クローン戦争も終わり、銀河に平和が戻りつつある世界で
ジェダイ聖堂の公文書館のホログラムを使って必死にありとあらゆる銀河系を探すタイゲンの姿があった。
「何を探している?」
一心不乱に探している私に声を掛けてきたのは、ダース・シディアス戦で深手を負いながらの生き永らえたキット・フィスト―だった。
ダース・シディアスはジェダイマスターメイス・ウインドウと、タイゲンが遣わしたショックトルーパー(非クローン)とストーム部隊によって拘束された。
シディアスは、オーダー66がどうたらこうたらと叫んでいたが、第501大隊所属のファイブスが生前残した情報からクローン達の脳内にある腫瘍に刻まれた命令を私自身の戦力のみ改竄したため、オーダー66(ジェダイ抹殺)を(ジェダイ防衛とシスの抹殺)と理解しメイスの目の前でシディアスは数人のトルーパー達のブラスターライフルの砲火にさらされ死亡した。
それはさておき、キットは私が見ているホログラムを見ながら聞いてきた
「自分の故郷である星を・・・」
「そうか、こうやって見る限り大分遠いな。」
確かに、銀河共和国の中心たるコルサントから遥か彼方に位置するとされる銀河系を探している。それと、同時にキットに地球にシスがいるのではと確信しながら
「実は、私の星にシスの残党がいる可能性が出てきたのです。」
「ライトサイド側のシスと真なるダークサイド側のシスだったか。」
「はい、」
ダース・シディアス死後間もなくして、各星系からライトサイド側のシスジェダイ及びジェダイに協力するシスがジェダイ聖堂の門を叩いた。敵対ではなく、共存を選びに
(中にはアサージ・ヴェントレスも含まれていた)
始めは誰もが敵対したが、ライトサイド側のシスに着いた者の一部がタイゲンと激戦を繰り広げたシス卿たちだった。(アナキンと幾度とぶつかり合ったヴェントレス、オビワンとぶつかり合ったダースモール、はそれぞれで和解した。
ダースモールに至っては、最終的にオビワンと決闘をし、お互いを許し合うことで和解した。)
そのため、監視の意味合いも含めて何人かのシス卿がタイゲンの従者として側にいったのだが、監視している者からとてもダークサイドに居た者とは思えないという異例の反応を見せたため、暫くタイゲンと共にしている。
ライトサイド側のシスの何人かは、地球出身だという。(地球出身のライトサイド側のシス=何等かが原因でタイゲンと同じく銀河の彼方に飛ばされた者達)
2週間も籠り続けた為、心配になって様子を見に来たオビワンは寝落ちしたタイゲンと見たことも無いしかし、カミーノやキャッシークに似た惑星が写し出されたホログラムがあった。
それこそが、探し求めていた地球である。
タイゲンの側には同じく寝落ちした従者や妹の姿があった。
取りあえず、オビワンは、医療チームに連絡を入れ、起きてから評議会に連絡を入れる事を決めたのだった。
その後、何がどうなってそうなったかは私自身知らないのでマスター達に聞くが、話題を強引に変えられていつの間にか
私と従者たちを中心に独立遊撃特殊作戦師団が編成され、
見つかったとされる太陽系とシスの調査のために派兵が決定した。
3個小艦隊で編成されたスターデストロイヤーを含む艦隊はタイゲンの指揮の元、地球へと向かっていった。
タイゲンの元にはライトサイド側のシスの者が4名居たが、ジェダイではなくコノカに仕えるとしている。
ヴェネタ級スターデストロイヤー12隻
アクラメーター級アサルトシップ24隻
アークワイテンズ級ライトクルーザー16隻
計52隻からなる艦隊は地球へ向けて針路を取った。
それが、銀河共和国軍の先遣隊であると旅団の者は誰も知らない
しかし、これだけの規模であれば星1つ簡単に制圧は可能である。
ただの星であれば
コルサント星系から太陽系外惑星系までスペースドライブを何回も繰り返して漸く辿り着くまで6日間要した。
それから太陽系まで4日を費やした。
太陽系第3惑星 地球
「青いですね。」
「コルサントともカミーノとも似てはいないが、かなり面倒だな。」
「ああ、連合国ではないんだろう?」
「さあね、あれから何十年経っているのかも知らないし」
旗艦に集結した各コマンダーやテンプルガードの正装に身を包んだライトサイド側のシスたちは一様に地球について話しをしていた。
タイゲンコノカの到着を待って
「皆、集合してる?」
「ええ、あなたが最後です。」
「それは僥倖。ではこれから、私は日本に降ります。」
「ちょっと待て、単身でか!?」
「それは、いくらなんでも・・・・」
