楽しみにしていただいた方、更新が遅れまして大変申し訳ありません!
それではどうぞ!
「おはよう」
「おはようございます」
「体の具合はどう?」
「ええ、全く問題ありませんわ」
「それなら良かった」
「そんな、私のような者に毎日こうしてお声がけしていただけるなんて……」
「ふふ、日課みたいなものね。それに貴方のお腹に新しい命が宿っているんだから気にかけて当然よ」
「本当にありがとうございます」
「気にしないで、それよりももうすぐね」
「はい、ここに来て半年……早いものですわ」
「出産はどうするのかしら?」
「はい、主人と話し合いましてこの地ですることに決めました」
「まあ。それは私にとってとても喜ばしいものだわ」
「そう言ってもらえて光栄です」
「うふふ、そんな大袈裟ね。それでは母国には?」
「この子が産まれて少ししてから帰国しようかと考えています」
「そうなの、その時は寂しくなるわ」
「でもまだ先の話ですから……」
「そうだけど考えちゃうとね。そういえば随分話すのも慣れてきたみたいね?」
「来た当初はとても苦労しましたわ、今では生活にも支障はありませんし」
「そう、なら良かった。私も貴方の国の言葉……日本語よね? 興味があって私も学んでいるの」
「まあ、素敵なことですわ。私に出来ることがございましたらいつでもお手伝いしますので」
「ありがとう、今はご主人は?」
「大聖堂にいるはずですわ。何でも納得できないところがあるとか言って」
「そうなの、ありがたいことだわ。しかし貴女も大変ね、ご主人の仕事とはいえ世界中を転々とするなんて」
「ふふ、もう慣れましたわ。それに主人と一緒だと素晴らしい、新しい発見ばかりですもの、逆に感謝しないと」
「あら、のろけられたかしら。それにしても『世界に足りないものを創る』なんて立派な仕事ね」
「ええ…あの人の口癖ですね。簡単に言ってしまうと大工のお仕事なんですから」
「でも無いからといってその土地に赴いて、学校を建てるなんて中々出来ることじゃないわよ」
「そうですね、本当にあの人の行動力には驚かされるばかりです」
「それに連れ添っている貴女も相当なものよ。私もその行動力を見習わないと。それではそろそろ行こうかしら」
「お忙しいところお引き止めしてしまって申し訳ありません」
「いいのよ、それじゃあ行く前に『もう一つの日課』を…」
「うふふ、いつもの『おまじない』ですね」
「ええ、お腹を撫でさせてね」
「どうぞ、きっとこの子は素晴らしい子に育ちますわ」
「もちろんよ、だってこの私がかけているんだもの。それにさっきの話を聞いたからには出産まで毎日しないと」
「まあ、最大主教ったら」
「……そういう
会話だけで話を進めるって本当に難しいですね。
と言っても文章を書くにあたって、私には難しいことだらけなんですが…
今回もご精読ありがとうございました!