう。そこの男二人はすっかり

 あなたをこのまま解放するつもりでいるけれどわたしはそうではない、

 賢者と呼ばれるあなたならわかるはず。何かしらのけじめが必要だということは」

 

ハーゴンの足元にこれまで自身の使っていたナイフを投げた。決断を迫ったのだ。

 

「責任を取りたければ自害しなさい。もしそれを拒否するのならわたしを刺しなさい。

 もちろんただで刺されてやるつもりはない。今度こそ本気の最終決戦を始めましょう」

 

あくまで決着をつけようとした。自らを神とした魔物たちやクライムカイザーを

倒しても、ハーゴンという存在をどうにかしない限り真の平安は訪れない、

セリアはそんな予感がした。この世界にも、自分の心にも。アレンとアーサー、

それにハーゴンの仲間たちも突然の展開ではあったが何かが起きた時のために

戦う用意を整えていた。ハーゴンはというと、しばらく黙っていた後にナイフを拾った。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「さあ、どうするつもり?自分で招いた世界の混乱、自分でけりを・・・」

 

ところが、ハーゴンはそのナイフを全く関係ないところ、窓の外へと放り捨てた。

そしてセリアから少しだけ遠ざかり、彼女だけでなくアレンとアーサーに対しても言った。

 

 

「・・・わたしは自分の罪から逃げるつもりはない。しかし君たちは知らなければ

 ならない。将来一国の支配者となることが定められている君たちならば特に、

 真の責任の取り方をいまこの時、わたしから学びなさい」

 

「・・・・・・・・・?」

 

「君たちは王となる人間だ。この先十年か遅くても二十年も経てば確実に。

 もしそのとき領土や権利といったものを奪い取るために、または世界を

 救った君たちを倒せば自分たちがこの世の頂点だと考えるどうしようもない者が

 戦争を仕掛けてきたとしよう。君たちは全力を尽くしたが多くの死者を出した。

 国民は疲弊し、このままだと負けてしまうだろう。そんなときに自分の

 失敗を償うために自ら命を断つこと、もしくは自棄になって勝機のない相手に

 特攻すること・・・それが果たして責任を取っていると言えるだろうか?」

 

「・・・・・・」

 

「むしろまだ生きている者たちのことなど何も考えない、自己満足で無責任

 極まりない選択だと言えないだろうか?わたしはそうしない。最後まで

 少しでも残った命が救われるために自分の務めを放棄せずに粘る。セリア、

 いずれ君の満足のいくようにわたしを扱うといい。だがいまはそのときではない。

 世界の混乱や恐れが収まり、人間と人に危害を加えない魔物たちの安全が

 確保されるそのときまでわたしにはまだすべきことがある」

 

 

ハーゴンはそこまで言うと背を向けて歩き始めた。階段を下っていくので、

この場にいた皆が後を追った。いったいどこを目指しているのか。

 

「まずはあれから始めよう。あの三人も見張りの魔物たちもいなくなった。

 祭壇を破壊するのを手伝ってもらいたい。君たちの力なら簡単なはずだ」

 

「・・・祭壇?確かにお前は大神官とか呼ばれていたしここは邪教の崇拝の

 総本山だとされていた。だが実際はそんな場所ではなかったし祭壇も・・・」

 

「実はあったんだ。やつらが自分たちよりも更に上位の神として崇めている者の

 ために築いたとされる祭壇が。だがそんなものはもう壊してしまおう。

 わたしたちの友好の最初の第一歩、共同作業だよ。なに、これが終わったら

 食事の席を設ける。皆で宴のように食べて飲んで楽しもうではないか」

 

「そりゃあいい。外の世界に帰るまでお預けだと思っていたからな。それに

 前も思ったが・・・よく見りゃあお前たちみんな美人ぞろいだからなあ、

 飯もうまくなるぜ!いろんなタイプがいてこりゃあ飽きな・・・ぐえっ!!」

 

アレンが頭部を杖で打ち叩かれ、その場に沈んだ。もちろんセリアがやった。

その顔を見なくともアレンが鼻を伸ばしているのはわかっていたからだ。それに

彼女からすればハーゴンたちと共に宴会を楽しむなど考えられないことだった。

そんな自分の思いも知らないで無思慮に話すアレンへ怒りを露わにしたのだが、

 

「・・・セリア、君ももうほんとうはわかっているはずだ。君はバズズにとどめを

 刺そうとしなかったではないか。この先どうすべきか、すでに理解している」

 

「・・・・・・・・・」

 

「わかっているさ。実はわたしも同じ考えだからな。まだ何かがありそうだ。

 それがどのようなもので誰によってもたらされるかはわからないが・・・

 少なくともわたしが君たちを害するようなことはしない、それを君は知っている」

 

