「な、何か変な話してる?」
((自覚なしかよ!!))
「ま、まぁ確かに腹が減っては戦はできないよな。」
(おい魔理沙)
(なんだ?)
(ここの霊夢はいつもこんな感じなのか?)
(そうだぜ)
「あいつらの調査は明日から始めましょう。もう少しで日が暮れるわ。」
((あ、案外ちゃんと考えてる))
「そうだな。今日はもう日も暮れるから明日から始めようか。」
「それじゃあご飯の支度をしないとね。」
「食材何があるの?」
「ご飯なり、魚なり、野菜なり色々あるわよ。」
「肉はないのか?」
魔理沙は肉好きなのか、真剣なまなざしを霊夢に向けている。
「あるわよ。でも作るのめんどくさいわ。」
「じゃあ俺が作るか。」
俺が立ち上がると二人は「「え?」」という言葉をそのまま顔に張り付けたようにこちらを向いている。
「霊夢台所借りるぜー。」
そういって立ちあがり台所に向かう。しかし問題が発生した。
(俺、IHヒーター以外使ったことねぇよ・・・)
「まあいっか。さてフライパンはと・・・」
そう呟きながら俺は台所をあさる。
仕事をしない巫女の割にはちゃんと片付いていることに感心する。
(やっぱり・・あいつらについて考えるか・・・)
________________________________________
「そういや、霊夢。」
そういって私は霊夢に話しかける。しかし霊夢は頭をうずめて話を聞こうとしていない。
「おい!霊夢!」
思わず声を上げてしまう。
「何?魔理沙」
「航生のことだけどさ。あいつのさっきのあれについてどう思う?」
さっきのあれというのは、航生が使ったあの『能力』の事だ。
あれは普通の人間には到底できないものだった。私や霊夢のように能力を身に着けたり
する者はいるが、航生はそんなことはしてこなかっただろうし・・・。
「そのことだけどね。あれは多分、こっちに来てから身についたものだと思うわ。」
「どういうことだよ?」
「あのね、幻想郷に来る人間はなぜか知らないけど能力を身に着ける人が多いの。多分航生もその分類に入ると思うわ。」
「だよな~。そういやよ、霊夢。話をころころ変えるようで悪いけどさ。」
「何?」
「お前なんで顔赤いんだ?」
「え!?わたし顔赤い!?」
「ああ、まるで愛する人のこと考えてるかのようだぜwww」
「ぶち殺すわよあんた・・・」
「怖いこと言うなぁ。ははは。」
(やっべぇー殺されるとこだったぜ)
________________________________________
何やら今でがやがや騒ぐ声が聞こえる。何してるんだ、と思いつつも
料理を終わらせ居間に運ぶ。
「できたぞー。材料の種類が少ないから豪華なもんは作れなかったけど・・・。」
そういって俺は居間に作った料理を運ぶ。
「今日はカレーにしたぜ。まぁそんな量はないけど・・・。」
「いやいや、十分だぜ。」
そういって、俺たち三人は夕食を食べ始めた。魔理沙はスプーンでカレーは飲み物と言わんばかりに掻き込んでいく。
「美味いぜコレ!」
「そうですか。それはよかったでござる。」
そういってカレーを食べ終わると、三人一緒に霊夢の入れたお茶をすすりながら会話を再開した。