上里愛梨は生贄である   作:りりなの

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わーい、調子に乗ってこっちの話も投稿じゃい


勇者様との会合

「初めまして上里愛梨です、こうして勇者様に会える日を嬉しく思います」

 

 そう言って挨拶をしたのですが驚かれてしまったのですが私はなにかしたのでしょうか?

 

「えっ、上里ってあの上里よね!」

 

 三好様は声を上げながら苗字を呼んでくださいました。

 

「はい、三好様が知っている上里であっていますよ」

 

 私は微笑みながらそう言った。

 

 そう言ったら三好様は慌てだした。

 

「上里様、私なんかに様なんていりません!」

 

 そう言った三好様の発言に他の勇者様は驚いていた。

 

「夏凜が敬語使っているわよ」

 

 そう声を出したのは犬吠埼風様でしょうか。

 

「あんた達ねここに居るかたは大赦の中のトップの上里家の巫女様よ!」

 

「巫女?」

 

 桜色の髪をした彼女、結城様は何と言った顔をしている。

 

「なっ、知らないのあんた達! これだから」

 

「巫女と言うのは神樹様のお声を聞いたりするんですが今ではバーテックスの襲来などをお知らせするようなことをしています」

 

 私が静かにそう言うと結城様は私の手を握られた。

 

「凄いんだね愛梨ちゃん」

 

 その言葉の響きに私は心が震えた。

 

「もう一度、名前で呼んでもらっていいですか?」

 

 彼女は良いよと笑顔で言ってくれた。

 

「愛梨ちゃん」

 

 これが仲のいい同級生が友達を呼ぶ時の感触でしょうか。

 

「はぁ~幸せ」

 

 私のつぶやきに数名呆れた顔をしたり驚いた顔をしている。

 

「あんたね、なに上里様を名前で呼んでるのよ」

 

 そう言って夏凛様はまた怒り出した。

 

「でも、愛梨ちゃんは名前で呼んでって言ったから」

 

 また私の名前が呼ばれた。

 

 はっ、いけない。

 

「少し取り乱してしまいました、あの私の事は名前でお願いします。大赦の物がここに居る噂が広がってしまっては皆様に迷惑をかけてしまうので」

 

 私はそう言っていつもの笑顔でそう言った。

 

「そうなのね、自己紹介が遅れたけど私は犬吠埼風この勇者部の部長よ」

 

 そう言い手を出されたので握手をしながら私は言った。

 

「自己紹介は大丈夫です、皆様の顔と名前は来る前に覚えましたので」

 

「じゃ、歓迎するはようこそ勇者部へ」

 

「すいません、私は入部することはできません」

 

 私はそう言って頭を下げると部屋の温度が下がってきた感覚がした。

 

「えっ、今のは入部する前提で来たんじゃ」

 

 風様は慌てている。

 

「私は勇者様の学生生活をサポートするだけで部活までは含まれていないんです」

 

「えっ、愛梨ちゃん入部しないの」

 

 友奈様が悲しい表情を。

 

「すいません、私の行動範囲はこの校舎と家だけなので外での行動ができないんです」

 

 それではと私はそう言って学園生活の一日目を終えた。

 

 東郷様だけは私を恐ろしい目で見ていたのはなんだったのでしょうか?

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