私はもう限界だった、他人に身体中を調べられることが
だから、、私は研究を拒絶するようになった
そんな時、、あの人と出会った
まるで、太陽のような人
あの人は私に幸せなって欲しいと言ってくれた
その言葉は私に力をくれた
あぁ私はそれだけで救われたのだ
ミハエルはある少女と出会った
その少女はまるで今にも壊れそうだったが、研究員達はそれに気づいていなかった。
「今日こそ研究に付き合ってもらうぞ!」
「嫌よ!、もう私はあなた達には協力しないわ!」
桃色の髪をツインテールでまとめた少女は、研究員と争っていた、ミハエルはその少女を助けるべく間に割って入った。
「そこまでにしておけ、これ以上は見過ごせん」
「誰だ君は!、邪魔をするな!」
その研究員はミハエルを知らずに邪魔だと言いはなった
案内をしていた職員がミハエルに謝り、その研究員を怒鳴った
「何をしている!、こちらの方はミハエル・テラー少佐だぞ、君こそ少佐の邪魔をするな!」
「す、すみません、少佐殿と知らずに怒鳴り付けて申し訳ありません」
言い争っていた研究員が頭を下げてきた
「わかったのならさっさと行け!」
そう言うと、争っていた研究員は離れていった、残された少女はただミハエルを見つめていた。
ミハエルは少女に話しかけた
「大丈夫か、怪我などはないか」
「はい」
少女は怯えを見せながら、ミハエルに聞いてきた
「貴方も、私に研究に協力しろと言うの?」
「いや、君が苦痛しかないのなら協力する必要はない、私がそのように取り計らおう」
少女は驚きながらも聞き返してきた、今まで無理やりにも研究に協力させてこられた事から、先程初めて逢った
ばかりのミハエルを信用することが出来なかった
「本当に研究に協力しなくてもいいのですか?」
ミハエルは当たり前だとその少女に言った
「当たり前だ、俺は君のように、皆が苦しまなくていい世の中にしたい」
「それが俺の願いだ」
「嘘じゃ無いですね、だから私は貴方を信じます」
「貴方の言う未来がきたらいいですね」
だからミハエルは少女を助けたのだ、いつか素晴らしい未来を掴んで欲しいと、しかし少女はミハエルの真相心理にある現実と言う真実に気がついてしまった
「だけど、貴方はその様な未来はこないと思っている、何故なら貴方はこの戦争にジオンが負けると思っているから」
ミハエル自身すらも、知らなかった想いを少女は言い当てた、ミハエルにとってジオンがこの戦いに負けるなどあり得ないことだった、しかし肯定する自分が居ることも事実、だからこそミハエルは驚いたのだ。
「驚いたな、これがニュータイプと言うものなのか」
相手すら気付かない想いに気付くその力こそ、ニュータイプの可能性、ニュータイプは争わず誰かを理解できるようになる可能性を持っているのだ。
ミハエルは自己の想いと向き合って、己の真実を知った、だからこそ己の思いが間違いではないと思うのだ。
「君の言うとおりだ、この戦争にジオンは勝てないと思っている自分がいた、だがジオンは勝つ、俺は必ずやジオン勝利を贈ろう」
勝てないから諦めるなどと、誰が納得できると言うのか
誰も納得など出来ないだろう、ならばこの心臓が鼓動を止めるその時まで俺は諦めはしない。
ミハエルは揺るがぬ意志で進んで逝くのだ、例えこの戦争に負けたとしてもジオンに勝利を贈るために。
道は定まった、その道を真っ直ぐに突き進むのみ、ミハエルは己の意志に気づかせてくれた少女に最大限の感謝を伝えるのだ。
「ありがとう、君のお陰で俺は本当の自分と向き合うことができた、だからこそ君の望みは絶対に叶えよう」
ミハエルはせめてもの気持ちとして、少女が苦しまなくていいようにすることしか出来なかった。
名前する知らなかった事に気がついたミハエルは少女に名前を尋ねるのだ。
「俺はミハエル・テラー、君の名を聞いていなかったな、君の名前を教えてくれないか」
少女も互いに名前すらも名乗らずにいたことに気が付いた、少女は上品に名前名乗るのだ。
「名前すら名乗らずに申し訳ありません、私はハマーン、ハマーン・カーンです、以後お見知りおきをミハエル様」
これがミハエルとハマーンのはじめての出会いだった。
ハマーン様万歳!!