 

アーサーは彼女たちのやり取りに加わることはせず、また誰とも話さずにいた。

周囲に気がつかれないようにしていたが、だんだん朦朧としてきていたからだ。

何とか気を失わないように、また吐血しないようにとこらえている。だが、

いよいよ長かった戦いの日々が終わろうとし、どうしても成し遂げたという気持ちから

これでいつ倒れてしまってもいいという考えがちらつき始めていた。

 

(・・・もう少し・・・せめてロンダルキアを出るまでは・・・)

 

だが、そんな彼の意識を一瞬で張り詰めたものに戻す事態が起きた。それは

決して喜ばしい出来事ではなく、最悪の災厄をもたらすものだった。一行が

祭壇のそばまでやってきたとき、その男がすでにそこにいたからだ。彼は

全身血だらけで皮膚は焼けただれて顔もわからないほどだったが、生きていたのだ。

 

 

「・・・お前・・・クライムカイザー・・・・・・!!死んでなかったのか!」

 

「ゲ・・・げひ・・・げひゃひゃひゃ!お前たちの目を欺くことなど・・・容易い!

 だが・・・何だこれは!こんな結末~~っ・・・わ、私は認めんぞ!私のことは

 どうでもいい!なぜお前たちがそのように皆で肩を並べ共にいるのか・・・!

 それが問題だ―――っ・・・!ふざけるな!この腐れた者めら~~・・・許さない!」

 

クライムは三体の遺体を抱えていた。アトラス、バズズ、それにベリアルだ。彼は

いまにも事切れそうな状態であるのに三人の悪霊の神々を回収し祭壇に来ていた。

 

「ど、どいつもこいつも私の信仰を踏みにじりやがって・・・・・・こ、こんな世は

 もう消え去ってしまえ!当初は三人の勇者ども、もしくはハーゴン!お前を

 生贄としてやるつもりでいたが・・・は、破壊の神よ!ここに生贄を捧ぐ!」

 

「な・・・何を!」

 

数十メートル以上はあると思われる深い穴に向かってクライムは三人の神を

投げ入れた。全く偶然のことだが、その際三人の手が確かに重なり合っていた。

ベリアルの願い通り、確かに彼らはその最期の時まで離れることはなかった。

 

「てめぇ・・・!ふざけた真似をしやがって。今度こそ殺してやる」

 

「ゲヒヒ、もう遅~いっ!勇者アレン、すでにお前は重大な失敗を取り返す

 チャンスはない!この私は先に地獄でお前たちが生きたまま下って来るのを

 楽しみに待っているぞ―――――っ!ぎゃはははははああああぁぁっ!!」

 

 

犯罪皇帝クライムカイザーはすでに用意していた縄で首を吊り自ら命を断とうと

した。ところがその縄は切れてしまい、彼は地上六階という高さから転落した。

そのとき神殿の外壁に全身を削られるようにして音を立てながら落ちていった。

 

「ギャアアアアアア――――――ッ!!」

 

最終的にはそのせいで身体は張り裂け、血や内臓が飛び出した。その苦痛を

身に受けたまま地に落ち、彼は死んだ。その死体や血や腸といった彼だった

ものは、ただの犬や狼といった、魔物ですらない野生動物が食べていた。

 

ハーゴンは許されない罪を犯した者に関して、生まれてこなかったほうがよかったと

思える終わりを迎えると予言していた。ベリアルは彼女の予言が外れたと最後に

笑ったが、実は彼らではなく、このクライムカイザーに関して予言は成就した。

三人の悪霊の神以上に醜悪で汚れた欲望と野心に満たされていたこの男は、

死の間際に世界に絶望し、また限界まで苦しみを味わった挙句犬たちの餌となった。

 

 

 

「・・・・・・何も起こらねえじゃねぇか」

 

「とんだ思わせぶりだったわね。で、どうやって祭壇を取り壊すの?」

 

生贄が供えられた後しばらくたっても静かなままだったので皆は再び当初の

目的に戻ろうとした。だが、一番後ろにいたアーサーがそれに気がついた。

 

「・・・み、みんな!見ろ、背後から・・・!」

 

背後が炎によって火の海となっていた。彼の声で異変を察知したときには

手遅れで、数秒の間に周囲突然の炎によって囲まれてしまった。

 

 

「これは・・・ただの人間や魔物にできる芸当ではない!」

 

「・・・・・・そうみたい。あれを・・・・・・」

 

死と仲良しだというブリザードのトリプティク。彼女が指さした先に、それはいた。

確かに死をもたらすためにやってきた、異形の姿をした破壊の神。薄らいでいたはずの

『死の匂い』がこれまでになく濃くなっているのをトリプティクは感じていた。

 


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