「危険すぎます。いくらマスターに成ったとしても。」
「危険は承知の上。しかし、艦隊で降りれば相手(国や地球にいるとされるシスに対して)を刺激しかねません。」
「ふむ、ではストーム部隊から選抜チームを編成しそれを護衛にしては?」
「ラムダ級T-4aシャトルtypeSの用意が必要だな。」
ラムダ級T-4aシャトルtypeSとは、通常のラムダ級T-4aシャトルにクローキング装置を搭載した機体。別命ラムダステルスとトルーパー達からよばれるようになっている。
「ええ、ストーム1同行してくださいますね?」
「ああ、3も4も目立つしな。」
ストーム3は男性、ストーム4は女性だが、戦闘服がとても目立つとして同伴を却下。
「「コノヤロウ( ゚Д゚)」」
仕方ないのだが、2人は納得いかない様子
「(^―^* )フフ♪後続部隊ということは、ジェダイとしての直感か?」
「ええ、闇の帳が日本に墜ちようとしている。」
私は、ガラス越しに見える地球を見ながら格納庫へと向かった。
ストーム1の選抜部隊を先に降ろし、太源家が何処にあるのかを突き詰めると
私は、イータ2・アクティス級ライト・インターセプターにアストロメクドロイドのR2D8を搭載して日本へと向かった。
大気圏突入前にストーム部隊には常時緊急展開出来るように準備するよう指示を出し、スターファイターを指揮するグループリーダーの山本玲やシンテン、アステルにコンディションイエローで待機するように通達。
艦隊も先遣部隊としてアクラメーター級2隻とヴェネター級クルーザー1隻の各艦長に指示を出した。
その頃の日本
皇居内江戸城本丸
「ここにいらしたのですか、太源様」
「黒姫さん。そうね、あの子が居なくなってもう300年
死ぬことも老いることも出来なくなり、ただ時代の移り変わりを見ているとね。」
「あの、黒いローブに包まれた男については行方を追ってはいますが」
太源雪斎は300年前、まだ木乃香も円華も日本に居る時、名も知らない黒いローブ姿を男に魔法のような呪いを掛けられ、以来不老不死となり、現世を生き彷徨っている。
黒ローブの男については公安も力を入れているが見つかっていない。(150年目)
「あら?黒姫さんあれは何かしら?」
太源雪斎が指さす方向に、それはあった。
満月の夜に映し出されたその物体は、皇居を1周し、松の大廊下跡前に降り立った。
皇居内に突然現れたその物体に皇居警察は現場に急いだ。
「太源さま!?」
「三笠様がいらっしゃるまで私が相手します。」
「危険です!御下がり下さい」
「そうでしょうか?向こうは待ってくれないようですよ。」
降り立った機体は戦闘機のようにも思えた。ハッチが開くとそこからローブに身を纏った少女が降りてきた。しかし、顔は見えない。
スポンッ ウワッフ!!
「え?」
皇宮警察も周りにいた誰もがあっけに取られた。戦闘機に付いていた円筒のロボットのような物体が奇声と気を抜いたような音を出して降りてきたからだ。
少女は、その物体の頭身部分を撫でると、周囲を見回してピタリと止まった。
「太源様御下がりをっ!」
護衛の黒姫綾香がそう叫ぶと、周りにいた者達は太源雪斎を守ろうとし、少女を確保しようとした。しかし、
「よしなさいっ!」
凛とした声が周囲に居る者の動きを止めた。
「太源様?」
少女は、太源様と呼ばれた女性を見ると、一歩、また一歩近づき後30cmというところで止まった。そして、
「お久しぶりです。・・・・・・母上」
ローブのフードを取りながら、彼女はそう発した。
雪斎は、彼女の声、そして顔を見て、涙ながらに彼女を抱き締めた。
「お帰りなさい、木乃香。」
30年ぶりの家族の再開だった。
其処に、R2D8の奇声が木乃香の後ろで響く
ホワァァァァァァァァァァアアアオ
R2D8が何かを頭に乗せたまま暴走していく
「お、おい!何なんだこれは!?」
どうやら、R2D8を調べようと勝手に解体しようとしたらしい。
D8は乗せたまま、蓮池濠に落ちていき、無重力推進ジェットで振り落として帰って来た。帰って来たD8は、内部からXM‐84火炎放射器を取り出しながら戦闘機の方へ行き、戦闘機を分解しようとする輩の背中を焼く。
分解熱心な人なのか、背中が燃えているのに気づかず作業に没頭。
暑いから冷えたタオルをと言ったところで気付き倒れた。
重度の全身火傷だったそうな
その間、2人は失った時間を取り戻そうとするかのように抱き締め合ったままだったという。
R2D2可愛いです(声が)
300年から30年に変更