ミハエルはコロニーから脱出し、小隊と合流する。
するとミハエルはすぐさま、
「各機、無線封鎖解除、旗艦に帰投する」
ミハエルは簡潔に命令し、離脱を開始した。
作戦はどうなったのかと、メデューサ2は聞いてきた。
「ミハエル隊長!、作戦は、成功ですか?」
メデューサ2は、どの様な任務かもしらず、それでもこの任務に意味はあったと、ジオンにとって必要な作戦だったと信じたかった。
それにミハエルは、部下達の気持ちを組んで答えた。
「任務は成功した、この任務はジオンにとって必要作戦だった、それだけは言える」
重く、部下を労うかのように言った。
「我々の働きでジオンは勝利を掴めるだろ、共にジオンの勝利の為、戦おう!」
いつも、冷たく、重く、言葉には熱量を感じぬミハエルから、ジオンの為に戦おうと、熱く、雄々しい言葉に
胸に熱を灯しながらメデューサ2、3は答えた。
『は!!、共にジオンの為に!!』
然して、メデューサ隊は帰路を急ぐ。
突撃機動軍所属モビルスーツ部隊《ゴルゴーン》所属 旗艦ムサイ
ミハエルは帰投してすぐさま隊長に呼ばれていた。
「隊長失礼します、任務報告に来ました」
ミハエルは、到着を告げると入室を許可され中に入ると、ミハエルは作戦の報告をした。
「睡眠ガスを散布し、コロニー内部の鎮圧を成功しました」
ミハエルは簡潔に述べ、必要がないことは報告しなかった。
それを聞いた、隊長は労いと感謝を述べた。
「テラー少尉、、、ご苦労だった、感謝する」
ミハエルの意思に敬意を示し、敬礼で答えた。
ミハエルも敬礼で答え、退室した。
宇宙世紀0079年1月4日、サイド2の第8番コロニー「アイランド・イフィッシュ」に核パルスエンジンを装着し、地球に落下させる軌道に移動させた。
落下目標は地球連邦軍総司令部ジャブロー。
南アメリカ大陸のジャブローに地球連邦軍は、
天然の地下空洞を利用した大要塞を作り上げて、そこに総司令部を置いていた。
此を陥落させるには、長期戦を覚悟しないといけないと
判断したジオン公国は、コロニーを一個の弾頭としてジャブローに落下させると言う、一大作戦ブリティッシュ作戦開始した。
コロニーのジャブロー落下を阻止せんと、地球連邦軍の激しい抵抗でコロニーはアラビア半島上空で崩壊し、
ジャブロー落下だけは阻止した。
しかし、コロニーの残骸が地球に相次いで落下。
コロニーは大きく3つに崩壊したコロニーの内、ベイ部分はオーストラリアのシドニーに落下、他の部分はバイカル湖、北米大陸に落下した。
此によって、オーストラリア大陸は16%が消滅、特に落下地点のシドニーはほぼ跡形なく消滅、シドニー湾と呼ばれる直径500kmのクレーターができ、崩壊時に発生した無数の破片は、地球全土に降り注いだ。
二次被害として津波や異常気象を引き起こし、地球に長い間多大な、悪影響を及ぼした。
ブリティッシュ作戦失敗を受けたジオンは、ジャブローに再びコロニーを落下をさせること目論んだ。
今まで進攻していなかった、サイド5ルウムに侵攻を決定した。
その情報を掴んだ地球連邦軍は、1月15日に出撃可能な艦艇をかき集め、ジオン軍に総力戦を挑んだ。
今まさに戦闘が始まろうとしているこのルウム戦域に、
ミハエル・テラーの姿もあった。