旧き神話から新しき神話へ   作:うにゃりん

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アニメ通りにして簡単に纏めるつもりだったけど、気づいたら要所要所にオリジナル要素挟んでたという。



第拾話 理由と目的

 

 

 

 

 

「ちょ、な、何を言い出すんですのっ!国内すら安定してないですのにっ!」

 

 

 いきなり世界第三位の大国にケンカを売ると言い出した“乱心の王”に、焦りを隠しきれないステフ。

たしかに領土不足なのは否めないし、いずれはどこかの国へ攻め入る必要があったのも事実。だがそれにしたって初めの国に東部連合を選ぶなど、それに加え選んだ理由もどうかしてるとしか思えない。

 

 

「…………でも……情報……」

 

「そーなんだよなぁ……突破口はあるにはある、が……」

 

 

 再び黙り込んだ空と白に、再び訪れる沈黙。だが、暴走されたらされたで困るのだが。

 この沈黙は沈黙で、ステフにはつらい。

 

 

「あ、あー空、今朝のブラックジャック、どうして私が負けたのか教えて───」

 

 

 沈黙に堪えかね話題を振るステフ。だが返事は返ってこない。

 振り返るとそこにいるべきはずの二人の姿は、何処にもなく。先ほどまで白が手に持っていたはずのリードは手すりに括りつけられており。

 

 

「え?あれ、放……置、ですの?」

 

 

 くすくすと聞こえる笑い声の中、ひゅーと、冷たい風が吹き抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おい、し……」

 

「食糧不足でも工夫してやってるが……やっぱ備蓄はもう心許ないようだな」

 

 

 エルキア中央通りから、入り組んだ路地を抜けた場所にある喫茶店で、本片手に空と白はドーナツとお茶を頬張っていた。

 中央通りから外れた広場に並んでいた出店。

 だがその出店には本来の活気は感じられず、やはり売り手達の表情に余裕はなかった。

 それが今のエルキアの状況を物語っていると言えた。

 データを見るに、空達の元の世界なら暴動・略奪が起きている状況である。

 

 

「どうだった白、そっちは」

 

「……ん。やっぱり……収穫、なし……」

 

「やっぱそうか。ったく、どうなってんだ。おかしいんじゃねぇのこの国」

 

「おか、しい、のは───

 あなた方の神経ですわよぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおッ!

 

 

 そう叫んで現れたのは、ぜぇはぁと肩で息をするステフ(犬)。

 まさか彼女も思いもしなかっただろう。首輪つけて犬の格好させて放置した理由が嫌がらせでもイジメでもなく、ド忘れだなんて。

 涙目で懇願するように空の足にすがる姿はまさしく、主人に構ってもらおうとするペットの図そのもの。

 

 

「……ステフ、ゆるせ。……お座り」

 

「うん、まあ、白も悪気はなかったんだ許せ」

 

「お座りさせられての『許せ』に誠意を見いだせって、一種の暴力ですわよねっ!?」

 

 

 犬のように『おすわり』させられ、ステフは今日この日ほど強く、暴力を禁じた唯一神(テト)を呪ったことはなかった。

 相手の了承無しには馬鹿にされても反撃すら出来ないなど、理不尽極まりない。

 そのあまりの形相に圧され、空が話を切り出す。

 

 

「わ、わかったわかった今朝のゲームな……『カードカウンティング』だ」

 

「カード……え、なんですの?」

 

「カードカウンティング。簡単に言えばカードを数値化して数えることだ。例えば、2〜6なら1、十点札ならマイナス1、7〜9はゼロって数えるんだよ」

 

「……?それで何がわかるんですの?」

 

「次に出るカードがわかる」

 

「……はい?」

 

 

 いまいち要領をえない様子のステフだったが、その言葉で意味を一瞬で理解し、素っ頓狂な声で目を丸くする。

 想像だにしない事で言葉がまともに出て来ない。それは魔法の類だろうか、と疑う思いはあるものの、一文字一文字が途切れて音になり、それが言葉になっていかない。

 

 

「場に出されたカードから、残りの札の山に残ってるカードを予測して、次に出るだろう札の確率を数学的に割り出すんだ。次の札がわかってれば、負けることはないだろ?」

 

「は、はぁ〜……」

 

 

 ステフにとって『数学』をゲームに使うこと自体が目からうろこだったのか。それによって負かされ現在『お座り』させられている現状も忘れ、ただ感心する。

 理解できた限りを書きとめようと、メモ帳を取り出すが。

 筆を走らせながらふと、どうにか言葉を絞り出し、慌てて口を開く。

 

 

「ちょ、待ちなさいなっ!それつまりイカサマじゃないですのっ!?」

 

「賢くプレイするのがイカサマならチェスで相手の次の手を読むのもイカサマか?」

 

「そ、それは……」

 

 

