まあ、妄想小説なんで当たり前ですよね?
林間学校。それは生徒たちが勉強でのつらい時間を忘れ、思う存分はしゃぎ回れる最高のイベントである。航生たちがあの日入学してきたが、その日の男子はうるさかった。
確かに霊夢の服装は普通に考えれば刺激的だろう。その日の二人はとても疲れていた。さて時は今に戻り、俺、一条楽はバスに乗り込んだ。そう乗り込むまではよかった。しかし、問題はここからだった。バスに乗り込み座ったのだが小野寺と千棘に挟まれ、さらにそのさらに奥から宮本と鶫に押されて正直きつい。同じバスの一つ手前には航生と霊夢が座っている。そいつらを含めた全員が俺たちを見てくるので違和感ありまくり。カーブを曲がるときは宮本が押してくるし、そのたびに男子からみられるしで落ち着いていられなかった。約一時間半ほどして俺たちはその泊まる部屋に就いた。その部屋には6人ずつで止まる予定だったのだが、部屋数が足りず予約の期限が切れてしまったため、今回は8人で泊まることになった。少し前仲良くなったばっかなのによくここまで仲良くなったなと思ってしまうほどだった。みんなで部屋に入り、荷物をそれぞれ置いた後・・・。
「時間もあるし、トランプやらね?最下位の奴には罰ゲーム付きで」
「どんな罰ゲームにするの?」
「今日の女子のp」グシャ!
「何色のp」ドカッ!
「どんなb」バキッ!
「は・・・初恋のエピソードとか・・・」
「うーん・・・それならいいか・・」
「「「えええええええええええええええ!?」」」
そして結局その罰ゲームでそれが嫌な奴は今好きなやつの話ということになった。
_________そして時は経ち・・・。
「ふう。何とか助かったな・・・」
現在残っているのは俺と千棘のみであった。最後の1枚を取ろうとしたとき・・。
「コラーーーーーーー!集合時間過ぎてんだ!早く集合!」
「は、はいいいい!」
「よかったな千棘。」
そして俺は手に持っていたカードを床に放り投げ集合場所へ向かった。
__________________
今日はなんか晩御飯は自分たちで作るらしく、いろいろ調味料や食材といったものが渡された。この仕事も班ごとで行うことになった。ちなみに一番おいしいものを作ったグループには次の日やらなければいけない仕事を先生たちがすべてやるという商品が出された。そしてみんなで晩御飯づくりが始まった。何を作ろうという話になった。渡された食材の内容で思いつく料理はカレーだった。しかし、この材料でカレーを作るのは鈍策だったのでみんなで悩んだ結果俺が担当することになった。
「おいおいさすがに俺だけじゃ無理だって楽も手伝ってくれるよな?」
「ああ、さすがに手伝わないときついだろ・・・」
そして結局俺たち二人で作ることになった。霊夢は「私は食べる専門」とか言っているし、宮本さんは日ごろの行いとかいうし、途中で楽さんが疲れて座り込むという事態に陥った。結果残ったのは俺だけ。そのあとは俺だけで料理を進めていった。
______二時間経過
「や、やっとできたあああああああああ!」
「お疲れ様」
途中から俺一人でやっていただけでなく手際の良さにもみんなに驚かれてしまった。俺が作ったのはとんかつ定食。味噌や豚肉まであったからこそ作れた一品だ。(当たり前だが人数分ある)それを先生に持って行ったところ大絶賛。そこにいた先生全員を食リポさせることができた。
「ごちそうさまー!おいしかった!」
「それはそれはよかったです」
どうやら皆さんご満悦のようです。食った後は暇だったんでトランプをした。昼間は途中で終わってしまったので最初からやり直した。そした結果・・・。
「な、なぜなんだ・・・」
「残ったのは俺と楽、集の男子だけだった。そして時は進み俺は何とか抜けることができた。そしてそしてさらに時間は進み、結果集がジョーカーを残して負けた。
「仕方ない。俺が言い出したんだから責任はとるぞ。といってもみんなだいたい想像つくでしょ?」
「ああ、きょーこちゃんか」
「そうだよ。」
なんて会話をしているうちにどんどん時間は進んでいき、あっという間に八時。風呂に入る時間になった。楽と一緒にふろに入ろうと思ったのだが後から行くことにした。しかし、なぜか電話がかかってきたそうで楽は電話に出に行った。楽が猛スピードで温泉に向かい俺もそのあとについていった。男子風呂に入ったはずなのに楽がいない。サウナにいるんだと思い全く気にしなかった。
風呂から出た後、楽が千棘に顔を真っ赤にして問い詰められていたのはまあ同じ話。
_________________
風呂から出た後俺は自室のベランダに座って空を眺めていた。より正確には自室のテーブルを窓側に寄せお茶を飲んでいた。するとちょうど一杯目のお茶を飲み終わったところで霊夢が風呂から出て戻ってきた。
「こんなとこにいたのねみんな下で遊んでるのに・・・」
「ああ、霊夢か?お前こそ一緒に遊んで来ればよかったのに・・・」
「あんたを呼びに来たのよ」
「それはどうも」
月がきれいだな・・・。ついつい見とれてしまう。夜にベランダの花が月の光で輝き、鳥が夜空を飛び、風の音が耳を通る。花鳥風月である。とても美しいものだから見とれてしまった。そして、いつの間にか霊夢も隣に座って月を見ていた。お茶を飲みながら月を見るとやはり落ち着く。
「航生・・・。今回はありがとね・・・」
「なんだよ急に改まって・・・」
「あなたは全く関係ないのに私たちが連れてきて、しかもこの前なんて疲労で倒してしまった。ごめんなさい・・・。」
「何も気にすることはないよ自分の意志でついてきたんだから」
「ありがとう・・・」
しばらくしんみりした会話を続け、お茶を入れてもらおうと霊夢に頼もうとした。
「霊夢。ちょっとお茶を・・・・」
「zzz」
(寝てるーーーー!?そんな眠かったのか!?まあ確かにいつもより遅いから当然だろうな・・・)
「後で布団に運んどくか・・・。」
俺は寝ている霊夢をとりあえず壁によらせていった。
「おやすみ・・・。霊夢。」
次話はちょっとだけいつもより長くなると思います。