 その指摘も虚しく、空に涼しい顔で即座に反論されてしまう。

 だが無知とは恐ろしいもので。空達の元の世界でも、カードカウンティングはイカサマと分類されていたのだが。

 そこには触れず、空が言う。

 

 

「イカサマってのはお前がやってた作為的なシャッフルトラッキングだろ」

 

「き、気づいてたんですのっ!?」

 

「俺が白に仕掛けて何度も見破られた手だ。おかげでカウントもしやすかったよ」

 

 

 苦笑して、気づかないとでも思ったか、という顔の空。

『おすわり』から自然と『伏せ』に姿勢を移し、地に突っ伏すステフ。

 イカサマを見破られ、しかもそれを逆手に取られた。

『十の盟約』に従えば、ただイカサマを指摘すれば済んだのに。それを利用されて負かされたことに、伏せの姿勢のままステフは床を涙で濡らす。

 だが椅子に座りなおし読書に戻った空が、シリアスに、言う。

 

 

「この世に、()()()()()()()()()

 

「……え?」

 

 

 存在、しない?

 いやそんなはずはない。空達がどれほど強かろうと、天才的な頭脳を持っていようと、本当に純粋な運勝負なら。

 純粋な運勝負なら勝率は常に5対5、実力は関係ない。

 そう思っていたのに、感覚的にはあまりにズレた意見にステフが眉をひそめる。

 

 

「ルール、前提、賭けるもの、心理状態、能力値、タイミング、調子……そういう無数の“見えない変数”で、ゲームの勝敗ははじめる前には終わっている。偶然なんてない」

 

 

 偶然とは、見えない変数がもたらす予測できない必然の別名に過ぎない。

 

 

「例えばそうだな……伏せられたトランプの札から『スペードのエース』を引く確率は?」

 

「……え、それは52分の1ですわよね」

 

「普通に考えたらな。だが、箱から出した新品のトランプの下から一枚目なら?

 新品のトランプの初期配置はある程度決まってる。つまり、ジョーカー抜きで箱から出して伏せたまま、一番下の一枚を配ったなら“確実に”スペードのエースだ」

 

「え、で、でも……」

 

「そう、箱から出した新品のトランプと俺は言ってない。つまり、知らなかっただろ?」

 

 

 それは、と反論しようとするステフ。

 だがそこがポイントだと、空は続ける。

 

 

「そこだよ。知ってれば『1.92%』が『100%』に変わる。知らない奴は運が悪かったと愚痴を垂れ、知ってる奴は必然的に勝ちをもぎ取っていくってわけだ」

 

 

 そこまで話すと空は言葉を止め、目を閉じて熟考する。

 今までの負け続けた理由、勝てた理由、それから───と、だがその思考を振り払うかのように頭を掻く。今問題なのはそこではない。

 苦虫をかみつぶしたような顔で、舌打ちして再び続ける。

 

 

「わかるか?つまりそれがゲームに勝つコツで。おまえがブラックジャックで俺に負けた理由で。ついでに言うなら人類種が負けまくってきた理由で───

 

 

 

 

 俺らが『詰んでる』理由でもある」

 

 

 たとえば東部連合を攻めるとしよう。だが獣人種についてわかってる数少ない情報は、敵が第六感を使うことのみ。

十六種族(イクシード)】位階序列十六位(さいかい)である人類種には、特殊な能力も魔法もない。

 つまり『超常的な力』を駆使する他種族とゲームで争い勝とうとするなら、せめて敵の情報がなければゲームにすらならない。

 なのに人類種が持っている他種族の情報はあまりにも少ない。当然知られては不利になるのだから、各種族が秘匿しているのだろう。だがそれにしたって少なすぎるのだ。

 加えて、街には図書館も本屋もないときた。

 

 こちらは相手のゲーム内容がわからない。だが仕掛けられる側は、自分達の特性を把握仕切っている。

 つまり初期状態で見えてる、“見えない変数”がまるで違う。

 事前情報なしでこちらから挑めば、必敗。

 ステフが空に負けたのと全く同じ理由で、必ず負ける。

 

 

「だからどう攻めるべきか、穴が見つからないで一ヶ月も経ってんだよ」

 

 

 そこまで聞いてステフは、即位してから一ヶ月間の空達の行動に気づく。

 部屋にこもってただ遊んでるだけと思っていたが、それは大きな間違いだった。

 無論ゲームをしている時はその見解で合っている。だがそれ以外の時間、読書をしていた時はこの世界の情報を集めていた、ということになる。

 二人は国のことを何も考えていなかったわけではない。

 他種族に対抗するための知恵を、知識を、突破口を、必死になって絞りだそうとしていた。

 ずっとずっと、この国が他国にゲームで勝つための方法を模索していた。

 

 そんなことすら知らなかった。その事実にステフは自分の配慮の足りなさを痛感する。

 だがそれでも攻勢に出た祖父の行為を、否定する空の言葉だけは我慢ならない。

 反論せずにはいられないステフが、苦しげに言う。

 

 

「そ、それでも何もしなきゃはじまらないじゃないですの!」

 

 

 だが空が特に感慨なくこぼした言葉は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのな……()()()()()()()()()()()()()なんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ステフに地に伏せさせるに等しいほどの重圧をもって響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

人類種(おれら)は、そんくらい追い詰められてんの。忘れんな」

 

 

 一瞬。

 本当に一瞬だが、空の顔に表れた苛立ちがステフを凍りつかせた。

 あまりに普段、その素振りを見せないから忘れがちになる事実だが。

 人類種という三百万の命、その全てがこの兄妹の肩に乗っている。

 森精種に間接的とはいえ勝利した、紛うことなき人類種最強のゲーマー。その二人が『詰んでいる』と口にする。

 その意味、その重さに、ようやくステフの理解が及び、立っていられないほどの重圧を感じる。

 

 自分たちの一手で、()()()()()()()()()

 そんな重圧を背負ったら。そう考え、ステフが息をのむ。

 その気づかいなど知ってか知らずか、ぐぐーっと伸びをしてタスクスケジューラーを弄る空。

 そう平然としていられるのは、どういう神経か。ステフには薄ら寒いものをすら感じた。

 

 

「ったく、どうしたもんか……なんだ?なんで急に夜……に、なっ!?」

 

 

 突然さした影に、瞬時にして周囲が夜に包まれる。

 空が視線を動かして目を丸くする。白すら、いつもの半眼を丸めて咥えていたドーナツを落とす。

 真上にずらした視線の先にさきほどまでの青空はなく、地殻をえぐり取ったような巨大な岩盤が漂っていた。

 驚いているのは空と白だけで、道行く誰も関心すらない様子だった。

 なるほど、つまりあれは───

 

 

「あれは、『アヴァント・ヘイム』───幻想種(ファンタズマ)の一体ですわ」

 

 

 それは偶然だったか。

 呆然と見上げて考えていた空達に、初めて見るものだと気づいたステフが説明したそれは、奇しくも空の思考を代弁したものだった。

 幻想種『アヴァント・ヘイム』を見送って、もう何度も読んだ書物に書かれていた内容を思い出す。

 

十六種族(イクシード)】位階序列六位『天翼種(フリューゲル)』。

 かつての大戦において神に創られた、神を殺す為の尖兵。戦闘種族。

『十の盟約』以後、その戦闘能力は事実上封じられた。だが永遠に等しい寿命、高い魔法適性を有し、文字通りの天空都市を唯一の領土とする。

 その為国境線を賭けた『国盗りギャンブル』は行っていないが、強い知識欲から世界中の種族から知識、つまり本を集めるため、個人的にゲームを行っている個体が多い。

 

 賭けられるものが限られている人類種にとって、空達が有する『異世界の知識』を餌に釣ることが出来る数少ない相手。

 正直空としてはやりたくない相手ではあるものの、国のためを思うと味方につけるのが得策で。

 この世界に来て真っ先に目をつけた種族でもある。

 他国と渡り合うための情報、即ち“天翼種の知識”はどうしても欲しい。

 だがこの世界の人類種に、飛行技術は存在していない。『天空都市(アヴァント・ヘイム)』に乗り込む手段も、連絡を取る手段もない。

 かと言って、空達の『異世界の知識』を公にして、飛びつかせるのもNG。

 

 

「天翼種とコンタクト取れねぇもんかなぁ……」

 

 

 そう悩み呟く空に、「え?」とステフ。

 

 

「天翼種に何か用でしたら、近くに一人いますわよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───なん、だって?」

 

「いるというか、まあ……居座ってる、といいますか」

 

 

 いや、待て待てと叫ぶ空。

 

 

「城内、国中の本をひっくり返したけどそんな情報なかったぞ!?」

 

「でしょうね、エルキアからめぼしい本を根こそぎ奪ったの、まさしく天翼種(かのじょ)ですもの」

 

「……く、詳しく、聞かせてくれ」

 

「えっと……五年前、国内最大の図書館だった『国立エルキア大図書館』に天翼種が一体現れて、図書館ごと全蔵書を巻き上げたん……ですのよ」

 

 

 ……な〜るほど♪

 エルキアに情報が少ないわけだぁ、そら納得だ〜わ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「てめぇら知識を賭け皿に載せるとかいよいよ頭大丈夫か!?人類唯一の武器だぞッ!?」

 

 

 そんな今更すぎる情報に、軽くめまいを覚える。

 知識。即ち“情報”がなければ、他国と渡りあえない。

 それを賭けるなど、戦いで言えば盾と剣を両方投げつけるようなものであり、控えめに言って『アホの所業』である。

 空の悲痛な叫び声に、通行人さえ立ち止まる中、その声を向けられたステフはしどろもどろに。

 

 

「かか、賭けたのはお祖父様ですもの。な、なにかふ、深い考えが……」

 

「『要求した対価』はなんだッ!?」

 

「え、ええとえと、か勝てば『その天翼種が味方になる』だったと聞いてますわ!」

 

 

 なるほど、人類以上の知識を持つ者を取り込もうとした。

 それはまさに空がしようとしていることであり、悪くない条件だ。そこら辺をきちんと理解して先王が行っていたことには少々驚いたが、早かれ遅かれどのみちしていたことだ。

 そう、悪くない。悪いのは───

 

 

「それで負けて知識を奪われてることだよぉぉおッ!?」

 

 

 頭をかきむしって、空がステフを指さし叫ぶ。

 

 

「どうすりゃ知識根こそぎ持ってかれんだ!写本を残すとかしなかったのか!?」

 

「……そ、それは、その……予算の都合で……」

 

「予算!?予算が何の関係───」

 

「……にぃ……エルキア……製紙、技術……と、識字……率」

 

「───え、あ、そ、そっか」

 

 

 意味がわからない空に、白が呟く。

 現代日本にいた身としては信じられないことだが、十五世紀ヨーロッパの識字率は10%を切っていたという。

 エルキアもその程度だとはデータで知っていた。

 その上、紙の大量生産技術もないのでは、写本を作るにも莫大な予算が、ということだろう。

 

 

「……ステフ、後で人類語に翻訳したメモ渡すから、最優先で取りかかれ」

 

「あ、はい……なんのメモですの?」

 

「“大量製紙”と“活版印刷”の設計図だ」

 

「……にぃ……また、チート」

 

「悪いが白、コレはむしろないのがおかしいんだ」

 

 

 半眼でむすっと批難する白を他所に、新たなタスクをケータイに入力して深くため息つく。

 なるほど、あれだけの個人蔵書を持っていたステフは、本当に教育が行き届いている身だったらしい。

 だが、ゲームで全てが決まるこの世界で。

 

 

「読み書きもできないでどうやってゲームする気だよ。人類ヤル気あんの?」

 

「六ヶ国語だか十八ヶ国語出来るソラ達が異常なんですのよ!」

 

「ふざけんな!外国とゲームやるなら六ヶ国語は最低限必修だよッ!ならステフ、せめて二ヶ国語くらいは出来るんだろうな?」

 

「うっ……い、人類語しかできませんわよ!そもそも習ったりしませんわ!」

 

「いやおまえなら独学でいけるだろ」

 

「それなんて信頼ですの!?無茶言わないでくださいな!」

 

 

 ステフなら、ではなくコロンの子孫なら、という意味での言葉だったがさすがに通じなかったらしい。なら多少教えてやる、とでかかった言葉をすんでのところでぐっとこらえた。

 皮肉を言われ遠回しに馬鹿にされてると勘違いしてわめくステフを軽くあしらって、未だ遠くに見える『アヴァント・ヘイム』を眺める。

 はぁ、はぁ、と一通り言いたいことを良い終えた空。

 

 

「ま、まあいい。ステフ」

 

「は、はい?」

 

「たしか文献によると、天翼種が行うゲームは伝統的に一つだけ、だったよな」

 

 

 そう、天翼種に関しては、ゲーム内容は割れていた。

 故に、あくまで確認までに問う空に、ステフが頷く。

 

 

「なら、次のタスク、やっと確定したな」

 

 

 指を滑らせてスケジューラーに入力する。

 これでかねてからの目的はようやく果たせそうだ。

 

 

「善は急げだ、今からいけば夜には戻ってこれるだろ。ステフ、馬車を手配しろ」

 

「え、はい?」

 

「えー『人類種の知識を返して貰う』っと……いや、たぶんこれもいけるか、『天翼種を一人、手に入れる』……こんなもんか」

 

 

 そう言って、ケータイに入力した目標(タスク)を再度確認する空。

 たったさっき、ステフが『勝利不可能』と言った種族を。位階序列六位の()()()()()()を。

 あまりに気楽に手に入れると口にした空の背中を、呆然と眺めるステフ。

 しかしステフは知らない。いや、知る由もない。

 空の入力したタスクには、さらにもう一つ先があったのだ。

 

 

 

 

 

 ───『借りを返させてもらう』。

 

 

 

 

 

 その場に固まって動けずにいるステフをよそに、空は白と手をつないで歩き出した。

 己の過去を清算するために。

 

 

 

 

 




この話書きながらしりとり回の内容考えてたんですが、超健全空間って必要ですか?空ならともかくリクですけど、どうなんでしょう?
というか殺戮天使のことで頭がいっぱいで、そこまで思考が追いついてないという。
感想待ってます!
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